日本ハム(★2対5☆)西武 =リーグ戦24回戦(2019.08.29)・帯広の森野球場=
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西武
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日本ハム
0001001002611
勝利投手:本田 圭佑(6勝5敗0S)
(セーブ:増田 達至(3勝1敗22S))
敗戦投手:杉浦 稔大(2勝4敗0S)

本塁打
【西武】森 友哉(19号・5回表ソロ),山川 穂高(38号・9回表ソロ)
【日本ハム】大田 泰示(18号・4回裏ソロ)

  DAZN
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◆西武は3回表、中村の適時打で2点を先制する。その後は、4回に山川が適時打を放ちリードを広げると、5回には森のソロで追加点を挙げた。投げては、先発・本田が7回途中2失点の好投で今季6勝目。敗れた日本ハムは、7回の好機を生かしきれず、3連敗を喫した。

◆西武中村剛也内野手(36)はここまで99打点を挙げており、自身5度目のシーズン100打点へ王手。 シーズン100打点を5度以上記録したのは過去10人だけ。西武ではカブレラの4度を上回って球団単独最多となる。

◆日本ハム栗山英樹監督が難病と闘う少女を激励した。 試合前の時間を利用して、帯広市内の病院を訪問。脊髄性筋萎縮症のため入院している帯広養護学校高等部2年の蔵原夢実さんと交流した。 昨年、蔵原さんから栗山監督宛てに手紙を送ったことがきっかけで交流が始まった。年に1度の帯広での公式戦を前に、再び蔵原さんから手紙をもらった栗山監督が足を運んで対面が実現した。 病室には昨年10月にサイン入りユニホームと一緒に返信した手紙が飾られていたという。栗山監督は「元気になるように(我々も)頑張るからね」と声をかけた。球場に戻った後も「本当に、頑張らなきゃな。我々は元気に野球がやれることに感謝して。あれだけ頑張っている人(蔵原さん)がいるんだから」と残り1カ月となったペナントレースへ気持ちも新たにしていた。

◆西武中村剛也内野手が、史上11人目となる5度目のシーズン100打点を達成した。 0-0の3回2死満塁で右中間へ2点適時打を放った。これで今季101打点。シーズン100打点以上を5度以上記録したのは過去10人だけで、西武ではカブレラの4度を上回り、球団最多となった。打点王を争う同僚の山川穂高も4回にタイムリーを放ち104打点とし、デッドヒートを繰り広げている。

◆西武は3回、相手失策から広げた2死満塁の好機で中村が先制の2点適時打。先発本田は3回まで無失点と上々の立ち上がり。 西武は4回、山川の適時打で1点を追加。日本ハムはその裏に大田の18号ソロで反撃も、5回に西武森の19号ソロで突き放された。 西武は終盤、細かい継投で逃げ切って3連勝。本田が6勝目を挙げた。増田は22セーブ目。日本ハムはミスからの失点が響いて3連敗となった。杉浦は4敗目。

◆西武中村剛也内野手が、史上11人目となる5度目のシーズン100打点を達成した。 ▼中村が満塁で2点適時打を放ち、今季101打点となった。中村のシーズン100打点以上は15年以来5度目。100打点を5度以上記録したのは11人目で、西武ではカブレラの4度を抜く球団新記録だ。今季の中村は満塁でよく打ち、満塁では29打数14安打、打率4割8分3厘の38打点。満塁で38打点も記録したのは05年今岡(阪神=49打点)以来で、全打点の38%を満塁で稼いでいる。 ▼西武は山川が105打点で、西武の100打点コンビは11年の中村116打点と中島100打点、18年の浅村127打点と山川124打点に次いで3度目だ。現在、森も85打点。過去に同一球団の100打点トリオは4度あり、日本人選手3人が100打点は50年松竹と03年ダイエーしかない。同一球団の3人がリーグの打点ランク3位まで独占したケースは79年阪急((1)加藤英104(2)島谷102(3)マルカーノ97)だけ。100打点トリオが誕生し、史上2度目の打点3傑独占なるか。

