中日(★0対4☆)巨人 =リーグ戦4回戦(2020.07.21)・ナゴヤドーム=
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巨人
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中日
0000000000300
勝利投手:菅野 智之(4勝0敗0S)
敗戦投手:山本 拓実(1勝3敗0S)

本塁打
【巨人】大城 卓三(2号・4回表ソロ),岡本 和真(10号・5回表2ラン)

  DAZN
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◆巨人が7連勝。巨人は3回表、亀井の適時打で1点を先制する。その後は4回に大城のソロ、5回には岡本の2ランで追加点を挙げた。投げては、先発・菅野が9回3安打無失点の快投で今季4勝目。敗れた中日は先発・山本が試合をつくれず、打線も3安打と沈黙した。

◆巨人大城卓三捕手(27)が、特大の2号ソロを放ち、リードを広げた。1点リードの4回無死、高めの直球を右翼席上段にたたき込んだ。 「しっかり振り抜くことができました。菅野先輩に少しでも楽に投げてもらえたらいいですね」と東海大相模、東海大の先輩でもあるエース菅野を援護した。

◆巨人岡本和真内野手(24)が、リーグ最速の2ケタ本塁打となる10号2ランを放った。 5回2死一塁から、中日山本の127キロスライダーを左翼席に運んだ。19日のDeNA戦に続く2試合連続の本塁打。9本塁打で並んでいたライバル、中日ビシエドの前で一足早く到達し「何とか追加点を取ることができて良かった」と喜んだ。 岡本のリーグ最速10号は自身初で、巨人では10年のラミレス(現DeNA監督)以来になった。 ▼24歳の岡本がリーグトップの10号。巨人選手のセ・リーグ10号一番乗りは10年ラミレス以来となり、チーム25試合目以下で10号到達は04年の阿部(16試合目)とローズ(22試合目)以来、16年ぶり。24歳以下のシーズンにセ・リーグ10号一番乗りは16年山田(ヤクルト)以来だが、巨人では57年宮本、58、59年長嶋、63年王、82年原、97年松井に次いで6人、7度目。

◆巨人亀井善行外野手(37)が、先制の適時打を放った。3回1死一、二塁、中日山本の初球のカーブを詰まりながら、左前に運んだ。 直前の打席で投手の菅野が犠打を失敗。エースのミスを取り返す一打に「先制のチャンスで集中して打席に入れた。打つことができて良かったです」とコメントした。

◆中日ダヤン・ビシエド内野手(31)が7回、巨人菅野から左ひじに死球を受け、そのまま交代した。この回、先頭打者として打席に立ち、2球目の147キロが左ひじを直撃。その場でうずくまり、ベンチに下がり状態を確認したが、代走木下拓が告げられた。 前日の平田に続きこの日も石川駿が左手軟骨損傷で出場選手登録を抹消。高橋も現在、リハビリ中で戦力低下が否めない中、8回からはスタメン捕手のAマルティネスが一塁に回った。深刻な野手不足に加えて、開幕から不動の4番を務めてきたビシエドがもし離脱するとなれば影響ははかりしれない。

◆中日は初回無死一、二塁の好機も巨人先発の菅野に後続を抑えられ無得点。巨人は3回、亀井の適時打で1点を先取した。 巨人は4回、大城の2号ソロで追加点。5回にも岡本の10号2ランが出て中日先発山本をKO。4-0とリードを広げた。 巨人菅野は3安打に封じ今季2度目の完封で4勝目。チームは7連勝で貯金を10とした。4連敗の中日は負け越しが7となった。山本は3敗目。

