阪神(☆8対3★)DeNA =リーグ戦18回戦・阪神甲子園球場=
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DeNA
00300 0000 3103
阪神
20003 030× 8120
勝利投手:岡本 洋介(1勝0敗0S)
敗戦投手:京山 将弥(5勝5敗0S)
  DAZN
◆阪神は1点を追う5回裏、福留の適時二塁打などで3点を挙げて逆転に成功する。そのまま迎えた7回には、福留のソロなどで3点を追加した。投げては、2番手・岡本が移籍後初勝利。4番手・藤川が史上16人目のNPB通算700試合登板を達成した。敗れたDeNAは、投手陣が振るわず、守備も乱れた。

◆1点を追う5回に阪神は福留の2点適時二塁打で勝ち越し。さらに中継の乱れも重なり、一気に生還した。そのまま勝利の方程式で逃げ切り、連敗を3で止めた。

◆阪神藤川球児投手が、7回のマウンドに上がり、NPB通算700試合登板を達成した。史上16人目の達成となった。 本拠地・甲子園での到達に「球児コール」の中、花束を受け取った。

◆阪神小野泰己投手が4回7安打3失点で降板した。今季8勝目を狙ったマウンドだったが、勝ち星をあげることはできなかった。 「初回に先制してもらいましたが、四球からピンチを作って粘りきれずに逆転されてしまい、先発の役割を果たすことができませんでした。早い回で降板してしまい、チームに申し訳ないです」 チームが5回に逆転したため、敗戦投手になることはなかった。

◆走って、走って、走り抜けた! 阪神福留孝介外野手が全力疾走でダイヤモンドを一周。一気に逆転に成功した。 「初回に続いて1、2番が良い形でチャンスを作ってくれたので、まずは同点にとコンパクトにスイングしました。とにかく必死で走りました」 集中力を研ぎ澄ました。1点を追う5回無死一、三塁。福留は左中間を割る痛烈な打球を放った。2点適時二塁打で逆転に成功。中継プレーが乱れるのを確認すると、福留自身も一気に本塁へ。さっそうと駆け抜けてこの回3点目を奪った。

◆阪神福留孝介外野手が初回に先制点となる左前適時打を放った。 「打ったのはチェンジアップ。先制点を取りたい状況で、1、2番が良い形でチャンスを作ってくれたので、なんとか返すことができて良かったです」 初回に1番糸原、2番北條の連打で作った無死一、二塁の好機。41歳のキャプテンが、しっかりとはじき返して3連打。連敗中の虎が幸先のいいスタートを切った。

◆今年の甲子園球場乾杯プレゼンターを務めるお笑いコンビ・アンジャッシュの渡部建(45)が、試合前のファーストピッチセレモニーに登場した。 金本監督にあやかったという背番号6のユニホームに身を包み、ノーバウンドのストライク投球を披露。「砂とか持ち帰ろうと思ったんですけど、全然そんな余裕なかったですね。あのマウンドに立てると思っていなかったですし、高校球児たちが『甲子園は広いです』というのが体感できましたね」と興奮気味に振り返った。 熱烈な虎党としても知られ、「雨の次は上向くタイガースですから、クライマックスシリーズに向けて勢いづく試合になるといいですね」とナインにエールを送った。

◆阪神福留孝介外野手が3安打4打点と大活躍。1回に先制適時打を放つと、5回には2点適時二塁打と送球間、敵失も絡んでダイヤモンドを1周。さらに7回には右中間スタンドへ13号ソロを放り込んだ。お立ち台に上がった福留は開口一番に「疲れました」と一言。続けて「まだまだ走れます。あまり(行けるとは)思わなかったですけど。ただ、しんどかったです」と語り、球場をわかせた。三塁打が出ればサイクル安打だったが「三塁まで走る体力ありませんでした」と笑った。 本拠地甲子園での久々の勝利に「なかなか勝てなかったときに、暗くなりがちですけど、全員で明るくやっていこうと試合前に言ってたんで、それがほんとにできてよかったです。なかなかここで勝って、きもちよく六甲おろしを歌っていただいてないので、あすも頑張ります」と振り返った。

◆阪神岡本洋介投手が移籍後初勝利を飾った。 1点ビハインドの5回に2番手で登板。先頭のロペスに二塁打を浴びたが、筒香を外角低め直球で見逃し三振に仕留めるなど、後続を断った。1イニングを無失点で仕事を果たすと、直後にチームが逆転。登板21試合目でうれしい初勝利が舞い込んだ。 試合後はお立ち台に登場。「登板するときは、いつもとりあえずゼロで帰ってこようと思って投げてるので、今日はそれができてよかったです」と話し、甲子園のファンから歓声を浴びた。

