阪神(☆6対2★)西武 =交流戦2回戦(2019.06.22)・阪神甲子園球場=
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西武
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阪神
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勝利投手:岩田 稔(2勝2敗0S)
敗戦投手:本田 圭佑(2勝3敗0S)

本塁打
【西武】中村 剛也(12号・2回表ソロ),中村 剛也(13号・4回表ソロ)

  DAZN
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◆阪神は2点ビハインドで迎えた4回裏、糸井とマルテの適時打で3点を奪い、逆転に成功する。その後は5回に木浪の適時打で1点を追加するなど、小刻みに加点した。投げては、先発・岩田が6回2失点の好投で今季2勝目。敗れた西武は、先発・本田が中盤に崩れた。

◆阪神が中盤の猛反撃でリードを広げた。0-2の4回に集中打で3点を奪って逆転。さらに5回、先頭の高山俊外野手(26)が右前打で出塁すると、木浪聖也内野手(26)の左中間への適時二塁打で1点を追加。 「追加点のほしい場面だったので、後ろにつなぐ意識で打ちに行きました。抜けてくれて良かったです」とコメントした。 6回も先頭の糸井嘉男外野手(37)が右翼フェンス直撃の二塁打を放ち、続く大山悠輔内野手(24)が5点目の左前適時打。7回も植田海内野手(23)の右前打から1点を追加し、これで4イニング連続得点。大きな4点のリードを奪った。

◆阪神が3回にジェフリー・マルテ内野手(28)の2点適時打などで、一気に試合をひっくり返した。 2点を追う4回、先頭の近本が右前打で出塁すると、糸原の2球目に二盗、糸井の2球目に三盗を決め、1死三塁とチャンスメーク。糸井の中前適時打で1点をかえすと、大山が右翼線への二塁打で続いた。最後はマルテが139キロの直球をとらえて、左前に2点適時打を放った。「昨日チャンスの場面で打てなかったから、今日はいい場面で打てて良かったよ。ポジティブな結果になったね」。この回一気に逆転に成功した。 マルテは前日21日に28歳の誕生日を迎え、初回に適時二塁打を放ち連敗ストップに貢献していた。

◆西武中村剛也内野手が、230人目を2度斬りに仕留めた。2回、大阪桐蔭の同級生でもある阪神岩田から12号先制ソロを放ち、本塁打を打った投手の数を230人目とし、巨人阿部に並ぶ最多となった。 すると4回の第2打席では、左翼スタンド中段に飛ばす特大弾で連発。通算本塁打を398本まで伸ばした。

◆西武中村剛也内野手が、230人斬りを達成し、最多記録に並んだ。 2回、大阪桐蔭の同級生でもある阪神岩田から12号先制ソロを放った。これで本塁打を打った投手の数は230人目。巨人阿部に並ぶ最多となった。通算本塁打では397本とし「打ててよかったです」と、いつものように振り返っていた。

◆西武は2回に中村の12号ソロで先制に成功。阪神は3回まで西武先発の本田からヒットを放つことができずに無得点だった。 阪神は4回に糸井、マルテの適時打などで3点を奪い、逆転に成功。西武打線は中盤の5、6回と得点を奪えなかった。 阪神は7回に糸原の適時打で追加点。先発岩田は6回2失点で、4月18日ヤクルト戦以来の今季2勝目。西武本田は3敗目。

◆阪神木浪聖也内野手は貴重な追加点をたたき出し、序盤のミスを取り返した。1点リードの5回無死一塁、2ストライクからカーブを「反応で打ちました」と大飛球で左中間に適時二塁打。 1回表の遊撃守備では無死一塁で投ゴロをさばいた岩田の送球を捕球できず、併殺を逃していた。「最初のやつはダメです」。2日前に消極的な走塁ミスで叱られたが、その後もスタメン起用が続き「期待に応えられるようにしたい」と前を向いた。

