西武(★1対2☆)日本ハム =リーグ戦2回戦(2020.06.20)・メットライフドーム=
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日本ハム
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西武
0100000001701
勝利投手:玉井 大翔(1勝0敗0S)
(セーブ:秋吉 亮(0勝0敗1S))
敗戦投手:松本 直晃(0勝1敗0S)

本塁打
【西武】外崎 修汰(1号・2回裏ソロ)

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◆日本ハムは1点を追う4回表、中田の適時二塁打で2点を挙げ、逆転に成功する。投げては、先発・加藤が4回1失点。その後は4投手の継投でリードを守り抜き、2番手・玉井が今季初勝利を挙げた。敗れた西武は、打線が相手を上回る7安打を放つも、つながりを欠いた。

◆西武外崎修太内野手(27)が今季チーム初本塁打となる先制アーチを放った。 2回の第1打席。カウント1-1から日本ハム加藤の139キロを左中間スタンドへ運んだ。 この1発が外崎自身にとっても今季初安打。「打ったのはストレートです。開幕戦でヒットが出なかったので、早く1本欲しいと思っていました。ホームランが打ててうれしいです!」と喜んだ。

◆日本ハム西川遥輝外野手(28)が通算1000安打を達成した。 1点を追う4回先頭の第2打席。西武先発松本の5球目を振り抜き、右前へと運んだ。 前日のオリックス楽天戦で通算1000安打を達成した楽天鈴木大に続き、史上304人目のメモリアル打。一塁ベース上では同期入団の谷口雄也外野手(28)から記念パネルが手渡された。 西川は「去年のシーズンが終わってから8カ月以上もたった今日、やっと打ててよかった。この流れで点が入ればいいなと思ってた中、中田さんのタイムリーでホームインすることができてうれしい」とコメントした。 ▼通算1000安打=西川(日本ハム) 20日の西武2回戦(メットライフドーム)の4回、松本から右前打を放って達成。プロ野球304人目。初安打は12年6月18日のDeNA4回戦(横浜)で小杉から。

◆日本ハム中田翔内野手(31)が、逆転の一打でチームに今季初得点をもたらした。 1点を追う4回1死一、二塁で、西武先発松本の投じた外角への速球をはじき返し、右翼フェンス直撃の2点適時二塁打。今季初打点をマークした。 前日19日の開幕戦では第1打席で左翼線への二塁打を放っており、2試合連続安打となった。 中田は「ランナー一、二塁だったので、最低限ランナーを進められるようなバッティングをしようと思っていた。バットの先だったけど、外野の頭を越えて得点を奪えたのでよかったです。追加点を取って投手陣を援護できるよう集中していきます」とコメントした。

◆日本ハム先発の加藤貴之投手(28)が4回1失点でマウンドを降りた。 2回先頭の外崎に左翼スタンドへのソロアーチを浴び先制こそ許したが、その後は要所を締める投球。 3回2死一、二塁では中村を空振り三振、4回2死一、二塁では源田を一ゴロに打ち取り、ともに無失点で切り抜けた。 降板後は「3者凡退で終えるイニングがなく、うまくリズムを作れませんでした。今日のような投球をすると、こういう結果になってしまうと思います。野手に助けられた結果になってしまったので、次回登板に向けて、もっと長いイニングを投げられるように調整したいです。ブルペン陣には負担をかけますが、ベンチでしっかり応援したいと思います」とコメントした。

◆西武が2回に先制。先頭打者として打席に入った5番外崎が、日本ハム先発加藤から左中間席へソロ本塁打を放った。   日本ハムが4回に逆転した。1死一、二塁の場面で4番中田が、西武松本から右翼フェンス直撃の2点適時二塁打を放った。 日本ハムが5投手の継投で1点のリードを守りきって今季初勝利。西武の先発松本は本拠地初黒星となった。 日本ハム玉井が1勝目、秋吉が今季初セーブ。

◆日本ハム中田翔内野手がバットでチームを今季初勝利に導いた。 1点を追う4回1死一、二塁で先発松本の外角の速球をとらえ、右翼フェンス直撃となる決勝の逆転2点適時二塁打。今季初打点が勝利へとつながり「みんなでつないでくれたチャンスで打つことができ、その点を守り抜いて勝つことができてよかった」と喜んだ。

