巨人(★3対5☆)ヤクルト =オープン戦1回戦(2020.02.29)・東京ドーム=
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ヤクルト
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巨人
0002010003502
勝利投手:イノーア(1勝0敗0S)
敗戦投手:ビエイラ(0勝1敗0S)

本塁打
【ヤクルト】青木 宣親(1号・8回表2ラン)
【巨人】モタ(2号・4回裏2ラン),岡本 和真(1号・6回裏ソロ)

  DAZN
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◆巨人は菅野が5回4安打1失点の投球。開幕投手に指名されている右腕が、順調な調整ぶりを披露した。対するヤクルトは、青木が3安打2打点の活躍。頼れるベテランが、バットで存在感を示した。

◆天使の甘~い誘惑に打ち勝つどころか、自らの糧としてみせた。巨人岡本和真内野手が、本拠地東京ドームでオープン戦第1号をぶちかました。 1点リードの6回。試合前に食した高級メロンは、既に消化していたはず? の若大将(命名:原監督)が、ノンストレスで第3打席に入った。ヤクルト石山の1ボールからの2球目。外寄り高め147キロに、かぶりついた。大好物と言わんばかりに逆らわず、右翼スタンドの中段へ高い放物線を描いた。「今年初めてのホームランでしたしね。素直にうれしかった」と失投を完璧にほおばった。 試合前にうれしいプレゼントがあった。昨年12月の契約更改の場で、球団へ「(東京ドームの)食堂のメロンが硬いので、ちゃんと熟したものにしてください」と珍おねだりした若大将。そんな4番の元へ「天使が選んだ味と香り」と称される静岡の完熟マスクメロン「天使音(あまね)」が届けられた。1玉約2万円もする高級フルーツ。口に運ぶと「甘い。硬くないです」と満面の笑みを見せた。試合前にエネルギーを補充し、若大将として初めての1発。試合後には6玉入った「天使音」の段ボールを大切そうに持ち帰った。「1日1玉ですね」と天使のような笑顔から、悪魔のような1発を相手チームへ届ける。【栗田尚樹】

◆巨人の鉄腕「ATOM」ことイスラエル・モタ外野手が、左足1本で1発を描いた。 0-0の4回1死二塁。3球で追い込まれながら、フルカウントの8球目。「自然な体の反応」とチェンジアップに、右足は宙に浮かせながら、左足で全体重を乗せ、十万馬力のパワーで左翼スタンド最前列へ先制の2ラン。 「背番号が変わる前とハングリー精神は変わらない」と支配下登録後、初の試合で結果を出した。

◆巨人新外国人のエンジェル・サンチェス投手(30=韓国SK)は収穫と課題が残った。 最速154キロの直球は威力十分も制球に甘さが見られ、青木に2ランを浴びた。 実戦で解禁したカットボールは「良かった」と手応えを示したが、原監督は「いいボールと良くないボールの差がある。確率を増やすということでしょう」と改善を求めた。

◆終盤に勝利をたぐり寄せ、ヤクルト高津臣吾監督はベンチでグータッチを交わした。 エース菅野との対戦で「競ったゲームで、次の1点を取ること、1点を取られないことが大事になる」。本来なら燕党の大きな声援に出迎えられるはずが、無観客のため静まりかえったまま。「大勢の声援の前でやれることを、楽しみにしている」とファンの後押しを受けて臨む試合を心待ちにした。

◆巨人菅野智之投手が自身6度目の開幕投手に向け、登板前に掲げた3つのテーマを消化した。オープン戦2度目の先発で、5回を4安打1失点。最速150キロをマークし、51球で投げ終えた。 (1)両サイドへの直球は威力、キレともに良く(2)直球主体に全球種を投じ(3)ヤクルト打線に嫌な印象を植え付けた。「前回より数段良くて、内容のあるピッチングができた」と充実した表情で振り返った。 無観客試合で静まり返ったグラウンドにミット音を響かせ、ファンの存在の大きさを再認識した。マウンドに上がる前の登場曲もなく、スタンドからの拍手も声援もなかった中での投球。「やるべきことは変わらないですけど、あらためて、ファンの声援が力になってるんだなと考えさせられた」とかみしめた。感じた思いを20日、DeNAとの開幕戦のマウンドで体現する。【久保賢吾】 ▽巨人宮本投手チーフコーチ(菅野に)「やはり東京ドームが似合う男。『18』が輝いて見えました。(ビエイラは)リリーフはクイックが第一のテーマ。もうひとつクイックに対してフォーカスしてほしい」