◆阪神近本光司外野手(24)が「日本生命セ・パ交流戦」の西武2回戦(甲子園)で、嫌なムードを振り払った。ベテラン福留孝介外野手(42)が両ふくらはぎの張りで出場選手登録を抹消され、試合も先手を奪われた中、4回にチーム初安打。続けざまに二盗、三盗を決め、逆転への突破口を開いた。チームは5カードぶりの勝ち越しで、シーズン折り返しを貯金2でターン。ドラフト1位ルーキーがバットと足で虎浮上の道を切り開く。空気を一気に変えた。風を切るように近本がロケットスタートを切った。低姿勢のまま二塁へスライディング。塁審が両手を広げると、今季最多観衆の46726人が一斉にメガホンをたたいた。 「いつでも行けるようにと、タイミングをうかがっていた。チームに良い流れを持ってこれて良かったです」 足で流れを持ってきた。2点を追う4回、先頭で打席に向かうとチーム初安打となる右前打で出塁。直後の糸原への2球目で果敢にスタートを切った。リクエストによるビデオ検証でも判定はセーフ。16試合ぶりの盗塁を決めた。圧巻はその次だった。糸井の2球目に相手バッテリーの隙を突き、三盗を狙う。ストライク送球が来るも、伸ばした左足が先着した。セ界2位となる18盗塁目。交流戦は初対戦の投手ばかりだが「盗塁は、初見であってもデータや映像があるので準備ができる」と頼もしい。 試練を乗り越えた。6月中旬には22打席連続無安打とスランプが訪れた。だが、結果が出なくても全く動じない。「気持ち(の部分)だけなので...」。しっかりとした野球観があるから、不安にはならない。試合前にはテレビ解説や新聞評論などで来訪した球団OBらから細かな助言を受ける。「聞いたことは1度自分に取り入れて、そこから必要ないと思ったものを外していく感じです」と自らの判断軸で、取捨選択ができる。「聞いたこと全てが正解ではない。もっといろんなことに取り組んで、自分がどれだけ早くプロの世界に慣れるかですね」。向上心あふれる24歳の成長は止まらない。 ベテラン福留の出場選手登録抹消もあり、一時は暗雲も漂った。だが、この日は4回に新顔が切り開いた好機から一気に3点を奪って逆転。先発野手全員安打も呼び込み、土曜日の連敗も6でストップしてみせた。矢野監督は「大きく流れを変えてくれた。リズムに乗って走る勇気は止まってしまう。近本が多く走者に出ることがウチの野球」と存在感をたたえた。 この世界は、相手に嫌われてなんぼ。警戒された方の勝ち。「相手に嫌な影響を与えていきたい。プレッシャーをかけていきたいですね」。一時は落ち込んだ近本が、またスタートを切った。【真柴健】

◆阪神がクリーンアップ3連打で鮮やかな逆転劇を決めた。 2点を追う4回。1死三塁で3番糸井が、しぶとく中前適時打。4番大山が二塁打で二、三塁に好機を拡大すると、5番マルテが、左前に逆転2点打。一気に試合をひっくり返した。 6回には先頭糸井の二塁打に大山が左前タイムリーで続き、6月4日以来16試合ぶりに3~5番が打点をそろってマークした。 マルテはお立ち台で「チームメート全員でやった結果」と喜んだ。家族が初めて観戦に訪れ、夫人からトラッキー人形ゲット指令を受けていたという。すでに子どもには人形をプレゼント済みで、愛妻に向けたものをつかみとり「自分も家族もスペシャルな日になった」と笑顔をみせた。 糸井はマルチ安打で、この4試合計11安打。打率も3割に乗せ、3試合連続打点。勝負強さに矢野監督は「いいところで打ってくれるのは、嘉男の本来の打撃だと思う。そういうものにどんどん近づいてくれている」とエンジン全開を感じ取っている。 この日、ベテラン福留が戦線離脱した。マルテは「大切な存在。みんなで自信をもっていくしかない」とカバーしあうことを誓った。苦しい中で連勝に貢献した糸井は「明日勝って(交流戦を)終わりたい」と言った。先発野手全員安打の攻撃の中心となった主軸3人が、交流戦3連勝締めへ全力を尽くす。

◆阪神岩田稔投手(35)が、6回5安打2失点で約2カ月ぶりの勝利を挙げた。 先発投手に白星がつくのは、12日ソフトバンク戦の青柳以来。「勝つっていいですね。みんなが幸せになる」。今季2勝目を心から喜んだ。 勝負を思い切り楽しんだ。西武の中村は、大阪桐蔭時代の同期。2回1死の第1打席、いきなりバックスクリーンへ運ばれた。続く1-0の4回2死、今度は左翼へ特大の本塁打。「カウント不利になってしまって、ばか正直にいきすぎたかな」。マウンドで2度、苦い表情を浮かべた。 西武戦は09年以来10年ぶりで、中村にはこの試合まで4打数1安打だった。悔しい2被弾にも、岩田はどこかすがすがしかった。「えぐかったですね。高校時代、3打席連発していたのを思い出しました。3方向に打ち分けていて、その試合がよぎりましたね」。大阪桐蔭時代に甲子園出場はかなわず、敵味方とはいえ聖地で一緒にプレーしたのはこれが初めて。濃密な3年間を過ごした同期との対戦は特別だった。 失点は2点のみ。打たせて取る投球で、奪った18アウトのうちゴロで15アウト(併殺1)。持ち味を発揮し、連打も許さなかった。4月18日ヤクルト戦(神宮)以来の待望の勝利。「なんか、2カ月ぶりと言われるとすごく恥ずかしいんですけれども、上(1軍)で投げられてるだけで僕は幸せなので。特別うれしいですね、勝つのは」。お立ち台で照れくさそうにかみしめた。【磯綾乃】