◆西武の先発松本航投手(23)が本拠地メットライフドームで初黒星を喫した。 序盤から力強い直球を武器に好投したが、4回に日本ハム中田に2点適時二塁打を打たれて逆転を許し、試合はそのまま1-2で敗れた。 松本は6回1/3を3安打2失点、4奪三振の5四球。ゲームはつくったが、負け投手となった。 試合後、「初回から自分の力を出し切ることと、最少失点に抑えることを意識してマウンドに上がりました。長打で失点はしてしまいましたが、出来自体は良かったですし、自分の力は出せたのではないかと思います。ただ、フォアボールが多かったのが反省点です。次回の登板に向けては、1球1球の精度を上げていきたいです」と話した。 松本はルーキーイヤーの昨季7勝4敗の成績を残したが、黒星はすべてビジターで記録。本拠地メットライフドームでは3勝0敗だった。

◆西武外崎修汰内野手が今季チーム1号を放った。先頭の2回に加藤の139キロを左中間席へ運び、自身にとっては今季初安打。 「何とか早く1本出したいなと思っていたので、まさかそれがホームランだとは予想もしていなかった。びっくりしています」と話した。 チームはその1点のみで敗れたが、辻監督は「まだ2試合。これからまだまだ長い戦いがあるので、その中で調子を上げてくれたらいい」と打線全体の調子については心配していなかった。

◆日本ハム西川遥輝外野手(28)が西武2回戦(メットライフドーム)でプロ野球史上304人目となる通算1000安打を達成した。 1点を追う4回先頭で右前打を放ち、節目に到達。主将のメモリアル打を起点にチームは勢いづいて逆転に成功。投打もかみ合って、20年シーズンの初勝利を挙げた。西川らしい痛烈な打球で、節目を刻んだ。1点を追う4回先頭。高く浮いてきた143キロ直球を引っ張り、右前へ運んだ。「約8カ月かかりましたね」。記録に王手をかけた昨年9月27日のシーズン最終戦以来、ようやく出た1000安打目。安堵(あんど)の表情は、同期入団で同学年の谷口が走って持ってきた記念パネルを見て、少しだけ笑みが広がった。 メモリアル安打が逆転勝利の口火となった。1死一、二塁とチャンスが広がり、4番中田の決勝打につながった。「自分としても楽になったし、チームが勢いづいてくれて本当によかった」と勝利に結び付いたことが何よりの喜びだ。 野球転機となった場所での記録達成だ。1743日前の15年9月12日。14年に続く2年連続盗塁王へ単独トップに立った、当時の名称・西武プリンスドームでの試合後のこと。「むちゃくちゃむかつく出来事。僕の中での大きな事件ですかね」。栗山監督から2軍降格を伝えられた。シーズン途中から打撃不振を一因にして、プレー全体の精彩を欠いた状況が続いていた。 苦境を打破できない姿を見て、大きな成長を促すために、あえて断を下した栗山監督は「2年連続盗塁王をつぶして2軍に落とした時は、一生忘れないよ。本当に悔しかっただろうし、俺のことを殺してやりたいと思ったと思う」と振り返る。愛のムチに西川も応えた。打撃は全て見直し、野球へ向き合う姿勢もストイックさが増した。「きっかけがあったので、こうやって自分の地位を確立できた」。16年には主力としてチームの日本一に貢献するなど、飛躍した。 栗山監督も西川の快挙に感慨に浸った。10年春に智弁和歌山で西川をインタビュー取材したのが出会いだ。「今も当時と変わらないところもあるよ」。監督に就任した12年以降はプロ初安打から1000安打まで全てを見守ってきただけに「ハルキが成長していく姿をずっと見てきたから」と笑みがはじけた。 まだ通過点でもある。西川は「お客さんが来るまでにもっともっと積み重ねて、次の何かの記録の時には、お客さんに立ち会ってもらって一緒に喜べたら」と話した。どんな状況にも負けない強い心で、今季もチームを引っ張っていく。【木下大輔】 ▼通算1000安打=西川(日本ハム) 20日の西武2回戦(メットライフドーム)の4回、松本から右前打を放って達成。プロ野球304人目。初安打は12年6月18日のDeNA4回戦(横浜)で小杉から。

