1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
DeNA | 3 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 | 5 | 0 | 2 |
巨人 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 4 | 0 | 0 |
勝利投手:東 克樹(4勝2敗0S) 敗戦投手:桜井 俊貴(7勝3敗0S) 本塁打 |
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◆DeNAが連敗を3で止めた。DeNAは初回、ソトの3ランで先制に成功する。続く2回表には、梶谷が2ランを放ちリードを広げた。投げては、先発・東が8回4安打1失点の快投で今季4勝目。敗れた巨人は、先発・桜井が試合をつくれず、打線も1得点と振るわなかった。
◆DeNAは1回にソトの31号3ランで先制。2回は梶谷の1号2ランで追加点を挙げた。巨人桜井は3回4安打5失点で降板した。 中盤は両チーム無得点。DeNA東は6回まで2安打無失点と好投。巨人は4回から登板した田口が3回を無失点に抑えた。 巨人は8回にゲレーロの適時三塁打で1点を返したが、後が続かなかった。東は8回1失点で4勝目。桜井は3敗目。
◆DeNAが連敗を3で止めた。一回にソトの31号3ランで先制。2回には梶谷の1号2ランで加点した。東は直球、チェンジアップに切れがあり8回1失点で5月30日以来の4勝目。巨人は桜井が序盤で崩れ、打線も1得点に終わった。
◆ドカン! と爆発させた。2回2死三塁、DeNA梶谷隆幸外野手(30)がスイッと泳いだ。 巨人桜井の131キロチェンジアップに反応した。真ん中低めに落ちる球筋に体勢を崩されながらも、右手1本で食らいついた。振り切った打球は右翼ポール際ギリギリに飛び込む1号2ラン。久々の感触に「打ったのはチェンジアップ。久しぶりの1軍出場で、これだけのファンの前でプレーできることは幸せなことだと、あらためて感じました」と笑みがこぼれた。 静まりかえった打線をよみがえらせた。チームは18日の広島戦から4戦でわずか2得点。前カードの阪神戦では3連敗を喫し、首位巨人とのゲーム差を7にまで広げられた。波に乗れない打撃陣のテコ入れは梶谷抜てき。5月4日の阪神戦以来、約3カ月半ぶりに1軍昇格させ「1番右翼」のスタメンに据えた。ラミレス監督は「2軍でかなり良い結果を残している。攻撃の起爆剤で期待している」と期待を込め、送り出した。 梶谷は試合前「気持ちを強く持ってやりたい。チームのために自分が盛り上げたい」とけん引役を約束。2回までの5得点を導いた。【島根純】
◆巨人はDeNA戦5連敗を喫し、マジック点灯が2試合連続で持ち越しとなった。 先発桜井俊貴投手が1回2死から連続四球後に先制3ランを浴びるなど、3回5失点で降板。原監督は「フォアボール、フォアボール、ホームランじゃフォローのしようがない」と言った。持ち味の直球は140キロ台前半が続き、本来の球威はなかった。「変化球ピッチャーになろうとしているんじゃないかと思わせるようなね。150キロ近い真っすぐがあったけど、少し違う方に行こうとしてるのかな」と指摘。「その辺はちょっと聞きたいね」と続けた。 打線は昨季5敗を喫した天敵の東に、8回まで4安打に封じられ、今季最短の2時間25分で敗戦。ソトには今季7本目の本塁打を許し、指揮官は「恥ずかしいね。プロとしてね」と対策を求めた。これで対DeNAは8勝9敗。24日も引き分け以上でマジックが点灯するが、対広島の7勝12敗1分けに続き、上位2チームに黒星が先行する状況になった。 ▽巨人桜井(先発転向後、最短の3回KO)「序盤にゲームを壊して、申し訳ないです。リリーフ時の攻めていく気持ちを見つめ直していかないと」