◆中日ダヤン・ビシエド内野手(31)が21日、左肘付近に死球を受け、そのまま交代した。7回、巨人菅野の147キロが直撃。左腕には「肘当て」といわれる防具を装着していた。名古屋市内の病院に直行して検査を受け、「左上腕三頭筋外側の打撲」と診断された。骨折など最悪の事態は免れたが、22日以降の試合出場は状態を見て判断する。 開幕から不動の4番に座り、打率3割2分1厘、9本塁打、24打点。得点力不足に悩まされるチームにあって唯一の得点源と言っていい存在。与田監督は試合直後に「肘当てには間違いなく当たっているが、詳しいところはまだ報告を受けていない。軽傷であることを祈るしかない」と話していた。 故障禍は続く。とりわけ野手不足は深刻だ。アルモンテ、高橋に続き、前日は平田が右肘の痛みを訴え登録抹消。この日の試合前も石川駿が離脱。1軍野手登録は捕手も含め15人。登録枠は1つ空席のまま巨人戦に臨み、8回からは先発捕手のA・マルティネスが一塁守備についていた。 巨人菅野の前に3安打で3日の1安打に続く2戦連続完封負け。連敗は4に伸び、借金は7。首位巨人との差は8・5ゲームに広がった。開幕から1カ月。与田中日は最大の危機を迎えた。

◆巨人が7連勝。菅野が今季2度目の完封で4勝目。中日は元気なく4連敗。山本が3敗目。

◆中日は巨人菅野智之投手に2戦連続の0封負けを喫し、4連敗で借金は7となった。 与田剛監督は「どんな状況になろうが選手を信頼して使うということに変わりはない」。

◆巨人菅野智之投手をリードした「5番」大城卓三捕手が、バットでももり立てた。 1点リードの4回に右翼中段へ2号ソロ。「すごいピッチャーを受けさせてもらっているので、少しでも吸収しないと」と攻守に貢献。原辰徳監督は「コンタクト率もいいし。あれだけ長打が出るというのはすごいですね。(4番岡本)和真を守っているというかね、そういうところもあると思います」と称賛した。

◆「#神様仏様岡本様」。巨人ファンから崇拝される岡本和真内野手(24)が、リーグ最速の10号2ランを放った。球団では、10年ラミレス(現DeNA監督)以来で、生え抜き右打者では91年の原辰徳以来。今季2度目の完封勝利を挙げた菅野智之投手(30)に「岡本様」と敬われる男が、今日22日に62歳を迎えた指揮官へ前祝いを贈った。これでチームは今季初の7連勝。貯金も最多の「10」とし、「半端ない」強さを誇示した。「岡本、半端ないって~!」。そんな声が、中日ファンからも聞こえてきそうだった。2点リードの5回2死一塁。岡本の放った打球は、左翼席へ一直線。陣取った巨人ファンは、ワクワクした様子で着弾を見届けた。SNSの準備も万全。ツイッターに「#岡本和真はなぜ神なのか」「#岡本様神様仏様」「#神様仏様岡本様」と「#」を添えるだけだった。 G党の間で神格化された男は、それだけ半端ない。プロ6年目で、自身初のリーグ最速で10号に到達。9本で並んでいた中日ビシエドの前で"神様"はお先に放物線を描いたが「あまりそういうのは気にはしてないので、1試合、1試合頑張りたいですね!」。球団のリーグ最速10号は、10年のラミレス(現DeNA監督)以来。生え抜き右打者では91年原辰徳以来だ。22日に62歳を迎える指揮官へ1日早いプレゼントを贈った。 ファンのみならず、先輩も"敬う"存在。今月初めにアップされた球団公式YouTubeでは、菅野が「今年の岡本さんは打撃タイトルとか眼中になくて、野球の神様になるそうです。そうおっしゃってました」。スタッフから「神様仏様岡本様?」と聞かれると「いやいや違う。最初から岡本様。岡本様神様仏様」。岡本は「まじで言ってないですって」とたじたじだったが、この日のアーチは完封したエースの期待に応える1発だった。 これは「もう半端ない」記録も夢ではない。25試合で10本はシーズン48発ペース。球団生え抜きでは、松井秀喜以来の3年連続30本塁打、さらには王貞治(ソフトバンク会長)が持つ24歳シーズンで2度目の「3割30本100打点」への"ゴール"も不可能ではない。プロ4年目の18年に史上最年少で「3割30本100打点」を達成した「岡本様」なら...。神をも超越する存在に、出来ないわけない。幾多の投手が「岡本、半端ないって~!」。そう言う日が来るかもしれない。【栗田尚樹】 巨人原監督(2死からの岡本の2ランに)「まあ敵としては嫌でしょうね」