◆日本ハムの勝利の方程式が虎の子の1点を守り切った。7回から公文克彦投手、宮西尚生投手、秋吉亮投手の盤石リレーで強打の山賊打線を封じきった。 8回に登板し、今季初ホールドの宮西は「昨シーズンはこういう接戦を勝ちきることができなかった。接戦を勝ちきって、今シーズン初勝利にできたのはよかった」とコメント。 自信を持って送り出した栗山英樹監督も「中継ぎ陣を絶賛しておいてくれ」とたたえた。 ▽日本ハム秋吉(今季初セーブに) 初登板で1点差だったので1番緊張しました。それでもしっかり抑えることができてよかった。

◆主砲のバットが日本ハムに今季初勝利をもたらした。1点を追う4回1死一、二塁。4番中田が逆転の2点適時二塁打を放った。 試合を決める今季初打点に「みんなでつないでくれたチャンスで打つことができ、その点を守り抜いて勝つことができてよかった」と素直に喜んだ。 新キャプテンがつくった流れに乗った。4回先頭の西川が通算1000安打となるメモリアル打でチャンスメーク。1死から近藤が四球でつなぎ、打順が回ってきた。「一、二塁だったので、最低限ランナーを進められるような打撃をしようと思っていた」。昨季1発を放っている西武先発松本の143キロ外角速球を逆らわず右方向へと運び、フェンス直撃の一打となった。「外野の頭を越えて得点を奪えたので良かった」。クッションボールが外野を転々とする間に2者が生還した。開幕2戦目でのチーム初得点に、ベンチからも大歓声が上がった。 開幕前の練習試合から4番の仕事を十分にこなしていた。9試合で28打数8安打、チームトップの11打点。大田、野村と並び3本塁打をマークした。「(打撃の調子は)良くもなく悪くもなくという感じ」といいながらも、前日19日の開幕戦から2試合連続安打と確実に結果を出している。 栗山監督は試合後「それがチームの中心なので。あそこで翔がよく打った」とたたえた。中田は「これからもチームの勝利に貢献できるように頑張りたい」と早くも次の戦いを見据えた。

◆今季初先発となった日本ハム加藤貴之投手が次回へリベンジを誓った。 2回外崎に先制の1発を浴びるなど、4回5安打1失点。「うまくリズムを作れませんでした」と毎回走者を背負っての投球を反省した。3月7日の2軍教育リーグ楽天戦(鎌ケ谷)で打球が直撃し、左手人さし指を骨折していた左腕は「次回登板に向けてもっと長いイニングを投げられるように調整したいです」と話した。

◆日本ハムの2番手で登板した玉井大翔投手が今季初勝利をゲットした。 1点リードの5回からマウンドへ上がり、森、山川、外崎のクリーンアップを3者凡退に抑えるなど2回を投げ1安打無失点。「チームみんなで勝ち取った勝利。先発から中継ぎまで粘り強くつなぐ理想的な試合だったと思うし、勝ててよかった」。試合後に栗山監督は「今日は玉ちゃんだろ」と好救援をたたえた。

◆開幕から一夜明け、日本ハム・栗山英樹監督(59)は黒星スタートにもすがすがしい表情を見せた。85年以上にも及ぶプロ野球の歴史の中で最も遅い開幕となった今季。指揮官は「先輩が苦労してつくったプロ野球の世界を俺は守らないといけない責任があるし、選手にもその責任がある」とした上で、「若い世代が必死にがむしゃらにやる姿、人が生きるとはそういうこと。お金があることが逆に不幸にするし、人間を」と話した。  新型コロナウイルスの影響を受けての異例のシーズン。「監督としては負けてはいけないんだけど、50年たったときに、昨日の試合に勝った、負けたなんて言う人は誰もいない。あの年に何があって、世の中に対して野球とは何だったのか。みんなが考えながらやらなきゃいけないシーズンだと思う」と力説した。

◆西武・外崎修汰内野手(27)が20日、日本ハム2回戦(メットライフ)に「5番・二塁」で先発。0-0で迎えた二回裏の第1打席、カウント1-1から加藤貴之投手(28)のストレートをとらえ、左中間への先制弾を放った。強力打線の西武は19日の開幕戦で本塁打がなかったため、球団今季第1号。

