1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
DeNA | 2 | 1 | 0 | 0 | 1 | 3 | 0 | 0 | 0 | 7 | 11 | 1 | 0 |
中日 | 1 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 9 | 3 | 1 |
勝利投手:石田 健大(1勝0敗0S) (セーブ:齋藤 俊介(0勝0敗1S)) 敗戦投手:柳 裕也(0勝1敗0S) 本塁打 |
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◆中日は、高橋が5回に2ランを放つなど2本の長打を記録。状態の良さをアピールした。対するDeNAも、宮崎が2安打2打点をマーク。前日に続いてマルチ安打を放つ活躍で、順調な調整ぶりを示した。
◆中日の今季開幕投手を務める大野雄大投手(31)が先発した。今季オープン戦初登板した同投手は、3回を投げ、打者15人に5安打3失点で降板した。初回は先頭神里から2連打を浴び、内野ゴロ、内野安打で2失点。2回も味方の失策から無死一、二塁のピンチを背負い、2死三塁から神里に適時打を許した。 降板後、大野雄は「3イニングをしっかり投げられた。右打者の内側に直球とスライダーのコンビネーションでしっかり投げられるかを試した。いい球も多くファウルも取れた。次戦では左打者へ厳しく投げられるかをテーマにしたい」と話した。 同投手は昨季25試合に登板9勝8敗、防御率2・58。9月14日の阪神戦では史上81人目のノーヒットノーランを達成し、初タイトルの最優秀防御率にも輝いた。シーズン後は、侍ジャパンの一員としてプレミア12に出場し、優勝に貢献。今月中旬に、与田監督から開幕投手に指名された。
◆DeNA浜矢広大投手が「2種類のフォーク」で4回3安打1失点と好投した。 3回1死、3番福田を決め球で空振り三振に仕留め「カウントを取るフォークと空振りを取るフォークの2種類を投げ分けられたのが良かった」と胸を張った。 ラミレス監督も「初回はバラついたけど、全体的に悪くなかったね」と評価した。
◆"探り"をはるかに上回った! DeNA新外国人タイラー・オースティン内野手(28=ブルワーズ)が23日、中日とのオープン戦(北谷)に2番DHで先発。昨季セ・リーグ最優秀防御率の大野雄から2本の二塁打を放った。これで対外試合5試合で10打数8安打で2本塁打、4二塁打。オープン戦に限れば5打席連続安打で4長打の大爆発。「ヒットゾーン」を見極めにくる同一リーグのライバルたちに、強烈なインパクトを残し続けている。前日、右肘の張りで楽天とのオープン戦を急きょ出場回避した影響を、みじんも感じさせない鋭いスイングだった。オースティンは1回無死一塁の第1打席で中堅左に二塁打を放つと、2回2死一塁で大野雄と2度目の対戦。3球目の134キロを力みなく振り抜き、左翼線への二塁打とした。昨季、無安打無得点を記録した好左腕も脱帽の一打だ。 中日大野雄 1つめは真っすぐ。2本目はインコースのスライダーをファウルにできるか確かめようと思った。悪い球じゃなかったけど、うまく打たれた。 5回無死の第3打席は昨季11勝の柳からストレートの四球。その後、5番宮崎の二塁打で、一塁から本塁生還。アグレッシブな走塁にも敵将が警戒を強めた。 中日与田監督 レフトへの強い当たりもあったし、走塁もいい。要警戒だね。いろんな情報を集めていかないと。 対外試合5試合で打率8割と絶好調の新助っ人は「ボールを強くたたくことだけを考えているよ。深く考えないで、レベル(スイング)で振ること」と、笑顔でいつもと同じコメントを繰り返した。 メジャー通算209試合で33本塁打の長距離砲だが、114安打の倍近い215三振で三振率3割6分9厘の高さが心配されていた。それがここまで14打席で1三振。4四球と選球眼の良さを見せている。実戦だけでなく、連日のフリー打撃でもボールを見極め、無理に打ちに行くことはない。188センチ、100キロの体格と恵まれたパワー。田代チーフ打撃コーチが「軸がぶれないのが1番いい。小さな動きで大きなパワーが出せる」と言うように、大振りしなくても、自然と打球が伸びる。 ラミレス監督は「シーズンに入れば攻め方が変わってくると思うので、そこでどうなるか」と慎重な見方も示すが、選球眼を維持できれば、"オースティン無双"は続きそうだ。【鈴木正章】
