1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
中日 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 4 | 0 | 6 | 13 | 2 | 0 |
ORIX | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 5 | 0 | 0 |
勝利投手:大野 雄大(4勝4敗0S) 敗戦投手:近藤 大亮(2勝4敗0S) |
◆中日は1点ビハインドで迎えた5回表、大島の適時打で同点とする。そのまま迎えた8回には、京田と井領の適時打で一挙4点を挙げ、勝ち越しに成功した。投げては、先発・大野雄が7回2失点の力投で今季4勝目。敗れたオリックスは、3番手・近藤が誤算だった。
◆先発はオリックス竹安、中日大野雄。中日は2回、加藤のタイムリーで先制。オリックスは3回、佐野、福田の連続適時打で逆転。 中日は5回、1死三塁から大島が左前適時打を放ち同点に追いついた。オリックス竹安は6回途中8安打2失点で降板した。 中日は8回、京田、井領のタイムリーで4点勝ち越しに成功し、そのまま逃げ切り連勝。大野雄大が4勝目。オリックスは3連敗となった。3番手近藤が4敗目。
◆オリックス竹安大知投手(24)が移籍後初先発で6回途中8安打2失点で降板した。 昨オフ、阪神からFAの人的補償で加入した右腕。初回は2死二、三塁のピンチを無失点にしのいだが、2回2死二塁から加藤に中前へ先制打を許した。3回に佐野、福田の連続適時打で逆転も、5回に1死三塁から大島に左前への同点適時打を許した。6回、先頭のビシエドに右中間への二塁打を浴び、福田に四球を与えたところで降板。移籍後初勝利はお預けとなった。 竹安は「全体的には相手に印象づけられる球が無く、追い込んでからも決めきれない苦しい投球になってしまいました。3者凡退のイニングを作ることが出来ず、リズムの悪いピッチングになってしまいました」とコメントした。
◆オリックスのセットアッパー近藤大亮投手が救援に連日失敗し、チームは3連敗で借金も今季ワーストタイの12に沈んだ。同点で迎えた8回、近藤は1死一塁から3連打を浴び1点を勝ち越され、2死満塁から井領に走者一掃の三塁打でこの回4失点。西村監督は「(近藤は)昨日今日とね。こっちは信頼しているのに、もっと自信を持って気持ちで投げていかないと」。打線も5安打に終わった。
◆6年目の中日井領雅貴外野手が主役に躍り出た。8回、京田の適時打で1点を勝ち越し、なおも2死満塁。3番手近藤の初球をフォークを快音とともに打ち返した。この日4安打目。走者一掃の三塁打で試合は決まった。 「真っすぐを打ちにいったけど、たまたまフォークに反応できた。うれしい」。報道陣に囲まれる状況に戸惑いながら、試合を振り返った。7回にこの日2本目の二塁打を放ち、プロ入り初の猛打賞。4安打目の三塁打は、今季14安打目。昨年までの5年間で打った安打数(13安打)を約3カ月で上回った。「今年が最後の覚悟でやってきた。後悔したくない。(今年は)思い切ってやろう」。決意のシーズンに輝きを見せ始めた。 与田監督も井領のブレークを手放しで喜んだ。「井領はベンチでも声を出して盛り上げてきた。自信にして、結果を生かして欲しい」。チームは、5カードぶりのカード勝ち越しを決めた。6月初の連勝は礎になる。【伊東大介】
◆オリックス・竹安大知投手(24)が12日、中日戦(京セラ)に先発。昨オフに人的補償で阪神からオリックスに移籍後初登板初先発は5回0/3を投げ、8安打2失点だった。 「全体的には相手に印象付けられる球がなく、追い込んでからも決めきれない苦しい投球になってしまいました。三者凡退のイニングを作ることが出来ず、リズムの悪い投球になってしまいました」 毎回走者を出しながら粘りの投球を見せていたが、勝利投手の権利まであと2アウトだった2-1の五回1死三塁で大島に左前適時打を浴び、同点とされてしまった。
◆オリックスの近藤が前夜に続いて勝ち越し打を浴びた。同点の八回1死からビシエドに死球を与えると京田までの3連打で1点を奪われ、井領に走者一掃の三塁打を喫した。連夜の救援失敗に、西村監督は「信頼して送り出しているのだが」と表情は暗かった。 4年目の今季も中継ぎも任されている近藤。これで自己ワーストの4敗目となり、チームとしても負け越しが今季最多タイの12に膨らんだ。