◆西武・外崎修汰内野手(27)が20日、日本ハム2回戦(メットライフ)で先制点となるソロ本塁打を放った。  「打ったのはストレート。開幕戦でヒットが出なかったので、早く1本欲しいと思っていました。ホームランが打ててうれしい」と振り返った。  0-0の二回。日本ハム先発・加藤の139キロの直球を捉え、ファンのメッセージ入り応援フラッグがある左翼席に突き刺した。生還後は、チームメートに「アップル、アップル」と声をかけられながら迎えられた。  今季チーム第1号となった。

◆日本ハム・西川遥輝外野手(28)が20日、西武2回戦(メットライフ)に「1番・中堅」で先発。0-1で迎えた4回に先頭で相手先発の松本の真っすぐを捉えて右前打を放ち、通算1000安打を達成した。プロ野球304人目。

◆西武のドラフト1位・宮川哲投手(24)=東芝=が20日、日本ハム2回戦(メットライフ)の八回にプロ初登板。1安打を許し、2四球を与えて2死満塁のピンチを招いたが、1回を無失点に抑えた。  150キロを超える直球と大きく曲がるカーブを中心に潜在能力の高さをのぞかせ、BS朝日の中継で解説を務めた古田敦也氏(54)は「いいものを持っていますね」と今後に期待していた。

◆日本ハムが20日、西武2回戦(メットライフ)に2-1で勝利。今季初白星を挙げた。二回に先制されたが、0-1の四回に4番・中田翔内野手(31)が右翼フェンス直撃の2点二塁打を放ち逆転。5人の継投で強力レオ打線に集中打を許さなかった。

◆日本ハムが20日、西武2回戦(メットライフ)に2-1で勝利。今季初白星を挙げた。「1番・中堅」で先発した西川遥輝外野手(28)が0-1で迎えた四回の第2打席、先頭で西武・松本の真っすぐを捉え、右前打。プロ野球304人目となる通算1000安打を達成した。チームの主将も務める西川はヒーローインタビューで、充実感を漂わせた。  --打席を振り返って  「早く1000本を決めて気持ち的に楽になりたかったし、自分が打つとチームが勢いづくんじゃないか、と思って打席に入りました」  --逆転劇につながる良い仕事をした  「ヒットを打っていなかったので、自分としても楽になったし、チームが勢いづいてくれて本当に良かった」  --昨年の最終戦で通算999本目のヒット。今季は開幕まで長かったが、2戦目で達成した  「約8カ月公式戦のヒットを打っていないということが、自分としても初めてで、すごくもどかしかったんですけど、気持ち的にはすごく楽になりました」  --遅い開幕となって無観客での試合が続いている。昨日、今日と戦ってみて  「やっぱり野球っていうものは素晴らしいものだなと感じました」  --テレビ、ラジオの前のファンにメッセージを  「本当はファンの皆さんの前で1000本到達をお見せしたかったんですけど、こういう状況なので仕方ない。テレビの前のファンの皆さんに僕たちの熱いプレーの姿をお見せして、少しでも元気づけられたらな、と思ってやっています」

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<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
楽天
200 1.000
(-)
-
(-)
11811
(+2)
2
(+1)
0
(-)
3
(+3)
0.246
(↓0.107)
0.950
(↑0.05)
2
(1↓)
西武
110 0.500
(↓0.5)
1
(↓1)
1184
(+1)
2
(+2)
1
(+1)
2
(+1)
0.180
(↑0.037
1.000
(↓1)
2
(1↓)
ソフトバンク
110 0.500
(↓0.5)
1
(↓1)
1184
(+2)
4
(+3)
2
(+2)
2
(+1)
0.221
(↑0.015)
1.890
(↓0.99)
2
(2↑)
ロッテ
110 0.500
(↑0.5)
1
(-)
1184
(+3)
4
(+2)
1
(+1)
2
(+1)
0.210
(↑0.004)
1.930
(↓0.07)
2
(2↑)
日本ハム
110 0.500
(↑0.5)
1
(-)
1182
(+2)
4
(+1)
0
(-)
1
(-)
0.121
(↑0.05
2.120
(↑1.26)
6
(2↓)
ORIX
020 0.000
(-)
2
(↓1)
1182
(+1)
11
(+2)
0
(-)
0
(-)
0.197
(↑0.157)
0.000
(-)