中日(5対5)ヤクルト =リーグ戦5回戦(2020.07.08)・ナゴヤドーム=
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ヤクルト
03020000005800
中日
302000000051010
勝利投手:-
敗戦投手:-
  DAZN
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◆中日は初回、高橋とA.マルティネスの適時打で3点を先制する。対するヤクルトは2点を追う4回表、2死二三塁から山田哲が適時打を放ち、試合を振り出しに戻した。その後は両軍無得点のまま延長戦に突入するも決着はつかず、試合は規定により引き分けに終わった。

◆ヤクルト2夜連続の延長戦で、今季初めて引き分けた。 救援陣が粘った。先発イノーアが5失点も、4回以降は6投手が0封リレー。ともに防御率0・00の清水と寺島が8、9回をつなぎ、石山が締めた。はまる勝利の方程式を模索中で、高津臣吾監督は「しんどい展開をよく引き分けに持ち込んだ。(救援起用は今後も)好不調を見極める部分が多いでしょうね。いい人を順に使っていこうとは思っている」と話した。

◆中日はヤクルトと延長10回引き分けで終わった。 与田剛監督(序盤の2度のリードを守れず引き分けで5位に後退も)「取って取られ、というちょっと嫌な流れだったので(リリーフ陣が)そこをよく止めてくれたなと思います」

◆ヤクルトの新外国人、アルシデス・エスコバー内野手(33)が8日、中日5回戦(ナゴヤドーム)に「7番・遊撃」で先発し、二回の第1打席から3打席連続安打を放ち、来日初の猛打賞をマークした。  0-3の二回には無死満塁から反撃ののろしとなる中前適時打を放ち「チャンスだったので走者をかえす意識でコンパクトに打つことを心がけました」とコメント。四回、五回にも中前打を放った。  五回の守備ではビシエドが放った中前に抜けようかという強烈なライナーをダイビングキャッチ。メジャーでゴールドグラブ賞を受賞した実力を発揮した。

◆中日・山本拓実投手(20)が8日、ヤクルト5回戦(ナゴヤドーム)に先発。3回0/3で4安打5四球5失点と崩れて降板した。  「全然、自分の心とかをコントロールできていなかったと思います」  3点の援護を受けた直後の二回に2安打と四球で満塁のピンチを招くと、エスコバーに中前適時打を浴び、嶋には押し出し四球。投げ合うイノーアに中犠飛を許して、同点。2点を勝ち越してもらった直後の四回も、先頭のエスコバーに中前打を浴び、続く嶋にはこの試合5個目となる四球。ここで交代が告げられた。  先発した試合では五回まで投げて降板した試合が過去3度あり、3回0/3は自己最短のKOとなった。

◆両チームとも序盤に得点を重ねたが、追加点を挙げられず引き分けた。いずれも勝ち越し機にあと1本が出なかった。  先制したのは中日。一回2死二、三塁で高橋が中前2点打。続くA・マルティネスが右翼フェンスを直撃する適時二塁打でこの回、3点を奪った。ヤクルトは二回、エスコバーの中前適時打、嶋の押し出し四球、イノーアの中犠飛で追いついた。  中日は三回1死二、三塁からA・マルティネスの遊ゴロの間に三走ビシエドが生還し勝ち越すと、続く京田が右前適時打。ヤクルトは四回2死二、三塁から山田哲の右前2点打で同点とした。  ヤクルトは七回2死から四球と安打で一、二塁のチャンスを作るが、西田の三遊間への当りは京田が飛び込んでダイレクトキャッチ。中日も九回に2死二、三塁とするが、大島が遊ゴロに倒れサヨナラ機を逸した。

◆ヤクルトの山田哲が8試合ぶりに打点を挙げた。3-5の四回2死二、三塁で左投手の橋本の直球をはじき返して一、二塁間を突破。2者を本塁に迎え入れ「コンパクトに打つことができたし、走者をかえすことができて良かった」と笑みをみせた。  7月に入ってからはヒットメーカーらしさが影を潜めている。今月初打点を足がかりに復調できるか。

◆中日は8日、ヤクルト5回戦(ナゴヤドーム)に5-5で引き分け。守護神・岡田俊哉投手(28)は九回に6番手として登板した。  「昨日は情けないピッチングをしてチームに迷惑をかけた。今日は昨日とまったく同じ並びだったので、やり返す気持ちでマウンドに上がりました」  前日の同戦では1-1の延長十回に登板しながら、まさかの4四球で決勝点を献上していた。イニングこそ異なるが、同点で相手の攻撃が青木から始まるのは同じ。先頭を二ゴロで抑えると、村上に四球を与えたあとは西浦、代打・広岡を連続三振に仕留めた。3つ目のアウトを奪った瞬間は、前夜の悪夢の払拭を示すかのように、シャウト。「いろいろありましたが、ゼロで帰ってこれて良かったと思います」と胸をなでおろした。  与田監督も「何よりも制球力が昨日よりもはるかに良かった。もちろんそれは単純に見て分かることだが、昨日と今日で何がちがったのか、本人の中でもしっかり把握しておかなければいけない。今日みたいにいいピッチングもできるわけだから、その辺をしっかりと自覚しておかないといけない」。守護神としての今後の好投に期待を寄せた。

◆ヤクルトは、今季初の引き分け。「7番・遊撃」で先発出場した新外国人のアルシデス・エスコバー内野手(33)が来日1年目で初の1試合4安打を放った。  「走者をかえす意識でコンパクトに打つことを心掛けました」  0-3の一回無死満塁で反撃ののろしとなる中前適時打を放ち、四、五、七回にも中前打をマーク。五回にはビシエドの中前へ抜けそうなライナーをダイビングキャッチするなど、米大リーグでゴールドグラブ賞に輝いた名遊撃手が攻守に存在感を見せた。  開幕から打撃の状態が上向かずスタメンを外れたこともあったが、打率は・289まで上昇。この日は下位打線で3打点を挙げるなど、そのバットが攻撃を加速させた。  高津監督は「内容も全部よかったし、日本で野球をやるしんどさをすごく味わってきて、やっと形になってきている」と評価した。"守備の人"が打撃で活躍すれば、燕打線は確実に破壊力を増す。(横山尚杜)

DAZN

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
巨人
1041 0.714
(-)
-
(-)
10583
(-)
49
(-)
20
(-)
11
(-)
0.273
(-)
3.270
(-)
2
(-)
DeNA
970 0.563
(↓0.037)
2
(↓0.5)
10479
(+3)
63
(+6)
17
(-)
3
(-)
0.292
(↓0.005)
3.730
(↓0.18)
3
(-)
ヤクルト
871 0.533
(-)
2.5
(-)
10472
(+5)
79
(+5)
17
(-)
13
(+2)
0.245
(↓0.001)
4.290
(↓0.02)
4
(1↑)
広島
671 0.462
(↑0.045)
3.5
(↑0.5)
10663
(+6)
60
(+3)
17
(+1)
5
(+2)
0.280
(↓0.001)
4.200
(↑0.1)
5
(1↓)
中日
791 0.438
(-)
4
(-)
10358
(+5)
72
(+5)
9
(-)
3
(+1)
0.258
(↑0.001
4.140
(↓0.03)
6
(-)
阪神
4100 0.286
(-)
6
(-)
10641
(-)
73
(-)
14
(-)
13
(-)
0.221
(-)
5.010
(-)