◆巨人菅野智之投手(30)が、今季2度目の完封でリーグトップタイの4勝目(無敗)を挙げた。三塁も踏ませず、わずか3安打、今季2度目の2ケタとなる11奪三振をマーク。3日の中日戦の1回から14日の広島戦を挟み23イニング連続無失点で、18年に記録した自己最長の32回も視野に入った。 ヒーローインタビューに呼ばれた菅野は「初回のピンチをしのいだのが、一番大きかったです。チームがいい状態なので、その波に乗るだけなので。今日も先制してくれたので、すごく心強かったです」と打線に感謝した。22日に62歳を迎える原辰徳監督は「内容的にも良かったですね」と評価した。

◆8回終わって、113球だった。巨人菅野智之投手(30)は「いきたいです」と続投を志願した。9回2死一塁。中日福田を135球目のスライダーで空を切らせ、指揮官の62回目の誕生日を今季2度目の完封で前祝いした。散発3安打、三塁も踏ませず、今季2度目の2ケタ11奪三振。無傷の4連勝で勝ち星、奪三振の投手2冠に浮上した。 心優しきエースは、"家族"との記念日、日々の時間を最も大切にする。その思いを強くしたのは、14年に死去した祖父貢さんとの突然の別れだった。 菅野 今ある時間って、当たり前じゃないんだなと。だから、家族との時間は作るようにしてますし、自分の中で大切にしてる時間です。 毎年、母の日には感謝の言葉とともにカーネーションをプレゼントする。昨年9月の祖母の誕生日には親族が集合し、食事を楽しんだ。 "女房"役の大城とのコンビネーションも高まった。今季初コンビの6月26日のヤクルト戦では6回途中5失点でKO。反省と研究を重ね、3日の中日戦で完封勝利を達成し、14日の広島戦を挟み18年の自己最長の32回に迫る23回連続無失点を記録した。「徐々に形になりつつあるかなと思います」と納得した。 自らの白星から始まった連勝を今季最長の7に更新した。「チームがいい状態なので、その波に乗るだけなので。今日も先制してくれたので、すごく心強かったです」と仲間に感謝。「常に完封目指して頑張ります」と自身の無失点記録継続を誓った。【久保賢吾】

◆巨人菅野智之投手が中日戦で2試合連続完封勝ち。巨人投手の同一カード2試合連続完封勝ちは14年DeNA戦の内海以来で、菅野は初めて。 菅野は3日が1安打の11奪三振で、この日は3安打の11奪三振。巨人投手が同一カードで2試合連続2桁奪三振の完封勝ちは、89年広島戦の槙原以来、31年ぶりだ。これで菅野の2桁奪三振は通算24度目。巨人で2桁奪三振の多い投手は(1)槙原35度(2)上原26度(3)斎藤雅、菅野24度となり、菅野が球団3位タイに進出した。 また、菅野の開幕4連勝は14、16、17年に次いで4度目。巨人で4度の開幕4連勝はスタルヒン、堀内恒、高橋一に並ぶタイ記録。

◆中日・山本拓実投手(20)が21日、巨人4回戦(ナゴヤドーム)に先発。五回途中、8安打4失点だった。  「甘い球を逃さずに打たれてしまいました。粘り切れなかったです」  三回に亀井の左前打、四回は大城に右翼へのソロを浴びて1点ずつを失った。五回は亀井&坂本の1、2番ともにバットの空を切らせ6、7つ目の三振を奪ったが、続く丸を四球で歩かせたあと、岡本にリーグ最速の10号となる2ランを被弾。続く大城に二塁内野安打を浴びたところで交代を告げられた。8日のヤクルト戦、14日のDeNA戦(ともにナゴヤドーム)に続き、3試合連続でのKOとなってしまった。  「しっかり勝負できたところと、まだ自分のピッチングの中で詰められることがあるので、そういうところを、次回、チャンスをもらえれば意識したいと思います」  イニング単位で大崩れこそしなかったが、高めに浮いた球を確実にとらえられた。自身の悪い流れを断ち切るためにも、しっかりと修正したい。

