オリックス(☆3対1★)ロッテ =リーグ戦9回戦(2020.08.06)・京セラドーム大阪=
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ロッテ
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ORIX
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勝利投手:山﨑 福也(2勝1敗0S)
(セーブ:ディクソン(0勝1敗6S))
敗戦投手:岩下 大輝(3勝3敗0S)
  DAZN
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◆オリックスは3回裏、吉田正の内野ゴロの間に1点を挙げ、先制に成功する。そのまま迎えた5回には、伏見の適時打に相手失策が絡み2点を加点した。投げては、先発・山崎福が6回無失点で今季2勝目。敗れたロッテは、先発・岩下が好投を見せるも、打線が振るわなかった。

◆オリックス吉田正尚外野手(27)が、今季初めて2番で起用された。 今季はここまで主に3番で起用されてきたが、ここ7試合連続で先制点を取れていないため、首脳陣が打線にメスを入れた。 この日は3番に伏見、4番ジョーンズ、5番T-岡田を起用した。

◆オリックスは3回、先頭の福田が三塁打を放ち、今季初めて2番起用された吉田正の二ゴロで8試合ぶりに先制した。 オリックスは5回、3番伏見の右前適時打などで2点を追加。ロッテはオリックス山崎福の前に6回まで無得点。 オリックスは今季ロッテ戦9試合目にして初勝利。山崎福が2勝目、ディクソンが6セーブ目。ロッテは打線が振るわなかった。岩下が3敗目。

◆ロッテが、大勝の翌日は、オリックス山崎福の緩急に6回無失点に封じられた。 9番に下がった福田秀は直近5試合中、4試合で第1打席に空振り三振。井口監督も「ボール球を振って、打てる球をしっかり捉えられていない」と打率1割5分を切る現状に奮起を促す。右足負傷の荻野の1軍再合流は、来週以降の見込み。指揮官も「何とか考えていかないと」と波に乗れない現状を受け止めていた。

◆オリックスがロッテ戦今季9試合目で初勝利を飾った。同カードは開幕から引き分けを挟んで7連敗を喫していただけに流れをつかむため、打線を組み替えて臨んだ。 主砲の吉田正を今季初の2番で起用し、3番にはポイントゲッターの伏見を置いた。西村采配が的中したのは1点リードの5回だった。2死二塁から、2番吉田正が申告敬遠で勝負を避けられると、伏見は燃えた。「試合前から分かっていたこと。(打順が)正尚の次で、歩かせて僕で勝負というのは頭にあった。何とか打ってやろうと、それだけでした」。ロッテ岩下の6球目148キロ直球をライト前にはじき返した。「打った瞬間に(外野に)落ちると思ったので『よっしゃー! 』と」と貴重な追加点を喜んだ。 心の準備はできていた。「(吉田正は)塁に出るのが1番多いバッター。点を取っていくというチームの考えが分かったし、そこで僕が期待してもらっていると意気に感じて」。守備でも、カーブを有効に使った配球で先発山崎福を今季2勝目に導いた。 西村監督は「今日の勝ちを良い方向にもって行かないといけない」とうなずいた。ここから仕切り直しだ。【真柴健】

◆オリックス山崎福也投手がカーブを有効に使った投球で今季2勝目をマークした。 「変化球はいつも良い感じ。低めを意識して投げることができました」。6回を3安打無失点で救援陣にバトンを託した。西村監督も「素晴らしい投球でしたね。ナイスピッチング」と緩急をつけた投球を評価した。

◆オリックスがロッテに今季9戦目で初勝利を挙げた。三回に吉田正の二ゴロの間に先制。五回には伏見の適時打に失策が絡んで2点を加えた。山崎福が6回3安打無失点で2勝目。ロッテは打線が振るわず、勝率5割に逆戻りした。

◆オリックスがロッテから今季9試合目でようやく初勝利を挙げた。2010年にロッテを率いて日本一になっている西村監督は「ちょっと遅かった。まさかここまで連敗するとは思っていなかった」と苦笑いした。  6月下旬の開幕2カード目の対戦では、敵地で6連戦6連敗を喫した。西村監督は「ここから変わっていかないと。今日の勝利で何とか流れもいい方向に持っていかないといけない」と気持ちを新たにした。

◆ロッテは拙守で試合の流れを手放した。0-1の五回2死一、二塁で伏見の右前打を処理したマーティンが無人の一塁に返球して一塁走者まで生還させ、井口監督は「無駄な1点だった。あれでは、チームが乗っていけない」と厳しい表情だった。  三回には、右中間への打球に対して中堅手の福田秀の追い方が悪く三塁打として次打者の二ゴロで先制点を献上した。右太ももを痛めている荻野の復帰が遅れており、外野守備が目下の課題。井口監督は「引き締めて、また頑張りたい」と話した。(京セラ)

◆負の記録をようやく止めた。先発したオリックス・山崎福が、6回を3安打無失点で今季2勝目。開幕から続いていた対ロッテの連敗を「7」で止めた。  「(伏見)寅威さんのリードが良かったので、2勝目ができました。ありがとうございます」  バッテリーを組んだ伏見に感謝した。2人でつかんだ勝利だった。一回に1死一、三塁のピンチをしのぐと、カーブを効果的に織り交ぜ、テンポ良く打ち取った。野手陣も左腕を援護。1-0の五回2死一、二塁から伏見が右前適時打を放ち、相手の適時失策も絡んで2点を加えた。  敗れて、開幕から引き分けを挟んで8連敗となっていれば、阪急時代も含め球団ワーストとなった一戦。悪い流れを断ち切り、西村監督も「ここから変わっていかないと」と反撃を誓った。 (西垣戸理大)

DAZN

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
23171 0.575
(↑0.011)
-
(-)
79180
(+3)
155
(+1)
43
(-)
21
(-)
0.246
(↑0.001)
3.610
(↑0.09)
2
(1↓)
楽天
22181 0.550
(↓0.014)
1
(↓1)
79230
(+1)
174
(+3)
45
(-)
30
(-)
0.274
(↓0.001)
4.020
(↑0.03)
3
(-)
ロッテ
20201 0.500
(↓0.013)
3
(↓1)
79170
(+1)
188
(+3)
35
(-)
36
(+1)
0.241
(↓0.002)
4.450
(↑0.05)
4
(1↑)
日本ハム
19202 0.487
(↑0.013)
3.5
(-)
79164
(+5)
178
(+3)
35
(-)
22
(+1)
0.236
(↑0.003)
3.950
(↑0.03)
5
(1↓)
西武
18201 0.474
(↓0.012)
4
(↓1)
81168
(+3)
186
(+5)
38
(+1)
23
(+1)
0.241
(-)
4.620
(↓0.03)
6
(-)
ORIX
15224 0.405
(↑0.016)
6.5
(-)
79154
(+3)
185
(+1)
31
(-)
35
(+1)
0.244
(↑0.001
4.210
(↑0.11)