◆"探り"をはるかに上回った! DeNA新外国人タイラー・オースティン内野手(28=ブルワーズ)が23日、中日とのオープン戦(北谷)に2番DHで先発。 昨季セ・リーグ最優秀防御率の大野雄から2本の二塁打を放った。これで対外試合5試合で10打数8安打で2本塁打、4二塁打。オープン戦に限れば5打席連続安打で4長打の大爆発。「ヒットゾーン」を見極めにくる同一リーグのライバルたちに、強烈なインパクトを残し続けている。
◆中日2番高橋周平内野手が機能した。初回無死一塁から右翼線二塁打で好機を広げ、5回1死一塁では右翼へ1号2ランを放った。 高橋は「与えられたところでしっかり結果を出したい」。昨季の中日はリーグトップの打率2割6分3厘を誇りながら、得点は同5位の563点と苦しんだ。伊東ヘッドコーチは「(2番高橋は)初回から送りバントするより、攻撃の幅が増える」と、練習試合から続けてきた新打線の効果を説明した。
◆DeNA新外国人タイラー・オースティン内野手(28=ブルワーズ)が23日、中日とのオープン戦(北谷)に2番DHで先発。昨季セ・リーグ最優秀防御率の大野雄から2本の二塁打を放った。 これで対外試合5試合で10打数8安打で2本塁打、4二塁打。オープン戦に限れば5打席連続安打で4長打の大爆発。 ▼オースティンがオープン戦2試合通算で5打数5安打。オープン戦の古い記録は不明だが、主な連続打数安打では88年クロマティ(巨人)00年福浦(ロッテ)がともに四死球を挟まず9打席連続で放っている(福浦は開幕初打席から)。連続打席出塁は6。03年にアレックス(中日)がデビュー2戦目の途中から5安打5四球で10打席連続出塁したが、オースティンはどこまで伸ばせるか。
◆DeNA新外国人タイラー・オースティン内野手(28=ブルワーズ)が23日、中日とのオープン戦(北谷)に2番DHで先発。昨季セ・リーグ最優秀防御率の大野雄から2本の二塁打を放った。これで対外試合5試合で10打数8安打で2本塁打、4二塁打。オープン戦に限れば5打席連続安打で4長打の大爆発。 ◆来日1年目のOP戦で好成績の外国人野手 昨年はブラッシュ(楽天)が3割5分の高打率に加え、12球団トップタイの15打点。公式戦でも33本塁打を放った。最近では他に、13年アブレイユ(日本ハム)18年ソト(DeNA)がシーズンでも本塁打王と活躍。一方で、17年シリアコ(DeNA)は打率3割7分5厘で首位打者となったが、公式戦では打率1割にも満たず、本塁打も0本に終わっている。
◆中日・大野雄大投手(31)が23日、オープン戦・DeNA戦(北谷)に先発し、3回5安打3失点だった。 今キャンプ初の実戦登板で、一回は連打でいきなり無死二、三塁のピンチを招き、1死後に内野ゴロの間と、5番・宮崎の三塁強襲内野安打で2失点。二回も2死三塁から1番・神里に右前適時打を許した。三回は佐野、宮崎、ロペスを三者凡退に抑えた。 大野雄は、3月20日の広島戦(マツダ)での開幕投手に内定している。
◆中日・大野雄大投手(31)が23日、オープン戦・DeNA戦(北谷)に先発し、3回5安打3失点だった。 「3イニングをしっかりと投げられた。直球もボチボチいっていたという感じです」 今キャンプ初の実戦登板で一回に2失点、二回に1失点で計3失点。内野ゴロの間の生還など、空振りを取りきれず、防げた失点には反省。一方、三回は力感を抑えながらも捕手の大野奨から「球は来ている」と言葉をもらい、佐野、宮崎、ロペスを三者凡退に抑えるなど、修正した。 大野雄は3月20日の広島戦(マツダ)での開幕投手に内定している。名古屋に戻った後の登板に向け、「オープン戦といえども勝ちたい。スターターとしてマウンドに上がる以上は、チームが点を取るまで我慢することがシーズン中も大事」と課題を持ち帰った。
◆DeNAの新外国人オースティンの打棒が止まらない。中日の開幕投手を務める大野雄から一回は左中間、二回は左越えと2打席連続で二塁打を放った。右肘の張りで22日の楽天戦を欠場した不安も一掃し「チームも勝てたし、個人の成績にも満足している」と上機嫌だった。 五回は四球で出塁。16日の巨人戦で2本塁打を含む3安打を打っており、オープン戦は5打数5安打と打率10割のままだ。日に日に期待が高まる大砲は「安打を打つために出るのではない。チームが勝つためだ」と頼もしかった。 ラミレス監督(オースティンの2番起用に) 「調子がいいのでしばらく使うが、開幕後もずっと2番ということはない」
◆DeNAの左投手、浜矢が1失点した立ち上がりから修正し、二回からの3イニングを内野安打1本に抑えた。短い投球間隔でリズムを生み、カウントに応じて変化の異なる2種類のフォークボールを使い分け「捕手の戸柱さんがいい球種を選択してくれた」と語った。 昨季開幕直前に楽天からトレードで加入。救援での登板2試合に終わり、オフはメキシコのウインターリーグで武者修行した。ラミレス監督は先発としてスタミナを課題に挙げつつも「全体的には悪くなかった」と及第点を与えた。 石田(2番手で4回3失点) 「リズムの大事さを改めて感じた。次は同じミスをしないように」
