◆ ソフトバンク上林誠知外野手（23）は今季19本塁打で、節目の20号へ残り1本。 今季のソフトバンクではすでに柳田、松田宣、デスパイネがシーズン20本塁打をクリア。4選手が20発以上を記録すると、球団では05年松中、ズレータ、バティスタ、城島以来となる。

◆ 4日ZOZOマリンスタジアムで行われる予定だったロッテ対ソフトバンク16回戦は台風21号の影響による強風のため午後6時11分に中止が決定した。

◆ 強風による中止にソフトバンク柳田は「飛球が来たら絶対に捕れない。（今までで）一番強い風」と証言した。 この日の中止は10月7日に組み込まれる予定で、今月27日の西武戦から今季最大の12連戦になる。工藤監督は「連戦になっても1つずつ勝っていくということには変わりない」と話した。

◆ ソフトバンクは、ZOZOマリンでのロッテ戦が開始直前に強風のため中止となった。雨は降っていなかったが台風21号の影響で、スコアボードの風速計には「21メートル」と瞬間的に表示され、常に15メートル以上の強風が舞っていた。柳田が「今日、飛球が来たら絶対に捕れない。（今までで）一番強い風」と証言した。 この日の中止カードは、10月7日に組み込まれる予定で、27日西武戦から10月8日の最終戦まで今季最大の12連戦となることが決定した。工藤監督は「致し方ない。連戦になってもひとつずつ勝っていくということには変わりない」と、悪いコンディションで戦うよりはいいと、前向きに受け止めた。 残り29試合。首位西武、3位日本ハムよりも多く試合を残している。展開次第では最後の12連戦が、優勝を決める大事な試合になる可能性も十分だ。柳田は「先を見てもしょうがない」と、まずは首位西武との差を縮めることに集中する。左翼席から「頑張れ、頑張れ工藤！」と声援を受けた指揮官は、帽子を振り、逆転Vを誓った。【石橋隆雄】

◆試合開始まであと4分と迫った午後6時11分、ロッテ対ソフトバンク16回戦は中止が決定。台風21号の影響で場内の風速計は最大21メートルを示していた。 井口資仁監督は「こんな強い風、マリンで初めて見た。20メートル超えたら選手はきつい。けが人が出たら困りますし、普通の時に（試合を）やらせてあげたい」。

◆君が代斉唱、始球式まで終わり、あとはプレーボールがかかるだけ－。試合開始まであと4分と迫った午後6時11分、ロッテ対ソフトバンク16回戦は中止が決定した。雨は降っていない。本拠地ZOZOマリンで15年4月3日以来5度目となる、強風での中止だ。 台風21号の影響で、場内の風速計は最大21メートルを示した。グラウンドは真っすぐ立っているのも難しい。最寄りの海浜幕張駅を走る京葉線も運転見合わせに。井口監督も「こんな強い風、マリンで初めて見た。20メートル超えたら選手はきつい。けが人が出たら困りますし、普通の時に（試合を）やらせてあげたい」と異例の事態を受け入れた。 井口監督と選手は右翼席最前部で約30分間、即席サイン会を行った。「来て良かったと言ってくれて良かった」と井口監督。通算2000安打が迫る福浦の前には人だかりができた。サプライズにファンは歓喜した。【鎌田良美】

◆ロッテ戦が中止となり、先発予定だった東浜はスライド登板せず１１日の楽天戦に回り、５日は松本裕、６日は大竹が先発する。グラウンドで選手らとサイン会を行った工藤監督は「若い人たちに託して、しっかり投げてもらいたい」と説明した。９月下旬からの大型連戦は、さらに過密になることが予想される。指揮官は「それも致し方ない。僕らのやることは変わらない」と話した。

◆風速２０メートルを超える強風が吹き荒れ、ソフトバンク戦は開始直前の午後６時１２分に中止が決定。井口監督は「これだけの突風は見たことがない。選手もきついし、普通の状態でやらせてあげたい」と前向きに受け止めた。強風での中止は２０１５年４月３日の楽天戦以来、パ・リーグでは５度目。それでも球場に駆けつけたファンに対し「われわれにできることだから」と監督・コーチ、選手らがグラウンドで即席サイン会を開いた。