◆DeNAが完敗を喫した。 先発京山が4回0/3を7安打5失点(自責4)でKO。初回に先頭からの3連打で先制点を献上し、1点リードで迎えた5回は、先頭への四球からピンチを広げ、阪神福留に逆転二塁打を浴びた。 阪神戦初登板を飾れず、5敗目を喫した京山は「立ち上がりはフォームのバランスが安定せずに、制球を乱してしまった。2回以降は修正して投球することができましたが、高めに浮いてしまったボールを打たれ、低めに集めることができませんでした」と悔しさをにじませた。 アレックス・ラミレス監督は、京山を5回も続投させた理由について「3、4回は持ち直してスピードもあった。(直前の攻撃で)打席が回ってきていたら代えていたが、(回ってこなかったので)代える理由はなかった」と説明。これで阪神戦は5年連続で負け越しとなったが「(阪神は)去年もCSで倒しているし、あまり気にしていない」と話した。

◆阪神が7月25日以来、38日ぶりに本拠地甲子園で勝利を飾った。移籍初勝利を挙げた岡本洋介投手、球団最多タイの通算700試合登板を果たした藤川球児投手、3安打4打点の福留孝介外野手がお立ち台に上がった。 ◆岡本 -今の気持ちは 岡本 勝利という形で、チームに貢献できて、うれしいです。 -甲子園のお立ち台初、景色は 岡本 こんな大勢のファンの方に応援してもらって、最高です。 -どんな気持ちで 岡本 登板するときは、いつもとりあえずゼロで帰ってこようと思って投げてるので、きょうはそれができてよかったです。 -苦しい状況での登板が増えている。心掛けてることは 岡本 弱気にならずに、強気でどんどん攻めていこうと思って投げてます。 -ウイニングボールは 岡本 もらいました -どんな気持ち 岡本 うれしいです。 -プレゼントは 岡本 家族に渡そうと思います。 -登板増える。どんなピッチングを 岡本 これからもどんどん強気に、攻めたピッチングをしていきたいと思います。 -藤川投手はどんな存在 岡本 いつも送り出してくれるときも、励まして送り出してくれるんで、心強い存在です。 ◆藤川 -振り返って 藤川 たくさんのファンの人に喜んでもらって、それが一番ですね。 -700試合目 藤川 個人的には興味がないって言いますか、また次の1試合を頑張っていくということなんですけれども、トレーナーさんたちやファンの方が、ずっと応援してきてくれた700なので、感謝したいと思います。 -登板のときはどんな気持ち 藤川 2点差あったので、大丈夫だろうと思いました。また明日は分からないですけど。流れとか、ゲームの展開がありますので、きょうは大丈夫だろうと思いました。 -700積み重ねてきた思いは 藤川 まったく、何も思わないですね。目標にしてたわけでもないですので。たくさんのタイガースファンに囲まれて、そこまで投げられたということに、感謝をしています。 -通過点? 藤川 とにかく次の1歩を考えて、準備してますので、終わったことは忘れて、次へ次へと頑張っていきたいと思います。 ◆福留 -お疲れ様でした 福留 はい、疲れました。 -逆転タイムリー2ベース。どんな思いで 福留 その前の守備で岡本に迷惑かけたんで、何としても取り返してやろうと思って打席に入りました。 -感触は 福留 ヒットになったんでよかったです。 -その後の走塁すごかった 福留 まだまだ走れます。 -途中からいけると? 福留 あまり思わなかったですけど。ただ、しんどかったです。 -ベンチすごい盛り上がり 福留 なかなか勝てなかったときに、暗くなりがちですけど、全員で明るくやっていこうと試合前に言ってたんで、それがほんとにできてよかったです。 -2年ぶりのサイクルヒット狙って? 福留 三塁まで走る体力ありませんでした。 -ファンに 福留 なかなかここで勝って、気持ちよく六甲おろしを歌っていただいてないので、あすも頑張ります。

◆38日ぶりの六甲おろしが響いた。阪神が7月25日以来となる本拠地甲子園での白星を挙げた。快勝の主役となったのはキャプテン福留孝介外野手(41)。先制打、逆転打に続き、13号ダメ押しソロアーチと3安打4打点の大暴れで、虎党を歓喜させた。 これが福留だ。1点を追う5回無死一、三塁。DeNA京山の直球を捉えた。打球はがら空きの左中間へ。逆転の一塁走者北條もホームを狙う。守備陣が中継でアウトを狙う間に福留は三塁へ。返球がそれると、一気にホームを陥れた。「ゲッツーでも1点入る場面。楽な気持ちで打席に入れた。激走? いやあ、無理なことはするもんじゃないね」と笑った。 球審の傾向も読んでか、踏み込んで左中間へ打ち返す技術の高さ。そして先の塁を次々に狙う姿勢。41歳が見せた執念に、沈んでいた甲子園も元気を取り戻した。1回には無死一、三塁から左前に先制適時打を放ち「前の2人が塁をにぎわせてくれるからね」。若い糸原、北條のがむしゃらな姿勢をたてた。 試合前の全体ミーティングでは「こういうときだから、自分たちを表現しよう。気持ちを前に出して、明るく野球をしよう!」と鼓舞。7回には13号ソロも放ち「自分たちで何とかしないと。一応キャプテンを預かっている身だしね」とプレーでもけん引した。チームは連敗を3でストップ。金本監督も「ファンにも申し訳ない気持ちでいっぱいだった。良かったです」と喜んだ。3位巨人まで2ゲーム差だ。【池本泰尚】