◆中日のダヤン・ビシエド内野手(31)が21日、巨人4回戦(ナゴヤドーム)に「4番・一塁」で出場。七回の先頭で菅野から死球を受け、交代した。  ビシエドは1ボールからの2球目、147キロの直球を左ひじに受けた。エルボーガードを着用していたが、投球が直撃すると苦悶(くもん)の表情を浮かべ、うずくまった。一度ベンチに退いて治療を受けたもようだが、再びグラウンドに姿を見せることはなく、与田監督は代走・木下拓を告げた。  チームは開幕以降、投手では又吉と柳、野手ではアルモンテや高橋などが故障で戦線離脱。20日には平田が右ひじ痛、この日は石川駿が左手軟骨損傷で登録を抹消された。  ビシエドはリーグ2位の9本塁打、試合前時点で同3位の24打点と、チームを支える活躍を見せていただけに、心配だ。

◆小刻みに得点を重ねた巨人が7連勝。10三振を奪った菅野は3安打完封でリーグトップに並ぶ4勝目。中日は4連敗。一回無死一、二塁のチャンスを生かせず、その後も三塁に走者を進められなかった。  巨人は三回1死一、二塁で亀井が中日先発の山本から左前適時打を放ち先制すると、四回には先頭の大城が右翼席に2号ソロを運び追加点。五回には2死一塁から岡本が左翼ポール際へ10号2ランを放ちリードを広げた。

◆中日は21日、巨人4回戦(ナゴヤドーム)に0-4で今季3度目の完封負けを喫した。4連敗は今季2度目。  菅野を相手に打線はわずか3安打。今月3日(東京ドーム)にも12球団最速となる完封をわずか1安打のみで献上しており、菅野の今季2完封のいずれにも"貢献"してしまった。  与田監督は前回の対戦後、甘い球をとらえきれなかったことが完封を許した原因と話していた。今回は、状態が上がってきており、甘い球に対してしっかりとコンタクトができる井領を1番に起用。一回はその井領の中前打と大島の四球で無死一、二塁を作ったが、後続が走者を進めることもできないまま無得点で終了。結果的に最後まで三塁を踏むことすらできなければ、二塁を踏めたのもここが最後だった。  指揮官は一回の好機をフイにしたことについて「ああいう投手なので、ああいいうチャンスをモノにしていかないといけないし、タラレバを言ってもしようがないが、そこは、何とか初回、点がほしかった」。2試合合計でわずか4安打で、タイミングを合わせることにてこずっていることに関しては「それができていたらもっと手を打ってるいだろうし、それを、打順を変えたり、いろいろしながら、点が取れるようにしていかない」と話した。

◆中日のダヤン・ビシエド内野手(31)が21日、巨人4回戦(ナゴヤドーム)の七回に死球を受け、交代した。  ビシエドは菅野の投じた147キロの直球を左ひじに受けた。肘当てを着用していたが、投球が直撃すると苦悶(くもん)の表情を浮かべ、うずくまった。一度ベンチに退いて治療を受けたもようだが、再びグラウンドに姿を見せることはなく、与田監督は代走・木下拓を告げた。  試合中に病院へ向かったといい、与田監督は「当然、音もしているし、いま最終確認をしているところで、まだ分からないが軽傷であることを祈るしかない」と話した。  ビシエドは7月だけで6本塁打を放つなど、ここまでリーグ2位の9発。打点も同3位の「24」とチームを支える活躍を見せていた。チームは開幕以降、投手では又吉と柳、野手ではアルモンテや高橋などが故障で戦線離脱。20日には平田が右ひじ痛、この日は石川駿が左手軟骨損傷で登録を抹消されるなど、戦力的に厳しい状況が続いている。

◆巨人の岡本がセ・リーグ最速の10号本塁打を放った。2-0の五回2死一塁から抜けたスライダーを見逃さず捉えると、打球は左翼席に飛び込んだ。菅野を援護し「何とか追加点を取ることができて良かった」と喜んだ。  19日の勝ち越し2ランに続く、2試合連続アーチ。2死から丸が四球を選んだ直後に飛び出した一発に、原監督は「敵としては嫌でしょうね」と満足顔だった。

