ロッテ(★4対12☆)日本ハム =リーグ戦8回戦(2020.08.12)・ZOZOマリンスタジアム=
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日本ハム
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ロッテ
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勝利投手:玉井 大翔(4勝1敗1S)
敗戦投手:小島 和哉(3勝4敗0S)

本塁打
【日本ハム】中田 翔(14号・1回表2ラン),中田 翔(15号・7回表3ラン),渡邉 諒(4号・9回表3ラン)
【ロッテ】井上 晴哉(11号・7回裏3ラン)

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◆日本ハムは初回、中田の2ランで幸先良く先制する。続く2回表に宇佐見の適時打などで2点を加えると、その後も中田の3ランが飛び出すなど、終わってみれば12安打で12得点を挙げた。投げては、3番手・玉井が今季4勝目。敗れたロッテは、投手陣が崩壊した。

◆日本ハム加藤貴之投手が「暑さ耐性」を身に付けて12日ロッテ戦(ZOZOマリン)に臨む。 7月19日に出場選手登録を抹消され、約3週間ぶりに昇格し先発。2軍の千葉・鎌ケ谷では長袖のパーカでランニングするなど、事前に暑さに慣れてきた。「しっかり自分のやることをやって、あとは全力で頑張りたいと思います」と気を引き締めた。

◆ロッテのレオニス・マーティン外野手(32)は7日オリックス戦から4試合続けて本塁打をマーク。 ロッテで5試合連続本塁打を打つと、62年柳田、74年アルトマン(6試合)05年李承■(■は火ヘンに華)に次いで15年ぶり4人目になる。

◆日本ハム中田翔内野手(31)が、4試合連続打点となる先制14号2ランを放った。 1回2死一塁で、ロッテ先発小島の5球目、カウント3-1から内角低めのカットボール131キロを左翼席中段に運んだ。 「バッター有利のカウントで、しっかり1球で捉えることができた。打った感触も完璧で、久しぶりに登板する加藤に先制点をプレゼントすることができて良かった」と納得の1発になった。 8日西武戦から4試合連続打点をマーク。約3週間ぶりの1軍登板となった先発加藤を援護した。

◆日本ハム石井一成内野手(26)が、今季2打点目となる中犠飛で追加点を挙げた。 2点リードの2回無死一、三塁で宇佐見の中前適時打で追加点。なお無死一、三塁で、石井が中犠飛を放った。 「追加点がほしい場面だったので、最低限の仕事はできたと思います。前のバッターが連打でチャンスを広げてくれたので、しっかりとつなぐことができたので良かったです」 打点は6日西武戦以来。序盤から活発な打線の勢いに乗って、仕事を果たした。

◆日本ハム石井一成内野手(26)が、今季2打点目となる中犠飛で追加点を挙げた。 2点リードの2回無死一、三塁で宇佐見真吾捕手の中前適時打で追加点。宇佐見は「チャンスで打席が回ってきたので、集中していました。何とか追加点を取りたかったので、1本打てて良かったです」とコメント。なお無死一、三塁で、石井が中犠飛を放った。 石井は「追加点がほしい場面だったので、最低限の仕事はできたと思います。前のバッターが連打でチャンスを広げてくれたので、しっかりとつなぐことができたので良かったです」。 打点は6日西武戦以来。序盤から活発な打線の勢いに乗って、仕事を果たした。

◆日本ハムは初回、中田の14号2ランで先制。2回には宇佐見の適時打、石井一の犠飛で2点を追加し、主導権を握った。 日本ハム先発の加藤に苦しんだロッテは5回、2番手の井口から安田の適時打で1点をかえした。3点差で終盤に入った。 日本ハムは7回、中田の15号3ランでロッテを突き放し、そのまま逃げ切った。ロッテの連勝は4でストップした。 日本ハム玉井が4勝目、ロッテ小島が4敗目。