◆7回に登板した阪神藤川が、史上16人目の通算700試合登板に到達した。マウンドを降りると花束を受け取り、高々とスタンドに掲げた。「いい人生ですね。お客さんに喜んでもらえるのが一番。飽き性だけど、なぜだか野球だけは(続けて)できる。なんとも思えない気持ちです」。3者凡退の完璧な投球でリズムをつくり、その裏のダメ押し点につなげた。 山本和行氏の持つ球団記録にも並んだが「目標にしてたわけでもない」と笑う。「とにかく次の1歩を考えて、準備している。終わったことは忘れて、次へ次へと頑張っていきたい」。見据えるのは歓喜の瞬間だ。昨オフにポツリと漏らした。「(優勝すれば)もう、いつでもユニホームを脱げる」。今季は覚悟を決めた単年契約で迎えた。再び追いかけた夢を見る日まで、藤川は走ってマウンドに向かう。 ▼通算700試合登板=藤川(阪神) 1日のDeNA18回戦(甲子園)で7回からリリーフ登板して達成。プロ野球16人目。初登板は00年3月31日の横浜1回戦(横浜)。阪神で通算700試合登板は山本和に並ぶ球団タイ記録。

◆DeNAアレックス・ラミレス監督(43)が1日、降雨ノーゲームとなった8月31日の阪神18回戦(甲子園)について、判断理由の説明を受けた。球団からの要望を受け、試合前に杉永審判が同監督を訪問。ノーゲームを決定した経緯、理由を伝えた。 前日は審判団からの説明がなく、納得がいかない様子だったラミレス監督は「グラウンドの回復に時間がかかることなどを含め、総合的に判断したとのことだった。最善の策での決定だったので今は納得している」。

◆ 阪神の2番北條は抜群の状況判断で勝利を呼び込んだ。 1回無死一塁では1ボール2ストライクと追い込まれながら内角球を右中間に運んだ。一、三塁に好機を広げて先制劇をお膳立て。1点を追う5回無死一塁ではランエンドヒットで三遊間に転がし、再び一、三塁にして逆転劇に導いた。「エンドランなので、その辺(三遊間)を狙って。今日はいい形で次につなげられて良かったです」。金本監督からも「彼の成長」と褒めたたえられる活躍だった。

◆ 阪神のセットアッパー能見も、ドリスと同じく中5日の登板で無失点に抑えた。8回に下位打線を料理。安打1本は許したが、最後は石川にフォークを振らせた。 この20試合でわずか1失点。ベテランは「仕事、仕事」といつものようにクールに球場をあとにした。

◆ 2番手で登板した阪神岡本洋介投手(32)が、今季21試合目のマウンドで移籍後初勝利を飾った。出番は1点ビハインドの5回。先頭のロペスに左翼への二塁打を浴びたが、そこから踏ん張った。筒香には直球勝負を挑み、最後は外角低めいっぱいに決め見逃し三振。ソトは死球で1死一、二塁としたが、桑原、伊藤を退け無失点で切り抜けた。直後にチームが逆転し、初勝利が舞い込んだ。 「登板するときは、いつもとりあえずゼロで帰ってこようと思って投げてるので、今日はそれができてよかったです」 3月に榎田とのトレードで西武から移籍。「野球をプレーすることは一緒なので、特に変わらないです」。ユニホームと環境は替わっても心意気は変わらない。ロングリリーフに連投、ファームでは先発もこなすユーティリティーぶりを発揮してきた。いつも「任されたところで結果を出すだけ」と懸命に腕を振り続けるタフな右腕が、虎で刻んだ新たな1歩。「いつでもどこでも何も言わず黙々と投げてくれて本当に助かっていた。良かったです。うれしいですね」と金本監督も目尻を下げた。 満員の甲子園のお立ち台で「これからもどんどん強気に、攻めたピッチングをしていきたいと思います」と宣言。シーズンの佳境、ブルペン陣の一角としてフル回転する。【吉見元太】