◆230人目を斬った刀をひるがえし、返す刀で2度斬りした。西武中村剛也内野手は2回、阪神岩田のカットボールをバックスクリーンへたたき込む12号先制ソロ。この1発で、本塁打を打った投手数は230人目。巨人阿部に並ぶ最多となった。4回には、再びカットボールを左翼スタンド中段へ運ぶ特大弾。今季初の1試合2発だったが、チームは敗れ「ホームラン2本はよかった。チームは負けたけど」と浮かない表情だった。 2度斬りでもマウンドに立ち続けた岩田は、大阪桐蔭の同級生。同じ釜の飯を食った仲間だった。1年生のとき、道具を忘れた連帯責任で坂道ダッシュを命じられた。「練習中ずっとダッシュ。100本以上は走った。でも今だから言えるんですけど、1人ずつ交代で休んでいたんですよ」。監督の目から死角になった場所で「次はおまえ、その次はおまえ」と順番で休憩。酸いも甘いも味わった同級生との対決を、かつて夢だった甲子園で演じ「同級生と対戦できたのは、うれしいというか、よかった」と少しだけ顔を緩ませた。 高校時代は縁がなかった聖地で、通算本塁打を398本とし、400号の大台まであと2本。「風(浜風)はあまり気にせずやれている。悪くはない」と、交流戦最後の一戦に目を向けた。【栗田成芳】

◆阪神・岩田稔投手(35)が22日、西武戦(甲子園)に先発。二回に大阪桐蔭高時代の同期でもある中村に先制の12号ソロを浴びた。  1死で打席に迎え、2ボールからの3球目だった。真ん中に入った138キロをフルスイングされた打球は、ぐんぐん伸びてバックスクリーンに着弾。先制を許した。  登板前日の21日には、報道陣から2009年以来の西武戦登板であることを伝え聞き「今もいる選手は(中村)剛也と栗山くらいですか...」と感慨深そうだった。これまでの中村との通算対戦成績は4打数1安打で、被弾は初。旧友に浴びた一発に、マウンド上で険しい表情を浮かべた。

◆阪神・岩田稔投手(35)が22日の西武戦(甲子園)に先発し、大阪桐蔭高の同期でもある中村に2打席連続弾を献上した。  二回1死で先制の12号ソロをバックスクリーンに放り込まれると、四回2死の第2打席でも被弾した。  カウント2-1からの4球目、内角132キロを振り抜かれ、左翼席中上段へ。どでかすぎる一発を"おかわり"され、ぼう然と立ち尽くした。

◆阪神-西武戦が22日、甲子園球場で行われ、四回に阪神が逆転。ドラフト1位・近本光司外野手(24)=大阪ガス=が連続盗塁を決め、流れを一気に手繰り寄せた。  「1番・中堅」で出場し、四回先頭。126キロを右前打。続く糸原の2球目に果敢にスタートを切り、セーフを奪った。際どいタイミングに西武ベンチがリクエストを要求するも、判定は変わらず。6月4日のロッテ戦(ZOZOマリン)以来の盗塁で、無死二塁の好機を演出した。  糸原は左飛に倒れ一瞬、反撃の空気がしぼんだかのように思えた。しかし、ここでも近本の足が光り輝いた。糸井への2球目、モーションを完璧に盗んで三盗。聖地が大歓声に包まれると、糸井の中前適時打で生還。プロ4度目の複数盗塁で、聖地の空気を一変させた。  なお1死一塁から大山が右翼線二塁打。1死二、三塁に広げるとマルテが左前へ2点打。3-2と試合をひっくり返した。

◆阪神・岩田稔投手(35)が22日の西武戦(甲子園)に先発し6回5安打2失点。中村のソロ2本による2点のみで踏ん張った。  岩田は4月18日のヤクルト戦(神宮)で今季1勝目を挙げて以降、好投を続けながらも白星がついていなかった。この日も大阪桐蔭高時代の同期である中村に2打席連続で本塁打を浴びたが、それ以外はピンチらしいピンチもつくらず。力投で試合をつくった。打線が六回までに5得点を挙げ、勝利投手の権利を手にしてマウンドを降りた。

◆西武の中村が大阪桐蔭高時代に同級生だった岩田から2本塁打をマークした。2009年以来の対戦で二回にバックスクリーンに高々と運ぶと、四回はスライダーを左翼席へ豪快にかっ飛ばして13号とした。  高校3年間をともに過ごしたサウスポーとは「これまで対戦する機会もあまりなかった。対戦できてうれしいというか良かった。本塁打を打てたのは僕自身にとっても良かった」と感慨深げに語った。これで通算400本塁打の金字塔まで残り2本とした。 西武・辻監督(四回に逆転を許し) 「魔の四回。失点が一番多い」 本田(六回途中5失点で3敗目) 「次の打者を絶対に抑えなければいけない場面で粘ることができず、ずるずるといってしまった」