◆打球は美しい放物線を描いて、左翼席に吸い込まれた。2点リードの五回2死一塁で、巨人・岡本和真内野手(24)が10号2ラン。セ・リーグ最速で2桁に乗せた。  「なんとか、追加点をとることができてよかった。一試合一試合、頑張りたいですね!」  山本の内角のスライダーを思い切り引っ張った。あっという間に左翼ポール際へ着弾。敵地に集まったG党はハイタッチができない分、飛び跳ねて喜んだ。19日のDeNA戦(横浜)の決勝2ランに続く2戦連発だ。  開幕から25試合で10本塁打。120試合の今季では圧巻の48発ペースだ。新型コロナウイルスの影響で例年より20試合以上少ないにもかかわらず、チームの生え抜きでは1998年の松井秀喜以来、22年ぶりとなる3年連続30本塁打の偉業へと突き進んでいる。  巨人の選手では2010年のラミレス以来、10年ぶりとなるリーグ10号一番乗り。だが「あまりそういうのは気にはしてないので」と泰然自若な主砲。自身初タイトルとなる本塁打王へ、突き進む。

◆チームもエースも止まらない!! 巨人は21日、中日4回戦(ナゴヤドーム)に4-0で完勝。菅野智之投手(30)が3安打で今季2度目の完封、無傷の4勝目を飾った。伝家の宝刀、スライダーで奪った7個を含む今季最多タイの11奪三振で、これでナゴヤドームでは通算8勝1敗。チームを昨年6月29日のヤクルト戦-7月6日のDeNA戦以来となる7連勝に導いた。  分かっていても、当たらない。九回2死一塁。菅野が最後の135球目に選んだのは、外角低めのスライダーだ。福田のバットは空を切り、三振。自身から始まったチームの連勝を「7」に伸ばし、頬を緩めた。  「今日も(味方が)先制してくれたので、すごく心強かった。連勝中は勢いがある分、うれしい部分もありますけど、止めちゃいけない難しさもある。この2週は慎重になるマウンドでした」  一回の無死一、二塁が唯一のピンチだった。生命線の外角スライダーを決め続け、「僕と対戦したら、みんなスライダーをマークして踏み込んでくる。それでも投げていかないといけない球種」。今季最多タイとなった11奪三振のうち、7個はスライダー(すべて空振り)。打者の別次元を行く得意球を、自信を持って投げ込んだ。  八回終了時で113球を投げていたが、志願して九回も続投。1安打完封した3日の中日戦(東京ドーム)に続く今季2度目の完封で、自身としても開幕から4連勝。前回登板も5イニングを無失点で、23イニング連続無失点を継続した。  「傾斜とかを含めて、投げやすい」と語るナゴヤドームではプロ通算14試合で8勝1敗。土が硬く、傾斜がきついメジャー仕様の敵地のマウンドで、気持ちよく腕を振った。  22日の62歳の誕生日を"前祝い"された原監督は、今季の安定した菅野の姿に「いや~。登板して5試合目でしょ。まだ分からないよ」と言いつつも、うれしそうな表情だった。今季、12球団で完封を記録しているのは菅野だけ。腰痛に苦しんだ昨季は11勝6敗、自己ワーストの防御率3・89に終わったエースが、本来の輝きを取り戻した。(谷川直之)

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<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
巨人
1771 0.708
(↑0.012)
-
(-)
95133
(+4)
76
(-)
33
(+2)
17
(-)
0.269
(↑0.001
3.010
(↑0.13)
2
(-)
ヤクルト
14102 0.583
(↑0.018)
3
(-)
94128
(+6)
128
(+4)
22
(+1)
19
(-)
0.261
(↓0.001)
4.560
(↑0.02)
3
(-)
阪神
13120 0.520
(↑0.02)
4.5
(-)
9599
(+9)
108
(+4)
28
(+4)
16
(+1)
0.250
(↑0.002)
4.120
(↑0.01)
4
(-)
DeNA
12150 0.444
(↓0.018)
6.5
(↓1)
93107
(+4)
101
(+6)
24
(+2)
5
(+1)
0.277
(-)
3.710
(↓0.09)
5
(-)
広島
9142 0.391
(↓0.018)
7.5
(↓1)
95119
(+4)
125
(+9)
26
(+2)
11
(-)
0.289
(-)
4.720
(↓0.21)
6
(-)
中日
10171 0.370
(↓0.015)
8.5
(↓1)
9293
(-)
141
(+4)
15
(-)
5
(-)
0.250
(↓0.005)
4.700
(↑0.03)