1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
西武 | 1 | 1 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 | 7 | 0 | 1 |
ロッテ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 7 | 2 | 0 |
勝利投手:本田 圭佑(4勝3敗0S) 敗戦投手:涌井 秀章(3勝5敗0S) 本塁打 |
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◆西武が快勝。西武は初回、秋山の先頭打者本塁打で幸先良く先制する。その後、2-0で迎えた4回表には、金子侑と秋山の適時打などで3点を加え、リードを広げた。投げては、先発・本田が8回途中無失点の好投で今季4勝目。敗れたロッテは、投打ともに振るわなかった。
◆ロッテOBで現セガサミー監督の初芝清氏(52)が始球式を務めた。 「ミスターロッテ」と紹介され、大歓声の中マウンドへ。内角低めへの鋭いボールで球場を沸かせた。「久しぶりのマリンの大観衆の前で、とても緊張したけど、何とか投げることができたかなと思います。(捕手の)田村がうまく捕ってくれました。このような機会をいただき、大変感謝しております」と述べた。
◆西武が初回、秋山の13号先頭打者弾で先制。2回にも失策の間に1点追加した。ロッテは西武先発本田の前に3回まで無得点。 西武は4回、金子侑、秋山の適時打などで3点を追加した。ロッテは4回以降2安打に抑えられ、チャンスを作れない。 西武は先発本田が8回途中無失点と好投し4勝目を挙げた。ロッテは打線が沈黙し連勝を逃した。先発涌井が5敗目。
◆ロッテ涌井秀章投手が5敗目を喫した。7回を6安打5失点(自責3)。味方の失策などで波に乗れなかったが、西武時代の10年10月9日以来となる細川とバッテリーを組んだ6回からの2イニングは6人で片づけた。 細川は「イメージではもっと強い球を投げて、シュートとかもよかった。何の変化球でもカウントを取れるので、そこは頭に残して配球した」。井口監督は「どういうリードになるか試したかった。次回は細川スタートもありかなと思う」とスタメン起用を示唆した。
◆西武1番秋山翔吾外野手が自身19本目の先頭打者アーチで流れを呼び込んだ。 初回、フルカウントから涌井の143キロ内角直球を右翼ラグーン席へ運んだ。「去年だったら入っていない。打者には恩恵がありますね」。今季先頭弾を放った3試合はすべて勝利し「僕1人でやっているわけじゃないけど、昨日負けているし、立ち上がりの1点というのは大きい」とうなずいた。楽天と2位争いを繰り広げているが「優勝するためにやっている以上、2位だからどうということはない。1つずつ勝っていくということ」と引き締めた。
◆西武本田圭佑投手(26)がロッテ打線を封じ込め、チームを5月25日以来の2位に浮上させた。6月29日オリックス戦に続く2試合連続の無失点。自己最長タイの7回1/3を投げ、三振1ながら制球力を武器に打たせて取り、今季4勝目(3敗)を挙げた。 7回を投げ終えた時点で84球。初完封も見えてきていた。「球数が少ないのは分かっていたんで。でもそれより1人1人の打者を打ち取ることを考えた方がいいなと思って。まあそう考えた時点で(完封を)意識してるんですけど」と苦笑い。8回1死から藤岡、荻野に連打を浴び、球数が100球になって悔しい交代となった。それでも辻監督からは「あそこまで頑張ったから完封させたかったけど。よく粘ったと思います」と褒められた。 今季4勝のうち、ロッテ相手に3戦3勝。「自分のスタイルと相性がいいのか、今日も1球で打ち取ったりと、リズム良く投げられました」。好調を維持したまま、11日には地元宮城でのフレッシュオールスターに出場する。「シーズン中の試合と同じように1イニングしっかり投げたい。3人でしっかり抑えられるようにしたい」。故郷に錦を飾るつもりだ。【千葉修宏】
◆ロッテ-西武13回戦(ZOZOマリン)が6日行われ、西武・秋山翔吾外野手(31)が一回に右翼席へ先頭打者ホームランをたたきこんだ。「1番・中堅」でスタメン出場した秋山は、ロッテ先発の涌井秀章投手(33)が投じた内角直球を強振した。打球はホームランラグーンに飛び込む13号ソロ。西武が1点を先制した。
◆ロッテの涌井は試合前半に失点を重ね、7回5失点で4連敗を喫した。二回にレアードの失策で1点を奪われると四回にもレアードの失策から崩れて3失点。五回以降は立ち直りの兆しを見せただけに、井口監督は「守備が足を引っ張ってしまった」と厳しい表情だった。 六回からは先発の田村に代わり、西武時代にバッテリーを組んでいた細川がマスクをかぶった。六、七回を三者凡退とするなど、呼吸は合っているようで、監督は「次回は細川を先発というのもありかな」と話した。
