1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ヤクルト | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 | 0 | 0 |
中日 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 5 | 6 | 0 | X | 12 | 13 | 0 | 0 |
勝利投手:梅津 晃大(4勝1敗0S) 敗戦投手:田川 賢吾(1勝2敗0S) |
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◆中日は両軍無得点で迎えた5回裏、阿部の適時打で先制に成功する。その後は6回に打者一巡の猛攻で一挙5点を奪うなど、終わってみれば13安打で12得点を挙げた。投げては、先発・梅津が6回無失点の好投で今季4勝目。敗れたヤクルトは、投打ともに振るわなかった。
◆中日は梅津、ヤクルトは田川が先発した。梅津は3回2安打無失点の滑り出し。田川も3回1安打無失点と好投した。 中日は5回に阿部の右前適時打で1点を先制し、6回には5点を追加。梅津は6回3安打無失点で勝利投手の権利を持ち降板した。 中日は7回にも6点を追加し12-0で大勝。本拠地最終戦を白星で締めた。梅津は4勝目。田川は2敗目を喫した。
◆中日大島洋平外野手が最多安打のタイトルを視野に入れた。2安打を放ち、今季173安打。巨人坂本勇人に2本差をつけ、単独トップに躍り出た。中日は残り3試合で巨人より1試合多い。 大島は「まだ(シーズンは)終わってないんで...」と、控えめだったが、プロ10年目で悲願にしてきた打撃部門のタイトル獲得に1歩近づいた。
◆中日ドラフト2位梅津晃大投手が本拠地最終戦で好投した。6回2死一、二塁のピンチではフォークで村上を空振りの三振に打ち取り、派手なガッツポーズを披露。6回3安打無失点で今季4勝目を手にした。 「前回は中盤のピンチで打たれたが、今日は粘ることができたので良かった」。来季につながる投球に笑顔をこぼしていた。
◆ヤクルト・ルーキー浜田太貴外野手は、ほろ苦い1軍デビューとなった。この日昇格し、いきなり1番左翼で先発。高卒新人の1番スタメン出場は81年玄岡以来38年ぶりとなったが、4打数無安打2三振に終わった。 自慢の打撃を見せられなかったが「自分のスイングをすると決めていた。それはできたのでよかった」と前向き。小川監督は「何か感じたものを来季につなげてほしい」と話した。
◆ヤクルトのルーキー浜田が「1番・左翼」で先発しプロ初出場を果たした。4打数無安打、2三振だったが「人がたくさんいるな、というくらい。自分のスイングをすると決めていた。それはできたので良かった」と威勢よく話した。 大分・明豊高からドラフト4位で入団。0-6の七回2死一、二塁の好機では、R・マルティネスの変化球を思い切りよく振り、遊飛に倒れた。小川監督は「何か感じたものを来季につなげてほしい」と期待を込めた。
◆中日の大島が2安打を放ち、初の最多安打のタイトル獲得へ前進した。リーグトップの安打数を173に伸ばし、並んでいた巨人の坂本勇に2差をつけた。 1-0の六回1死で左前打を放つと、七回には先頭打者として右前打で出て猛攻につなげた。2012年の盗塁王以来のタイトルへ3試合を残している。「まだ終わっていないので」と気を引き締めた。
◆D4位・浜田(明豊高)が「1番・左翼」で先発しプロ初出場を果たした。4打数無安打、2三振だったが「自分のスイングをしようと決めていたので十分だと思います。(雰囲気は)あまり(2軍と)変わらないかな。人がいっぱいいるなと思いました」と初々しく振り返った。大分・明豊高出身の19歳に、小川監督は「何か感じたものを来季につなげてほしい」と期待した。試合は投手陣が崩れ、12失点で大敗した。
◆クライマックスシリーズ(CS)進出を逃したチームを"竜の阿部"が先制打で奮い立たせた。五回無死一、二塁から先制の右前打。直前の二塁の守備では中堅へ抜けそうなライナー性の打球を飛び込んで好捕した。定位置を獲得したプロ4年目の本拠地最終戦で攻守に輝き「これほどやれるとは思っていなかった。来年に向けて気を緩めずにやっていきたい」と、あごひげをなでながら誇らしげに振り返った。
◆「1番・左翼」でプロ初先発したD4位・浜田(明豊高)は、安打こそ出なかったが思い切りのいいスイングに将来性を感じた。体が大きくない割に、しっかりとバットを振れていて体幹が強い。1軍レベルの速球や変化球への対応を課題に、実戦経験を積んでほしい。 シーズン終盤のいわゆる消化試合は、若手が経験を積む貴重な機会だ。先発マスクの松本直は、今季32試合に出場し、ある程度ゲームに慣れ、技術は平均レベル以上。ただ、中村と競うためには何か一つ特長や武器となるものが必要だ。 塩見や中山にしても同じ。今季は、あくまで1軍の試合に「出させてもらっている」状態。青木、雄平、坂口らベテラン外野陣をベンチに座らせるくらいのアピールをするために何が必要か。実戦の中で自分の強みと課題を見つけ、この秋から必死に取り組むことが求められる。(サンケイスポーツ専属評論家)
<セ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
巨人 |
76 | 63 | 2 | 0.547 (-) | 優勝 (-) |
2 | 656 (-) | 567 (-) | 180 (-) | 82 (-) |
0.257 (-) | 3.780 (-) |
2 (-) |
DeNA |
71 | 67 | 3 | 0.514 (-) | 4.5 (-) |
2 | 592 (-) | 598 (-) | 161 (-) | 39 (-) |
0.247 (-) | 3.900 (-) |
3 (-) |
広島 |
70 | 69 | 3 | 0.504 (-) | 6 (-) |
1 | 590 (-) | 597 (-) | 140 (-) | 81 (-) |
0.254 (-) | 3.680 (-) |
4 (-) |
阪神 |
66 | 68 | 6 | 0.493 (-) | 7.5 (-) |
3 | 522 (-) | 563 (-) | 92 (-) | 99 (-) |
0.250 (-) | 3.510 (-) |
5 (-) |
中日 |
67 | 71 | 2 | 0.486 (↑0.004) | 8.5 (↑0.5) |
3 | 556 (+12) | 534 (-) | 89 (-) | 63 (-) |
0.264 (↑0.001) | 3.730 (↑0.02) |
6 (-) |
ヤクルト |
58 | 82 | 2 | 0.414 (↓0.003) | 18.5 (↓0.5) |
1 | 654 (-) | 738 (+12) | 167 (-) | 61 (+1) |
0.245 (↓0.001) | 4.810 (↓0.05) |
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