1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ソフトバンク | 0 | 1 | 1 | 0 | 2 | 0 | 0 | 2 | 0 | 6 | 8 | 1 | 3 |
ORIX | 0 | 0 | 1 | 0 | 3 | 0 | 1 | 0 | 0 | 5 | 9 | 2 | 1 |
勝利投手:椎野 新(2勝1敗0S) (セーブ:甲斐野 央(1勝1敗6S)) 敗戦投手:エップラー(4勝3敗0S) 本塁打 |
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◆ソフトバンクが9連勝。ソフトバンクは2回表、デスパイネのソロで先制する。その後逆転を許して迎えた8回には、松田宣の2ランが飛び出し、再びリードを奪った。投げては、6番手・甲斐野が今季6
◆8連勝で首位を走るソフトバンクの先発は大竹耕太郎投手(24)。現在4連勝中で、オリックス戦では通算4試合に登板して1勝0敗、防御率0・98。 6日も相性の良さを発揮してチームを9連勝に導けるか。
◆オリックスの新人・中川圭太内野手(23)が反撃の一打を放った。 2点を追う3回、2死二塁の好機にソフトバンクの左腕大竹のチェンジアップをとらえ左前へ運ぶタイムリーヒット。二塁から福田が生還、1点差とした。 福田は1死一塁から、大竹のけん制につり出され、いったんは二塁でタッチアウトになった。しかし、西村監督のリクエストにより判定が覆りセーフとなっていた。リクエストでのチャンスを生かした形だ。中川は「追い込まれていましたし、逆方向に意識を置いて打ちました。2球続けて空振りしていたボールにうまく対応できました」と話した。
◆オリックス佐野皓大外野手(22)が、プロ初本塁打を放った。3点を追う5回1死一、二塁で、ソフトバンク大竹のチェンジアップを左翼席へ運んだ。 プロ初アーチが貴重な同点3ランとなった。佐野は「ここまでタイミングが合っていなかったので、力を抜いてリラックスして打つことを心掛けました。うまくバットが出てくれましたし、初ホームランを打ててよかったです」と喜んだ。2打席続けて空振り三振に倒れていたが、見事にリベンジした。 投手として入団し、17年オフから野手に転向。昨季途中に育成契約から支配下選手となった。今季は開幕1軍を勝ち取り、先発出場の機会も多い。高い身体能力を持つ期待の若手が、また1つステップを上がった。
◆ソフトバンクは2回、デスパイネの19号ソロで先制。3回に甲斐が9号ソロ。オリックスは3回に中川の適時打で1点を返した。 ソフトバンクは5回、2死から3連打で2点を加えた。オリックスは5回に佐野のプロ初本塁打となる3ランで同点に追い付いた。
◆オリックス5年目の佐野皓大外野手がプロ初本塁打を放った。5回1死一、二塁から、ソフトバンク大竹のチェンジアップを左翼席へ運ぶ同点3ラン。 佐野は「力を抜いてリラックスして打つことを心掛けました。うまくバットが出てくれましたし、初ホームランを打ててよかったです」と喜んだ。投手として入団し、17年オフから野手に転向。いったん育成契約となったが、昨季途中に支配下選手に復帰。今季は開幕1軍入りした期待の若手が、またひとつ階段を上がった。
◆ソフトバンク大竹耕太郎投手が痛恨の1発を食らった。3点リードの5回、この日2三振に抑えていた佐野に甘く入った変化球を左翼席へプロ1号の同点3ランを許した。 6回途中で降板し「チームの連勝の流れに乗ることができず、力になることができなかった。野手の皆さんが点を取ってくれたのに、簡単に追いつかれてしまった。申し訳ない」と肩を落とした。