◆西武中村剛也内野手(36)が、4年ぶり5度目のシーズン100打点を達成した。3回2死満塁で右中間への2点適時打を放ち、これが決勝打となった。 5度の大台到達は史上11人目で、球団ではカブレラを抜き単独の最多記録。105打点の山川、85打点の森との和製100打点トリオの現実味も出てきた。山賊打線の枢軸が暴れての3連勝。2ゲーム差に接近した首位ソフトバンクと、30日から本拠地での3連戦に臨む。外角低めの直球は、ストライクゾーンから外れていた。安打と相手の失策、粘った四球で味方が回した3回2死満塁のチャンス。中村は「自分がいけると思った球を振っていこう」と初球を狙っていた。体から一番遠い球に、バットの先っぽを当てて右中間へポトリ。決勝の2点適時打となった。大好物の満塁。「甘い球=打つべき球」という常識を上回る集中をファーストスイングに込めた。 力みなく自然体でバットを振る。7月19日に打ったサヨナラの通算400号が契機になった。「何も考えず、自分の打撃をしようと思って、それがいい感覚につながった。若いときは『決めてやろう!』という強い気持ちがあって打てないときもあった。経験を踏まえ、最近は『いつも通りやろう』と」。1発狙いは捨て去り、勝ちに直結する1打を。逆方向への軽打に、プロ18年目のすごみが凝縮されていた。 シーズン100打点の大台に、4年ぶりに到達した。「100打点は達成したい数字」とひそかに課してきたハードルだった。5度目の達成は史上11人目で球団では最多記録。「去年、一昨年は、自分のバッティングが思うようにできていなかった。今年はいい形で打てている。走者がいればかえすことと、甘い球を捉えられる回数が今年は多い」。自然と打率も上がり2割8分9厘。自己最高を更新しようとしている。 4番に入ってからは打率3割5分とチームをけん引。日没コールドだった前日の5打点に続く打棒を振るい、北の大地で3連勝へ導いた。疲れを感じさせずに8月を終えようとしている。「そんなに元気じゃないんでね。いい形でスイングができればいいですね」。山賊打線のど真ん中にドッシリと構え、ソフトバンクに挑む。【栗田成芳】

◆日本ハム杉浦稔大投手(27)が西武24回戦(帯広)で成長した姿を披露した。故郷で2年連続の先発マウンドに上がり、6回8安打4失点(自責2)。4敗目は喫したが、ヤクルトから移籍後最長イニングを投げ、失点は失策絡み。2戦続けて中6日の登板を続けたことも収穫だった。先発不足が深刻で、今季ワーストの借金4と沈むチームに一筋の光をもたらした。負けた悔しさもあるが、前に進めた実感もあった。「とりあえず1つ成長」。短い言葉だったが、杉浦が1つの壁を越えた。5回終了後のグラウンド整備が終わると、自信を持って6回のマウンドに向かった。 先頭の外崎に安打は許したが、後続は冷静に断った。特長の真っすぐの強さ、キレも健在。最後の対戦打者となった金子侑は146キロの直球で遊飛に打ち取った。88球を投げ終えると、故郷のファンからは温かい声援を受けた。 17年4月に右肩を痛めて以降は、5イニングが最長。「去年とは違う部分を見せられたと思う」。1年前も帯広で先発したが3回途中でKOされた。コンディションは万全にほど遠く、力強い真っすぐは鳴りをひそめていた。ただ、今季は違う。開幕直後から1軍で投げ続けてきた。首脳陣の配慮もあり、再発防止を最優先に慎重に登板機会を与えられてきたが、前回登板から中6日を解禁し、今回も中6日で試合を作れた。 両親やあさ美夫人ら親族が約20人駆けつけた前での快投は、チームにとっても希望の光だ。栗山監督は「内容的に意味があった」と評価した。先発陣は有原が1人奮闘する状況だが、杉浦が計算できる駒として台頭すれば、まだ巻き返すチャンスは出てくる。杉浦は「負けたことは変わらない。できれば勝ちたかった」と反省したが「今後はもっと長く投げられるように」と前を向いた。チームは苦しい戦いが続くが、杉浦のように1人1人の日々の成長が、次の扉を開く力となる。【木下大輔】 ▽日本ハム木田投手チーフコーチ(6回を投げた杉浦に)「しっかりゲームを作ってくれた。前回と今回、中6日で投げられたのは、去年ずっとケガで苦しんできた中で良かった」

