巨人(★4対8☆)中日 =リーグ戦22回戦(2019.09.04)・上毛新聞敷島球場=
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中日
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巨人
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勝利投手:小笠原 慎之介(2勝1敗0S)
敗戦投手:菅野 智之(11勝6敗0S)

本塁打
【中日】福田 永将(17号・7回表2ラン)
【巨人】坂本 勇人(34号・1回裏ソロ)

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◆中日は先制を許した直後の2回表、加藤と大島の適時打などで一挙4点を奪い、逆転に成功する。そのまま迎えた4回には、小笠原の適時打が飛び出し、リードを広げた。投げては、先発・小笠原が6回途中2失点で今季2勝目。敗れた巨人は、エース・菅野が2回4失点と誤算だった。

◆巨人菅野智之投手(29)が前橋の上毛新聞敷島球場で初登板。 地方球場の菅野は通算8勝2敗で、今季は5月8日、ハードオフ新潟のDeNA戦で勝利。これまで18球場で勝っている菅野が前橋で白星を挙げられるか。

◆中日のダヤン・ビシエド内野手(30)が3回の打席で自打球を当て途中交代した。3回1死走者なしで打席に入ったビシエドは、2球目のファウルが自らの足に直撃。トレーナーらに抱えられ、ベンチで治療を受けたが、プレー続行を断念。堂上が代打で出場した。 ビシエドは試合途中に、前橋市内の病院で検査。「左足関節内側の打撲」と診断された。 ビシエドは前日3日まで122試合に出場、16本塁打、83打点。打率は3割2分で、リーグ2位につけていた。

◆中日のダヤン・ビシエド内野手(30)が3回の打席で自打球を当て途中交代した。3回1死走者なしで打席に入ったビシエドは、2球目のファウルが自らの足に直撃。トレーナーらに抱えられ、ベンチで治療を受けたが、プレー続行を断念。堂上が代打で出場した。 ビシエドは試合途中に、群馬県内の病院に向かった。 ビシエドは前日3日まで122試合に出場、16本塁打、83打点。打率は3割2分で、リーグ2位につけていた。

◆巨人先発の菅野智之投手(29)が2回44球4失点でマウンドを降りた。下半身に何らかのアクシデントがあったとみられる。 初回は3者凡退で立ち上がったが、2回に中日打線につかまった。先頭から3連打を浴び、無死満塁とピンチを招き、藤井に同点の中犠飛を打たれた。続く加藤の一塁へのゴロでベースカバーに入った後、足を気にするそぶりを見せ、マウンドに宮本投手総合コーチとトレーナーが駆けつけた。 3回から2番手で宮国がマウンドに上がった。

◆巨人は1回に坂本勇の34号ソロで先制。中日は2回に大島の2点適時二塁打など4点を奪い逆転。巨人菅野は2回4失点で降板。 中日は4回1死二、三塁から小笠原の2点適時二塁打で追加点を挙げた。巨人は6回、丸の右前適時打で1点を返した。 中日は7回に福田の17号2ランで追加点。巨人は7回に坂本勇の適時打、8回は陽岱鋼の適時打で追い上げたが4連敗となった。中日小笠原が2勝目、巨人菅野は6敗目。

◆中日は0-1の2回に大島の2点二塁打などで4点を奪い、逆転した。7回は福田が2戦連発の2ランでダメ押しした。小笠原は5回2/3を2失点で2勝目。自ら2点二塁打も放った。巨人は4連敗。菅野が2回4失点と乱れた。

◆中日小笠原慎之介投手が東海大相模の先輩菅野に投げ勝った。初回に先制を許したが、2回以降は安定。5回2/3を5安打2失点で今季2勝目を手にした。 「投げきりたかったけど、チームが勝つことが優先です。(菅野さんは)日本のエースなので、僕の気持ちも高まる」。昨年7月28日巨人戦(東京ドーム)以来の直接対決2勝目で、対戦成績を2勝3敗にした。

◆巨人ルーキーの山下航汰外野手が、高校3年間を過ごした群馬でプロ初安打をマークした。5点を追う8回2死一塁から代打でプロ2打席目に立つと、2ストライクから中日祖父江のスライダーを右前へはじき返した。 高崎健康福祉大高崎出身で育成ドラフト1位入団。球団で初めて1年目で支配下をつかんだ。記念の一打で大歓声が起こり「群馬県民の方は温かい方ばかりだなと思いました」と喜んだ。

