DeNA(☆3対0★)中日 =リーグ戦9回戦(2020.08.06)・横浜スタジアム=
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中日
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DeNA
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勝利投手:大貫 晋一(4勝2敗0S)
(セーブ:三嶋 一輝(0勝1敗4S))
敗戦投手:松葉 貴大(2勝2敗0S)

本塁打
【DeNA】中井 大介(1号・2回裏ソロ),神里 和毅(1号・3回裏ソロ)

  DAZN
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◆DeNAが3連勝。DeNAは2回裏、中井のソロで先制に成功する。その後は3回に神里のソロで追加点を挙げると、5回には神里が適時打を放ち、リードを広げた。投げては、先発・大貫が7回無失点で今季4勝目。敗れた中日は、打線が散発の4安打で無得点と振るわなかった。

◆DeNA先発の大貫晋一投手(26)、中日先発の松葉貴大投手(29)は、ともに走者を置いた場面で被打率1割台。特に得点圏に走者を置いた場面では大貫が被打率1割5厘、松葉も被打率6分7厘と粘り強い投球を見せている。

◆中日根尾昂内野手(20)が3試合連続でスタメン出場した。 前日5日と同じ「8番左翼」。2試合6打数無安打だが、プロ入り初安打が期待される。中日先発は今季2試合で連敗を止めている左腕松葉がマウンドに上がる。

◆DeNA神里和毅外野手が完全復活の1号ソロを放った。1点リードの3回無死、カウント2-2からの6球目。 内角高めのスライダーを右翼席中段まで運んだ。「すごくうれしい。体が反応してくれました。追い込まれても、追いかけ過ぎないよう意識していました」と納得の一打を振り返った。5回無死二塁では右前適時打。3試合連続のスタメン起用に応えた。

◆DeNAは2回、中井の1号ソロで先制。3回には神里の1号ソロで追加点。先発大貫は3回まで1安打無失点。 DeNAは5回、神里の右前適時打で追加点を挙げた。中日は先発松葉が5回途中3失点で降板。打線も6回まで3安打と沈黙。 DeNAは先発大貫が7回無失点の好投で4勝目を挙げた。石田、三嶋とつないで無失点勝ち。中日は3連敗で今季最多の借金9。 DeNA大貫が4勝目、中日松葉が3敗目。DeNA三嶋は4セーブ目。

◆中日が横浜スタジアムで6連敗を喫した。連勝で敵地に乗り込んだが、3試合で13安打2得点。この日も今季6度目の0封負けで借金は最多の9に膨らんだ。 与田監督は「1つのきっかけで変われると、一生懸命取り組んでいる。それを信じて戦っていきたい」と7日からのホームゲームでの連敗ストップを期待。3試合連続でスタメン起用の根尾も不発で起爆剤にならなかった。

◆DeNA大貫晋一投手が「ハマの豆苗」を襲名した。7回4安打無失点の好投で、自身4連勝の4勝目。「あだ名がないよりあったほうがいい。前々回の登板で(味方)ベンチから『豆苗』って聞こえてきた。たぶん細いからだと思います」と、まださほど浸透していないニックネームをアピールした。 今季初登板の7月2日阪神戦は4回、同10日巨人戦は1回で降板。中3日で登板した同14日の中日戦から連勝が始まった2年目右腕がすくすく茎を伸ばしている。 身長181センチ、体重73キロのスリムな"豆苗体形"でマッチョ系の猛者を沈めた。7回2死三塁でA・マルティネスを「一番いいボールがいった」とフォークボールで空振り三振。余力十分の96球を支えたのは前夜に自炊した「豆苗とムール貝のオイルパスタ」のたまものか。怪力自慢のポパイの源、ほうれん草よりも栄養価が高い豆苗。侮れない。

◆中日・根尾昂内野手(20)が6日、DeNA9回戦(横浜)に「8番・左翼」で出場。三回にレーザービームを披露した。  0-2の三回2死二塁で、6番・倉本が左前打。これに二塁走者のソトは猛然と本塁へ突入した。しかし、左翼の根尾は打球を処理すると、素早く本塁へ送球。ボールはワンバウンドで捕手のA・マルティネスのミットに収まり、タッチアウトにした。ベンチに戻る際には笑顔をみせた。  前日5日にも宮崎の左前打で本塁生還を試みた二塁走者の佐野を京田との中継プレーで刺した。与えられたポジションでの活躍が目立っている。

◆DeNAが完封リレーで、同一カード3連勝を飾った。先発の大貫は今季4勝目。  DeNAは二回、先頭打者の中井が左中間席への1号ソロで先制、三回にも先頭打者の神里が1号となる右越えソロ本塁打を放ち、得意の一発攻勢で主導権を握った。五回には先頭の梶谷が左中間二塁打を放つと、神里の右前適時打で3-0。この回に中日先発の松葉をマウンドから引きずり降ろした。  DeNAはこの日11安打を放ち、四回以外は毎回ランナーを出すも計3点。なかなか追加点を奪えなかったが、先発の大貫が中日打線を7回4安打無失点に抑えた。八回は石田が、九回は三嶋が三者凡退に打ち取り、見事な完封リレーを飾った。  ◆DeNA・ラミレス監督 「(大貫は)素晴らしいピッチングをしてくれたと思います。戸柱も素晴らしいリードで、大貫とのコンビネーションが機能した。中井、神里の活躍を頼もしく思う。ホームで3連勝できたのがすごく良かった。連勝は明日で止まることはないと思う」