◆3連敗した道東シリーズで、日本ハム大田泰示外野手が気を吐いた。「帯広の皆さんに良いプレーを見せたい」と、3点を追う4回に左翼へ18号ソロを放った。 道内地方球場では初の1発で、6試合連続打点もマークした。17年の移籍以降、釧路、帯広では通算5試合で17打数9安打4打点、打率5割2分9厘。堂々と"道東男"を襲名し、ファンを沸かせた。

◆日本ハム公文克彦投手がデビューからの連続試合無敗の日本記録を更新した。 3点を追う7回に登板し、並んでいた巨人高木を抜き165試合連続無敗を達成。1番秋山からの上位打線を、2三振を含む3者凡退で花を添えた。「これからも普通に抑えることだけを意識したい」。 場面を問わず、1軍で投げ続けたからこその勲章を、これからもっと伸ばしていく。

◆西武の山賊打線が誇る和製トリオが、打者主要タイトルを独占しようとしている。 中村剛也内野手に負けじと、7番での起用が続く山川穂高内野手が9回に38号ソロを放った。「中村さんのすごさに圧倒されている。バッティング技術を見て、本当にすごいと感じている」と刺激を受けながら打席に立っている。打順が変更となった後も数字を伸ばし、本塁打、105打点はリーグトップ。中村との打点王争いは激しさを増している。 5回には森友哉捕手が19号ソロを放ち、自己最多を更新した。「いい感じて打つことができた。本塁打はそんなに意識していない。残り試合も継続してヒットを打てればいい。今まで通りやっていくだけ」と打率3割3分8厘で首位打者を独走。打点も自己最多の85まで伸ばし、自身初の100打点も現実味を帯びてきた。 和製トリオによる100打点到達となれば、ダイハード打線と呼ばれた03年ダイエー(現ソフトバンク)の井口、松中、城島以来16年ぶり3度目の快挙となる。2ゲーム差で首位ソフトバンクとの直接対決を迎える辻監督は「去年、苦しい試合の中でたくましくなった。今度は追う立場。ずっとヤマ場。ケガがないように頑張ってくれることを祈っている」。頼もしい山賊たちを信じてラストスパートを仕掛ける。【栗田成芳】 ▼西武は山川が105打点で、西武の100打点コンビは11年の中村116打点と中島100打点、18年の浅村127打点と山川124打点に次いで3度目だ。現在、森も85打点。過去に同一球団の100打点トリオは4度あり、日本人選手3人が100打点は50年松竹と03年ダイエーしかない。同一球団の3人がリーグの打点ランク3位まで独占したケースは79年阪急((1)加藤英104(2)島谷102(3)マルカーノ97)だけ。100打点トリオが誕生し、史上2度目の打点3傑独占なるか。

◆日本ハムの杉浦は出身地の北海道帯広市で先発登板し、6回8安打4失点で4敗目を喫した。三回に失策が絡んで2死満塁から中村に2点適時打を許して先制されるなど粘れなかった。5月23日以来の勝利はならず「温かい声援が多かった。できれば勝ちたかった」と唇をかんだ。  前回に続いて中6日で登板し、今季最長の6イニングを投げた。以前痛めた右肩の不安はなくなりつつあり「とりあえず一つ成長した。もっと長く投げられれば」と話した。 栗山監督(釧路、帯広での3連戦で3連敗) 「楽しみにしていた方に申し訳ない」 中田(西武との3連戦で無安打) 「ボールが見えていない。技術のなさをこの3連戦で痛感した。全部、自分がチャンスをつぶして情けない」