◆巨人菅野智之投手が下半身を痛め、2回4失点で緊急降板した。1回は10球で3者凡退に打ち取ったが、2回に異変が起きた。 3連打で無死満塁のピンチを招くと、中犠飛で同点とされる。続く加藤への2球目。内角へ140キロのツーシームを投げ終えると、左膝を両手で押さえ、右足の裏でマウンドを蹴るようにして顔をゆがめた。8球目、加藤の一塁方向への打球に対してベースカバーが遅れ、マウンドにトレーナーが駆け付けた。 2回は投げ終えたが、44球で降板。原監督は「正常ではないということでしょう。明日様子を見てですね」と次回以降の登板について慎重な姿勢を見せた。菅野は試合後、歩いて球場を後にした。自身の状態については「普通じゃないということです」と言い、ベースカバーの際に痛めたかという問い掛けには「詳しいことは言えないです」と話すにとどめた。 次回登板は中5日で、優勝を争うDeNA戦の初戦予定だったが、離脱となればローテーション再編が必要となる。エースのアクシデントでチームは今季5度目の4連敗。原監督は「新潟、群馬のジャイアンツファンにあまりいいゲームを見せられなかった。これをバネに明日からまたしっかりといきます」と言った。

◆巨人菅野智之投手が下半身を痛め、2回4失点で緊急降板した。 ▽巨人宮本和知投手総合コーチ(菅野に)「アクシデントということでしょうね。最初(マウンドに)行った時は大丈夫だということだったので、そのまま続投させたんですけど、明らかに普通ではないですよ」

◆中日が今季初の巨人戦連勝。 与田剛監督のコメント。 「残り20試合もいい試合をしていきたい。(今日の勝利を)いいきっかけにしたい」

◆巨人・坂本勇人内野手(30)が4日、中日戦(前橋)の一回、右中間席へ34号ソロをほうり込んだ。  0-0の一回1死で、中日・小笠原の初球、低めの136キロの直球を右中間席へ運ぶ先制アーチ。「逆方向にしっかり捉えることができました。久しぶりだね!」とコメントした。8月28日の広島戦(東京ドーム)以来となる一発でセ・リーグ本塁打数トップのDeNA・ソトに並んだ(この回終了時点)。最近4試合は16打数1安打と沈黙していた主将のバットに快音が戻った。  前橋は、前回の昨年4月25日の中日戦で63年ぶりの20得点となる20-4で歴史的大勝を挙げた。その試合で坂本勇は1号3ランを放ち、通算300二塁打を放つなど打ちまくった。思い出の球場で、再び群馬のG党を喜ばせた。

◆中日のビシエドが三回、自打球を左足首に当てて負傷交代した。ファウルとなった2球目が直撃し、そのまま退いた。前橋市内の病院で検査を受け、左足関節内側の打撲と診断された。  診断後は球場に戻って治療を受け、歩いて引き揚げた。「歩くこともできるし、病院に行って悪いことがなかったので、打撲くらいだったら大丈夫」と5日の試合出場に意欲を示した。

◆巨人の育成ドラフト1位で、7月に支配下登録された山下航汰外野手(18)=高崎健康福祉大高崎高=が4日、中日戦(前橋)でプロ初安打をマークした。  5点を追う八回2死一塁から代打で登場。2ストライクと追い込まれてから、中日・祖父江のスライダーを左打席から右前に転がした。プロ2打席目での記念すべき初安打は、高校時代を過ごした縁の地、群馬の思い出の球場で生まれた。  記念球は中日側から鈴木尚広一塁ベースコーチを経由して巨人ベンチへ。味方の一塁ベンチと、スタンドのファンも総立ちで喝采を浴びせた。  育成出身ながら、イースタン・リーグ1位の打率・349をマーク。1年目から早くも1軍デビューを勝ち取っていた。

◆中日の小笠原が六回途中まで2失点と好投し、2勝目を挙げた。緩急を使った投球で流れをつくり「二回から真っすぐで空振りを奪えた」と勝因を語った。  左肘の故障などから8月に復帰して以来、4戦全て回の途中で降板している。与田監督はけが明けを考慮して無理をさせない方針と話すが、90球を投げた本人は「投げ切りたかった」と語るなど今後に向けた課題となりそうだ。

