楽天(2対2)オリックス =リーグ戦6回戦(2020.07.23)・楽天生命パーク宮城=
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ORIX
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楽天
00000200002910
勝利投手:-
敗戦投手:-
  DAZN
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◆楽天は両軍無得点で迎えた6回裏、ロメロの犠飛と浅村の適時打で2点を挙げ、試合の均衡を破る。一方のオリックスは、8回に1死満塁の好機からジョーンズの2点適時打が飛び出し、同点とした。試合はそのまま延長戦に突入するも、規定により引き分けに終わった。

◆オリックスのアダム・ジョーンズ外野手(34)が3試合ぶりに4番復帰する。スタメンは「4番左翼」で発表された。 22日楽天戦ではロドリゲスが来日初の4番打者を任され、23日同戦では吉田正が今季初めて4番を務めていた。

◆両先発投手が完璧な立ち上がり。楽天弓削は3回まで無安打、オリックス山崎福は1安打でそれぞれ無失点。 楽天は6回、ロメロの右犠飛、浅村の適時打で2点を先制。先発弓削は6回1死二塁のピンチをしのぎ、2安打無失点。 オリックスは8回、ジョーンズの2点適時打で同点に追いつく。楽天先発弓削は8回途中2失点。2-2で延長戦に入った。 オリックスは延長10回、得点圏に走者を進めたが、あと1本が出なかった。規定により延長10回引き分けた。

◆オリックスのアダム・ジョーンズ外野手(34)が8回1死満塁から同点の2点適時打を放った。 楽天2番手ブセニッツの2球目150キロ直球を捉え、打球は左前にはずんだ。二塁走者の佐野も生還して同点。「打ったのはストレート。チーム全体がなんとかしようという雰囲気があったし、そういった中、自分に回ってきたところで打ててよかったよ」。3試合ぶりの4番復帰でメジャー通算282本塁打のスラッガーが存在感を示した。オリックス西村監督は「状態はかなり上がっている」と評価した。

◆オリックス先発山崎福也投手が6回1/3を6安打2失点と粘投した。 5回までは楽天打線を被安打2。0-0の6回に昨季まで同僚だった3番ロメロに右犠飛で1点を許すと、続く4番浅村には左前適時打を浴びて2点を先制された。「5回まではしっかりとボールを操れていました。(7回途中で)マウンドを降りることになってしまい、悔しいです」と唇をかみしめた。

◆楽天弓削隼人投手が涙を乗り越え、8回途中2失点と力投した。的を絞らせず、7回まで4安打で三塁を踏ませなかった。 前回登板の16日西武戦で2度打球を当て、負傷降板。ベンチで涙に暮れた。「体力面は課題になる。もうちょっと粘れればよかった」と反省も今季最多109球で意地を見せた。三木監督は「気持ちのこもったいい投球だった」と評価した。

◆オリックスが首位楽天相手に延長10回引き分けに持ち込んだ。劣勢を跳ね返したのは、3試合ぶりに4番に復帰したアダム・ジョーンズ外野手だった。 「チーム全体がなんとかしようという雰囲気があったし、そういった中、自分に回ってきたところで打ててよかったよ」 8回1死満塁。楽天2番手ブセニッツの2球目150キロ直球を左前にはじき返した。二塁走者の佐野も生還し、同点。メジャー通算282本塁打のスラッガーが存在感を示した。「今まで1番~9番まで打ったことがある。監督の決めた打順でゲームに入る。(打順は)個人のプライドの問題ではない。勝ち負けの問題です」。試合後は清々しい気持ちで言葉を並べた。西村監督も「状態はかなり上がっている」と評価した。 初回にはハーフスイングを取らす、三振の判定に戸惑った。「言葉が伝わらないので(球審に)自分の言いたいことが伝えることができなかった」。異国の地では初体験のことばかり。それでも冷静にゲームに臨む。「どんな場面でもいいボールがきたら、しっかり捉えること」。普段あまり感情を表に出さないジェントルマンは、シンプルな狙いで打席に立ち続ける。【真柴健】

◆楽天が今季初に引き分けで連敗脱出とはならなかった。試合前時点で同率首位のソフトバンクが日本ハムに敗れたため、0・5差で単独首位となった。 先発弓削が7回まで4安打無失点と好投。2点リードで8回のマウンドに上がり、1死満塁とした場面でブセニッツへ交代。オリックス・ジョーンズに同点の2点適時打を打たれた。9回を森原、10回を辛島、牧田で抑え、10回裏に先頭辰己が内野安打で出塁。途中出場の小郷が送りバントに失敗し後続もつながらなかった。3回以外で走者を出したが、あと1本が出なかった。 三木監督は「難しい試合。引き分けになってしまったのか、引き分けで終えたのか。選手は頑張ってくれた。昨日、おとといとあんな感じだったので何とかというところだった」と振り返った。 先制から追加点を奪えず、勝ちきれなかったことに「僕も毎日野球にいろんなことを教えられますが、目に見えない流れ、形がうまくいってないと元気なく見えるようなもの。ここで1本というところがあったりすることは、すごく野球の難しさであると思う。選手も僕もコーチも勝つために全員全力で向かっている。手はミスしようと一切思ってないし、全力で打ちにいっている。相手もしっかり真剣勝負の中なので勝負事はいろいろある。そういうことも含めてチームでいろんなことを考えていかないとダメだなと思う」と話した。

◆オリックスの新外国人、アダム・ジョーンズ外野手(前ダイヤモンドバックス)が23日、楽天戦(楽天生命パーク)で3試合ぶりとなる「4番・左翼」でスターティングメンバーに名を連ねた。  ジョーンズは開幕から27試合連続で4番で起用されていたが、21日の同戦から2試合続けて「6番・左翼」に降格。前日22日の一戦では駄目押しの一打を含む4打数2安打3打点と復調気配を見せていた。

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<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
楽天
16121 0.571
(-)
-
(-)
91167
(+2)
120
(+2)
31
(-)
22
(-)
0.273
(-)
3.920
(↑0.08)
2
(1↓)
ソフトバンク
16131 0.552
(↓0.019)
0.5
(↑0.5)
90132
(+2)
114
(+3)
34
(-)
16
(-)
0.239
(↓0.005)
3.680
(↑0.02)
3
(1↑)
西武
14131 0.519
(↑0.019)
1.5
(↑0.5)
92131
(+3)
137
(+2)
25
(+1)
16
(-)
0.248
(↓0.003)
4.570
(↑0.1)
4
(1↓)
ロッテ
15140 0.517
(↓0.019)
1.5
(↓0.5)
91114
(+2)
133
(+3)
23
(-)
28
(-)
0.242
(-)
4.470
(↑0.04)
5
(-)
日本ハム
12162 0.429
(↑0.022)
4
(↑0.5)
90112
(+3)
133
(+2)
26
(+1)
19
(-)
0.224
(↓0.002)
4.010
(↑0.07)
6
(1↓)
ORIX
11163 0.407
(-)
4.5
(-)
90115
(+2)
134
(+2)
26
(-)
25
(+1)
0.241
(-)
4.090
(↑0.09)