◆中日で開幕投手を務める大野雄は今季の初実戦で5安打を浴び、3回5安打3失点(自責点2)だった。久々の実戦に「腕の振りなどが難しいと思った。力んで投げることが多かった」と淡々と話した。 一回はいきなり神里、新外国人オースティンに連打されるなど2失点。二回もこの2人に甘い球を続けて安打された。大野雄は厳しい結果にも下を向かず「どうしようもない点の取られ方ではなかった。左の打者に対して厳しいコースに投げられるようにしたい」と冷静だった。 柳(今季オープン戦初登板は3回4失点) 「チェンジアップをことごとく打たれた。うまくいかなかった」
◆中日の根尾が試合後、OBで野球殿堂入りした立浪和義氏から打撃指導を受けた。室内練習場で技術面の助言を受け「いつも以上に実りがあった。これをものにしないといけない」と真剣な表情だった。 立浪氏は「頭のよい選手なので、呼び込む間をつくれば打てるようになる。基本や基礎をしっかりやることが大事」とエールを送った。この日は途中出場し、昨季の公式戦やオープン戦で経験していない二塁手を務めた。
◆高橋が五回の右越え2ランを含む2安打2打点と活躍。「状態はあんまりいいと思わないが、しっかりとタイミングを取りたいと思っている」と胸を張った。一回は浜矢の甘い球を右翼線二塁打、五回には石田の直球をしっかり捉え、右翼席に運んだ。昨季はベストナインに選出された主将は、オープン戦1号に「初球から積極的にいこうと思った。手応えがあった」と満足した表情だった。
◆石田が五回から登板し、4回6安打3失点。「感覚をつかむまで時間がかかってしまった」と立ち上がりに2ランを浴びるなど3失点も、徐々にリズムを取り戻し、六回以降は無失点で切り抜けた。昨季は先発、中継ぎでフル回転。先発候補の6年目左腕は「同じミスをしないよう、もう一度投球内容を見直したい」と次回への課題を掲げた。
◆DeNAの新外国人、タイラー・オースティン内野手(28)=前ブルワーズ=が23日、中日とのオープン戦(北谷)に「2番・DH」で先発出場。中日の開幕投手に内定している大野雄大投手(31)から2打席連続の二塁打を放つなど、2打数2安打、1四球と猛打を見せた。オープン戦2試合で5打数5安打と打率10割を継続中。出場した実戦5試合全てで安打を放つなど、"10割男"が驚異の打棒を発揮し続けている。 またも快音を響かせた。一回無死一塁の第1打席。オースティンは、大野雄の高めのツーシームを左中間へ。二回無死一塁では2ストライクと追い込まれながら、変化球を左翼線に運んだ。 「試合に勝ったし、個人の成績にも満足している。常に強くボールをたたくことを考えている」 中日の開幕投手に内定しているベテラン左腕から2本の二塁打を放ち、上機嫌に振り返った。 前日22日の楽天とのオープン戦(宜野湾)は、右肘の張りを訴えて休養したが、影響を感じさせない内容だった。16日の巨人とのオープン戦初戦で2本塁打を含む3安打を放っており、オープン戦2試合で打率10割(5打数5安打)をキープ。実戦5試合で打率・800(10打数8安打)、出塁率・857と驚異の数字をたたき出している。 オースティンの武器は"パワー"だけではない。先頭で迎えた五回の第3打席では四球を選び、5試合で4四球と確かな選球眼も見せた。キャンプ序盤には、打撃投手を務めた今永の22球を全て見送って周囲を驚かせた。ロッテで3度の三冠王に輝いた落合博満を思わせる独特の目慣らし法で、日本の投手の球筋を分析。メジャー通算33本塁打のスラッガーは、この日も全打席で出塁する安定感を発揮した。 今キャンプは、メジャーに移籍した主砲・筒香の穴を埋める選手の"発掘"が大命題だった。課題解決どころか大ブレークの予感すら漂わせる大砲に、ラミレス監督は「しばらくは使ってみようと思う」と『最恐の2番打者』として期待。2年連続本塁打王のソト、日米通算1934安打のロペスとともに、外国人3人を並べる打線を構想する。 オースティンは「先のことは深く考えていない。日々一生懸命やるだけ」とうなずいた。チームはオープン戦負けなしの3連勝。期待高まる新助っ人が、さらに存在感を高めた。 (佐藤春佳) オースティンについてDeNA・田代打撃コーチ 「軸がぶれないのが一番良い。ボールの見極めもしっかりできている」 オースティンに2本の二塁打を許した中日・大野雄 「悪いボールではなかったが、うまく打たれた」
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