◆移籍後初登板初先発となった竹安は5回0/3を8安打2失点。毎回走者を背負う苦しい投球となり「コースをがんばるところ、高さをがんばるところとメリハリを付けないと」と反省。西村監督は「初登板であれだけ投げたということを考えると評価してあげないといけない」としながらも「ちょっと慎重になりすぎたと思う。もっと大胆に攻めていい」と課題も口にした。
<交流戦順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (1↑) |
日本ハム |
6 | 2 | 0 | 0.750 (↑0.036) | - (↓0.5) |
10 | 33 (+2) | 28 (+1) | 6 (+1) | 4 (-) |
0.283 (↓0.002) | 2.970 (↑0.28) |
2 (1↓) |
ソフトバンク |
5 | 2 | 1 | 0.714 (↓0.119) | 0.5 (↑0.5) |
10 | 33 (+2) | 28 (+8) | 14 (+1) | 8 (-) |
0.249 (↓0.015) | 3.280 (↓0.65) |
3 (-) |
巨人 |
5 | 3 | 0 | 0.625 (↑0.054) | 1 (↑0.5) |
10 | 36 (+9) | 27 (+4) | 12 (+1) | 6 (+1) |
0.265 (↑0.003) | 3.340 (↓0.09) |
4 (1↑) |
DeNA |
5 | 3 | 0 | 0.625 (↑0.054) | 1 (↑0.5) |
10 | 32 (+6) | 30 (+5) | 8 (+2) | 3 (+1) |
0.281 (↑0.003) | 3.730 (↓0.19) |
5 (1↑) |
楽天 |
5 | 3 | 0 | 0.625 (↑0.054) | 1 (↑0.5) |
10 | 27 (+7) | 28 (+4) | 2 (-) | 2 (+1) |
0.241 (↑0.006) | 3.300 (↓0.11) |
6 (1↑) |
阪神 |
4 | 3 | 1 | 0.571 (↑0.071) | 1.5 (↑0.5) |
10 | 40 (+8) | 31 (+2) | 6 (+2) | 9 (-) |
0.263 (↑0.013) | 3.000 (↑0.27) |
7 (3↓) |
西武 |
4 | 4 | 0 | 0.500 (↓0.071) | 2 (↓0.5) |
10 | 36 (+4) | 39 (+9) | 7 (-) | 9 (-) |
0.278 (↓0.004) | 4.680 (↓0.46) |
8 (-) |
ORIX |
3 | 4 | 0 | 0.429 (↓0.071) | 2.5 (↓0.5) |
11 | 21 (+2) | 26 (+6) | 3 (-) | 4 (+1) |
0.235 (↓0.012) | 3.770 (↓0.37) |
9 (1↑) |
中日 |
3 | 5 | 0 | 0.375 (↑0.089) | 3 (↑0.5) |
10 | 34 (+6) | 30 (+2) | 4 (-) | 2 (-) |
0.251 (↑0.017) | 3.650 (↑0.25) |
10 (1↓) |
ヤクルト |
2 | 5 | 0 | 0.286 (↓0.047) | 3.5 (↓0.5) |
11 | 30 (+4) | 29 (+7) | 7 (+1) | 3 (-) |
0.212 (↓0.004) | 3.560 (↓0.14) |
11 (-) |
広島 |
2 | 6 | 0 | 0.250 (↓0.036) | 4 (↓0.5) |
10 | 28 (+1) | 34 (+2) | 6 (-) | 3 (-) |
0.207 (↓0.006) | 3.680 (↑0.18) |
12 (-) |
ロッテ |
2 | 6 | 0 | 0.250 (↓0.036) | 4 (↓0.5) |
10 | 31 (+5) | 51 (+6) | 6 (+2) | 5 (-) |
0.239 (↑0.008) | 6.210 (↑0.03) |
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