1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ORIX | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 2 | 5 | 11 | 1 | 1 |
広島 | 0 | 1 | 2 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 4 | 9 | 1 | 1 |
勝利投手:エップラー(3勝2敗0S) (セーブ:ディクソン(0勝0敗2S)) 敗戦投手:フランスア(5勝3敗2S) 本塁打 |
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◆オリックスが逆転勝ち。オリックスは1点を追う6回表、若月の適時打で同点とする。その後勝ち越しを許すも、9回に1死一塁から吉田正の2ランが飛び出し、逆転に成功した。投げては、4番手・ディクソンが今季2
◆広島のドラフト1位ルーキー、小園海斗内野手(19)が2戦連続して「1番遊撃」でスタメンに名を連ねた。 プロ初出場となった前日21日は、初打席初安打を記録するなど存在感を発揮。この日の試合前は「今日も素晴らしいピッチャーなので(出場するなら)立ち向かっていけるように」と話していた。
◆広島サビエル・バティスタ外野手(27)が同点の中犠飛を放った。 1点を追う2回1死一、三塁で、オリックス先発山岡にカウント1-2と追い込まれながら、中堅へ大きな飛球を打ち上げた。 打順が前日の6番から7番に下がり、結果を出したいところだった。「打ったのはスライダー。どんな形でもいいからランナーをかえしたかったので、コンパクトに打つことだけを心がけた」と話した。
◆広島西川龍馬内野手(24)が勝ち越しの5号2ランを放った。3番中堅で先発。同点の3回2死二塁で、オリックス先発山岡の内角直球を右翼ポール上部にライナーでぶつけた。 ここ4戦で3発目。「いい反応でうまく回ることができました」と話した。
◆広島がオリックスとの接戦を落とし、交流戦全6カードすべて初戦黒星となった。 1点リードの9回1死から小園の悪送球直後にフランスアが吉田正に逆転2ランを浴びた。広島緒方孝市監督(50)の談話は以下の通り。 -最後はミスから逆転を許した 緒方監督 チームとしては痛い負けになってしまったけど、交流戦はまだ3つあるので、切り替えてやる。今日は自分の中でいい采配ができなかったので、非情に責任を感じている。また、明日からしっかり戦うだけです。 -先発山口は4回降板 緒方監督 一番悪かったね。球が全然違うもん。彼本来の球じゃなかった。 -最後も若い小園選手が失策 緒方監督 昨日も言ったように、いろいろ経験してもらいながら彼には成長していってもらう。その中で今日の負けは、自分がいい采配ができなかった責任。また明日戦うだけです。
◆オリックスは2回、中川の適時二塁打で先制。広島はその裏、バティスタの犠飛で同点とし、3回に西川の2ランで勝ち越した。 オリックスは4回に併殺打の間に1点返し、6回に若月の左前適時打で同点。広島はその裏、会沢の左前適時打で再び勝ち越した。 広島は9回、守護神フランスアが1死一塁から、オリックス吉田正に逆転2ランを浴び、交流戦初の連勝はならなかった。フランスアは3敗目。オリックス・エップラーが3勝目。ディクソン2セーブ目。
◆広島山口翔投手が精彩を欠いた投球で2軍降格となった。本来の思い切りの良さを欠き、4回3安打4四死球2失点で降板。ベンチでは緒方監督から直接指導を受ける場面も見られた。 20歳右腕は「球も走ってないし、腕も振れていなかった。今まで最悪の投球だった」と猛省。佐々岡投手コーチは「ファームでやってもらう」と2軍降格を告げた。
◆広島田中広輔内野手(29)がオリックス1回戦(マツダスタジアム)を欠場し、15年4月1日のDeNA戦から続けていた連続試合出場が、636試合で途切れた。 前日先発を外れ、連続フルイニング出場が635試合で途切れていた。「フルイニングにはこだわりあったけど、連続出場にはこだわりはない。監督には本当にがまんして使ってもらった。与えられたところでしっかりやりたい」と話した。