◆西武は正捕手の森が途中交代した。七回の守りで植田のファウルが股間を直撃。その場でしばらくうずくまってからベンチに退いた。  強打も含めて欠かせない戦力だけに、辻監督は「だいぶ、ましにはなってきている。大事に至らなかったらいい」と心配顔だった。(甲子園)

◆阪神は22日、甲子園で西武に6-2で快勝。5カードぶりの勝ち越しを決める2連勝で、貯金を再び2とした。  0-2の四回、チーム初安打を放った近本が二盗、三盗を決めて1死三塁のチャンスを作ると、糸井の適時打とマルテの2点打で3-2と逆転。五回は木浪、六回は大山、七回は糸原と効果的にタイムリーを放ち、先発野手全員安打をマークした。先発の岩田は6回2失点で4月18日以来の2勝目。交流戦4年ぶりの白星をつかんだ。  矢野監督は試合後、「タイガースらしい野球ができて、いい勝ち方ができました」と話すと、 「大きく流れを変えてくれたのは近本。挑戦していく気持ちでやってくれたプレーが一気に流れを呼び込む点になった。素晴らしかった」と近本を絶賛した。  「マルテのタイムリーも本当に効果的なヒット。ベンチの上で手を振っているので、家族が来てるんだなと(思った)。ハッスルしてくれたのだと思います」  また岩田については、「(ゴロアウトが多く)岩田らしさが出てるところだと思います。後半につながるような今日の登板になったと思う。岩田がそういうリズムを作ってくれたと思います」と目を細めた。   2勝目を挙げた阪神・岩田 「2カ月ぶりといわれるとすごく恥ずかしいんですけど、上で投げられているだけで僕は幸せなので。特別うれしいですね。勝つのは」   逆転打の阪神・マルテ 「(日本語で)最高です! チームメートが本当に自分のことを応援してくれますし、チームメート全員でやった結果だと思います。ファンの方や家族にいつも支えられて、こうして野球ができているので本当に感謝しています」

◆「岩田く~ん、あの頃に比べて球が軽くなったねェ! 僕が打った2本目なんて、ピンポン球のように飛んでいったでェ(笑)」(中村)  「アホか!? "どすこい"の山川が昨年からホームランを打ちまくっているから、おかわり君に2本、打たせてやったんやろ!?」(岩田)  本日の試合が終わった夜、どこかの飲み屋で勝利投手の岩田と西武・中村がこんな話をしながらグラスを傾けていたりして...。実はこの2人、大阪桐蔭高の同級生なのだ! サイコーの同級生と阪神の2連勝に乾杯!!  しかし、大阪桐蔭高のOBはすごすぎる!! この試合にはパ・リーグで打率トップの西武・森も出場。おっと、この2チームにもう1人、大事な大阪桐蔭OBを忘れちゃいませんか?  浅村栄斗!! 豪快に16本塁打を放っているけど...、浅村は楽天に移籍しとるわー!! 浅村じゃなくて、フジナミ!! 甲子園で春夏連覇を達成した藤浪晋太郎やー!!  藤浪く~ん! 2軍でくすぶっている場合じゃねーぞ。一刻も早く大復活して「大阪桐蔭の顔はやっぱり藤浪や!」というのを見せてくれー!!  話は変わるけど、糸井がここ4試合で17打数11安打の大当たり!! 本日のクリーンアップ、糸井、大山にマルテと全員がタイムリーを打ったのだ! さあ、虎の大逆襲や!!

◆岩田は6回2失点で今季2勝目。岩田の勝利は4月18日のヤクルト戦(13-5、神宮)以来、9試合ぶり。甲子園では2017年7月27日のDeNA戦(10-3)以来、695日ぶり。交流戦では2015年6月16日の日本ハム戦(11-4、甲子園)以来、1467日ぶり。

◆--岩田は低めに集めて安定感のあった  矢野監督「あの打線の並び見たら本当に威圧感というか、そういうのも目に入ると思うんだけど、リュウ(梅野)とね、しっかりそういう部分を岩田らしさっていうのを出して行ってくれたと思う」  --木浪が3試合連続安打にタイムリー  「きょうも初めにポロッとしたけど、その後もしっかり攻めた守備をしていたし、あいつらしいバッティングもあったし、シーズン通して課題と成長があると思うんで、俺らは背中を押していきたいなと思う」  --シーズンは折り返し。貯金を持って戦えている  「ピッチャーがね。まずはしっかり頑張ってくれているというか。そういう野球がやっぱり理想やし。西も青柳もランディ(メッセンジャー)もやることを頑張ってくれているから、そういう試合になっていると思うし。球児(藤川)も帰ってきてからフル回転で頑張ってくれているし。全体的にピッチャーがよく引っ張っていってくれているなかで。そういうところ(貯金で折り返し)になっているのかなと思う」