◆西武の3年目の鈴木が2試合続けて先発で起用され、プロ初安打をマークした。九回1死一塁で東妻の速球を三遊間へ打ち返し、全力疾走で一塁を駆け抜けてセーフ。内野安打となり「必死に食らいついていったという感じ。ほっとした」と笑みを浮かべた。 記念球は観戦に訪れていた両親にプレゼントするという。四回無死一、三塁では二ゴロの間にプロ初打点もマークした。巧みなバットコントロールが持ち味。「まだまだ納得のいく打球が少ないので、自分がやってきたことを出せれば」と飛躍を期した。
◆西武の秋山が通算19本目の初回先頭打者本塁打を放ち勝利に貢献した。フルカウントから涌井の内角直球を捉え、今季から設置された右翼のホームランラグーンに運ぶ13号先制弾。「去年までなら入っていない。打者には恩恵がある。立ち上がりの1点で大きな一本になった」と喜んだ。 4-0の四回1死一塁では右中間へ適時二塁打を放ち、打線を引っ張った。上位浮上に向け「一つずつ上を目指さないと」と鼻息を荒くした。
◆本田が自己最長に並ぶ7回1/3を投げて無失点と好投し4勝目。自身初の連勝を飾った。許した安打は全て単打で「全部の球種をある程度制球できていた」と胸を張った。一方、完封も視野に入った八回に1死から初めて連打を浴び、100球で降板したことには「悔しい気持ちはあります」と吐露した。今季、プロ初勝利を挙げ前半戦で4勝をマーク。11日には出身地の仙台でのフレッシュオールスターゲームに出場する。
◆リードオフマンが打てば、獅子は負けない!! 西武・秋山翔吾外野手(31)が一回、右越えに今季3本目の先頭打者弾を突き刺した。 「立ち上がりの1点は守っている方にズシンとくる。いい1本になってよかったです」 ロッテ先発、涌井の内角直球をたたいた一発は、通算19本目の先頭弾。尊敬する松井稼頭央(現2軍監督)を抜き、球団歴代2位(1位は石毛の30本)に躍り出た。31歳が先頭アーチを打った試合は、14年6月27日のソフトバンク戦から何と17連勝(1分け挟む)。不敗神話が5年以上も続いている。 着弾した位置は、今季から外野グラウンドに新設されたフェンスがせり出した『ホームランラグーン』のエリアだった。「去年なら入っていない。ライトフライかと思った。バッターに恩恵がありますね」と敵地・ZOZOマリンに感謝した。 先頭弾で勢いに乗ったチームは二回に1点、四回には再び秋山が右中間に駄目押しの適時二塁打を放ち、今季40勝。貯金3で日本ハムに敗れた楽天を抜き、5月25日以来の2位に浮上した。 「2位をみてやっているわけじゃない。一つずつ勝っていく」と秋山。狙うのはあくまでもリーグ2連覇だ。今季から就任した新主将が、個性派ぞろいの強力打線を引っ張る。(山口泰弘)
<パ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
ソフトバンク |
46 | 30 | 4 | 0.605 (↑0.005) | - (-) |
63 | 343 (+6) | 297 (+5) | 110 (+3) | 72 (-) |
0.255 (↓0.001) | 3.360 (↓0.01) |
2 (1↑) |
西武 |
40 | 37 | 1 | 0.519 (↑0.006) | 6.5 (-) |
65 | 405 (+5) | 382 (-) | 88 (+1) | 84 (-) |
0.259 (↓0.001) | 4.380 (↑0.06) |
3 (1↑) |
日本ハム |
39 | 37 | 4 | 0.513 (↑0.006) | 7 (-) |
63 | 342 (+1) | 330 (-) | 53 (-) | 34 (+1) |
0.258 (-) | 3.840 (↑0.04) |
3 (1↓) |
楽天 |
39 | 37 | 2 | 0.513 (↓0.007) | 7 (↓1) |
65 | 352 (-) | 342 (+1) | 83 (-) | 27 (+1) |
0.251 (↓0.001) | 4.230 (↑0.04) |
5 (-) |
ロッテ |
36 | 39 | 2 | 0.480 (↓0.006) | 9.5 (↓1) |
66 | 346 (-) | 343 (+5) | 94 (-) | 51 (-) |
0.247 (↓0.001) | 4.010 (↑0.02) |
6 (-) |
ORIX |
33 | 41 | 5 | 0.446 (↓0.006) | 12 (↓1) |
64 | 278 (+5) | 345 (+6) | 54 (+1) | 70 (+2) |
0.235 (-) | 3.890 (↓0.01) |
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