◆野球は元気です-。プロ野球オープン戦は2月29日、新型コロナウイルス感染拡大防止のために無観客での実施を決めて以降、初めて試合が行われた。11年に東日本大震災の影響で練習試合を無観客で行った例はあるが、オープン戦が無観客で行われるのは史上初めて。巨人原辰徳監督(61)は「集中することは一緒。後ろは向かない。前向きに」。ファンが待ちわびる20日の開幕戦に向け準備を進める。いつもなら大歓声でかき消されるはずの甲高い声が、バックネット裏の上段まで響き渡った。「モタさん!」。4回1死二塁、体勢を崩されながら左翼席に先制2ランを運んだパワーヒッターを、原監督が笑顔で迎え入れる。「さん」は敬意の表れ。今キャンプ最大の「サプライズ」と表現する育成出身の豪快弾に、おのずと声も上ずった。 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、オープン戦は全試合無観客での開催が決まった。その初戦。午後4時58分に掛け声とともに選手が一塁側ベンチを飛び出すと、先発菅野が投げ、受ける小林のミット音が響く。応援歌も球場演出もない。慣れない雰囲気の一戦に、指揮官は「集中することは一緒ですよ。戦うスタイルとしてね。変わっているようでは話にならない」と強い姿勢を求めた。 無観客開催が決定した翌2月27日。「後ろは向かない。前向きに」とジャイアンツ球場の一塁側ベンチにどっしり座って切り出した。「何かいいニュースを発信したいな」。日本中を取り巻く重苦しい雰囲気。推移を注視し、心を痛めながら野球界としてあえて「陽」の話題を"演出"した。 外野に全選手を集めると、青空の下で「監督、コーチの中で意見は一致した。君たちはどうだい」と問い掛けた。モタの支配下登録をチームの総意として球団に直談判。前代未聞のサクセスストーリーで夢をかなえたモタは、背番号「44」をつけた最初の試合で記念のアーチをたたき込んだ。昨年までの愛称ビッグベイビーを封印し、2代目「若大将」に指名した4番岡本にも特大ソロ。敗れはしたが、2時間33分に野球の魅力が詰まっていた。 「我々は、我々の中での勝負があるし、無観客だからということはない。そういう姿を、幸いテレビで放映してくれているという点でね。ファンの皆さんは注目して見てくれてると思う。そこは我々にとってもいいことだと思いますね」 11年の東日本大震災時は、楽天嶋(現ヤクルト)の「見せましょう 野球の底力を」の言葉で団結し、復興を目指した。今回は先の見えないウイルスの脅威。それでも球場でのプレーは続く。3月20日の開幕に向けて、プロの技術を研ぎ澄ませていく。【前田祐輔】 ▽巨人坂本(背中右側違和感から実戦復帰。初回に中前打)「もっと打席に立てば、感覚も良くなってくると思う」

◆天使の甘~い誘惑に打ち勝つどころか、自らの糧としてみせた。巨人岡本が、本拠地東京ドームでオープン戦第1号をぶちかました。1点リードの6回。試合前に食した高級メロンは、既に消化していたはず? の若大将(命名:原監督)が、ノンストレスで第3打席に入った。ヤクルト石山の1ボールからの2球目。外寄り高め147キロに、かぶりついた。大好物と言わんばかりに逆らわず、右翼スタンドの中段へ高い放物線を描いた。「今年初めてのホームランでしたしね。素直にうれしかった」と失投を完璧にほおばった。 試合前にうれしいプレゼントがあった。昨年12月の契約更改の場で球団へ「(東京ドームの)食堂のメロンが硬いので、ちゃんと熟したものにしてください」と珍おねだりした若大将。そんな4番の元へ「天使が選んだ味と香り」と称される静岡の完熟マスクメロン「天使音(あまね)」が届けられた。1玉約2万円もする高級フルーツ。口に運ぶと「甘い。硬くない」と満面の笑みを見せた。試合前にエネルギーを補充し、若大将として初の1発。試合後には6玉入った「天使音」の段ボールを大切そうに持ち帰った。「1日1玉ですね」と天使のような笑顔から、悪魔のような1発を相手チームへ届ける。【栗田尚樹】

