ヤクルト(★6対7☆)広島 =オープン戦1回戦(2020.02.22)・ANA BALLPARK浦添=
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広島
0010042007811
ヤクルト
2004000006830
勝利投手:床田 寛樹(1勝0敗0S)
(セーブ:菊池 保則(0勝0敗1S))
敗戦投手:杉山 晃基(0勝1敗0S)

本塁打
【広島】西川 龍馬(1号・6回表2ラン)

  DAZN
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◆ヤクルトは、開幕ローテーション入りを目指す高梨が先発。3回1安打1失点と好投を披露した。対する広島は、ドラフト1位ルーキーの森下が登板。初回に2失点を喫したものの、以降の2イニングを無失点に抑えた。

◆BALLPARK浦添 広島のドラフト1位森下暢仁投手(22=明大)が対外試合デビューを果たし、1回にいきなりプロ初失点を喫した。 初球146キロは引っかけてボールとなるも、2球目の148キロで1番坂口を二ゴロに打ち取った。 2番山田哲には149キロ、148キロと直球を続け、チェンジアップを挟み、4球目147キロを中前にはじき返された。 続く青木には1ストライクから4球ボールが続いて四球。1死一、二塁となり、雄平にはチェンジアップを左中間にはじき返され、先制点を奪われた。 さらに四球で1死満塁とし、塩見の二ゴロの間に2点目を失った。初回に23球を投じる滑り出しになった。

◆BALLPARK浦添 ドラフト1位森下暢仁投手(22=明大)が対外試合デビュー戦で3回45球を投げ、打者13人に2安打2四死球1三振2失点で終えた。 初登板の森下は1回1死から山田哲の中前打から一、二塁とすると、雄平に先制左中間二塁打を浴びた。さらに併殺崩れで、この回2点目を失った。2回は中村からカットボールで初の三振を奪うと、後続はいずれも三ゴロに仕留めた。3回は1死から三塁ピレラの悪送球で走者を出すも、青木を三ゴロ、雄平を中飛に打ち取った。いきなり2点を失う滑り出しも、2回以降は立て直した。

◆BALLPARK浦添 広島のドラフト1位森下暢仁投手(22=明大)の対外試合デビュー戦は3回2安打2失点に終わった。初回1死一、二塁から雄平に左中間への適時二塁打を浴びるなど、2点の先制を許した。しかし2、3回からテンポのいい投球で無安打無失点に抑え、高い修正力をみせた。 3回を投げきった森下は「立ち上がりが悪かったので、これからの課題としてしっかりやっていきたい」と反省しながらも「バックの先輩たちがすごい人ばかりなので、打たせてとっていけば、いい形で攻撃にリズムを与えていけると思った」と手応えをつかんだ様子だった。

◆BALLPARK浦添 広島は5番で起用された西川龍馬内野手が逆方向への1発を放った。練習試合では3番に起用されていたが、オープン戦初戦に5番で先発。 6回に杉山の外角球をたたいて左翼席に運んだ。「風(のおかげ)」と振り返るも首脳陣の信頼は高い。朝山打撃コーチは「西川は3(番)か5(番)」と中軸を任せることを決めている。

◆BALLPARK浦添 調整が遅れていた広島床田寛樹投手が3回無失点に抑えた。6回から登板。テンポよく3つの三振を奪い、許した安打は2本のみだった。「腕を振ることを意識した」という左腕だが「(兆しは)まだ見えていない。そんなにすぐ見えるものじゃない」と首をひねった。 8回先頭に2球続けてボール球を投じたことなどを反省した。

◆BALLPARK浦添 広島ドラフト1位森下暢仁投手(22=明大)が対外試合デビュー戦で3回45球を投げ、打者13人に2安打2四死球1三振2失点で終えた。▼ヤクルト高津監督(森下について)「思ったよりも球が速かった。カットボールやスライダーも切れていた」 ▼ヤクルト雄平(森下から二塁打)「全球種がよかった。さすがドラフト1位。今日はたまたま、初めてみたチェンジアップにうまく合わせることができた」 ▼ヤクルト山田哲(森下からチーム初安打となる中前打)「真っすぐを打ったけど少し差し込まれた。真っすぐは速いし、変化球でもストライクがとれる投手」 ▼ヤクルト青木(森下から四球)「いいボールがきていた。ルーキーだけど、落ち着いて投げていた。ローテーションに入ってくる投手と聞いているので、今後も必ず対戦する。少しでもイメージをふくらませられたら」