◆オリックス先発山岡泰輔投手は故郷広島の凱旋(がいせん)登板を白星で飾れなかった。プロでは17年3月20日の広島とのオープン戦以来。 公式戦はこの日が初登板で、勝ち負けつかずの6回7安打4失点(自責3)だった。「調子自体は悪くなかったと思いますが、点を取った直後のイニングに失点を許すなど、リズムの悪い投球になってしまった」と悔やんだ。
◆広島小園海斗内野手が勝負の厳しさを痛感した。 前日はプロ初打席初安打を放ったが、この日のオリックス戦は1点リードの9回に痛恨の失策。1死走者なしの遊撃守備で平凡なゴロを一塁悪送球し、これが次打者吉田正の逆転決勝2ランにつながった。その裏の打席では空振り三振に倒れ、最後の打者になった。打っては5打数0安打で、7回には送りバント失敗。「消極的になってしまっている。ヒットを打つ、バントひとつきめる、守備をひとつ決める、ひとつひとつのプレーを1軍でこなすのは本当に難しいと感じた」と話した。 緒方監督は「昨日も言ったように、いろいろ経験してもらいながら彼には成長していってもらう。その中で今日の負けは、いい采配をできなかった自分の責任」と責めなかった。攻守とも、その才能は誰もが認めるところ。勝利が求められる1軍で、前を向いて力を発揮していくしかない。
◆オリックス吉田正尚外野手(25)が値千金の12号逆転2ランを放った。1点ビハインドの9回、1死から大城の遊ゴロを遊撃手小園が送球ミスをし、出塁。流れが傾き、1死一塁で迎えた打席。1ボールからの2球目だった。フランスアが投じた真ん中低めの直球を一閃(いっせん)。打球は低い弾道でグングンのび、右翼スタンドのフェンスギリギリに突き刺さった。 「ストレート1本でした。速い投手だったので、真っすぐをはじき返せるように合わせていました。結果的に、ひと振りで仕留められたのでよかったです」 1日の日本ハム戦以来、16試合ぶり、70打席ぶりの復活弾。久々の1発に「あのような引っ張った打球がなかなかなかった。低かったですけど、ああいう角度で打球が上がっていくのを続けていきたい」。調子が上がらない中で、試行錯誤を繰り返してきた。バットの角度やタイミングなど細かい部分に修正を加え、結果につながった。 マツダスタジアムで16年から続いていた連敗も5でストップ。西村監督は「素晴らしかった。相手のミスを逃さず、しっかりものにしてくれた。クリーンアップが打てば盛り上がる」とたたえた。チームは借金9に減らし、交流戦の貯金は2つに増やした。 吉田正は昨季交流戦で打率3割9分7厘、3本塁打、10打点でMVPに輝いた。主砲の復調が最下位に沈むチームを勢いづける。【古財稜明】
◆オリックスのルーキー中川圭太が連日の猛打賞、プロ初の4安打で打線をけん引した。 初回無死二塁の右翼線へ抜ける先制適時二塁打から始まり、全5打席で出塁。3得点に絡んだ。「相手によって狙い球だったり、どうやって打てるかイメージを湧かせながら打席に入っている。それがいい結果につながっていると思います」。この日で交流戦の打率3割8分2厘で、同戦首位打者に躍り出たが、「全く意識してません。そこは終わってからの結果なので」と冷静だった。
◆オリックス山崎勝己捕手(36)の体当たりプレーを西村監督が賞賛した。山崎勝は8回の守備から途中出場。3番手エップラーが鈴木に左前打を許し、無死一塁で野間を打席に迎えた場面。バントを試みた野間の打球が後ろに上がり、すかさず追いかけダイビングキャッチでアウトにした。 結果的に二塁へ走者を進めてしまったが、指揮官は「今日の9回の逆転はその前の(8回の)山崎勝のハッスルプレーがあったからですね。ベテランがああいうプレーをしている。若い選手も見習わないといけない」と賛辞を送った。
◆広島の小園が勝利目前で失策を犯し、チームは逆転負けを喫した。4-3の九回1死から遊ゴロを悪送球すると、フランスアが続く吉田正に2ランを浴びた。19歳のドラフト1位新人は「確実に捕って、確実に送球しようとやっていたけど、自分の気持ちの弱さが出た」と肩を落とした。 九回2死の打席では空振り三振に倒れ、最後の打者に。「一つ一つのプレーを1軍でこなすのは本当に難しいことと感じた。次は絶対打てるようにやっていきたい」と切り替えに努めた。
◆オリックスの新人、中川が前日の3安打に続き、この日はプロ初の4安打の固め打ちを見せた。「相手投手によって狙い球や、どうやって打てるかイメージを湧かせている。それが結果につながっている」と手応えを口にした。 二回に先制の二塁打を放つなど、右に左に広角に打ち分けた。交流戦での打率が3割8分2厘でトップに立ったが「全く意識していない。終わってからの結果」と淡々と言った。