◆巨人スコット・マシソン投手が7月25日ヤクルト戦以来の復帰登板で1回無失点に抑えた。 走者なしの状況でもセットポジションから投球し、カーブも交えた。1安打を許したが後続を断ち「優勝のために投げ続けたい」と意気込んだ。 原監督は「リリーフはみんな頑張った。マシソンも戻ってきた」と評価した。 ▽巨人宮本投手総合コーチ(無失点の救援陣に)「もったいないお化けが出ちゃいそうだね。あそこは流れを変えようと田口にかけるしかないなと。何かのメッセージかのように、しっかり投げてくれた」
◆DeNAのアレックス・ラミレス監督も東の好投をたたえた。8回に1失点したが、巨人打線を封じ込んだ左腕。 前回登板後に抹消し、中10日で巨人戦にぶつけた。敗れれば優勝戦線から大きく後退する大事な試合に勝ちきり「東が良い仕事をしたのは間違いない。今日はこの勝ちをエンジョイしたい」と喜んだ。
◆DeNA梶谷隆幸外野手が復活を印象づけた。2回2死三塁、巨人桜井から右翼ポール際へ今季1号の2ラン。 7回にも中前打から二盗を決めるなど、1番打者として2安打2打点とけん引した。5月4日の阪神戦以来、約3カ月半ぶりの1軍復帰。「1番右翼」の抜てきで、試合前まで4戦2得点だった打線に勢いをもたらした。「久しぶりの1軍出場で、これだけのファンの前でプレーできることは幸せなことだと、あらためて感じました。続けないと意味がない。強い気持ちで、準備してやるだけです」と引き締めた。
◆DeNA東克樹投手がもぐもぐタイムならぬ、シュッシュッタイムで4勝目を挙げた。伝家の宝刀の切れ味が抜群だった。チェンジアップで巨人打線から凡打の山を築く。右打者、左打者関係なく、緩急をつける変化球で打たせて取った。7回まで先頭打者を1人も許さず。8回に阿部、ゲレーロを連打を浴びて、1点を失ったが、8回4安打1失点の好投。わずか88球、テンポのよい投球内容で2時間25分で試合を終わらせた。 負ければ巨人にマジックが点灯する試合で勝利し、「ここまでいい投球ができるとうれしいです。野手の皆さんが守ってくださって、助かりました。個人的にも、チーム的にもこの1戦が重要だったので、本当に勝ててうれしいです」と喜んだ。 試合のイニング間ではバナナをもぐもぐとほおばるのがおなじみだが、この日は小さいスプレーで口の中にシュッシュと液体を拭きかけていた。「あれは足つり防止のスプレーです。イニングの間に吹きかけてました」と足がつるのを防ぐ成分をこまめに取り入れて、投球。快投につなげていた。
◆昨季新人王がマジック点灯を阻止した。DeNA東克樹投手(23)が23日、巨人戦で8回1失点の好投で4勝目。敗れれば巨人に優勝マジックがともる大一番で、チームを優勝争いに踏みとどまらせた。東京ドームでは5戦4勝と無敗を継続。ホスト界の帝王ローランドの著書から得た金言を胸に、復活を遂げた巨人キラーがわずか88球で蹴散らした。マウンドには2種類の男しかいない。東か、東以外か。帝王の言葉を体現するように、譲るつもりはなかった。負ければ巨人にマジック点灯。投げ合う相手は立命大の先輩桜井。整いまくった舞台で「ずっとワクワク、楽しみにしてました」と気合は一層入った。 「成功したいなら、やるか、やるか」。右も左も関係ない。チェンジアップで4回には亀井、坂本勇を連続で空振り三振、7回まで先頭打者は1人も許さなかった。8回に連打で1点を失うも、増田大、小林を宝刀でバッサリ。「去年に近い。腕を振って投げられた」と緩急差で酔わせた。 強気なブランディングで巨人打線をメロメロにした。昨季から東京ドームでは無敗。5戦4勝、防御率1・60と無類の強さを誇る。「やっぱり東が苦手だというイメージがつけば、有利になる。イメージを植え付けるにはすごく良かった」と直球とチェンジアップの組み合わせは変えず。5月6日、横浜スタジアムで3回8失点で初黒星を喫したが「リベンジをしたかった」と心を燃やしていた。 5月の神宮、室内練習場からクラブハウスへ歩いていると、ヤクルトファンの少年から「これ読んでみて」と本を手渡された。『俺か、俺以外か。ローランドという生き方』。ホストの帝王と呼ばれるローランドの著書だった。「敵チームのファンだけど、励まそうとしてくれたのかな」。 昨季の新人王も、今季は左肘違和感で開幕から出遅れ、復帰後も左手マメの影響で戦列を離れた。もどかしさが募った時、帝王の言葉が刺さった。「女の嫉妬と、男のねたみが俺のアクセサリー」。ネガティブな感情も勲章になる。うらやまれるほどの結果を残すことが、存在価値。東か、東以外か。復活するには、自分以外いない。「前向きになれました。あの子には感謝しないとですね」。目に光りが戻った気がした。 もう、下を向くのはスパイクを履く時だけでいい。「優勝のチャンスは全然ある。1戦必勝で頑張っていきたい」。「ローランド東」が優勝争いの火を消させない。【島根純】