◆BALLPARK浦添 広島のドラフト1位森下暢仁投手(22=明大)が対外試合デビュー戦で高い修正能力を発揮した。 ヤクルトとのオープン戦に先発。緊張感からか、初回に2点を奪われたが、2回以降は抜群の安定感で無安打無失点にまとめた。「初回に菊池(涼)さんが守ってくださって(塩見の一、二塁間のゴロを好捕)、そこで吹っ切れたというか、すごい選手が周りにいるんだなと思った。しっかりと自分は投げきろうと思いました」とうなずいた。 2回先頭の中村を外角寄りの132キロカットボールで空振り三振。その後も初回に最速149キロを計測した直球と変化球で攻め込んだ。続く西浦、浜田は変化球で三ゴロ。3回も内角攻めで凡打を重ねさせ、コンビを組んだ会沢は「落ち着いて投げていた。(初回エスコバーに)死球を当てた後もインサイドに投げられていた。変化球でもストライクを取れていたし、大したものです」とうなった。 明大時代のデビュー戦は米国キャンプ中の試合で、1回に満塁弾を含む3被弾を喫し7点を失った。「これ以上悪くなることはないと思いました」と前向きに捉え、大学NO・1右腕まで上り詰めた。その修正力をプロでも発揮。オープン戦初陣を逆転勝ちで飾った佐々岡監督は「初回は緊張もあっただろうけど、ズルズルいかずにしっかり2、3回を抑えた。自信になると思うし、次の登板が楽しみ」と即戦力右腕に目を細めた。【古財稜明】

◆BALLPARK浦添 ヤクルトのドラフト2位吉田大喜投手(22=日体大)が、初実戦で持ち味を発揮した。 オープン戦チーム開幕の広島戦(浦添)に2番手として登板し、2回を完璧に抑えて先発ローテーション入りへアピール。「持っている力を出そうと思っていた。ある程度は、出せたかな」と話した。 広島が誇る主軸を、制球力で抑えた。4番鈴木には初球に145キロの高め直球でファウル。カウント1-1から111キロのストライクゾーンいっぱいの低めカーブで三ゴロに仕留めた。3番からの打順を3者凡退で抑え、高津監督は「スピードも出ていたし、高さも制球も良かった。長いイニング、多い球数をこなしていってほしい」と期待を寄せた。 相手の先発は、大学日本代表でともに戦った同学年のドラフト1位森下。前日には連絡を取り合い、健闘を誓った。直接言葉を交わすことはなかったが、マウンドで投げる森下の姿を見て「いい投手だな」と改めて思ったが「自分は自分」と言い聞かせた。 この日は、沖縄でキャンプを行っていた日体大の後輩、約50人が観戦に訪れた。古城監督は「落ち着いていて、彼らしいピッチングだった」と目を細めた。ちょうど前日、横浜市内の日体大横浜・健志台キャンパスにある球場に、スピード測定器が設置された。吉田喜が契約金から「ウン百万円」をかけて贈ったものだ。「後輩たちが、少しでもいい球を投げてくれたら」と先輩としての誇りを掛けてプロの世界で戦う。【保坂恭子】

◆広島のドラフト1位森下暢仁投手(22=明大)が対外試合デビュー戦で高い修正能力を発揮した。ヤクルトとのオープン戦に先発。緊張感からか、初回に2点を奪われたが、2回以降は抜群の安定感で無安打無失点にまとめた。広島のエースも、森下にうっとりだ。同じ大卒でプロ入りした右腕の魅力について大瀬良大地投手は「センスですね。動きがしなやかで柔らかさがあるので、見ていて楽しいですし、華があるという感じですね」。春季キャンプ休日の17日にはキャッチボールを行い、大瀬良が森下にスライダーを伝授。教わった変化球を翌18日の自身初のシート打撃で1球試し、周囲を驚かせた。 大瀬良は「何でもすぐにできてしまう器用な選手。フィールディング、けん制とか、投げることだけではなくて、細かい動きも非常に上手に体を使ってやっている。そういうところはすごいなと思います」と絶賛する。球界を代表する投手がほれる逸材。末恐ろしい。【広島担当 古財稜明】

◆BALLPARK浦添 ヤクルト高津臣吾監督がシーズンを見据え、2番山田哲人、3番青木宣親の新打順を組んだ。 初回、広島森下から山田哲が中前打を放ち、青木が四球で1死一、二塁の好機を演出。4番雄平の二塁打で先制と、さっそくつながった。 指揮官は「(山田)哲人は、自分の中で理想の2番打者。青木の前というのがキーになる。青木、村上の前に走者で哲人を置きたい」と説明。山田哲は「経験はしているし、2番は変な感じはない」と話した。