◆阪神はDeNAに逆転勝ちし、連敗を3で止めた。1点を追う五回に3番・福留孝介外野手(41)が左中間に2点二塁打を放つなど3点を奪い、逆転に成功。終盤にも加点し、逃げ切った。福留は3安打4打点の活躍でチームを引っ張った。  阪神は小野、DeNAは京山が先発した。阪神は一回、無死一、三塁から福留の左前適時打で先制。なおも無死満塁とし、陽川の遊ゴロの間に1点を追加。2-0とした。DeNAは三回、一死満塁でロペスが右前2点打を放ち同点。さらに二死一、三塁からソトの右前適時打で3-2とした。  阪神は五回、無死一、三塁から福留が左中間に2点二塁打を放ち逆転。相手内野陣の中継プレーが乱れる間に自らも生還し5-3とした。七回には先頭の福留が右翼席へ13号ソロを放ち6-3とした。さらに一死一、二塁とし大山の適時打などで2点を追加し、8-3とした。  阪神は終盤、七回を藤川、八回を能見とつなぎ、九回をドリスが無失点でつないだ。

◆阪神の小野は2-0の三回に崩れ、逆転を許した。四回に代打を送られ、前回と同じ4回で降板。「早い回で降板してしまい、チームに申し訳ない」と話した。ノーゲームとなった前日の不調で2軍再調整となった秋山に続き、この日も先発投手が精彩を欠いた。  三回は制球の乱れが目につき、1死から四球と2単打で満塁を招き、ロペスに浮いた外角直球を右前に運ばれて追い付かれた。続く筒香を三振に仕留めたが、ソトに右前へ落ちる安打を浴び、勝ち越された。

◆阪神はDeNAに逆転勝ちし、連敗を3で止めた。1点を追う五回に3番・福留孝介外野手(41)が左中間に2点二塁打を放つなど3点を奪い、逆転に成功。終盤にも加点し、逃げ切った。3安打4打点と活躍した福留は三塁打が出ればサイクル安打達成だったが、お立ち台ではユーモアを交え試合を振り返った。  --逆転2点打の場面では  「守備で岡本に捕れた当たりを捕れず迷惑をかけてしまった。なんとか取り返そうと思っていた」  --打った感触は  「ヒットになってよかった」  --好走塁で本塁まで生還  「まだまだ走れます」  --本塁までいけると思ったか  「あまり思わなかったが、とにかくしんどかった」  --ベンチでも大盛り上がり  「勝てなかったときに、チーム全員で明るくやっていこうといっていたので、それができた」  --最終打席は三塁打が出ればサイクルヒットだった  「もう三塁まで走る体力はなかった」

◆阪神はDeNAに逆転勝ちし、連敗を3で止めた。1点を追う五回に3番・福留孝介外野手(41)が左中間に2点二塁打を放つなど3点を奪い、逆転に成功。終盤にも加点し、逃げ切った。福留は3安打4打点の活躍でチームを引っ張った。以下は金本監督の一問一答。  --7月25日以来の甲子園勝利  「長すぎた。ロードとはいえ、このところ勝てていない。ファンには申し訳ない。本当に良かった」  --先制点  「今まで先発が初回に失点するという展開。仕方ないのと先制したいと両方あった。その中で、福留がいい形で打った」  --追加点  「北条もいいところでエンドランを決めた。成長というか、いやらしいというか、このままいい選手になってほしい」  --福留について  「もう足が心配ですね。ベースを一周して、もう足が心配で心配で」  --岡本について  「良かった。いつもでどこでも何もいわず黙々と投げくれて助かっている」  --藤川について  「強いピッチャー、大きなけがもなく見事。ナイスピッチングでした」  --2日に向けて  「青柳はピッチングを見たがブルペンでいいボールを投げていた。そのままのボールを怖がらず投げてほしい」

◆DeNAの京山は立ち上がりの制球に苦しみ、いきなり3連打を浴びるなどして2失点。その後は粘って逆転を呼び込んだが、五回に再び上位打線につかまった。5失点で5敗目を喫し「低めに集めることができなかった」と悔やんだ。  前日はリードしながらノーゲーム。雨が収まった状況での判断とあって、球団はこの日の試合前に審判団に説明を求めた。後味の悪さを払拭したかった一戦を落とし、阪神戦は5年連続の負け越しが決定。それでもラミレス監督は「去年のクライマックスシリーズで倒している」と強気を貫いた。 ラミレス監督(京山に) 「三、四回と持ち直してスピードも出ていた」 ロペス(三回に2点打) 「シンプルに自分のスイングをしようと思って打席に向かった」

◆阪神の藤川が好投で通算700試合登板を飾った。5-3の七回に4番手として登板。先頭ロペスからの中軸を三者凡退とし、記念の花束を受け取った。38歳のベテランは節目の数字に「ファンの人への感謝が一番大きい。いい成績を出さなきゃという気の張りをもらえる」と語った。  チームは甲子園に戻って4戦目で勝利をつかんだ。先の戦いを見据え「どのチームも一進一退を繰り返している。一番大事なのは気持ちが落ち込まないこと」とポイントを挙げた。 金本監督(7月25日以来の甲子園での勝利に) 「長すぎた。今年は甲子園で勝てていないのでファンに申し訳ない気持ちでいっぱいだった。良かった」 岡本(西武から移籍後初勝利) 「勝利という形でチームに貢献できてうれしい。(ウイニングボールは)家族に渡そうと思う」 大山(3安打) 「良かったけど(五回の)好機で初球を左飛というのは反省しないといけない」