◆この日、デスクの阿部祐亮が甲子園にでかけました。別にヒマだからでかけたわけじゃなく、いつもこの欄で書きますが「働き方改革」というわけでデスクでも現場にドンドン出ていこう。そして「休むときは効率よく休もう」という大澤謙一郎運動部長の方針でやたらにデスクが現場に現れる。  で、本日は阿部デスクがイソイソと現れた次第。ですぐさま社に電話をくれてシミジミとこういうのですヮ。  「西武の山川選手は実にファンとの"接点"を大切にするんです。どちらのファンも平等にニコヤカに声をかける。例えば練習中にスタンドから『ヤマカワ!』と声がかかるとうれしそうに手を振るんです。横でみていて思わず西武ファンなのか...と思ったらこれがなんと阪神のグッズやハッピをきた子供たちです。それでもニコニコ顔で返事をかえしていたり...あれでいざ試合になるとバカスカ打つんですからすごい。要するにみていて思わず"これが本物の打者の余裕なのか?"とさえ思いましたョ」  ところで、この日は「矢野ガッツ」のグッズが発売された。「だから...どうだといわれたらテレるんですがこれがなかなかたくましい感じのオリジナル(サンプル写真は矢野監督もの)。これに主力選手がそれぞれにいつものガッツポーズをしているのが楽しいデザインでして...」とトラ番キャップ大石豊佳が連絡してきた。  大石はこの日も近くのスーパーでヘルシーサラダで腹ごしらえをしてからのスタンバイだが、そんな軽食で下腹に力がはいるのか...といつも心配するが彼は常に控えめでゲームに入る。  「でも、今日はなんとか活力のある内容をみせてくれるような気がしてます。福留選手は抹消ですが糸井選手はいま気合十分ですので...注目しといてください」  ヘルシーサラダで"戦いに挑む"ようなやさしいキャップのセリフなんかアテにしないぞ...といつも思うが大石は口調が静かなときには彼なりの根拠があるらしい。だけどまさか本日発売のガッツグッズが頼りというのもなんだかなぁ...。  しかし結論的にいえばなんとなくゴチャゴチャしているうちに...阪神のペースとなっていった。  もうひとつ書き加えておきたいのは1年前の6月22日付(21日の試合)のサンスポの1面は糸井選手が延長十二回引き分け...というオリックス戦(甲子園の交流戦最終戦)で九回に起死回生の同点弾を放って...リーグ戦再開に火をつけている。  当番デスクの白石大地は早くからしきりに「僕の念頭には阪神11R『宝塚記念』はありません。ま、キットいい試合をしてレース部さんにすがりつくような"展開"にはならないと思ってます」と、ランランとレース部の席を見つめていた。それにしちゃあ出勤前に昼食は「ふかしパン」かなんかにしてたけど...それってどこかで『宝塚記念』に"秋波"を送っている証拠じゃないのか。  糸井は去年も今頃は大爆発している。それでウハウハの展開となってきた。やればできるんだ。そしてホントは多分ボカスカ打たれる...と思っていたがゴメン。失礼しました。  これがホントの『ガッツグッズ』の御利益なのだ。まずは岩田投手の粘投をたたえよう! これぞ「ガッツ」だ。

◆西武・森友哉捕手が阪神2回戦(甲子園)の七回の守備でファウルが股間を直撃し、途中交代。23日の出場は当日の状態を見て判断する。

◆西武が逆転負けを喫した中で、中村剛也内野手(35)が孤軍奮闘。今季初となる1試合2本塁打を放った。  二回。2009年以来10年ぶりに対戦した大阪桐蔭高の同級生、阪神・岩田から中越えの12号ソロ。四回は左翼ポール際へ13号ソロ。2打席連発で通算400本塁打まで残り2本とした。  「(岩田とは)これまであまり対戦がなかったので、うれしいというかよかった」  この一発で、本塁打を放った投手が230人に到達。巨人・阿部に並ぶプロ野球記録だが「記録でも何でもない」。チームが2連敗したため表情はさえなかった。 (花里雄太) 逆転を許した四回に西武・辻監督 「魔の四回。失点が一番多い」