◆"北の鉄腕"日本ハム宮西尚生投手(35)が12日、ロッテ8回戦(ZOZOマリン)で、またもや金字塔を打ち立てた。4-7の8回、6番手でマウンドへ。味方の好守備にも助けられ、1イニングを無安打無失点。今季13ホールド目、自身が持つ日本最多記録は節目の通算350ホールドに到達した。それでも、最強セットアッパーの目標は、道半ば。まだまだ、前人未到の道を行く。蒸し暑い敵地のマウンドに、背番号25が仁王立ちした。終盤、ロッテの猛反撃にあって3点差。8回。6番手で登場した日本ハム宮西は、先頭にこそ四球を許したが、後続を右飛と二ゴロ併殺に打ち取り、無安打無失点で淡々と仕事をこなした。吹き出す汗を拭いながら「この球場は苦手」と苦笑い。前人未到の350ホールド到達も、1試合2発を放った同期入団の中田に主役の座を譲り「リリーフは裏方に徹する!表舞台に立つのは、先発とか野手でいい」と、誇らしげに笑った。 140キロ台の直球とスライダー。たった2つの球種で、プロの世界を生きてきた。前カードの西武戦(札幌ドーム)では、初対戦のスパンジェンバーグに直球を左前打されたが、翌日以降は2打席ともスライダー一辺倒で空振り三振に斬った。「目先の抑えることより、勝負どころでの1球に懸ける配球を人一倍考えている」。先発なら1試合を通して考えるところ、セットアッパーは1人の打者と1打席勝負。臨機応援に、先を見据えて種をまく。攻め方、投球間隔など、深く考えるようになったのは、増井(オリックス)谷元(中日)の先輩救援2人が抜けた18年からだ。 さらに「逆球は配球の1つとして考える」と言うから驚く。狙った位置の対角線へボールが行く強みを理解し、打者や試合展開を踏まえて「抜けのはナシ、引っかけるのはアリと、使い分けはちゃんとしている」。やんちゃな見た目とは裏腹に、計算高い。 野望がある。「ホールドはプロ野球の記録としては時代が浅い。『昔の人だったら、それくらい取っていた』と言われるんやったら、500H取ればいい」。"北の鉄腕"が目指すのは、未来を切り開く選手たちの、確かな道しるべになることだ。【中島宙恵】

◆ロッテ連勝は4でストップした。先発の左腕小島が2回までに4失点。初回は直球、2回は変化球を狙われた。5登板連続で小島-柿沼のバッテリーだったが、5回からは田村がマスクをかぶり、テンポ良くアウトを重ねた。井口監督は「田村との相性も見たかった。(相性が)良いのが分かりました」と、右方向への2安打も含め、田村の状態の良さを評価した。

◆日本ハム渡辺諒内野手が4号3ランで勝負を決定付けた。5点リードの9回1死二、三塁で右翼席へ1発。前夜は2度のバント失敗のミスがあったが、この日は3安打3打点と持ち味の打撃力を発揮した。 「真っすぐにタイミングを合わせて、しっかりと捉えることができてよかったです。明日以降もこの流れをキープできるように頑張りたいです」と力を込めた。

◆打撃部門のリーグ2冠に躍り出た。日本ハム中田翔内野手(31)が、ロッテ8回戦で2本塁打を含む3安打6打点の大暴れだ。 1回の先制14号2ランに続き、7回に15号3ラン、9回には適時打を放ち、今季最多タイ12得点の打線をけん引した。 まずは1回2死一塁から、左腕小島の内寄り131キロカットボールをとらえ、左翼スタンド上段へと運ぶ先制の14号2ラン。7回には3ラン、9回には適時打と6打点。15本塁打と51打点でリーグ単独トップに立った。「本当に本塁打2本より打点の方がうれしい。ランナーをかえすことができたのでね、打点が1番うれしいですね」と納得顔で話した。 先輩投手の節目となる大記録に花を添えた。この日8回に中継ぎ登板した宮西が、通算350ホールドを達成した。試合後のヒーローインタビューでは「宮西さんとは(08年の)同期入団でずっと背中を見てきている。本当に素晴らしい記録だと思うし、頼りになる投手なので本当にすごいなと思う」と感慨深い様子だった。 自身も4試合連続打点をマークするなど4番の仕事を続けている。タイトル争いの主役だが「まだまだシーズンが残っているので、そういうことは気にせずにどんどんチームに貢献できるような打撃を心掛けて頑張っていきたい。また明日からもファンのみなさんとともに力をあわせていい試合ができるように」と口にした。勝負はここからだ。

◆日本ハム加藤貴之投手が約3週間ぶりの1軍マウンドで、何とか試合を作った。1回をのぞき毎回走者を背負ったが、要所で踏ん張り4回2安打無失点。4四球で「流れを悪くしてしまいました」と反省。「走者を出しながらの投球でしたが、無失点で乗り切れたことはよかった。次回登板に向けて、もっとリズム良く、守っている時間を短くできるようにしたいです」と話していた。