◆BALLPARK浦添 ヤクルトのドラフト2位吉田大喜投手(22=日体大)が、初実戦で持ち味を発揮した。オープン戦チーム開幕の広島戦(浦添)に2番手として登板し、2回を完璧に抑えて先発ローテーション入りへアピール。「持っている力を出そうと思っていた。ある程度は、出せたかな」と話した。 広島が誇る主軸を、制球力で抑えた。4番鈴木誠には初球に145キロの高め直球でファウル。カウント1-1から111キロのストライクゾーンいっぱいの低めカーブで三ゴロに仕留めた。3番からの打順を3者凡退で抑え、高津監督は「スピードも出ていたし、高さも制球も良かった。長いイニング、多い球数をこなしていってほしい」と期待を寄せた。 相手の先発は、大学日本代表でともに戦った同学年のドラフト1位森下。前日には連絡を取り合い、健闘を誓った。直接言葉を交わすことはなかったが、マウンドで投げる森下の姿を見て「いい投手だな」と改めて思ったが「自分は自分」と言い聞かせた。 この日は、沖縄でキャンプを行っていた日体大の後輩、約50人が観戦に訪れた。古城監督は「落ち着いていて、彼らしいピッチングだった」と目を細めた。ちょうど前日、横浜市内の日体大横浜・健志台キャンパスにある球場に、スピード測定器が設置された。吉田喜が契約金から「ウン百万円」をかけて贈ったものだ。「後輩たちが、少しでもいい球を投げてくれたら」と先輩としての誇りをかけてプロの世界で戦う。【保坂恭子】

◆広島のドラフト1位・森下暢仁投手(22)=明大=が22日、ヤクルトとのオープン開幕戦(ANA BALL PARK 浦添)で実戦デビューを飾り、3回2安打2失点で降板した。  「実戦では今まで以上に気持ちが入った。緊張を感じて投げることができた。しっかりと腕を振ることを意識した」  一回1死から山田哲に中前打、青木への初球はこの日最速の149キロを計測したが、その後四球で一、二塁とされ、雄平に左中間へ先制二塁打を許した。なお二、三塁ではエスコバーへの頭部死球で満塁、塩見の二ゴロ併殺崩れの間に2点目を失った。  二回は先頭中村を空振り三振、西浦と浜田をそれぞれ三ゴロに打ち取って三者凡退。三回1死では三塁・ピレラの一塁悪送球で打者走者が二塁まで進んだが、青木を一ゴロ、2死三塁では雄平のバットを折り中飛に封じた。  初実戦が対外試合だった森下は「プロの打者は経験が違った。(自己採点は)わからない。シートとは全然違う。思っていたより投げ切れた」と淡々とした表情を浮かべた。開幕ローテ入りへ一歩前進した。

◆ヤクルトのドラフト2位ルーキー、吉田喜(日体大)がアピールに成功した。四回から2番手で登板し、打者6人を凡打に仕留めて2回無失点。大学日本代表の経歴を持つ右投げ投手は「持っている力をある程度出せた」と手応えを口にした。  速球は安定して145キロを超え、どの球種も低めに集めた。四回は鈴木誠をブレーキの利いたカーブで三ゴロに打ち取った。高津監督は「すごくいい投球。これを続けて、長い回、多い球数をこなしてほしい」と評価した。 高津監督(2番山田哲、3番青木の打順で臨み) 「青木の前に哲人を置くのが一つのキー。いいつながりで点が取れたし、また試したい」 雄平(一回に森下から適時二塁打) 「チェンジアップをうまく打てた。俺もアピールしておかないとね」 杉山(創価大出身のドラフト3位新人。1回0/3で6失点) 「苦い経験になった。課題が見つかったことを収穫にして、このスタートを今後に生かしていきたい」

◆六回の一塁守備から交代出場した広島の堂林が逆転打を放った。5-6の七回無死満塁で、2ボールから杉山のカウントを取りにきた速球を逃さなかった。左中間フェンス直撃の2点二塁打とし「少ない打席の中で振っていこうと心掛けた」と満足げだった。  正一塁手の最右翼とみられていた松山が腰部痛で離脱。堂林は代役として安部らとポジションを争う立場にある。「一日一日が勝負なので、目の前の試合をしっかりやっていければいい」と力を込めた。