◆「8番・三塁」で先発した広島の安部が、五回の第2打席で代打を送られ、交代した。アクシデントがあったとみられ、松原チーフトレーナーは「コンディション不良。その他の詳細はお話しできない」と多くを語らなかった。
◆前日に先発を外れ、連続フルイニング出場が635試合でストップした広島の田中広は、この日は最後まで出番がなく、連続試合出場も636試合で止まった。 フルイニング出場とともにプロ2年目だった2015年4月1日に始まった記録にも終止符が打たれ「フルイニングにこだわりがあって、連続出場にこだわりはない。与えられたところでしっかりやるだけと思う」と話した。
◆広島・野間は走塁練習中に三塁ベース付近でオリックス・山岡と談笑。打撃練習中は吉田正にあいさつした。「侍ジャパンのとき以来です」。26歳は3月のメキシコとの強化試合で初の代表入り。チームメートだった25歳の吉田正、23歳の山岡がチームで欠かせない存在になっており、刺激を受けた様子だった。
<交流戦順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
ソフトバンク |
10 | 4 | 2 | 0.714 (↑0.022) | - (-) |
2 | 68 (+8) | 53 (+3) | 30 (+3) | 15 (+1) |
0.236 (↑0.003) | 3.040 (-) |
2 (-) |
巨人 |
10 | 6 | 0 | 0.625 (↓0.042) | 1 (↓1) |
2 | 77 (+3) | 59 (+8) | 22 (+1) | 13 (-) |
0.258 (↓0.001) | 3.450 (↓0.31) |
3 (2↑) |
DeNA |
9 | 6 | 1 | 0.600 (↑0.029) | 1.5 (-) |
2 | 60 (+3) | 59 (+2) | 21 (+2) | 4 (-) |
0.242 (↓0.006) | 3.650 (↑0.11) |
4 (1↓) |
楽天 |
9 | 6 | 0 | 0.600 (↓0.043) | 1.5 (↓1) |
3 | 62 (+2) | 57 (+3) | 12 (+1) | 5 (-) |
0.256 (↓0.006) | 3.680 (↑0.03) |
5 (2↑) |
ORIX |
8 | 6 | 1 | 0.571 (↑0.033) | 2 (-) |
3 | 55 (+5) | 57 (+4) | 6 (+1) | 16 (+1) |
0.256 (↑0.003) | 3.670 (↑0.04) |
6 (2↓) |
西武 |
9 | 7 | 0 | 0.563 (↓0.037) | 2 (↓1) |
2 | 90 (+3) | 70 (+5) | 16 (-) | 13 (+2) |
0.276 (↓0.001) | 4.060 (↑0.04) |
7 (1↓) |
日本ハム |
8 | 7 | 1 | 0.533 (↓0.038) | 2.5 (↓1) |
2 | 64 (+2) | 67 (+4) | 13 (+1) | 9 (-) |
0.258 (↓0.002) | 3.850 (↓0.04) |
8 (-) |
ロッテ |
7 | 9 | 0 | 0.438 (↑0.038) | 4 (-) |
2 | 77 (+12) | 83 (+3) | 19 (+4) | 11 (-) |
0.261 (↑0.011) | 4.790 (↑0.12) |
9 (1↑) |
中日 |
6 | 10 | 0 | 0.375 (↑0.042) | 5 (-) |
2 | 64 (+4) | 74 (+2) | 7 (+2) | 6 (-) |
0.248 (↑0.001) | 4.620 (↑0.18) |
10 (1↑) |
阪神 |
5 | 9 | 2 | 0.357 (↑0.049) | 5 (-) |
2 | 65 (+5) | 68 (+3) | 9 (-) | 12 (-) |
0.236 (↑0.006) | 3.270 (↑0.02) |
11 (2↓) |
ヤクルト |
5 | 10 | 0 | 0.333 (↓0.024) | 5.5 (↓1) |
3 | 69 (+3) | 84 (+12) | 18 (+2) | 5 (-) |
