1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ロッテ | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 3 | 1 | 0 | 0 | 7 | 12 | 0 | 4 |
ソフトバンク | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 4 | 4 | 0 | 1 |
勝利投手:ボルシンガー(3勝3敗0S) 敗戦投手:大竹 耕太郎(5勝4敗0S) 本塁打 |
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◆ロッテは1点を追う4回表、中村奨、レアードの2者連続本塁打と、井上のソロで3点を奪い逆転に成功する。6回には、井上の2打席連続本塁打となる2ランでリードを広げた。投げては、先発・ボルシンガーが今季3勝目。敗れたソフトバンクは、先発・大竹が試合をつくれなかった。
◆ロッテ・レアードが3戦連発となる29号ソロを放った。1点を追う4回、先頭の中村奨の13号ソロで同点に追いついた直後の打席。 ソフトバンク大竹の外角直球をすくい上げ、左翼テラス席へ運んだ。「前の(中村)奨吾がホームランを打っていたし、自分もこの打席、強いスイングを心掛けた。続くことができて良かったよ」。 2死から井上も17号ソロを放ち、ソロ本塁打3発で3点を奪った。
◆ソフトバンク先発大竹耕太郎投手(24)が自己ワーストの4被弾を浴び、6失点でロッテ打線にKOされた。 1点リードの4回。中村奨に107キロカーブを拾われ左翼席へ同点13号ソロを許すと、続くレアードには137キロ直球を左翼ホームランテラスへ勝ち越しとなる29号を食らった。2死後、井上にはチェンジアップを右翼ポール際のスタンドへ運ばれる17号ソロ。3被弾で逆転された。 6回には無死一塁から井上に低め直球を左翼席上段、25番通路から飛び出す特大の18号2ラン。1死後、三木に右安を打たれ、降板を告げられた。 大竹は「全体的にボールが高くて、そのボールを長打にされてしまった。自分の実力不足だと思います。ここ何試合も同じように失点を繰り返してしまい、チームに迷惑ばかりかけてしまって本当に申し訳ない。もう1度自分の投球を見直さなければいけない」とコメントした。大竹はここまで5勝を挙げているが5試合連続で4失点以上と、期待に応えられないマウンドが続いている。
◆ソフトバンクは2回1死から長谷川勇の2号ソロで先制した。ロッテは初回、先頭荻野が三塁打を放ったが、後続が倒れ無得点。 ロッテは4回、3本のソロ本塁打で逆転。1点差となった6回には井上の2打席連続となる18号2ランなど3点を追加した。 ロッテは7回にも1点を挙げ試合を決めた。チームは3連敗を阻止。ボルシンガーは3勝目。ソフトバンクは3連勝でストップ。 ソフトバンク大竹が4敗目。
◆ソフトバンク長谷川勇也外野手の先制弾も空砲となった。2回1死から中堅へ2号ソロを放った。 21日の楽天戦(楽天生命パーク)以来、4日ぶりの1発。「打ったのはストレート。甘い球を見逃してしまって、『しまった』と思った。打てたのが自分でもビックリ」と寡黙な男にしては珍しくベンチに戻っても笑みがはじけた。4回にも右犠飛を放ち、2打点の活躍も終わってみれば4被弾の空中戦で逆転負け。喜びも半減した。
◆ロッテ井上晴哉が23日に続き、ソフトバンク3連戦2度目の2打席連続弾を放った。 4回の第2打席で右翼ポール際へ運ぶと、6回には内角の直球を狙い澄ましフルスイング。左翼席上段の通路に抜ける特大18号2ランを放ち、負ければ今季ワーストタイの借金6となる危機を救った。「(第2打席で)外の球を打ったから、詰まらせに来るかな。ゲッツーを取りたいんだろうなという考え方がはまった」と笑顔を見せた。
◆ソフトバンク大竹耕太郎投手(24)が、自己ワーストの1試合4被弾で6回途中6失点KOを食らった。チームの連勝は3でストップ。2位日本ハムとは2・5ゲーム差になった。1点リードの4回。本拠地ヤフオクドームでの鷹の祭典3戦目、「チャンピオン奪Sh!ブルー」に染まったスタンドに中村、レアード、井上と1イニング3本のアーチをかけられ逆転され、鷹党は静まりかえった。 6回には井上に2打席連続となる18号2ランを浴びた。左翼25番通路に飛び込む推定135メートルの特大アーチ。大竹は「全体的にボールが高くて、そのボールを長打にされてしまった。自分の実力不足。ここ何試合も同じように失点を繰り返してしまい、チームに迷惑ばかりかけてしまって本当に申し訳ない。もう1度自分の投球を見直さなければいけない」とうなだれた。 これで5戦連続4失点以上と先発の役割を果たせていない。球宴期間中には、昨年に育成から支配下登録へと育ててくれた久保2軍コーチと1時間以上話し込み、復調のきっかけを探した。直球のキレを戻し、序盤はロッテ打線を直球で押し込んでいたが、続かなかった。 工藤監督は「映像を見直してアドバイスできたら。次の1週間もしっかり調整して、考えながら変えている部分を試合の中でどう出すか」と次回登板を明言した。今季の登板回数103回2/3はエース千賀の111回に次ぐ。東浜、バンデンハークら先発がそろわない中、開幕からローテーションを守ってきた。ローテ剥奪の危機を迎え、ラストチャンスで信頼を回復させたい。【石橋隆雄】