◆北海道帯広市出身の日本ハム・杉浦稔大投手(27)が29日、西武24回戦(帯広)に先発。2年連続で"凱旋(がいせん)登板"を果たし、ヤクルトからトレード移籍後、自己最長の6回88球を投げ8安打4失点(自責点2)だった。  0-0の三回に三塁手・近藤の悪送球などが絡み、2点を先取された。「先制点を許してしまったことが、やっぱり悔いが残りますね。コンちゃん(近藤)のためにも、抑えたかった」と悔やんだ。  白星こそ付かなかったが、故郷で元気な姿を見せた。元テレビ東京アナウンサーのあさ美夫人(32)、父・幸男さん(56)ら親戚(しんせき)20人が応援に駆け付け、登板前日には親類10人が集まって食事。帯広名物の豚丼などに舌鼓を打ち、家族だんらんのひとときを過ごしたという。  右肩痛から復帰したばかりだった昨年8月1日のロッテ戦(帯広)では、2回2/3を3安打4失点と悔しい思いをした。「昨年とはシーズンの過ごし方も違いますし、冷静には投げることができました」と杉浦。初めてプロ野球を観戦した思い出の球場で、新たな一歩を踏み出した。

◆西武の山川が7試合ぶりの38号ソロを放った。4-2の九回に秋吉のスライダーを捉えて左翼席へ運び「ちょっと頑張って打った。感触は良かった」と笑った。  四回にも中前へ適時打を放って2安打2打点。「ボールの見え方は悪くないし、調子はいい」と言う。30日からは首位ソフトバンクとの直接対決3連戦で「チャンスや塁に出る場面、本塁打を打ってほしい場面で期待に応えられるようやるだけ」と言葉に力を込めた。 森(一発を含む2安打で打率は3割3分8厘) 「残り試合少ないし(首位打者を)ちょっと意識しないといけないとは思っている」

◆西武の本田が七回途中まで2失点で7月17日以来の白星となる6勝目を挙げた。丁寧にコースを突いて三回までは1安打。四回、大田に直球を打たれてソロ本塁打を許したが、崩れなかった。久々の勝利に「勝てない時期が長かったのでうれしい」とほっと息をついた。  ただ、課題も残った。4-1の七回に先頭打者から2連打を浴びて降板。3試合連続で回の途中での交代となった。辻監督は「制球が良く、低めへの伸びも良かったけど、もう一つヤマを越えられない。七回まで抑えてくれれば申し分ないんだけどな」と指摘した。 辻監督(30日からのソフトバンクとの首位攻防3連戦を前に3連勝) 「いい形で来ている。最後までずっとヤマ場だと思っている」

◆西武は29日、日本ハム24回戦(帯広)に5-2で勝ち、このカード3連戦に3連勝。首位・ソフトバンクへ2ゲーム差に迫った。  パ・リーグで1位のソフトバンクと2位球団が2ゲーム差以内に迫るのは、8月1日以来。日本ハムが1.5ゲーム差だった。その前日の7月31日は0.5ゲーム差に接近していた。  西武が1位球団に2ゲーム差以内とするのは、6月7日以来。順位は4位だったが、首位のソフトバンクに1.5ゲーム差だった(2位は日本ハム、3位は楽天)。

◆本田が七回途中2失点で、7月17日以来となる6勝目を挙げた。四回に大田にソロを打たれたが大崩れせず、「勝てない時期が長かったのでうれしい」とホッとした様子。七回に先頭から2連打を浴びて降板したことに辻監督は「制球が良く低めへの伸びも良かったけど、もう一つ山を越えられない」と注文をつけた。

◆杉浦は出身地の帯広市で先発し、6回4失点で4敗目を喫した。父・幸男さんや20人の親戚が応援に駆け付けたが、白星を飾れず「温かい声援が多かった。できれば勝ちたかった」と悔しがった。2017年4月に右肩を痛めた後で自己最長の6回を投げ「とりあえず一つ成長できた。今後はもっと長く投げたい」。チームは同一カード3連戦3連敗を喫し、借金は今季ワーストの4に膨らんだ。

◆公文が1-4の七回から2番手で登板。三者凡退に抑え、「初登板から165試合連続負けなし」のプロ野球新記録を樹立した。「(試合に)負けちゃったので...」と素直に喜べなかったが、巨人・高木の持つ記録に並んだ27日は1回1/3で3失点。「この前は点を取られたのでゼロで抑えられてよかった」と安堵した。