◆阪神がDeNAに勝ち、甲子園では7月25日以来の38日ぶりの勝利。ファンは試合後に"お宝グッズ"を求めて長蛇の列をつくった。勝ったときのみ1個500円、一人3個まで限定でミズノスクエアで発売される「イチオシ缶バッジ」がその目玉。  その日活躍した選手一人をピックアップし、日付とともに印刷されるお値打ちもの。勝った当日しか販売されないため、夏のロード後、甲子園初勝利のこの日はまさにお宝級のレアグッズ。「9・1」の缶バッジの登場ヒーローは4打点と大活躍した福留のものだった。

◆7月25日以来の甲子園での勝利にファンは"お宝グッズ"を求めて長蛇の列をつくった。勝ったときのみ1個500円、一人3個まで限定でミズノスクエアで発売される「イチオシ缶バッジ」がその目玉。その日活躍した選手一人をピックアップし、日付とともに印刷されるお値打ちもの。勝った当日しか販売されないため、38日ぶり甲子園勝利のこの日はお宝級のレアグッズ。「9・1」の缶バッジはもちろん、大活躍した福留のものだった。

◆オーエス! オーエス!! 阪神の雨天中止の次の試合は9勝1敗1分けという勝利の女神と地元・甲子園で16勝28敗1分けの貧乏神の綱引きやー!!  一回、女神「前日の3点差で負けていての途中雨でノーゲームの幸運が私にはついているのよ~」といきなり2点先制!!  「負けて今季最多の借金10にしてあきらめよ~や。楽になるでェ~。ムヒヒヒ...」と三回に貧乏神がロペス、ソトの両外国人に綱を引かせ、DeNAが3点を奪い逆転!  「あきらめたらダメよ! 41歳の渋い福留さま え~い!!」と五回に2点二塁打&相手の失策も絡んで、そのまま逆転となるホームイン!! 「キャー、福留さまステキ~! 更にたくましいお姿を!!」と綱をグイグイと引いて七回には本塁打。  「通算700試合登板の球児さまもいつまでもお若い...。ウットリ もう私、綱引きまくっちゃいますわ」で綱引きの結果は、勝利の女神の圧勝で阪神の勝利。バンザーイ!!  アレ? 貧乏神さん、なにか不服そうな顔ですが? 「ケッ! 41歳や38歳に『♪』『キャーッ!』って、女神ってのは"熟男"(熟女の男性バージョン)好きかよー!?」  虎が勝つなら"熟男"OK!! なんなら女神さまが離れないように、虎ナイン全員を年齢詐称でアラフォーにしますか...。

◆独特のもの哀しい胡弓の音にあわせてしなるように鳥追笠の女性が舞う。♪やつお(八尾)良い処 蚕の都...(越中おわら)の『風の盆』がこの日から富山・八尾で3日間続く。  どこか芯のある女性の"強さ"をも象徴し、盆踊りとしてはとても心にしみる。  と、そこにうれしい外電が入った。米のフロリダ州ビエラで行われていた女子野球のW杯の決勝戦(現地時間8月31日)が行われて、日本は台湾に6-0で快勝。これで6大会連続6度目の優勝を果たした。二回までヤクルト川端慎吾内野手の妹の川端友紀内野手(埼玉アストライア)のタイムリーなどで3点先制し、そのまま圧勝した。  当番Dの大澤謙一郎はすぐチェックしながら「日本は今大会を9戦全勝ですヮ。2012年第1次リーグから30連勝です。今夜、甲子園の阪神もこういう感じでいかんかなぁ...」と半分マジである。おいおい...。  なぜ、こんなに大澤が女子野球にこだわるのか? といえば、このチームのヘッドコーチは阪神球団本部部長の木戸克彦氏だ。昨秋にサンスポがその木戸氏のヘッド就任をキャッチして報道したこともあって、ズッと力が入っているのです。  谷本修球団副社長兼本部長は甲子園で虎番キャップ阿部祐亮に「すごい! おめでとうございました。異国の地で激務だったので少し痩せていらしたみたいなので(帰国したら木戸ヘッドの)体重を戻すために祝勝会でもやり、労をねぎらいたいですなぁ」とニッコリ。編成面の責任者の本部長を兼ねる谷本副社長にとって、国内トレード担当の木戸さんは右腕といえる存在なので、うれしさもひとしおである。球団フロントには坂井オーナーから「タイガースは女子野球を応援しよう!!」と全面バックアップ指令が出ていたこともあり、連敗中のチームに久々に明るい話題となった。  ファンの皆様はよくご存じだろうが木戸さんはとにかく"勝ち運"をもっている。編集委員上田雅昭が「以前から嶌村球団広報部長が『あの人は"持ってる"んですヮ』といってたが、ほんまやったなぁ」とうなっていた。  なにしろ木戸さんはPL学園高時代に甲子園で日本一。法大でも日本一。それで阪神入りして1985年に捕手として日本一。阪神のヘッドコーチとしては...暗黒時代にからみ苦戦したが「しかし、女子野球のコーチになって世界一! なんたる強運か」と大澤は興奮気味なのだ。会議の前からしきりに女子野球の取材にいった時のことを思いだしていた。「初練習で木戸さんは『女子選手ははつらつとしてあいさつもキチンとしてた。俺も気分は高校時代に戻ったみたいや。硬式野球でプレーした女子選手がお母さんになってノックバットもって公園などで我が子らにノックをする...なんていう時代がきたらうれしいなぁ』と目を輝かせていた。バッテリー部門を担当していたんですがなにしろ橘田恵監督より目立つので常に一歩引いて監督を立てていたのが、印象に残っています」  実は橘田監督は履正社高女子硬式野球部の監督として選手選考の時に自チームの選手をどれぐらいメンバーに選ぶかで悩んでいた...そうだ。公平に力量で選考しても、選ばれなかった側としてはモヤモヤが残ったりする。最近の体操女子選手の問題ではないが、選ばれる側も選ぶ側も悩ましいものだ。それを聞いた木戸さんは「選んだ自分のところの選手に対して一番厳しく接すればいいんじゃないか」とアドバイスしたそうだ。そして最高の結果が待っていた。  甲子園は接戦の末に"悪い流れ"を断ち切ってチームにカツを入れたのは木戸コーチのPL学園高の後輩、福留孝介のバットだった。  おわら風の盆はこう続く♪秋は野山も 唐錦...。