◆途中出場のソフトバンク栗原陵矢捕手が9回に左前適時打を放ち、3戦連続打点、4戦連続安打をマークした。 1死二塁から、外角直球を逆らわず左翼へはじき返した。「1本出てよかった。直球に2つ空振りをしていたのでコンパクトにいこうと」。得点圏では6打席で5打数4安打、1本塁打、7打点。「それはたまたまです」と謙遜するが、チャンスでの強さが際だっている。 工藤監督は「いい打撃をした。マスクをかぶってもいいリードをしていたし、自信につながれば」と、得意の打撃面だけでなく、8回から捕手として2イニング無安打無失点に抑えたリード面もほめた。
◆ロッテが0-1の四回に大竹から3本のソロ本塁打を放った。先頭の中村奨がカーブを左手一本で左翼席に放り込むと、続くレアードは直球を引っ張ってライナーでたたき込む。2死から今度は井上が流し打ちで右翼ポール際に運び「甘いチェンジアップをしっかり捉えることができた」と喜んだ。 三回までは1安打に封じられていた。攻撃前に大村打撃コーチを中心に円陣を組み、その効果がすぐに表れた。
◆ソフトバンクの長谷川勇が2打点を挙げて、存在感を示した。二回に中越えへ先制の2号ソロ。2球続けて見逃し、簡単に追い込まれたが、続く外角球をきれいにはじき返した。「甘い球を見逃してしまい『しまった』と思ったので、打てたのが自分でもびっくり」と話した。 逆転を許した直後の四回は無死一、三塁から初球をたたいて右翼へ犠飛。勝利にはつながらなかったが、グラシアルがキューバ代表戦で離脱する中、34歳のベテランが勝負強さを発揮。工藤監督も「いい働きをしてくれている」と好評価した。
◆0-1の四回にソロ3発で逆転した。井上はこの回のソロに続き、六回には左翼席中段へ18号2ラン。「いいスイングで振り抜くことができた」と笑った。6月に右足裏を痛めるなど「痛い箇所はいっぱい」と苦笑いしながら、この3連戦で4発。この日は7番だったが、井口監督は「本来は4番を打っていた選手。そこに入れるようにもっと上げていってほしい」と期待した。
◆2年目の左腕、大竹は自身ワーストの4本塁打を被弾。六回途中9安打6失点で4敗目を喫し、「自分の実力不足。何試合も同じように失点を繰り返してしまい申し訳ない」と肩を落とした。これで5戦連続で4失点以上。次週も先発させるかと問われた工藤監督は「はい」と即答。「この1週間は次の登板へしっかり気持ちを切り替えて」と奮起を促した。
<パ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
ソフトバンク |
51 | 38 | 4 | 0.573 (↓0.007) | - (-) |
50 | 387 (+4) | 356 (+7) | 125 (+1) | 83 (+1) |
0.250 (↓0.001) | 3.490 (↓0.03) |
2 (-) |
日本ハム |
48 | 40 | 4 | 0.545 (-) | 2.5 (↑0.5) |
51 | 389 (-) | 368 (-) | 63 (-) | 38 (-) |
0.256 (-) | 3.720 (-) |
3 (1↑) |
西武 |
46 | 43 | 1 | 0.517 (↑0.006) | 5 (↑1) |
53 | 461 (+5) | 429 (+1) | 100 (+2) | 94 (-) |
0.258 (-) | 4.230 (↑0.04) |
4 (1↓) |
楽天 |
45 | 43 | 2 | 0.511 (↓0.006) | 5.5 (-) |
53 | 393 (+1) | 377 (+5) | 91 (+1) | 31 (-) |
0.249 (↓0.001) | 4.000 (↓0.02) |
5 (-) |
ロッテ |
42 | 46 | 2 | 0.477 (↑0.006) | 8.5 (↑1) |
53 | 408 (+7) | 398 (+4) | 112 (+4) | 56 (-) |
0.246 (↑0.001) | 4.070 (↑0.01) |
6 (-) |
ORIX |
38 | 48 | 5 | 0.442 (-) | 11.5 (↑0.5) |
52 | 315 (-) | 398 (-) | 60 (-) | 85 (-) |
0.233 (-) | 3.910 (-) |
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