◆ソフトバンク松田宣浩内野手(36)が2戦連発でチームを今季最長9連勝に導いた。 連夜の「熱男!」コールはこの日、ほっともっとフィールド神戸に打ち上げられた花火を上回るほどの熱さで、スタンドを酔わせた。 序盤の3点リードを5回に追いつかれ、7回には勝ち越しを許した。劣勢の中、8回2死三塁でエップラーの初球を左翼席へたたき込んだ。19号決勝2ランでシーソーゲームにけりをつけ「大型連勝を止めるわけにはいかないと、チームみんなが強い思いでやっている。ピッチャーが追いつかれたときはバッターが頑張って、バッターが打てていないときはピッチャーが頑張ってくれる。みんなで戦っている感が強いですね」と振り返った。 ベテランながら今季チームで唯一、全試合スタメン出場を継続中だ。ビジターから福岡へ戻る移動試合でもチーム練習前にロングティーを行うなど、とにかく体は元気。80試合で19本は昨季の32本を上回るペースだ。数ある成績の中でも「続けたい」と意識している1つ、2年連続30本塁打も十分に射程圏だ。 チームは9連勝で、工藤監督の就任以来最長タイになった。7日も勝てば11年以来8年ぶりの10連勝となる。指揮官は「10というより、3連戦の勝ち越しが決まったので。また1つ1つしっかり戦っていきたい」。前半戦は残り4試合。いのしし年の年男松田宣が猪突(ちょとつ)猛進に引っ張っていく。【山本大地】
◆ソフトバンクのドラフト1位甲斐野央投手が連戦を締め、6セーブ目を挙げた。 9回先頭は東洋大の元チームメート中川から。「ブルペンにいるときからわかっていた」と気合十分に一飛に打ち取った。2死からは宗に二塁打を許し、初セーブを挙げた6月20日ヤクルト戦以降では初めての安打だったが「高谷さんに『2死満塁でもいい』と声をかけてもらった」と厳しく攻めてピンチを断った。地元兵庫での初セーブに「声援がすごかった。応えられて良かった」と笑顔を見せた。
◆ソフトバンク加治屋蓮投手が緊急登板で、チームを救った。8回2死からモイネロが福田の頭部へ死球を与え危険球退場。 ブルペンでわずか5、6球投げマウンドへ上がると、代打モヤも3球で中飛に打ち取った。「(7回に)逆転しなければ、8回に投げる予定だったので、1度準備をしていた。焦ることはなかった。久しぶりの登板でも打者に向かっていけた」。6月22日巨人戦以来の登板で、しっかりと仕事を果たした。
◆オリックスが首位ソフトバンクに敗れ、昨季より12試合早い79試合目で自力優勝の可能性が消滅した。先発K-鈴木が2被弾するなど7回途中4失点。それでも5年目の若手佐野が5回にプロ初本塁打となる3ランを放ち、いったんは同点に追い付いた。さらに7回にはマレーロの適時打で勝ち越したが、8回に4番手エップラーが2死から松田宣に逆転2ランを浴びた。 西村監督は、勝負のポイントとして、7回に1点を勝ち越した後の攻撃を挙げた。1死一、二塁から、後続の打者が凡退し、追加点を奪えなかった。「もう1点でも2点でも、たたみかけて取っておかないと、最終的にはこういう形になる」と厳しい表情で話した。 今季ソフトバンクには2勝11敗1分と圧倒され、自力優勝の可能性も消滅。だが指揮官は「まだまだ終わったわけじゃないし、明日からまた頑張ります」と前を向いた。
◆オリックス・佐野皓大外野手が6日、ソフトバンク戦(ほっと神戸)でプロ初本塁打を放った。 1-4の五回1死一、二塁で迎えた第3打席。それまで2打席連続の空振り三振に倒れていたが、133キロの初球のシュートをフルスイング。左翼席中段まで運んだ。 佐野は2015年にドラフト3位で大分高から入団。当初は投手としてプレーしていたが、昨季から野手に転向し、夏頃からはスイッチヒッターにも挑戦。プロ通算98打席目で待望の一発となった。
◆ソフトバンクのリバン・モイネロ投手が6日、ほっともっとフィールド神戸で行われたオリックス14回戦で危険球による退場処分を受けた。退場はパ・リーグでは今季6人目、両リーグを通じて11人目。八回2死無走者で福田への2球目が頭部に当たった。