◆巨人はDeNA戦5連敗、先発桜井俊貴投手が1回2死から連続四球後に先制3ランを浴びるなど、3回5失点で降板した。 原監督は「フォアボール、フォアボール、ホームランじゃフォローのしようがない。変化球ピッチャーになろうとしているんじゃないかと思わせるようなね。150キロ近い真っすぐがあったけど、少し違う方に行こうとしてるのかな。その辺はちょっと聞きたいね」。
◆DeNA・梶谷隆幸外野手が23日の巨人戦(東京ドーム)で5月5日以来となる1軍復帰を果たし、「1番・右翼」でスタメン出場を果たした。 「ファームでやってきたことをそのまま継続して、気持ちも強くもっていきたい。負けているのは知っているので、何とかチームのために盛り上げられるように」 試合前に大粒の汗を流しながら語った。一振りでチームの雰囲気を変えられる梶谷は、3連敗中のチームにとって大きな存在。ラミレス監督も「期待したい。攻撃面で起爆剤になってくれたら」と話していた。 3-0の二回2死三塁で迎えた第2打席、梶谷は桜井のフォークをすくい上げるように右翼ポール際へ。1号2ランでチームに勇気を与えた。
◆DeNAの梶谷が1軍に復帰して4月29日以来の先発出場を果たし、1号2ランを含む2安打で勝利に貢献した。3-0の二回2死三塁で、桜井の沈む変化球に体勢を崩されながらも粘って右翼ポール際へアーチをかけた。七回はマシソンから中前打を放ち二盗も決めた。 一昨年に21本塁打を放ったが、今季は不振で5月6日から2軍生活が続いた。過去4試合で計2得点と不振の打線の起爆剤として期待に応え「こういう舞台でやれる、幸せな感情があった。これを続けなければ意味がない」と意気込んだ。
◆巨人のマシソンが約1カ月ぶりに1軍に復帰し、七回に登板して1回を1安打無失点で乗り切った。調子が上がらず7月26日に2軍落ちしただけに「投げることができてうれしい。これからもチームに貢献できるようにしたい」とうれしそうだった。 宮本投手総合コーチは「今日はテスト。あれだけ角度のあるボールを投げ込めればいい」と評価し、原監督は「いいと思います」とうなずいた。 原監督(直球で押せなかった桜井に) 「変化球投手に変わろうとしているのかな」 巨人・吉村打撃総合コーチ(東に八回まで1得点に抑え込まれ) 「低めに丁寧にチェンジアップを投げられた」
◆DeNAのラミレス監督は東の好投について「きょうは戸柱の配球がよかった」とリードした戸柱をたたえた。 戸柱は開口一番で「チームが勝ったことが一番です」とホッとした様子。「きょうは、(東が)いい顔をしていましたね。コントロールがよかった。立ち上がりだけ気をつけて、三回からは全力でアウトを一つずつとっていこうと話しました」とリードを振り返った。 昨年のいい時の東と比較すると「まだ(上がって)くると思いますよ。前回が6回途中で、きょうが8回。ここからじゃないですか」と、さらなる上昇を予感していた。
◆梶谷が5月5日以来の1軍昇格を果たし、1号2ランを含む2安打で勝利に貢献。「1番・右翼」で出場し、二回に右翼ポール際へアーチを架け、七回には中前打を放ち二盗も決めた。「1打席目で緊張していたけど、こういう舞台でやれる幸せを感じた」。打線の起爆剤になることを期待していたラミレス監督は「2軍から上げた選手が活躍するのはうれしいこと」と喜んだ。
◆桜井が3回5失点で3敗目を喫した。一回2死から連続四球を与え、ソトに先制3ランを被弾。二回は梶谷にチェンジアップを右翼席へ運ばれた。原監督から「中継ぎをやっていたときの姿を見つめ直して」と助言された右腕は「序盤でゲームを壊して申し訳ない。強い球、攻める姿勢をもう一度やっていきたい」と前を向いた。