◆ほっとした笑顔でウイニングボールを受け取った。先発の岩田は6回2失点で試合をつくり、今季2勝目を手にした。  「きょうは(チームが)勝ってよかったです。勝つっていいですね。みんなが幸せで」  甲子園では695日ぶりとなる勝利の味をしみじみとかみしめた。4月18日のヤクルト戦(神宮)以来の白星は格別だ。  持ち前の低めに丁寧に集める投球が光った。18のアウトのうち14がゴロ。「自分のピッチングができている証拠」と胸を張った。「走者がたまってドカンが一番痛い。そうさせないように一人一人しっかり勝負していこうと」。ピンチらしいピンチもなく、安定した投球で強力西武打線を封じた。  2本塁打を浴びたのは、くしくも大阪桐蔭高時代の同期・中村だった。2009年以来10年ぶりの対戦で、これまでは4打数1安打と抑えていたが...。二回に先制の12号ソロをバックスクリーンに運ばれると、四回には左翼席中上段へ特大の13号ソロ。「やっぱりいいバッターですね。もう、さすがです」。2打席連発の被弾に舌を巻いた。  6連敗中だった"魔の土曜日"ともおさらばだ。今季、この試合までチームは土曜日2勝10敗と苦戦していた。ナイター翌日のデーゲームが多く、疲労も残る中で迎える土曜日。5月4日のDeNA戦(甲子園)でメッセンジャーが勝って以来、この日が7週ぶりの白星で、今季甲子園最多4万6726人を喜ばせた。  「みなさんの応援がすごい励みになるので、どんどん来てください! また頑張ります!」  聖地のお立ち台で声を張り上げた。これからもチームのために腕を振り続ける。 (箭内桃子) 2勝目を挙げた岩田について阪神・福原投手コーチ 「特長が出ていた。ゴロアウトがよく取れていたし。ずっと(安定した投球が)続いていたので、またこれからもそういうピッチングを続けてほしい」

◆ドバッと押し寄せた波に、4番のバットも乗った。大山はマルテの逆転打につなげる二塁打と、5点目のタイムリー。主砲としてしっかり勝利に貢献した。  「一日一日しっかり頑張ります」  まずは四回。近本の連続盗塁に糸井の適時打で押せ押せムードとなったところで、運も味方につけた。右翼線へ運んだ飛球はファウルかと思われたがフラフラと浜風に戻され、ダイビングした右翼・木村の前にぽとり。二塁打で二、三塁にチャンスが拡大。続くマルテの一打で逆転のホームを踏んだ。  4-2の六回無死二塁では137キロ直球を左前に弾き返すタイムリー。3試合ぶり打点に4試合ぶりマルチ安打で4番の仕事を果たした。試合終了から約30分後、選手の最後にベンチ裏の通路に現れた背番号3。快勝の余韻に浸ることなくしっかりと"復習"し、表情を変えることなくクラブハウスに引き揚げた。  矢野監督も「1本はラッキーな部分はあったけど、もう1本は追加点の欲しい部分で悠輔(大山)が返したというのは大きい」とうなずいた。  前日21日は逆転勝ちしながらも4打数無安打となった大山に「4番に決めてもらいたいというのが、どこかに残ってる」と注文。この日の練習中には呼び止めて話し込む姿もあった。「特別何か話したということではないけど」と煙に巻いたが、虎将の期待は変わらない。24歳の主砲も着実に成長している。(大石豊佳)

◆福留がいなくても、オレがヤル! 甲子園初観戦のファミリーの前で、パパが燃えた。大きな背中でチームを引っ張る雄姿をみせつけた。逆転タイムリーのマルテがお立ち台に上がり、日本語で歓喜の雄たけびだ。  「サイコーデース!」  2連勝の立役者が虎党の大歓声に祝福された。0-2の四回1死三塁から糸井が反撃の中前適時打。大山も右翼線二塁打で続き、1死二、三塁からM砲が結果を出した。  1ボールから西武先発・本田の内角低め139キロ直球を豪快なスイングで左前へ弾き返す2点打。クリーンアップ3連打で一気に逆転だ。28歳の誕生日だった前日に続く2試合連続打点で勝利に貢献し「昨日の最後の打席がよくなかった(空振り三振)。どこかで返したかった。(2点打は)自分にとってもすごく大事だった」とうなずいた。  家族の喜ぶ顔が見たかった。シーズン当初は、遠征先で焼き肉店を訪れた際に出されたものを黙々と食べていたが、6月中旬の家族の来日が近づくと、「これは何ていう名前の肉なんだ?」と周囲への質問攻めを開始。家族が来たら、教えてあげるためだった。  「ファンの方や家族にいつも支えられて、こうして野球ができているので本当に感謝しています」  ずっと頭のなかで思い浮かべていたエステファニー夫人らの笑顔は現実になった。しかも、この日の"出勤前"には夫人からトラッキー人形のプレゼントをお願いされていた。まさに有言実行。お立ち台で人形を大事そうに抱えた助っ人は「妻にあげます」と声を弾ませた。  この日、福留が両足ふくらはぎの違和感で抹消され、中軸での起用の可能性は高まる。3、5番に座れば打率・302(43打数13安打)と頼もしい数字を残してきたマルテは「福留選手は大切な存在です。いなくて残念ですが、みんなで自信を持ってやっていくしかない」と腕をぶした。  「自分たちもいいところを見せられるように頑張ります。レッツゴータイガース!」  ガンガン打って、家族も虎も引っ張っていく。(新里公章)