◆四回に登板した広島の中村恭が負傷降板した。3連打で1点を失い、なお無死一、三塁。西浦に対して3ボールとなったところで不調を訴えて交代し「原因は分からない。何も言えない」と言葉を濁した。  昨季43試合に登板し、今季も中継ぎの一角として期待されるサウスポーのアクシデントに、佐々岡監督は「心配なところがある。検査もあるし、おそらく3軍に行ってもらう」と声を落とした。 会沢(森下に) 「二回からは良かった。変化球でストライクを取れていたし、大したもの」 床田(3回無失点) 「スピードが思ったより出ていない。相手に助けられてのゼロだった」 宇草(法大出身のドラフト2位新人。1安打1盗塁) 「積極的にいこうと思っていた」

◆ヤクルトのドラフト2位・吉田大喜投手(22)=日体大=が、四回から2番手として実戦デビュー。2回を20球で、完全投球を披露した。  「あまり緊張はしなかったですけど、自分の持てる力を出そうと思って投げました。(力は)ある程度は出せたかなと思います」  広島の3番から6人を封じた。ゆったりと左足を上げるフォームから最速146キロの直球と変化球を操り、4番・鈴木誠は三ゴロに抑えた。相手先発のD1位・森下(明大)とは大学日本代表で同部屋。投球を見届けてマウンドに上がったが「自分は自分なので」と平常心を貫いた。  日体大の野球部員ら約50人がバックネット裏で観戦。吉田喜は入団決定後、大学のグラウンドのスコアボードに取り付ける球速表示計を贈ったといい、前日20日に設置が完了した。後輩の前で、雄姿も届けた。

◆ヤクルトの1軍は22日、オープン戦初戦となる広島戦(浦添)で、2020年版新打線を披露した。高津臣吾監督(51)は、山田哲人内野手(27)を2番、青木宣親外野手(38)を3番に据え、初回に先制に成功。試合は6-7で逆転負けしたが、V奪回へ新たな打線の形を見せた。  暑さが戻った沖縄で、燕の新打線が披露された。高津監督は2番に山田哲、3番に青木を据えるオーダーを選択した。  「打線のつながりとか配置、選手の能力、技量、いろいろなことを考えてこの打順にしました。試している段階なので、決定というわけではないですけど、いろいろな意味があって(山田)哲人を2番にしました」  昨季の総得点数656はリーグ2位だが、バレンティンがソフトバンクに移籍し、得点力の低下は避けられない。そこで、打って走れる山田哲を2番に起用。出塁率の高い坂口と1、2番を組ませる。さらに「送らないので、僕は」と高津監督は明言。バントはせず、積極的な攻撃で得点を生むことを目指す。  「青木の前に哲人を置くというのが一つのミソというか、一つのキーになる。哲人が2番というのはありかなと思う」  一回に早速機能した。D1位右腕・森下(明大)に坂口は二ゴロに倒れたが、山田哲が今季の実戦初安打となる中前打。青木が四球を選ぶと、4番・雄平の左中間への適時二塁打で山田哲が生還した。今キャンプ、高津監督が指揮した実戦4試合で犠打は0。下半身のコンディション不良で2軍調整中の4番候補・村上が復帰すれば、打線に厚みが増す。  2018年以来の2番に座った山田哲は「そんなに違和感なくというか。何回か経験したこともありますし、変な感じはしなかった」。令和2年2月22日。背番号22を背負った指揮官が、新たな形を示した。 (赤尾裕希) 今季初実戦で四球と一ゴロだったヤクルト・青木 「実戦で投手の球が見られたのはよかった。(打順は)どこでも打てると思っている」