0.238 (↓0.007) | 5.170 (↓0.51) |
12 (-) |
広島 |
4 | 10 | 1 | 0.286 (↓0.022) | 6 (↓1) |
3 | 52 (+4) | 72 (+5) | 12 (+1) | 11 (+1) |
0.216 (↑0.003) | 4.040 (↑0.01) |
<セ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
巨人 |
37 | 29 | 1 | 0.561 (↓0.008) | - (-) |
76 | 328 (+3) | 272 (+8) | 93 (+1) | 39 (-) |
0.262 (↓0.001) | 3.720 (↓0.07) |
2 (-) |
広島 |
37 | 30 | 2 | 0.552 (↓0.009) | 0.5 (-) |
74 | 287 (+4) | 273 (+5) | 67 (+1) | 48 (+1) |
0.250 (-) | 3.290 (↓0.01) |
3 (-) |
阪神 |
34 | 33 | 4 | 0.507 (↑0.007) | 3.5 (↑1) |
72 | 281 (+5) | 293 (+3) | 51 (-) | 47 (-) |
0.247 (↑0.001) | 3.440 (↑0.01) |
4 (-) |
DeNA |
32 | 35 | 1 | 0.478 (↑0.008) | 5.5 (↑1) |
75 | 264 (+3) | 275 (+2) | 79 (+2) | 20 (-) |
0.244 (↓0.002) | 3.720 (↑0.03) |
5 (-) |
中日 |
29 | 39 | 0 | 0.426 (↑0.008) | 9 (↑1) |
75 | 257 (+4) | 276 (+2) | 44 (+2) | 37 (-) |
0.256 (↑0.001) | 3.970 (↑0.03) |
6 (-) |
ヤクルト |
27 | 42 | 2 | 0.391 (↓0.006) | 11.5 (-) |
72 | 315 (+3) | 372 (+12) | 81 (+2) | 26 (-) |
0.237 (↓0.001) | 4.790 (↓0.11) |
<パ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
楽天 |
38 | 29 | 1 | 0.567 (↓0.009) | - (-) |
75 | 322 (+2) | 297 (+3) | 75 (+1) | 24 (-) |
0.257 (↓0.001) | 4.180 (↑0.02) |
2 (-) |
ソフトバンク |
37 | 29 | 4 | 0.561 (↑0.007) | 0.5 (↓1) |
73 | 290 (+8) | 260 (+3) | 97 (+3) | 64 (+1) |
0.251 (-) | 3.340 (-) |
3 (-) |
日本ハム |
35 | 31 | 4 | 0.530 (↓0.008) | 2.5 (-) |
73 | 304 (+2) | 286 (+4) | 50 (+1) | 31 (-) |
0.259 (-) | 3.760 (↓0.01) |
4 (-) |
西武 |
35 | 32 | 1 | 0.522 (↓0.008) | 3 (-) |
75 | 359 (+3) | 346 (+5) | 80 (-) | 77 (+2) |
0.261 (-) | 4.490 (↑0.01) |
5 (-) |
ロッテ |
32 | 35 | 1 | 0.478 (↑0.008) | 6 (↑1) |
75 | 305 (+12) | 303 (+3) | 85 (+4) | 49 (-) |
0.247 (↑0.003) | 4.040 (↑0.01) |
6 (-) |
ORIX |
27 | 36 | 5 | 0.429 (↑0.01) | 9 (↑1) |
75 | 230 (+5) | 289 (+4) | 46 (+1) | 61 (+1) |
0.228 (↑0.001) | 3.780 (↑0.01) |
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