西武(★1対12☆)ロッテ =リーグ戦7回戦(2019.05.08)・群馬県立敷島公園野球場=
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ロッテ
011500041121114
西武
0100000001730
勝利投手:涌井 秀章(3勝1敗0S)
敗戦投手:髙橋 光成(2勝4敗0S)

本塁打
【ロッテ】レアード(12号・2回表ソロ),角中 勝也(5号・4回表2ラン),レアード(13号・8回表満塁),吉田 裕太(1号・9回表ソロ)

  DAZN
◆ロッテは1-1で迎えた3回表、井上の適時打でリードを奪う。続く4回に角中の2ランなどで5点を追加すると、8回にはレアードがグランドスラムを放ち、試合を決めた。投げては、先発・涌井が6回1失点で今季3勝目。敗れた西武は、先発・高橋光が試合をつくれなかった。

◆ロッテ・レアードが3試合連続アーチをかけた。 2回先頭、1ボールから西武高橋光の直球をバックスクリーン左へ。12号ソロで先取点を挙げた。球場入りの際は群馬の子どもたちから「すし!」「すし!」と歓声が上がる人気ぶりだった。「前橋では初めてのホームランだね。期待に応えてファンに幕張スシを握れて良かったよ」と話し、定番のすしパフォーマンスを披露した。

◆ロッテは2回、レアードのソロで先制。西武は2回に木村の押し出し四球で同点とするが、ロッテが3回に1点を勝ち越した。 ロッテは4回、藤岡の適時二塁打、角中の2ランなどで5点を追加。先発涌井が西武打線を6回まで5安打1失点に抑える。 ロッテは8回にもレアードの満塁弾で4点を追加し、今季西武戦初勝利を挙げた。涌井が3勝目。西武先発の高橋光が4敗目。

◆西武2度目の前橋凱旋(がいせん)登板の高橋光成が炎上した。 6回を123球、四死球5、被安打8で7失点。「カウントを悪くして弱気になってしまった。真ん中でもいいからストレートを『打てるなら打ってみろ』くらいの気持ちでいければ違ったと思う」と悔やんだ。前回16年6月の地元登板もロッテ戦で6回途中7失点で負け投手だった。

◆西武高橋光成投手(22)が、2度目の前橋凱旋(がいせん)登板も白星で飾れず、4敗目を喫した。 6回を123球、8安打7失点で降板。序盤から制球が定まらず、カウントを取りに行った球を痛打された。登板前日は「ここ2試合、結果が出ていない分を取り返したい」と意気込んでいたが厳しい結果に終わった。「地元での登板ということで絶対に勝つという強い気持ちを持ってマウンドに上がりました。チームが勝てるような投球をすることができず、地元のファンの皆さまに良いピッチングを見せることができず申し訳ないです」と話した。 群馬出身で前橋育英の2年時に夏の甲子園を制覇。前回の地元登板は2年目の16年6月24日ロッテ戦で、6回途中7失点で降板し、負け投手となっていた。

◆群馬出身の西武・高橋光成投手(22)が8日のロッテ戦(上毛敷島)で3年ぶりに凱旋(がいせん)登板する。この日は、西武第二球場で調整した。  「そこまで意識していない。ここ2試合、結果が出ていない分、取り返したい気持ちが強い」  前橋育英高2年時の2013年夏の甲子園で全国制覇を達成した右腕は、ここまで2勝3敗、防御率5・20。前回地元で投げたプロ2年目の2016年6月24日はロッテを相手に六回途中7失点でKOされた。  この日は球場のマウンドで投球練習。打者に立ってもらい、約30球を投げた。「特に右打者に打たれているので、そこを確認した。打者がいるのといないのでは景色が全然違う」と本番を想定して予行演習を行った。  群馬を熱狂させた夏の甲子園から6年。高橋光が地元に雄姿を届ける。 (花里雄太)

◆西武の高橋光は地元での登板で6回7失点と崩れ、自身3連敗で4敗目を喫した。二回にレアードに先制ソロを許し、三回は3安打で1失点。四回は2四死球に3本の長打を浴びて一挙5点を失った。「カウントを悪くして、弱気になってしまった。かわすことに頭がいっていた」と反省を口にした。  2016年にも同じ球場で登板し、7失点で敗れている。成長した姿を見せられず「いい投球を見せたい気持ちがあったので悔しい」と言葉を絞り出した。

◆ロッテの涌井が6回を5安打1失点と要所を締めて3勝目を手にした。味方の大量援護にも助けられ「本当はもっと長いイニングを投げなければいけなかった」と反省しながらも、自身3連勝となり表情は穏やかだった。  西武戦では今季3度目の対戦で初白星。五回に2死満塁とされたが、4番山川を内角スライダーで空振り三振に仕留め「自分がつくったピンチを防げたのは良かった。シュートで内角を意識させられたんじゃないか」と納得の表情だった。

◆群馬・前橋育英高出身で、3年ぶりの凱旋(がいせん)登板となった高橋光は6回7失点で4敗目。2016年にも同じ球場で登板し、7失点で敗れている。「地元のファンの皆さまに、いいピッチングを見せることができず、申し訳ないです」。3試合連続で5失点以上。それでも小野投手コーチは「ボール自体は悪くない。やってもらわなきゃ困る」と立て直しに期待した。

◆レアードが大暴れし、チームの借金を1に減らした。二回に3戦連発となる先制の12号ソロを放つと、八回には13号満塁アーチ。今季初の1試合2本塁打で大勝に導き「チームに貢献できてうれしい」と素直に喜んだ。13号は西武・山川に並び、リーグトップ。「しっかりとボールを見極められている。その延長線上でホームランが出ている」と好調の要因を分析した。

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
20122 0.625
(↓0.02)
-
(-)
109150
(+7)
116
(+8)
42
(+1)
34
(-)
0.261
(-)
2.940
(↓0.16)
2
(-)
日本ハム
16152 0.516
(↑0.016)
3.5
(↑1)
110124
(+1)
128
(-)
18
(-)
14
(-)
0.244
(↓0.003)
3.740
(↑0.12)
2
(-)
楽天
16151 0.516
(↑0.016)
3.5
(↑1)
111163
(+8)
143
(+7)
36
(+2)
10
(-)
0.255
(↑0.004)
4.170
(↓0.09)
4
(2↓)
西武
15161 0.484
(↓0.016)
4.5
(-)
111167
(+1)
176
(+12)
37
(-)
38
(-)
0.250
(↓0.001)
4.840
(↓0.2)
4
(1↑)
ロッテ
15161 0.484
(↑0.017)
4.5
(↑1)
111129
(+12)
136
(+1)
39
(+4)
28
(+2)
0.237
(↑0.002
3.830
(↑0.09)
6
(-)
ORIX
11193 0.367
(↓0.012)
8
(-)
110101
(-)
135
(+1)
24
(-)
30
(-)
0.221
(↓0.003)
3.770
(↑0.07)