1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ロッテ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 6 | 0 | 0 |
西武 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 3 | 0 | X | 5 | 9 | 2 | 0 |
勝利投手:十亀 剣(4勝4敗0S) 敗戦投手:涌井 秀章(3勝6敗0S) |
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◆西武は3回裏、源田が適時打を放ち先制に成功する。その後は、6回に森の適時打で加点すると、続く7回には3本の適時打で3点を奪い、リードを広げた。投げては、先発・十亀が7回無失点の好投で今季4勝目。敗れたロッテは先発・涌井が好投するも、打線が1得点と振るわなかった。
◆両先発は西武十亀とロッテ涌井。西武が3回1死二塁から源田の左前適時打で1点先取。ロッテは3回まで2安打無得点。 西武は6回無死一、三塁から森の中前適時打で2点目を追加。ロッテは十亀を攻略できず、6回まで4安打で無得点のまま。 西武は7回にも源田の三塁打などで3点を加え、快勝で3位浮上。十亀4勝目。ロッテは1点をかえしたが、連勝が3で止まった。涌井が6敗目。
◆ロッテ細川亨捕手が17年8月31日以来の先発マスクで好リードを見せた。古巣西武の本拠地で涌井との元西武バッテリー。 4回には森、中村を110キロ前後のカーブで、栗山は140キロの直球で3者連続空振り三振に抑えるなど、緩急を巧みに使った。5回には2年ぶりの安打を放ち、攻守で存在感を見せた。敗れたが「いろいろな球が良かった。後は盗塁を刺せるように頑張ります」と話した。
◆西武が3度のリクエスト成功で勝利をたぐり寄せた。 7回1死、一塁走者の木村が盗塁。判定はアウトも「先に(ベースに)着いた感触があった」と木村がセーフをアピール。辻発彦監督がリクエストしセーフになった。この回だめ押しの3点につなげた。2、5回にも判定変更に成功した同監督は「選手もアピールしてくれているから、2つ成功してるし3つ目はダメもとでいいかといったんだけど、盗塁が効いた回になった」と振り返った。
◆西武十亀剣投手が7回無失点で今季4勝目を挙げ、通算勝利数を50勝とした。 初回からスコアに0を並べる。1点リードの5回には1死一、二塁で打席には1番荻野。直球で内角を攻めながら、フルカウントで111キロのカーブを投げて見逃し三振。「インコースが効いていたから、抜けた真っすぐがきたと思わせることができた」と、パ・リーグ首位打者を走る難敵を打ち取り、チームは3位浮上した。 本拠地での勝利はメットライフドームでは、昨季4月3日ソフトバンク戦以来1年3カ月ぶり。「ホームで久々に勝ててよかった。これが年1回にならないようにしたい」。今季、ホームでは三度目の正直だった。球宴休みは夫人の実家がある和歌山でリフレッシュ。プロ8年目で50勝に到達し「1つずつ伸ばしていければ。これからも相手が嫌がる投球をしていきたい」と積み重ねていく。
◆西武の源田が三回に先制打を放った。1死二塁で打席に入り、涌井の初球の速球にやや振り遅れた。しかし打球は三塁後方へふらふらと上がり、左翼のライン際に落ちた。涌井との今季の直接対決は16打数8安打と相性抜群で「いいところに飛んでくれてよかった」と照れ笑いした。 投手が田中に代わった2-0の七回は1死二塁で右中間に適時三塁打。勝利を呼び込み「好機でいい一本が打てた」と胸を張った。
◆ロッテの涌井は今季自己最多の9三振を奪って6回2失点と好投したが、自身5連敗となった。直球は140キロ台後半をマークし、復調の兆しを見せ「直球に力が戻ってきた感覚はある。投球フォームの微修正がうまくいった」と表情に暗さはなかった。 西武時代にバッテリーを組んだ細川が先発マスクをかぶり、四回には森、中村を緩いカーブで空振り三振に仕留めた。「細川さんは昔からそういう配球はしていたので、戸惑うことなく投げられた」。今季は決め球に苦心してきただけに、今後への光明となりそうだ。
◆西武・源田壮亮内野手(26)が2安打2打点の活躍で、チームを3位に浮上させた。 「(1本目は)いいところに落ちた。(2本目は)思い切り振ろうと思って、1球で仕留められてよかった」 三回1死二塁で、左翼線にポトリと落ちる先制打を放つと、2点リードの七回1死二塁では右中間フェンス直撃の適時三塁打。負ければ5月20日以来、約2カ月ぶりに借金生活となるチームの危機を救った。 午前中は東京ドームで都市対抗を観戦。最後まで見ることはできなかったが、古巣のトヨタ自動車が逆転勝ちし、「気になるし、いい刺激をもらえました」と笑った。プロへの道を切り開いた都市対抗優勝から3年。すっかり獅子の顔となった源田が、攻守でチームを引っ張っている。 (花里雄太)
<パ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
ソフトバンク |
48 | 34 | 4 | 0.585 (↓0.008) | - (-) |
57 | 362 (+2) | 326 (+3) | 117 (+2) | 76 (-) |
0.253 (↓0.001) | 3.440 (↑0.02) |
2 (-) |
日本ハム |
43 | 39 | 4 | 0.524 (↑0.005) | 5 (↑1) |
57 | 362 (+3) | 350 (+2) | 59 (+1) | 36 (-) |
0.257 (↓0.001) | 3.780 (↑0.02) |
3 (1↑) |
西武 |
42 | 41 | 1 | 0.506 (↑0.006) | 6.5 (↑1) |
59 | 433 (+5) | 411 (+1) | 94 (-) | 93 (+4) |
0.259 (-) | 4.340 (↑0.04) |
4 (1↓) |
楽天 |
41 | 41 | 2 | 0.500 (↓0.006) | 7 (-) |
59 | 373 (-) | 361 (+1) | 86 (-) | 29 (+1) |
0.252 (↓0.001) | 4.140 (↑0.03) |
5 (1↓) |
ロッテ |
40 | 41 | 2 | 0.494 (↓0.006) | 7.5 (-) |
60 | 375 (+1) | 361 (+5) | 100 (-) | 53 (-) |
0.246 (↓0.001) | 3.940 (↓0.01) |
6 (-) |
ORIX |
37 | 43 | 5 | 0.463 (↑0.007) | 10 (↑1) |
58 | 296 (+1) | 365 (-) | 55 (-) | 77 (-) |
0.233 (↓0.001) | 3.850 (↑0.04) |
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