◆走って、走って、流れ変えた!! 阪神のドラフト1位・近本光司外野手(24)=大阪ガス=が西武戦で0-2の四回に先頭で右前にチーム初安打を放つと、二盗と三盗に成功。クリーンアップ3連打の逆転劇を呼び込み、6-2の勝利に貢献した。チームは昨季パ・リーグ王者に2連勝で5カードぶりの勝ち越し。近本が塁に出れば何かが起こる!  この足なら聖地の空気を変えられる。だからこそ、近本は間髪入れずに走った。痛快すぎる足の"おかわり"。一瞬で主役をかっさらう連続盗塁で、虎を5カードぶりの勝ち越しに導いた。  「しっかりタイミングを伺っていた。いつでもいけるようにと思っていたので、チームにいい流れを持ってくることができてよかったです」  三回まで本田の前にパーフェクト。中村には2発の"おかわり弾"を許すなど、獅子に流れが傾き始めた四回、先頭で打席へ。チーム初安打となる右前打を放つと、ここからが近本の真骨頂だ。  続く糸原の2球目にスタート。際どいタイミングに西武ベンチがリクエストするも判定は変わらずセーフ。さらに、1死二塁から糸井の2球目。完璧にモーションを盗むと、三盗を成功させ1死三塁に好機を広げた。  プロ4度目の複数盗塁で、リーグトップの中日・大島(20盗塁)に迫る18個目。持ち味全開で球場の雰囲気を一変させると、ルーキーの激走にクリーンアップが応えた。糸井の適時打で近本が生還すると、大山がつなぎ、マルテの2点打で逆転。流れを呼んだのは、間違いなく近本だった。初対戦の先発投手に今季初めて黒星をつけ、交流戦最下位を回避だ。  「やっと自分の仕事ができたと思います」  最近5試合で打率・200(20打数4安打)。必死な日々が続く中、福留が2度目の登録抹消となった。得点力減が心配される打線に、足で相手をかき乱す近本の出塁は不可欠。矢野監督は「近本が多くランナーに出るというのが、うちの野球。プレッシャーのかかり方とか、うちの勝ち方と思う。あれで一気に流れが変わったので」と立役者をたたえた。  53試合連続で「1番・中堅」を託される若き新風。試合前、その右足はいつも土で汚れている。練習中「1度はスライディングを入れる」というのが筒井外野守備走塁コーチとの"お約束"だ。ときにはストップウオッチを手に、自慢の快足に磨きをかけている。  「バッティングと一緒です。練習しないといけないので」  社高時代は『東雲寮』の寮長を務めた優等生。毎日ユニホームを泥だらけにして甲子園を目指した青春時代、限られた台数の洗濯機を他の生徒と"競争"しながら泥を落とした。淡路島から通った関学大時代は「実家の"特権"に頼っていたかな」と感謝を込めて振り返る。原点を忘れない近本だからこそ、勇気を持って一歩踏み出せる。  「塁に出ることが相手に嫌な影響を与えると思うので。しっかりプレッシャーを与えられるようにやっていきたいです」  シーズン折り返しの72試合を終えて貯金「2」。ここからが後半戦だ。栄光だけを目指して、近本が虎の先頭に立つ。 (竹村岳) 2盗塁の近本について阪神・清水ヘッドコーチ 「流れをくれたね。すごく大きい。チカ(近本)は(塁に)出て走ってくれて価値がある」

◆重厚な西武打線に対し、岩田はいい意味で"開き直る"ことができていた。4番・山川、6番・中村に対してはソロ本塁打までならOK-。前後の3番・外崎、5番・森を抑えることに集中していたように思えた。  特に森に対しては2打席目まで丁寧に外角を攻め、内野ゴロを2つ。六回は内角球を使いながら、最後は外角低めの変化球で空振り三振。まさに完勝で、左投手に強い森が、岩田との対戦を嫌がっているようだった。  腕をしっかりと振り、球もよく動き、ゴロアウトを重ねる本来の投球で、わずか1四球も特筆もの。これまで打線の援護がなく、我慢の投球を強いられていたが、この日のような内容ならば白星にも恵まれるはずだ。  そして、矢野監督の積極采配も見逃せない。84球という球数を考えても、七回も岩田を続投させると思っていた。まだ2点差。そこでまったく岩田とタイプの異なる速球派の小野を投入し、相手打線の勢いをそぐことに成功。岩田に何とか勝ちをつけたいという思いであり、岩田自身もいい感触を保ったまま降板することができた。執念タクトだった。(サンケイスポーツ専属評論家)