◆野球は元気です-。プロ野球オープン戦は2月29日、新型コロナウイルス感染拡大防止のために無観客での実施を決めて以降、初めて試合が行われた。11年に東日本大震災の影響で練習試合を無観客で行った例はあるが、オープン戦が無観客で行われるのは史上初めて。巨人原辰徳監督(61)は「集中することは一緒。後ろは向かない。前向きに」。ファンが待ちわびる20日の開幕戦に向け準備を進める。いつもなら大歓声でかき消されるはずの甲高い声が、バックネット裏の上段まで響き渡った。「モタさん!」。4回1死二塁、体勢を崩されながら左翼席に先制2ランを運んだパワーヒッターを、原監督が笑顔で迎え入れる。「さん」は敬意の表れ。今キャンプ最大の「サプライズ」と表現する育成出身の豪快弾に、おのずと声も上ずった。 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、オープン戦は全試合無観客での開催が決まった。その初戦。午後4時58分に掛け声とともに選手が一塁側ベンチを飛び出すと、先発菅野が投げ、受ける小林のミット音が響く。応援歌も球場演出もない。慣れない雰囲気の一戦に、指揮官は「集中することは一緒ですよ。戦うスタイルとしてね。変わっているようでは話にならない」と強い姿勢を求めた。 無観客開催が決定した翌2月27日。「後ろは向かない。前向きに」とジャイアンツ球場の一塁側ベンチにどっしり座って切り出した。「何かいいニュースを発信したいな」。日本中を取り巻く重苦しい雰囲気。推移を注視し、心を痛めながら野球界としてあえて「陽」の話題を"演出"した。 外野に全選手を集めると、青空の下で「監督、コーチの中で意見は一致した。君たちはどうだい」と問い掛けた。モタの支配下登録をチームの総意として球団に直談判。前代未聞のサクセスストーリーで夢をかなえたモタは、背番号「44」をつけた最初の試合で記念のアーチをたたき込んだ。昨年までの愛称ビッグベイビーを封印し、2代目「若大将」に指名した4番岡本にも特大ソロ。敗れはしたが、2時間33分に野球の魅力が詰まっていた。 「我々は、我々の中での勝負があるし、無観客だからということはない。そういう姿を、幸いテレビで放映してくれているという点でね。ファンの皆さんは注目して見てくれてると思う。そこは我々にとってもいいことだと思いますね」 11年の東日本大震災時は、楽天嶋(現ヤクルト)の「見せましょう 野球の底力を」の言葉で団結し、復興を目指した。今回は先の見えないウイルスの脅威。それでも球場でのプレーは続く。3月20日の開幕に向けて、プロの技術を研ぎ澄ませていく。【前田祐輔】

◆前日28日に育成から支配下登録された巨人のイスラエル・モタ外野手(24)が、29日のヤクルトとのオープン戦(東京ドーム)に「6番・左翼」で先発出場。四回1死一塁でさっそく支配下"1号"となる左越え2点本塁打を放った。  「ストライクゾーンにきた球を、思い切って打つことを考えていました。いつもとやっていることは変わらない。僕は、打席に戦いに行っている、戦いに勝つことができましたね!」  四回1死から亀井が中前打で出塁。モタは3球でカウント1-2と追い込まれながらも、ファウルで粘ってボールを見極めフルカウントに。8球目、129キロチェンジアップに泳がされながらも食らいついた打球は、ぐんぐん伸びて左翼席最前列へ着弾した。自身オープン戦2本目のアーチで2点を先制し、笑顔でナインとハイタッチを交わした。

◆ヤクルトの高橋は制球が乱れながらも変化球でカウントを整えて4回2失点だった。四回1死二塁でモタにチェンジアップを左翼席へ運ばれたが、速球は150キロ前後と球に力があり「全体的には悪くなかった」と振り返った。  京都・龍谷大平安高から入団して5年目。昨季は先発で4勝を挙げ、今季の飛躍が期待されている。高津監督は開幕投手の候補の一人として名前を挙げ「やってもらわないといけない投手」と奮起を促した。

◆ヤクルトの青木が本塁打を含む3安打を放った。1-3の八回2死二塁ではサンチェスから2ラン。3ボールからの直球を狙い澄まして右中間席へ放り込み「打者有利のカウントだったので甘い球が来たらしっかり振ろうと思っていた。初対戦の相手だったが、タイミングをしっかり取れた」と手応えを語った。  無観客の試合で、新主将として守備の時も攻撃の時も大声を響かせた。「お客さんが雰囲気をつくってくれているんだと改めて感じた。これがシーズンだと寂しい」と話した。

◆オープン戦が無観客試合での開催となったことに伴い、この日予定されていた巨人の公式マスコットガール「ヴィーナス」の新メンバーのお披露目が延期となった。

◆岡本がオープン戦1号。六回、石山の147キロの直球を右翼席中段へ運んだ。試合前、球団にヒノン農業(浜松市)から高級メロン「天使音(あまね)」24玉が贈呈された。昨年の契約更改交渉で岡本が球団に食堂のメロンの品質改善を求めたニュースが、同社関係者の目に留まったのがきっかけ。贈呈式に出席した岡本は1玉1~2万円の高級品に舌鼓を打ち、「やわらかくておいしい」と笑顔だった。