◆三回に中村が先制の2点打を放ち、4年ぶり5度目の100打点に到達。「達成したい数字ではあった」とうなずいた。九回には山川がリーグトップの38号ソロ。打点も105でトップだが、2位の中村が4打点差に迫り、「(中村が)当然打ったらうれしいけど、負けたくない」とライバル心を口にする。4度目の最多安打を狙う秋山も2安打を加え、リーグトップの154安打。3年ぶりの盗塁王奪回を掲げる金子侑も38盗塁でリーグトップと、パ・リーグの打撃部門を西武勢が席巻している。

◆西武は29日、日本ハム24回戦(帯広)に5-2で勝ち、このカード3連戦に3連勝。首位・ソフトバンクへ2ゲーム差に迫った。3番・森友哉捕手(24)が19号ソロなど2安打1打点で勝利に貢献。リーグトップの打率を・338に上げ、史上4人目となる「捕手の首位打者」を視界に捕えた。頼れる正捕手がいるチームは最高のムードで本拠地に戻り、30日からソフトバンクとの3連戦に臨む。  帯広の空に描いたアーチの先に、鷹の影が見えた。3-1の五回1死。森が杉浦から左翼席へ19号ソロを放ち、笑顔で仲間とタッチを交わした。  「いい感じで捉えられて、感触はよかった」  前日28日は釧路で、八回日没コールドの勝利。その試合の"最後の打者"として放った18号ソロに続く2戦連発だ。  七回には巧みなリードでピンチを救った。1点を返され、なお2死満塁。森は3番手・平井の球を受け、「直球で押していこう」と即決。言葉通りに直球を続けて大田を追い込み、最後は140キロのフォークボールで遊ゴロに封じた。  長く正捕手を務めた炭谷が昨オフ、巨人にFA移籍。ヤンチャな6年目の森に「自分が正捕手として引っ張っていかなきゃいけない」と自覚が芽生えた。だが120試合中、104試合でスタメンマスクをかぶる中、チーム防御率はこの試合を終えてリーグワーストの4・57。「疲れといらだち」で、おなかの不調を訴えることもあった。  そんな24歳を先輩が支える。主将の秋山、選手会長の増田、平井らを中心に"友哉を励ます会"が定期開催されている。その会でリード面のアドバイスも受け「ありがたいです」と森も感謝。釧路入りした26日にも焼き肉を食べながら、最終盤での逆襲を誓った。  一回にも左前打を放って2安打。リーグトップの打率を・338まで上げた。仲のいい山川には開幕前に「首位打者を取れよ!」と"指令"を受けた。「そういうバッターではないので」と無関心を貫いていたが「残り試合も少ない。ちょっと意識しないと」。1965年の野村克也(南海)、91年の古田敦也(ヤクルト)、2012年の阿部慎之助(巨人)に次ぐ史上4人目の「捕手の首位打者」が見えた。  3連勝で、首位・ソフトバンクとの差を2ゲームに縮めた。30日からは直接対決3連戦。3連勝すれば今季初めて首位に立つ。「ここから終わるまでずっと山場」と辻監督。「接戦に持ち込んで、なんとか勝てれば」と気を引き締めた森が、攻守で逆転でのリーグ連覇を引き寄せる。 (花里雄太)

DAZN

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
64514 0.557
(-)
-
(-)
24501
(-)
468
(-)
156
(-)
103
(-)
0.252
(-)
3.590
(-)
2
(-)
西武
64551 0.538
(↑0.004)
2
(↑0.5)
23647
(+5)
615
(+2)
150
(+2)
121
(+1)
0.266
(↑0.001
4.570
(↑0.02)
3
(1↑)
ロッテ
59593 0.500
(↑0.004)
6.5
(↑0.5)
22543
(+5)
518
(+4)
142
(+2)
70
(-)
0.249
(-)
3.920
(↑0.02)
3
(-)
楽天
58584 0.500
(↓0.004)
6.5
(↓0.5)
23528
(+4)
511
(+5)
122
(-)
39
(-)
0.253
(↑0.001)
3.940
(-)
5
(-)
日本ハム
56605 0.483
(↓0.004)
8.5
(↓0.5)
22500
(+2)
515
(+5)
85
(+1)
46
(-)
0.253
(-)
3.870
(-)
6
(-)
ORIX
53595 0.473
(-)
9.5
(-)
26452
(-)
517
(-)
82
(-)
103
(-)
0.245
(-)
4.020
(-)