<交流戦順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
1052 0.667
(↓0.047)
-
(-)
170
(+2)
60
(+7)
30
(-)
15
(-)
0.233
(↓0.003)
3.290
(↓0.25)
2
(-)
巨人
1160 0.647
(↑0.022)
0
(↓1)
184
(+7)
61
(+2)
22
(-)
15
(+2)
0.262
(↑0.004)
3.360
(↑0.09)
3
(1↑)
楽天
1060 0.625
(↑0.025)
0.5
(↓1)
273
(+11)
66
(+9)
13
(+1)
5
(-)
0.262
(↑0.006)
4.010
(↓0.33)
4
(1↑)
ORIX
961 0.600
(↑0.029)
1
(↑1)
258
(+3)
59
(+2)
6
(-)
17
(+1)
0.254
(↓0.002)
3.560
(↑0.11)
5
(2↓)
DeNA
971 0.563
(↓0.037)
1.5
(-)
169
(+9)
70
(+11)
21
(-)
7
(+3)
0.241
(↓0.001)
4.090
(↓0.44)
6
(-)
西武
980 0.529
(↓0.034)
2
(-)
192
(+2)
76
(+6)
18
(+2)
14
(+1)
0.270
(↓0.006)
4.200
(↓0.14)
7
(-)
日本ハム
881 0.500
(↓0.033)
2.5
(-)
165
(+1)
73
(+6)
13
(-)
9
(-)
0.252
(↓0.006)
3.940
(↓0.09)
8
(-)
ロッテ
890 0.471
(↑0.033)
3
(↑1)
185
(+8)
87
(+4)
23
(+4)
12
(+1)
0.270
(↑0.009)
4.740
(↑0.05)
9
(-)
中日
7100 0.412
(↑0.037)
4
(↑1)
170
(+6)
75
(+1)
7
(-)
7
(+1)
0.260
(↑0.012)
4.400
(↑0.22)
10
(-)
阪神
692 0.400
(↑0.043)
4
(↑1)
171
(+6)
70
(+2)
9
(-)
16
(+4)
0.242
(↑0.006
3.200
(↑0.07)
11
(-)
ヤクルト
5110 0.313
(↓0.02)
5.5
(-)
273
(+4)
92
(+8)
18
(-)
5
(-)
0.240
(↑0.002)
5.350
(↓0.18)
12
(-)
広島
4111 0.267
(↓0.019)
6
(-)
254
(+2)
75
(+3)
12
(-)
11
(-)
0.219
(↑0.003)
3.800
(↑0.24)

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
巨人
38291 0.567
(↑0.006)
-
(-)
75335
(+7)
274
(+2)
93
(-)
41
(+2)
0.263
(↑0.001)
3.690
(↑0.03)
2
(-)
広島
37312 0.544
(↓0.008)
1.5
(↓1)
73289
(+2)
276
(+3)
67
(-)
48
(-)
0.250
(-)
3.250
(↑0.04)
3
(-)
阪神
35334 0.515
(↑0.008)
3.5
(-)
71287
(+6)
295
(+2)
51
(-)
51
(+4)
0.248
(↑0.001
3.420
(↑0.02)
4
(-)
DeNA
32361 0.471
(↓0.007)
6.5
(↓1)
74273
(+9)
286
(+11)
79
(-)
23
(+3)
0.244
(-)
3.830
(↓0.11)
5
(-)
中日
30390 0.435
(↑0.009)
9
(-)
74263
(+6)
277
(+1)
44
(-)
38
(+1)
0.258
(↑0.002)
3.930
(↑0.04)
6
(-)
ヤクルト
27432 0.386
(↓0.005)
12.5
(↓1)
71319
(+4)
380
(+8)
81
(-)
26
(-)
0.237
(-)
4.830
(↓0.04)

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
楽天
39291 0.574
(↑0.007)
-
(-)
74333
(+11)
306
(+9)
76
(+1)
24
(-)
0.258
(↑0.001)
4.250
(↓0.07)
2
(-)
ソフトバンク
37304 0.552
(↓0.009)
1.5
(↓1)
72292
(+2)
267
(+7)
97
(-)
64
(-)
0.250
(↓0.001)
3.390
(↓0.05)
3
(-)
日本ハム
35324 0.522
(↓0.008)
3.5
(↓1)
72305
(+1)
292
(+6)
50
(-)
31
(-)
0.257
(↓0.002)
3.780
(↓0.02)
4
(-)
西武
35331 0.515
(↓0.007)
4
(↓1)
74361
(+2)
352
(+6)
82
(+2)
78
(+1)
0.260
(↓0.001)
4.510
(↓0.02)
5
(-)
ロッテ
33351 0.485
(↑0.007)
6
(-)
74313
(+8)
307
(+4)
89
(+4)
50
(+1)
0.249
(↑0.002)
4.040
(-)
6
(-)
ORIX
28365 0.438
(↑0.009)
9
(-)
74233
(+3)
291
(+2)
46
(-)
62
(+1)
0.228
(-)
3.750
(↑0.03)