◆負けなければ優勝へのマジックナンバーが初点灯していた試合で、巨人は完敗した。今季セ・リーグ最短の2時間25分で試合終了。原辰徳監督(61)は「今日は向こうの投手に完全にやられたという感じですね」と、8回1得点と封じられた東に脱帽した。 直球とチェンジアップのコンビネーションで手玉に取られ、七回まで2安打。八回にゲレーロの適時三塁打で1点を返すのがやっとだった。 3打数無安打の4番・岡本は「コントロールがよかった。チェンジアップが真っすぐの回転で来たりとか、(昨年と)違った」。東との対戦成績は昨季から1勝7敗(今季1勝2敗)となった。 原監督は3回5失点の桜井にも苦言を呈し「四球、四球、本塁打ではリズムに乗りきれない。『よし、ツーアウト』というときにカーンではね。フォローのしようがない」と手厳しかった。24日の第2戦でマジックを点灯させる。 (谷川直之)
◆DeNAは23日、巨人17回戦(東京ドーム)に5-1で快勝し、連敗を3で止めた。2年目の東克樹投手(23)が8回4安打1失点、88球の省エネ投球で5月30日の中日戦以来、約3カ月ぶりの4勝目を挙げた。負ければ首位・巨人に優勝マジックが点灯する崖っぷちだったが、Gキラーの快投でリーグ2位に浮上した。直接対決8試合を残す首位・巨人とは6ゲーム差。優勝争いの火は消さない。 170センチの体が、東京ドームのマウンドで大きく躍動した。負ければ巨人に優勝マジックが点灯する大事な一戦で、昨季の新人王・東がGキラーぶりを発揮した。 「ここまでいいピッチングができると思っていなかったので、すごくうれしい。低めにチェンジアップを集めて打たせて(アウトを)取れた」 最速147キロ。スピンが効いた直球に巨人打線は差し込まれ、チェンジアップで腰砕けになった。イニング間のベンチでは、足つり防止に効果があるとされるスプレーを口内に吹きかけながら、今季最長の8回を88球。夏場にピッタリの省エネ投球だった。 約3カ月ぶりの白星でチームを救った。中日に敗れた広島と入れ替わり、2位に浮上。首位の巨人とは6ゲーム差だ。まだ背中は遠いが、直接対決は8試合を残している。 2年目で巨人戦通算9戦7勝(1敗)、防御率2・53のGキラーは今後も最大で3試合に先発が可能。2008年にはその巨人が8月31日時点で首位・阪神との6ゲーム差をはね返し、逆転優勝した例もある。 今季の東は左肘の違和感で出遅れ、初登板となった5月6日の巨人戦(横浜)では3回8安打、自己ワースト8失点でKOされた。その後に3勝を積み重ねたが本来の投球にはほど遠く、6月6日のオリックス戦(京セラ)後には左人差し指にマメができて離脱。長い2軍生活に突入した。 炎天下の練習施設で「2軍焼けです」と日焼けした自身を自嘲気味に笑ったこともあった。完治した今は汗などで指先の皮がふやけてめくれないように留意し、投球後はロージンの粉を丁寧に洗い流して清潔さを保っている。 「巨人には(今季)初登板でメチャクチャに打たれたので、リベンジができた。苦手意識を植え付けたい」と小さな左腕は胸を張った。中10日で送り出したラミレス監督は「今後は先発ローテに戻ってもらう」と明言した。 楽しみにした大一番だった。立命大で2学年上の巨人・桜井とは先発として初の投げ合い。この日の登板が決まった時点で巨人のローテをチェックしていた。「ずっとワクワクしていました」と萎縮してしまいそうな先輩後輩対決で持ち前の強心臓を見せつけた。 「ベイスターズもまだまだ優勝のチャンスがある。1試合でも多く勝つことが自分の使命」と東は誓った。石田、今永、浜口に続く左腕カルテットがついにそろった。1998年以来、21年ぶりのリーグVへ-。猛追態勢は整った。 (湯浅大) 東を好リードしたDeNA・戸柱 「きょうは、いい顔をしていましたね。(状態は)これから、さらに上がっていくと思います」