◆移籍後初勝利だ。五回に2番手で登板した岡本は1回を無失点に抑えると直後に味方が逆転。白星を掴んだ。「勝利という形で、チームに貢献できて、うれしいです」と振り返った。西武から今季途中に加入し、甲子園初のお立ち台。「こんな大勢のファンの方に応援してもらって、最高です」。トレード相手の榎田が西武で9勝しているが、岡本も21試合に登板。手にしたウイニングボールは「家族に渡そうと思います」と話した。

◆  --7試合ぶりの先制  金本監督 「今まで先発が一回に失点するケースがあった。それは仕方がないかなという部分と、やっぱり先制点とりたいという思いもあった。きょうはいい形でドメ(福留)がとってくれました」  --福留は最後、サイクル安打も期待した  「ハッハッハ。いや、もうそれは足が心配なんで(笑)。記録は三塁打なんですかね?(二塁打) ベース一周していますんで、点が入ってよかったんですが、こちらは足が心配ですね(笑)」  --岡本が移籍後、初勝利  「よかったですね。いつでもどこでも、何もいわず黙々と投げてくれるんで、本当に助かっていたんで、よかったですね。うれしいですね」  --藤川が球団タイの700試合登板  「ホント、強い投手といいますか、特に大きなけがもなく、1回手術を受けましたけど、見事そこからはい上がって、ナイスピッチングでしたね」  --小野を早めに降板させた  「ちょっと上がり目というのがまったくなかったんで。きょうなんかは週末やしね。少々ビハインドでも勝ちパターンでいこうかな、というのもありましたしね」

◆3-2から逆転された五回と追加点を奪われた七回の守備は、いずれも失策が絡んだ。ラミレス監督は「五回に逆転されて相手に流れがいった。ミスが出てしまうと勢いを取り戻すのは難しい」と厳しい表情だった。阪神には5勝13敗となり、5年連続の負け越しが決定。それでも指揮官は「去年はCSでも倒しているので気にしていない」と前を向いた。

◆こういう姿をもっと早く見たかった。3点リードの七回一死一、二塁。試合を安全圏に運んだのは3試合ぶりにスタメンだった大山だった。  「よかったですけれど、(五回二死二塁で)初球をレフトフライというのは、しっかり反省しないといけないです」  左腕・砂田に対し、2球で追い込まれた。しかし、ここからが成長の証だ。高めにきたつり球、138キロ直球に逆らわず、押っつけて右前へ。緑のじゅうたんに白球が弾み、二塁から陽川が7点目の生還だ。  二回先頭でも京山のスライダーを中前に運び、四回一死でも左中間二塁打。5月27日の巨人戦(甲子園)以来、3カ月ぶりの猛打賞をマークした。それでも好機で凡退した悔しさをにじませたものの、本人以上に喜んだのが金本監督だった。  「昨年の秋からいいものを出してくれて今年開幕ずっといって...そのときは期待を裏切られましたけどね、正直(笑)」  ルーキーイヤーの昨季は75試合で打率・237、7本塁打、38打点。球団史上53年ぶりとなる新人4番も務めた。虎将は2年目の上がり目を見越し、鳥谷を二塁にコンバート。しかし、大山は開幕戦で一発を放ったが、打率1割台の低迷。得点圏での勝負弱さも目立った。  指揮官は「まだまだ挽回するチャンスはある。そこからはい上がってくる姿を彼には期待したい」と願った。活躍しても翌年になるとパッタリ打てなくなる-という悪しき若虎のジンクスを脱却してほしい。汚名返上するゲームはまだ32試合も残っている。 (阿部祐亮)