◆日本ハム・栗山英樹監督(59)が12日、ロッテ8回戦(ZOZOマリン)の試合前、12日に出場選手登録されて先発する加藤貴之投手(28)について「この前(イースタン・リーグで)100球投げているから。行けるところまで行くよ」と長いイニングの投球と好投に期待を寄せた。  加藤は昨季、新戦術のショートスターターとして積極的に起用された。今季は試合前の時点で、5試合登板のうち4試合に先発。最長イニングは4回0/3だった。だが、7月19日の出場選手登録抹消後、8月4日のイースタン・リーグのヤクルト戦(鎌ケ谷)に先発し、6回を投げて勝利投手になった。今季は0勝1敗。貴重な左腕のシーズン初勝利に期待が集まる。

◆日本ハム・中田翔内野手(31)が12日、ロッテ8回戦(ZOZOマリン)でリーグトップタイの14号本塁打を放った。一回2死一塁で先発の小島から左越えに先制2ラン。8試合ぶりの一発で楽天・浅村、ロメロ、西武・山川、ソフトバンク・柳田に並んだ。

◆日本ハム・中田翔内野手(31)が12日、ロッテ8回戦(ZOZOマリン)で1試合2本塁打を放ち、単独トップに踊り出た。一回2死一塁で先発の小島から左越え先制2ラン。8試合ぶりの一発で楽天・浅村、ロメロ、西武・山川、ソフトバンク・柳田に並ぶと、七回2死一、二塁では、2番手・南から右越えに3ランをたたき出した。

◆日本ハムが快勝した。一回に中田の2ランで先制。二回に宇佐見の適時打と石井の犠飛で2点を加え、七回には中田の15号3ランで突き放した。小刻みな継投で相手に主導権を渡さなかった。ロッテの連勝は4で止まった。

◆日本ハム・宮西尚生投手(35)が12日、ロッテ8回戦(ZOZOマリン)で7-4の八回から6番手で途中登板し、1回を無安打無失点に抑えた。日本ハムは12-4で勝利。宮西は今季13ホールドをマークして、自身のプロ野球記録を更新する通算350ホールドを達成した。  宮西は市尼崎、関学大を経て2008年大学・社会人3巡目で日本ハムに入団。1年目から昨季まで12年連続50試合以上登板を果たし、プロ13年目の今季は7月29日のオリックス8回戦(札幌)で、プロ野球17人目の通算700試合登板を達成した。

◆ロッテは連勝が4で止まった。先発の小島が二回までに4点を失い、1-4の七回2死一、二塁で代わった2番手の南が中田に3ランを献上。3番手の成田も打ち込まれた。井口監督は12失点の敗戦に「自分たちで結果を出して、はい上がっていかないといけない」と厳しい口調だった。  連勝中は全て先発投手に白星が付いていたが、小島が続くことはできなかった。6回2/3を投げて7安打6失点で、4敗目を喫した2年目のサウスポーは「立ち上がりに点を取られてしまい、流れを悪くしてしまって申し訳ない」と肩を落とした。

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<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
26191 0.578
(↑0.01)
-
(-)
74205
(+6)
173
(-)
50
(-)
29
(+1)
0.246
(↑0.003)
3.500
(↑0.08)
1
(-)
楽天
26191 0.578
(↑0.01)
0
(-)
74254
(+6)
192
(+2)
50
(+1)
34
(-)
0.273
(-)
3.970
(↑0.05)
3
(-)
ロッテ
24211 0.533
(↓0.012)
2
(↓1)
74196
(+4)
207
(+12)
41
(+1)
37
(-)
0.244
(-)
4.380
(↓0.18)
4
(-)
日本ハム
23212 0.523
(↑0.011)
2.5
(-)
74189
(+12)
194
(+4)
40
(+3)
24
(-)
0.239
(↑0.002
3.880
(-)
5
(-)
西武
18251 0.419
(↓0.01)
7
(↓1)
76184
(+2)
211
(+6)
45
(+2)
25
(-)
0.238
(-)
4.630
(↓0.01)
6
(-)
ORIX
15274 0.357
(↓0.009)
9.5
(↓1)
74167
(-)
218
(+6)
33
(-)
36
(-)
0.243
(↓0.001)
4.480
(↓0.05)