◆先発の高卒5年目左腕、高橋が4回4安打2失点、5奪三振と上々の仕上がりを見せた。73球を要したが、直球の最速は150キロを計測し「(捕手の)嶋さんのリードで緩急をつけて投げられ、(打者も)詰まっていた」。開幕投手候補の一人に挙げている高津監督は「まだまだ勉強するところがある。もっと上を目指してやってもらわないと困るという感じ」と、さらなる成長を期待した。

◆1日の巨人戦は小川が先発する。この日登板した高橋、きょうの春季教育リーグ、巨人戦(戸田)に先発する石川と開幕投手を争う右腕は、60球程度を投げる予定。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で無観客での登板となるが、「経験はないのですごい違和感はあると思うんですけど、いつも通りに自分のペースでいけたら」と、平常心で臨むことを強調した。

◆右背中の違和感で別メニュー調整だった坂本が「2番・遊撃」で先発し、10日ぶりに実戦復帰。第1打席で中前打を放つと、四回には雄平の中前に抜けようかという当たりを好捕してアウトにするなど、攻守で躍動した。試合前には早出で打ち込んだ主将は、「もっと打席に立てれば感覚は戻ってくると思う」とうなずいた。

◆誰もいない左翼席に自ら"祝砲"をたたき込んだ。前日(2月28日)に支配下選手登録されたばかりのモタが2号2ラン。「打席には『戦うぞ』という気持ちで入っている。うまくコンタクトできてよかったよ」と白い歯を見せた。  四回。左腕・高橋の高めに浮いたチェンジアップにタイミングを外されながら、なんとか耐えてフルスイング。自慢のパワーでスタンドインさせた。背番号が014から44に変わって初めての試合で、いきなり結果を出した。  打てたら全力で喜び、打てなかったら全力で悔しがる。ベンチと左翼の守備位置の往復も高校球児のように全力でダッシュ。そんな姿勢だからチームメートからも愛される。ベンチで「モタさん!」と迎えた原監督は「打ち損じて(左翼席まで)行っているのは頼もしい」と目を細めた。 (伊藤昇)

◆快音を残した打球が静寂を切り裂き、無人の右中間席へ着弾した。ヤクルト・青木宣親外野手(38)が八回、同点の1号2ラン。自画自賛の打球だった。  「いい当たりでした。いけるボールが来たらいこうと。初めて対戦する投手なので、しっかりとタイミングを合わせようと思った」  一回は菅野から右前打。昨季6打数3安打の打率・500(通算は19打数6安打、打率・316)と得意にした右腕から今季初安打を記録すると、サンチェスに代わった六回は右翼線二塁打。八回は同投手からの一発で、3ボール後の直球を狙い澄ました。4打数3安打2打点。逆転勝利に貢献した。  今季から主将を務める。この日はDHでの出場だったが、無観客の試合で、守備のときも攻撃のときも大声を響かせた。気づかされたのは、ファンの存在だった。  「お客さんが雰囲気を作ってくれていると改めて感じた。野球で、音は大事だと思う。歓声がダイレクトに伝わると、選手はうれしい。ファンがいないとプロ野球じゃない気がする」  いつもとは違う状況だが、開幕に向けて仕上げるのみ。青木を主将に任命した高津監督は「お手本になるスイング、打席が多い」と評価した。1日の同カードでは初めて守備に就く予定。頼れるベテランは今季も健在だ。 (赤尾裕希)

◆プロ野球のオープン戦は29日、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため無観客で再開した。巨人は東京ドームでヤクルトと対戦し、開幕投手に決まっている菅野智之投手(30)が5回1失点。野手では、2月28日に育成から支配下選手登録されたイスラエル・モタ外野手(24)が四回に2号2ラン。3-5で敗れたが、エースと"新戦力"が順調な仕上がりをアピールした。  普段とは違う静まり返った東京ドームに、小気味良くミットの音が響いた。菅野が5回4安打1失点。予定の5回を、51球で投げきった。  「まだ課題はありますが、前回に比べたら数段いい内容。シーズンを想定してできました」  新型コロナウイルス感染拡大の影響で、プロ野球はこの日から15日までの全72試合が無観客で行われる。エースは登場曲なしで登板し、鳴り物の応援もない。打球音と選手の声が響く中で、同一リーグのヤクルトを相手に4三振を奪った。  「改めて声援が自分たちの力になっていると考えさせられました」  しみじみと振り返りつつ、マウンドでは課題の克服に努めた。今季初の実戦登板だった23日の楽天戦では、両サイドへの真っすぐの精度に不満が残った。この日はきっちりと修正し、直球の最速は150キロを計測。五回に内野ゴロの間に1点を失った以外は危なげない投球だった。  1月から取り組む上半身主導の新フォームも、着実に結果に結びついている。効果の一つは変化球。フォーム改良に伴って、カーブやフォークボールの縦の変化量が増した。  一回、いきなり坂口と山田哲の1、2番をフォークで空振り三振に斬った。また、これまで見せ球として使っていたカーブは勝負球に使えるようになり、三回に坂口を左飛に仕留めた。  「(カーブは)一歩間違えれば危ないボールですが、しっかりと制球できた。配球に関しては意図して投げられている手応えはあります」  3年連続6度目となる開幕投手に向けて順調な仕上がり。原監督は「(順調)と思います」と文句なしの表情を見せ、宮本投手チーフコーチは「完璧。何も言うことはない」と最敬礼した。  昨季は腰痛で3度の離脱がありながら、11勝をマーク。今季はフル回転し、チームをリーグ2連覇へ導く。 (箭内桃子)