◆巨人の坂本勇が6戦ぶりの34号本塁打を含む3安打と気を吐いた。一回は初球の直球を押し込むように打ち返し、右中間へのソロ。「逆方向にしっかり捉えることができた」と振り返った。  七、九回にも安打を打ち、無安打だった前夜の鬱憤を晴らした。ただ、チームが敗れたことで「結果が出たのはいいことだが、勝たないと意味がない。切り替えて一個一個勝つだけ」と笑顔はなかった。

◆坂本勇が一回、右中間席へ34号ソロを放った。8月30日から前日3日までの4試合で16打数1安打だったが、この日は七回と九回にも安打を放ち、3安打2打点。ただ試合に敗れ「結果が出たのはよかったけど、勝たないと意味がない。切り替えて一つずつ勝ちたい」と唇をかんだ。

◆昨季、同じ巨人相手に20失点した前橋の球場で、借りを返すかのように打線が奮起。今季0勝3敗だった菅野から二回に4点を奪い、降板させて初めて土を付けた。与田監督は「一気に4点取って何とか主導権をつかめた」と満足げ。最終的に8得点。七回に駄目押しの17号2ランを放った福田は「追加点が欲しいところで、いい形で点が取れてよかった」と喜んだ。

◆新人の山下(高崎健康福祉大高崎高)が八回に代打で起用され、プロ初安打となる右前打を放った。育成D1位で入団し、7月に支配下登録された左打者は、高校時代を過ごした群馬のファンから喝采を浴びた。「3年間、過ごした所なので、楽な気持ちで打席に入れた。群馬県民の方は温かい方ばかりだなと思いました」と控えめに笑った。

◆巨人・菅野智之投手(29)が二回に4失点して緊急降板。試合後、「(状態は)正常ではない」と認めたが「詳しいことは言えない」と繰り返すのみ。4連敗、さらにエースのアクシデントと悪いことが重なった。  1-0の二回に3連打され、無死満塁から犠飛や適時内野安打、2点二塁打などで逆転された。2回44球5安打4失点。無念の6敗目だった。  明らかに本調子ではなかった。二回、加藤への2球目を投げた際に、グラブで左膝を抑えるようなしぐさを見せた。加藤の一塁ゴロではベースカバーが遅れ、足を気にするそぶりや、表情をゆがめる場面もあった。直球の最速は142キロ。地方球場であることを差し引いても苦しい投球であることは間違いなかった。  下半身に何らかのアクシデントがあったとみられるが、原監督も「正常じゃない」と同じ言い回しで、詳細は語らなかった。今季は5月に腰痛で離脱した経緯もある。2位・DeNAとは2・5ゲーム差に。原巨人に暗雲が垂れ込めた。 (伊藤昇) 菅野について巨人・宮本投手総合コーチ 「アクシデントということ。明らかに普通ではない。明日の様子を見て判断する。球場には来ます」

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<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
巨人
68542 0.557
(↓0.005)
-
(-)
19583
(+4)
491
(+8)
156
(+1)
73
(+1)
0.259
(-)
3.690
(↓0.04)
2
(-)
DeNA
66573 0.537
(↑0.004)
2.5
(↑1)
17526
(+7)
514
(+5)
140
(+4)
37
(-)
0.245
(↓0.001)
3.780
(-)
3
(-)
広島
63623 0.504
(↓0.004)
6.5
(-)
15530
(+7)
537
(+11)
126
(+3)
73
(+2)
0.253
(-)
3.670
(↓0.03)
4
(-)
阪神
57616 0.483
(↓0.004)
9
(-)
19456
(+5)
506
(+7)
83
(-)
83
(+1)
0.250
(-)
3.530
(↓0.02)
5
(-)
中日
56652 0.463
(↑0.005)
11.5
(↑1)
20478
(+8)
486
(+4)
80
(+1)
59
(-)
0.265
(↑0.001
3.870
(-)
6
(-)
ヤクルト
51742 0.408
(↑0.005)
18.5
(↑1)
16577
(+11)
643
(+7)
149
(+3)
56
(+1)
0.243
(-)
4.650
(↓0.02)