◆中日は6日、DeNA9回戦(横浜)に0-3で敗れた。  試合前には、開幕ローテの一角としてここまで7試合に先発し、2日のヤクルト戦(ナゴヤドーム)では10回を127球で完封していた梅津の抹消が公示された。球団は理由を「上肢のコンディショニング不良」と発表した。試合後、与田監督は「軽傷だと思いますよ。報告としては軽傷だと受けているので」と話した。

◆中日は6日、DeNA9回戦(横浜)に0-3で敗戦。借金は両リーグ最多の9となった。  先発・松葉が三回までにソロ2発を浴び、五回に3連打を浴びたところで降板となった。打線も散発4安打に抑えられ、今季6度目の完封負け。打開の気配のない現状だが、与田監督は「なかなかうまくいかないと考えすぎてしまうかもしれないが、とにかく日々、いろんなことに選手たちも取り組んでいるので、それをあきらめずにやっていくしかない。何かひとつのきっかけから変われると(思う)。日々、一生懸命取り組んでいるので、それを信じて戦っていきたいと思います」と前を向いた。  敵地・横浜では2015年から5年連続で負け越し中。鬼門での6連敗は17年8月3日から翌18年の4月15日までの8連敗以来。同一年に限れば17年5月25日から、8月2日の引き分けを挟んで10月4日までの6連敗があり、ストレートは1995年5月2日から8月16日までの9連敗以来、25年ぶり。この95年は9戦全敗だった。  7日からはホームに戻って首位・巨人との3連戦。これ以上引き離されるわけにはいかない、10ゲーム差での激突に向け、指揮官は「とにかく全力で戦う。それだけです」と話した。

◆中日は6日、DeNA9回戦(横浜)に0-3で敗戦。「8番・左翼」で出場した根尾昂内野手(20)は2打数無安打に終わった。  「打った瞬間にレフト前に落ちたので刺しに行く気持ちは持っていました。回ってくれたのでラッキーでした」  五回の守備の途中で交代となったが、三回には守備で魅了した。0-2の三回2死二塁で、6番・倉本が左前打。これに二塁走者のソトは猛然と本塁へ突入した。しかし、左翼の根尾は打球を処理すると、素早く本塁へ送球。ボールはワンバウンドで捕手のA・マルティネスのミットに収まり、タッチアウトにしてみせた。前日も二塁走者を中継プレーで刺しており、強肩は見事なものだ。  昨季は甲子園で2試合に出場し、今季は4日に昇格して、横浜で3試合連続のスタメン出場を果たした。7日からの巨人3連戦の舞台はナゴヤドーム。プロ初安打は1軍では初めて訪れることとなる本拠地に持ち越しとなった。

◆DeNA・大貫晋一投手(26)が6日、中日9回戦(横浜)に先発し、7回無失点。3-0の勝利に導き、自身4連勝で4勝目を飾った。セ・リーグ2位のベイスターズは今季2度目の同一カード3連戦3連勝。貯金を今季最多タイの3とし、首位・巨人と4ゲーム差に迫った。  普段は冷静沈着な大貫が渾身(こんしん)のガッツポーズを見せた。七回2死三塁。96球目に投じたフォークボールでA・マルティネスを空振り三振に仕留め、感情があふれた。  「ここは三振を狙っていこうと。なかなか低めにフォークがいかない中で、あの場面で一番いい球がいきました」  一回こそ制球に苦しみ21球を要したが、女房役・戸柱の盗塁阻止にも助けられ、波に乗った。二回以降は直球と得意のツーシームなど変化球を低めに集め、7回無失点。右拳を握ったことについては「あまり出ないんですが、すごく気分が高揚して出てしまいました」と照れ笑いした。  七回のピンチは「できることしかできない」と割り切った。得点圏での被打率は驚異の・087を記録。今季は新たにカットボールを覚え、課題だった左打者にも今季は苦手意識はない。  6勝を挙げた入団1年目の昨季は、8月に調子を落とした。反省を生かし、今季は2月の春季キャンプからサウナと水風呂の交代浴を導入。コロナ禍でサウナに入れない現在も、アイスバス(氷風呂)に入り「翌日の感覚がすごくいい」と、夏場でも万全のコンデションを維持している。  初登板から2連敗を喫し、2軍降格の危機があったが、4連勝中は計28回を3失点(自責点2)。ラミレス監督は「ものすごく安定している。素晴らしい投球」と絶賛した。  2位のチームは3連勝で今季最多タイの貯金3。きょう7日からヤクルト3連戦(神宮)に臨む。今永や平良、浜口らを含めた先発ローテーションが固まり、首位・巨人を追う態勢が整った。(浜浦日向)

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<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
巨人
24132 0.649
(↓0.018)
-
(-)
81192
(-)
133
(+11)
56
(-)
24
(-)
0.256
(↓0.004)
3.340
(↓0.19)
2
(-)
DeNA
21182 0.538
(↑0.012)
4
(↑1)
79173
(+3)
143
(-)
49
(+2)
7
(-)
0.275
(↑0.002
3.430
(↑0.09)
3
(-)
ヤクルト
18175 0.514
(↑0.014)
5
(↑1)
80179
(+9)
202
(+5)
35
(-)
27
(+2)
0.251
(↑0.004)
4.640
(↓0.01)
4
(-)
阪神
18192 0.486
(↑0.014)
6
(↑1)
81162
(+11)
157
(-)
39
(+1)
35
(+3)
0.245
(-)
3.560
(↑0.09)
5
(-)
広島
15204 0.429
(↓0.012)
8
(-)
81180
(+5)
186
(+9)
46
(+3)
16
(+1)
0.281
(↓0.002)
4.440
(↓0.11)
6
(-)
中日
15243 0.385
(↓0.01)
10
(-)
78122
(-)
187
(+3)
19
(-)
7
(-)
0.238
(↓0.002)
4.120
(↑0.02)