◆60年近くプロ野球に携わってきて、お客さんが一人もいない試合を見るのは初めてだった。選手も最初は雰囲気に戸惑うだろうが、この時期に重要なのはゲーム勘を養うこと。試合ができるだけで、ありがたい。  試合前、ヤクルト・高津監督に「打線はいいんじゃないの」と声を掛けると、「そうなんです。投手が心配です」と返ってきた。この日の先発、高橋は左の本格派として何としても開幕から先発にほしいところだろう。  4回2失点とまずまずの結果だが、走者を背負うとボールが先行した。モタに喫した先制2ランは力で左翼席へ運ばれたもので気にしなくていいが、追い込んでから打たれたのはいただけない。  もう少し、コントロールにめりはりがほしい。打者に打ち気がなければ大胆にストライクゾーンへ投げ込み、打ち気満々のときはボール球をうまく使ってかわす。いい真っすぐを持っているだけに、もったいない。  いい手本が巨人先発の菅野。5回で51球とテンポがよかった。力投しなくても、しっかり内角を突いて打ち取ることができている。今年はいい調整ができているようだ。 (サンケイスポーツ専属評論家)

DAZN

<オープン戦順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
DeNA
400 1.000
(-)
-
(-)
25
(-)
12
(-)
5
(-)
2
(-)
0.287
(-)
2.750
(-)
2
(1↓)
広島
310 0.750
(↓0.25)
1
(↓0.5)
31
(+1)
19
(+3)
3
(-)
1
(-)
0.324
(↓0.015)
4.370
(↑0.3)
3
(1↑)
ヤクルト
211 0.667
(↑0.167)
1.5
(↑0.5)
22
(+5)
16
(+3)
1
(+1)
5
(+1)
0.250
(↑0.01
2.750
(↓0.08)
3
(1↑)
阪神
211 0.667
(↑0.167)
1.5
(↑0.5)
15
(+5)
22
(+4)
9
(+5)
4
(-)
0.248
(↓0.002)
4.890
(↑0.3)
5
(4↓)
ソフトバンク
110 0.500
(↓0.5)
2
(↓0.5)
14
(+4)
9
(+5)
2
(-)
1
(-)
0.282
(↓0.051)
3.500
(↓1.5)
5
(2↑)
中日
220 0.500
(↑0.167)
2
(↑0.5)
14
(+3)
17
(+1)
4
(+2)
1
(-)
0.258
(↓0.024)
4.000
(↑1)
7
(3↓)
巨人
230 0.400
(↓0.1)
2.5
(↓0.5)
25
(+3)
21
(+5)
7
(+2)
1
(-)
0.273
(↓0.027)
4.200
(↓0.2)
8
(-)
楽天
130 0.250
(↑0.25)
3
(↑0.5)
13
(+4)
23
(+2)
2
(+2)
2
(+1)
0.211
(↓0.002)
4.360
(↑0.89)
8
(-)
日本ハム
130 0.250
(↑0.25)
3
(↑0.5)
12
(+4)
23
(+3)
0
(-)
0
(-)
0.227
(↑0.011)
5.000
(↑0.67)
10
(4↓)
ロッテ
010 0.000
(↓0.462)
2.5
(-)
2
(-59)
4
(-50)
2
(-8)
0
(-14)
0.138
(↓0.11)
4.000
(↓0.27)
10
(2↓)
ORIX
020 0.000
(-)
3
(↓0.5)
7
(+3)
14
(+4)
1
(+1)
0
(-)
0.212
(↑0.112)
6.620
(↑2.38)