◆開幕ローテ入りへ前進だ! 広島のドラフト1位・森下暢仁投手(22)=明大=が22日、ヤクルトとのオープン戦(ANA浦添)に先発し、3回2安打2失点。実戦初登板でいきなり2点を失ったが、二回以降は無安打に抑え、佐々岡真司監督(52)も「しっかりした球を投げていた。次の投球が楽しみ」と評価した。  即戦力として確かな修正力を示した。沖縄のファンの大きな拍手と口笛に歓迎され、森下がオープン戦"開幕投手"としてマウンドに立った。  「プロ野球だな、という雰囲気で始まった。緊張した。今まで以上に気持ちが入った」  自身初の実戦マウンド。一回は緊張を隠せなかった。1死から山田哲に中前打。青木を歩かせて一、二塁から、雄平にチェンジアップを拾われて左中間へ先制二塁打を許した。さらにエスコバーへの死球で満塁となったが、続く塩見の強い当たりを菊池涼が好捕し、2失点にとどめた。  好守に助けられ「吹っ切れた」と落ち着きを取り戻した。二回は先頭の中村をカットボールで三振に斬るなど三者凡退。三回は1死から味方失策で二塁に走者を背負ったが、青木を一ゴロ、雄平を中飛に打ち取った。  「内角にも投げ切れたし変化球も修正できた」  最速は149キロで、3回2安打2失点。自身の現役時代と同じ「18」を背負う右腕を、佐々岡監督は「二回以降はしっかりした球を投げていた。さすが。ずるずる行かずに抑えたのは自信になるだろうし、次の投球が楽しみ」とうなずいた。  開幕ローテは開幕投手の大瀬良とジョンソン以外は混沌。野村はキャンプ序盤に右ふくらはぎの肉離れで離脱。昨季7勝の床田、中継ぎで34試合登板の遠藤が今ひとつの状況で、ルーキーの森下がまた一歩、前進した。  「バックにはすごい先輩がいる。打たせて取る投球を心がけたい」  最速155キロと多彩な変化球を操る即戦力右腕が、まずは上々のデビューだ。 (柏村翔) 森下についてヤクルト・山田哲 「真っすぐが速いし、どの変化球でもストライクが取れる。まだまだ仕上がってくると思う」 同じくヤクルト・青木 「いい球を持っている。新人なのに落ち着いている」 ネット裏からチェックした阪神・太田スコアラー 「緊張した中で自分で修正するのはさすがだし、大したもの。新人らしからぬ修正力がある。いい投手です」 2番・山田哲、3番・青木の新オーダーを披露したヤクルト・高津監督 「決定というわけではないですが、いろいろな意味があって(山田)哲人を2番にしました。青木の前に哲人を置くというのが一つのミソというか、キーになる」

◆高津監督は、いろいろなオーダー編成のテストを余儀なくされるのではないだろうか。  山田哲を2番に置く場合、ベストなのは1番・塩見。足が速く、相手バッテリーに盗塁を警戒させる分、ストレート系の配球が多くなり、バッティング・チャンスが増えるからだ。  残念ながら現状では、塩見の安打数も出塁率も物足りない。従って、山田哲の2番もやはり、もったいなく感じる。  バレンティン(現ソフトバンク)が抜けた今、山田哲はポイントゲッターとして、走者をためた場面で打席に送り出したいからだ。  下位打線の編成も、難しい。また、村上が復帰したら一塁で使うのかどうか...。それらも含めて、しばらくは試行錯誤が続くと思う。 (サンケイスポーツ専属評論家)

DAZN

<オープン戦順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(5↑)
DeNA
200 1.000
(↑0.538)
-
(↓2.5)
13
(-46)
6
(-59)
4
(-10)
2
(-3)
0.329
(↑0.079)
2.500
(↑0.98)
1
(-)
広島
100 1.000
(↑0.333)
0.5
(↑0.5)
7
(-63)
6
(-52)
1
(-11)
1
(-7)
0.229
(↓0.013)
6.000
(↓2.58)
1
(10↑)
阪神
100 1.000
(↑0.687)
0.5
(↓4.5)
6
(-49)
2
(-68)
3
(-9)
1
(-15)
0.324
(↑0.097)
2.000
(↑1.83)
4
(-)
巨人
110 0.500
(↓0.125)
1
(↓1)
7
(-69)
6
(-59)
4
(-15)
0
(-12)
0.239
(↓0.017)
3.000
(↑0.96)
5
(2↓)
楽天
010 0.000
(↓0.636)
1.5
(↓1)
5
(-61)
9
(-41)
0
(-12)
0
(-8)
0.219
(↓0.037)
6.750
(↓3.48)
5
(3↑)
ヤクルト
010 0.000
(↓0.438)
1.5
(↑1.5)
6
(-69)
7
(-72)
0
(-17)
0
(-20)
0.235
(↓0.023)
5.000
(↓0.84)
5
(3↑)
中日
010 0.000
(↓0.438)
1.5
(↑1.5)
2
(-55)
6
(-59)
1
(-11)
0
(-11)
0.297
(↑0.079)
6.000
(↓2.77)
5
(7↑)
日本ハム
010 0.000
(↓0.3)
1.5
(↑2.5)
2
(-46)
6
(-43)
0
(-14)
0
(-10)
0.194
(↓0.067)
6.000
(↓2.18)