◆外角の変化球にバットを伸ばし、"執念"で食らいついた。北條が逆転を呼び込む一打を放ち、試合の流れをグッと引き寄せた。  「今日はいい形で次につなげられたのでよかった」  1点ビハインドの五回だ。先頭の糸原が四球で出塁すると、打順が回ってきた。先発・京山の3球目。一走が走り出したのを確認すると、外角低めの131キロ変化球をうまく引っ張った。「エンドランだったのであの辺(三遊間)を狙ってました」。打球は三遊間を抜け、一、三塁と好機が拡大。続く福留の逆転となる2点二塁打&激走生還をおぜん立てした。金本監督は「いい当たりではないんですけど、狙って打ったようなアレ(当たり)でしたね」と目を細めた。  一回にも無死一塁で低めの真っすぐを中前に運び、チャンスメーク。虎の主将の先制打につなげた。この日は5打数2安打。打率も・328と堂々の3割キープだ。  今季は開幕1軍を外れ、悔しい思いも味わったが、5月末に1軍に昇格すると、以降は「2番・遊撃」でスタメンに定着。安打は放っていたが、大事な場面でのバント失敗も続いた。2番としてベンチのサインを遂行したことで、打線がつながり、逆転への流れを呼び込んだ。  成長著しいプロ6年目。指揮官は「本当に彼の成長というか、いやらしいというか、いい選手にこのままどんどん成長していってほしいですね」と期待を寄せた。打って、走って、守って。背番号「2」がこれからもチームを引っ張り続ける。 (織原祥平)

◆何度も繰り返される"球児コール"を浴びて、花束を控えめにライトスタンドの方向に掲げた。帽子を取って4万6653人のファンに一礼。史上16人目の通算700試合登板-。藤川が山本和行が持つ球団記録に並び、長い虎の歴史にまた一つ、その名を刻んだ。  「(記録は)何とも思わない。飽き性な性格だけど、野球だけはできますね。ファンの方への感謝が大きいです。いい成績を残さなきゃというプレッシャーをもらいながら気持ちにハリがあって。いい人生ですね」  5-3の七回、ピッチャー藤川がコールされた。3番ロペスからの好打順にも堂々としたもの。「展開的にも(DeNAのリリーフから阪神の)追加点が読めたのでね」。やるべきことは変わらなかった。  11球でシャットアウトした。先頭ロペスを3球で高め直球で中飛に。4番筒香も高め直球で左飛に詰まらせた。最後は佐野も、高め直球で右飛。打ち取ったのはすべて、代名詞の"火の玉ストレート"だった。  その直球に、たくさんの人が魅了されてきた。ファンも、かつての野球少年たちも。D1位ルーキーの馬場(仙台大)は「球児さんが全球直球勝負をしたオールスター(2006年)。テレビで見ていましたが、すごく印象に残っていて...。同じチームにいるのが今でも不思議な感じです」とあこがれる。今、リリーフとしてともに戦う高卒3年目の望月は「球児さんの直球が一番スピンがきれいと聞いて、気になって」と高校時代にリポートのテーマにしたこともある。その背中を追いかけ、追い越したい存在。だからこそ、思うこともある。  「みんなそれぞれ、自分は自分にしかなれないから。『俺みたいになりたい』ではなくて、越えていってほしい。自分のやり方でね」  そう思うから、若手も外国人選手も相手を知ってアドバイスを送る。「野球の話よりも、まずは相手の根っこの部分を知っていないと」。同じ選手として、近い立場だから掛けられる言葉を大切にしている。  歴代15位タイという価値ある記録にも「そんなことはどうでもいい」と一笑に付す。個人の記録よりチームのあしたを思う。  「きょうは福留さんが打ってくれたので、あしたは若い選手がやってくれると思います」  若手とともに、虎を勝ちに導く。38歳のベテランはチームのためにまだまだ腕を振り続ける。 (箭内桃子)