◆オリックスは6日、今季の主催公式戦の観客動員数が100万人を突破したと発表した。同日のソフトバンク14回戦(ほっと神戸)で100万1921人とし、昨季より2試合早い主催試合43試合目での突破となった。
◆悔しい敗戦で自力優勝の可能性が消滅した。4番手のエップラーが5-4の八回2死から松田宣に逆転2ランを被弾。4-4の七回にマレーロの勝ち越し打で勝利をたぐり寄せた直後に逆転を許した。自力Vは消えたが、西村監督は「それに関してはまだまだ終わったわけじゃない。あしたからまた、がんばります」と前を向いた。 五回にプロ初本塁打となる同点3ランを放ったオリックス・佐野 「なんとかという気持ちはあった。ずっと本塁打は打ちたかったので、それができたのは良かった」
◆鷹ファンの待つ左翼席に向かって、逆転弾が高々と舞った。松田宣が両手をたたいてダイヤモンドを一周。会心の「熱男!!」でソフトバンクが9連勝だ。 「この大型連勝を止めたくないと、みんなが思っている」 八回2死三塁で初球をたたいた。連夜の一発は逆転19号2ラン。3点差を五回に追いつかれ、七回に勝ち越しを許した直後に再逆転した。 「いつも投手が頑張ってくれる。打者も貢献したいし、こういう試合で打てて良かったです」 9連勝は工藤監督の指揮下で最長タイだが、5勝は逆転勝ち。投手力が高くて「どちらかと言えば先行逃げ切り型」と自覚する将は「逆転されても何とかするという雰囲気がある。連勝して前向きな気持ちにもなれるし、何とかできるという気持ちが逆転につながる」と勢いを実感した。 松田宣の本塁打数は先制弾を放ったデスパイネ、グラシアルと並んだ。チームトップが3人。「2人が目の前ですごい打球を打つ。自分も食らいつこうと、モチベーションになるし、前にいい打者がいて勉強にもなる」。相乗効果、投打の助け合い。すべてが充実している。(安藤理)
<パ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
ソフトバンク |
46 | 30 | 4 | 0.605 (↑0.005) | - (-) |
63 | 343 (+6) | 297 (+5) | 110 (+3) | 72 (-) |
0.255 (↓0.001) | 3.360 (↓0.01) |
2 (1↑) |
西武 |
40 | 37 | 1 | 0.519 (↑0.006) | 6.5 (-) |
65 | 405 (+5) | 382 (-) | 88 (+1) | 84 (-) |
0.259 (↓0.001) | 4.380 (↑0.06) |
3 (1↑) |
日本ハム |
39 | 37 | 4 | 0.513 (↑0.006) | 7 (-) |
63 | 342 (+1) | 330 (-) | 53 (-) | 34 (+1) |
0.258 (-) | 3.840 (↑0.04) |
3 (1↓) |
楽天 |
39 | 37 | 2 | 0.513 (↓0.007) | 7 (↓1) |
65 | 352 (-) | 342 (+1) | 83 (-) | 27 (+1) |
0.251 (↓0.001) | 4.230 (↑0.04) |
5 (-) |
ロッテ |
36 | 39 | 2 | 0.480 (↓0.006) | 9.5 (↓1) |
66 | 346 (-) | 343 (+5) | 94 (-) | 51 (-) |
0.247 (↓0.001) | 4.010 (↑0.02) |
6 (-) |
ORIX |
33 | 41 | 5 | 0.446 (↓0.006) | 12 (↓1) |
64 | 278 (+5) | 345 (+6) | 54 (+1) | 70 (+2) |
0.235 (-) | 3.890 (↓0.01) |
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