◆DeNAの東は巨人打線に対して終始、ストライク先行で攻めていった。直球の走りが良く、しっかりと腕を振って投じるチェンジアップも低めに制球できていた。こういう投球をすれば、好調の巨人打線も全く手が出せない。素晴らしい内容だった。 DeNAにとっては、眼下の阪神に3連敗して迎えた試合。もし負けていれば"終戦"の嫌な空気も漂っていただろうが、その試合を真っ向勝負で取れたのは大きい。1軍復帰して2ランを放った梶谷は、長打もあり足もある嫌なトップバッター。宮崎の離脱後、つながりを欠いていた打線で経験のあるベテランが力を発揮すれば心強い。 首位・巨人と6ゲーム差。この数字は追うチームにとっては大きく感じるが、上に立つ側からすれば油断できない感覚があるものだ。 マシソンら中継ぎ陣の顔ぶれもそろってきた巨人の優位は変わらず、この日の負けも痛くはないだろうが、仮にズルズル3連敗となれば流れは変わってくる。一方でDeNAの大逆転があるとすれば3タテは必須。残り2試合も目が離せない戦いとなる。 (サンケイスポーツ専属評論家)
◆DeNA・東が前日23日の巨人戦(東京ドーム)で8回1失点と好投し、約3カ月ぶりの4勝目を挙げた。ラミレス監督によれば左肘の張りだという。 今季はけがの影響で、安定して先発ローテの一角を担うことができていないが、巨人戦後のラミレス監督も「これからは先発ローテで回ってもらいたい」と復調を確信していた矢先の離脱。24日の朝、登板一夜明けの状態チェックをしたところ張りが認められたという。 「張りは(完治までの日数が)わかりにくい」と程度を明かさず「最短(10日間)で戻ってほしい」と話すにとどめた。仮に東の程度が軽ければ、9月3日からの阪神との3連戦での復帰が可能だ。 このカードに投げると、翌週に"お得意様"としている巨人戦(10-12日)のどこかに投げ、1週間以上の間隔で20日の巨人戦、中6日で27日の巨人戦に登板できる。今季はコンディションに苦しんだ東だけに、間隔に十分な余裕をもって残りの登板をチームとして苦手にしている阪神、首位・巨人に先発することができる。 東の離脱は痛いが、早期復帰が実現すれば終盤の猛追へ、東が理想的な日程で投げることができる。チームもファンも頼れる左腕が軽症であることを祈るばかりだ。
<セ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
巨人 |
64 | 48 | 2 | 0.571 (↓0.006) | - (-) |
29 | 544 (+1) | 455 (+5) | 144 (-) | 67 (-) |
0.260 (↓0.001) | 3.710 (↓0.01) |
2 (1↑) |
DeNA |
59 | 55 | 3 | 0.518 (↑0.005) | 6 (↑1) |
26 | 483 (+5) | 480 (+1) | 129 (+2) | 36 (+2) |
0.247 (-) | 3.830 (↑0.02) |
3 (1↓) |
広島 |
59 | 56 | 3 | 0.513 (↓0.005) | 6.5 (-) |
25 | 493 (+1) | 483 (+4) | 116 (-) | 68 (-) |
0.253 (-) | 3.570 (-) |
4 (-) |
阪神 |
54 | 57 | 6 | 0.486 (↑0.004) | 9.5 (↑1) |
26 | 436 (+8) | 483 (+3) | 81 (+1) | 78 (+3) |
0.250 (↑0.001) | 3.550 (↑0.01) |
5 (-) |
中日 |
51 | 62 | 2 | 0.451 (↑0.005) | 13.5 (↑1) |
28 | 441 (+4) | 461 (+1) | 74 (+1) | 59 (-) |
0.263 (↑0.001) | 3.930 (↑0.02) |
6 (-) |
ヤクルト |
47 | 68 | 2 | 0.409 (↓0.003) | 18.5 (-) |
26 | 537 (+3) | 599 (+8) | 140 (-) | 47 (+1) |
0.246 (-) | 4.680 (↓0.02) |
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