◆あれはボルトか、桐生祥秀か、いや福留だ!! 阪神・福留孝介外野手(41)が1点を追う五回に逆転の2点二塁打と敵失でダイヤモンド一周の大激走。七回にはDeNAにトドメを刺す13号ソロを放って、今度は悠々とベースを一周した。主将の4打点の大暴れで甲子園では38日ぶりの勝利。9月は白星発進、いくで、ここから!!  止まらない。ここで止まれるワケがない。二塁を回る。三塁も蹴ると、本塁を突き抜け、感情のままにほえた。久々に甲子園で勝った。黒土を縦横無尽に駆け、福留が勝たせた。衝撃のダイヤモンド一周だ。  「まだまだ走れます!! なかなか勝てなかったんですけど。『全員で明るくやっていこう!』ということを試合前に言っていたので。それが本当にできてよかったです」  全力疾走で、感情爆発で、すべてを変えた。1点を追う五回無死一、三塁だった。カウント1-1から、京山の外角直球に思いきって踏み込み、振り切った。ライナーで左中間を真っ二つに破る。三走が生還。一走もホームイン。これを阻止しようとした遊撃手・大和の送球が本塁からそれ、捕手の伊藤がつかめない。大きく一塁側ファウルグラウンドへ跳ねるのを見て、41歳は猛然と本塁を駆け抜けた。2点二塁打と、遊撃手の送球&失策間の"衝撃的ベース一周"。重たかったはずの甲子園の空気が、一瞬で変わった。  ただでさえ、7試合ぶりとなる先制点も一回の適時打でたたき出していた福留。だが、バットは止まらない。5-3の七回先頭では右中間席へ13号ソロをたたき込み、ダメ押しした。7月4日以来、チームとして11試合ぶりの甲子園での本塁打で今度は4つのベースの感触を味わいながら、ホームインだ。  甲子園では7月25日以来、実に38日ぶりの勝利。金本監督も「ちょっと長すぎましたね。本当にファンに申し訳ない気持ちでいっぱいだった」とわびた。主将の大ハッスル3安打4打点で、連敗も3で止めた。  いくら福留でも、自分ひとりで勝利への扉を開けない。だから若手に歩み寄り、考えを共有する。8月5日のヤクルト戦(京セラ)。先発の小野が、5回122球6四球でなんとか白星をつかんだ日も、福留はベンチでずっと右腕に語りかけていた。小野は「『後ろからはこう見えた』という話をしていただいて。(左翼から)そんなところまで見られているのかと、驚きました」と目を丸くした。20歳近く離れた植田を、突然食事に誘ったこともある。  そして迎えた9月1日も、福留なりに動くときだと判断した。「自分たちのことを表現して、もっと明るく野球をしようよ」。ミーティングで伝え、主将が率先して、明るく動き回った。最終打席は、三塁打が出ればサイクル...という局面だったが空振り三振。  「もう、三塁まで走る体力がありませんでした。もう無理だった本当に足が...。あした、居なくても探さないでくれる?」。ニヤッとそう言い残し、引き揚げた41歳。3位巨人とは2ゲーム差。福留が元気だから、まだ虎は変われる。 (長友孝輔)

◆700試合登板を達成して花束を受け取る球児を見ながら「よくぞここまで...」という熱い思いがこみ上げてきた。ドラフト1位で入団して初めて会ったのは1998年暮れ。針金のような線の細さで、やっていけるかな? 大丈夫かな? と心配したことを思い出す。  ただ、野球センスはずば抜けていた。投げても守っても打っても。JFKとして火の玉剛速球を投げていた時代も懐かしい。メジャーへ行き、右肘の手術を受け、よくまた阪神に戻ってきてくれた。  今、新しい姿を見せてくれている。速球一本やりでなく、フォークを中心として変化球が素晴らしい。打者には速球がより速く見え、JFK時代よりやっかいな投手になっている。  もちろん、速球も忘れていない。筒香のインハイを思い切って攻めた姿。あれこそ球児だ。この先、どれだけ投げられるか分からないが、戦力としても、投手陣の精神的柱としても、阪神になくてはならない存在だ。  ひとつ付け加えたいのは、私の和歌山、南部高校の後輩・岡本が移籍初勝利。うれしいことが重なった、いい一日だった。 (サンケイスポーツ専属評論家)

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
広島
704420.614
(↑0.003)
M15
(-)
27606
(+8)
521
(+3)
153
(+1)
74
(-)
0.268
(↓0.001)
4.09
(↑0.02)
2
(-)
ヤクルト
575710.5
(↓0.004)
13
(↓1)
28537
(+3)
554
(+8)
108
(-)
63
(-)
0.269
(↓0.001)
4.35
(↓0.01)
3
(-)
巨人
586230.483
(-)
15
(↓0.5)
20543
(+5)
504
(+5)
124
(+2)
55
(+1)
0.26
(-)
3.89
(-)
4
(-)
阪神
515910.464
(↑0.005)
17
(-)
32432
(+8)
485
(+3)
67
(+1)
53
(+2)
0.251
(↑0.001)
3.97
(↑0.01)
5
(-)
DeNA
516320.447
(↓0.004)
19
(↓1)
27461
(+3)
541
(+8)
142
(-)
68
(+2)
0.252
(↑0.001)
4.34
(↓0.01)
6
(-)
中日
536620.445
(-)
19.5
(↓0.5)
22501
(+5)
539
(+5)
80
(-)
52
(-)
0.263
(-)
4.27
(-)