1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ヤクルト |
0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 1 | 3 | 6 | 1 |
阪神 |
0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 7 | 3 |
勝利投手:山中 浩史(1勝0敗0S) (セーブ:石山 泰稚(3勝2敗25S)) 敗戦投手:才木 浩人(4勝7敗0S) |
◆ヤクルトは0-0のまま迎えた5回表、1死一三塁の好機から坂口の犠飛で先制する。7回には、青木の適時打が飛び出し、リードを広げた。投げては、先発・山中が8回途中1失点の好投で今季初勝利。敗れた阪神は、先発・才木が好投するも、打線が好機を生かしきれなかった。
◆阪神藤川球児投手(38)は通算699試合に登板しており、史上16人目の通算700登板に王手をかけている。 本拠地甲子園で節目の登板はあるか。なお阪神の通算最多登板は山本和行の700試合で、球団記録にも並ぶことになる。
◆ヤクルト小川淳司監督が、61歳の誕生日を迎えた。 練習前、報道陣から大好物のあんこクリームが挟まった特製ケーキとプレゼントが贈られ「皆さん、ありがとうございます」と笑顔を見せた。 どんな1年にしたいかと聞かれると「仕事を抜きにするなら、人生において平凡な日々を送りたい。激動はいらないな」と苦笑い。 「野球は目標に向かって達成できるようにと常に思っている。最後のあがきではないけど、結果を出せるようにという思いを持った1年にしたい」と、チームのさらなる躍進を誓った。
◆まさかだった。同点...とはならなかった。 阪神糸原健斗内野手が1点を追う5回1死満塁でセンターへ飛球を打ち上げた。中堅手の青木が捕球するのを確認すると、三塁走者の鳥谷と二塁走者の梅野が同時にタッチアップ。 1-1の同点に追いついたかと思われたが、三塁を狙った梅野がタッチアウト。すると主審の白井は両手を大きく何度も開いた。 本塁を狙った鳥谷よりも先に二塁走者の梅野がアウトになり、本塁生還は無効。得点ならず、同点とはならなかった。
◆阪神才木浩人投手が、自己最多となる132球目で力尽きた。1点ビハインドの7回2死満塁。ヤクルト青木に投じた148キロ直球を左前にはじき返され、2点目を失った。 「立ち上がりのピンチはなんとか粘って抑えることができましたが、失点した回はどちらも四球で出したランナーが結果的に失点につながってしまい、悔いが残る登板となってしまいました」 6回2/3を4安打2失点(自責0)で降板。自身5勝目を狙い、粘った投球を見せたが勝ち星をあげることはできなかった。 虎党は19歳才木のピッチングを認めていた。降板時は7回の攻撃前とあり、膨らませたジェット風船を手放すファンも多数。だが、その後マウンドを降りて一塁側ベンチに戻る才木には、ジェット風船を放した両手で、無数の拍手が送られていた。
◆阪神は「幻の犠飛」が尾を引いて、ヤクルトに3連戦3連敗を喫した。勝機を逃したのは1点を追う5回だ。1死満塁の絶好機を築く。糸原の中堅への飛球で三塁走者鳥谷、二塁走者梅野ともにタッチアップ。誰もが同点犠飛だと思ったプレーだったが、二塁走者梅野が青木からの中継プレーでタッチアウト。その瞬間にまだ、三塁走者鳥谷が本塁を踏んでおらず、生還は無効とされた。金本知憲監督も険しい表情で「タッチアップとか信じられないプレーが出る。俺も見たことないしな、あんなプレー」と振り返った。8回も1点差に詰め寄った1死満塁から加点できず。今季最多の借金9に膨れ上がった。
◆ヤクルト山中浩史投手が、昨年8月8日DeNA戦以来1年ぶりの白星を手にした。 今季4度目の先発。初回から緩急をつけた投球で阪神打線を打たせて取った。7回1/3を119球、7安打1失点(自責0)と、ローテの谷間をしっかりと埋める好投だった。 2軍では、練習メニューを増やしたり、瞬発力を着けるトレーニングなどを黙々とこなし、チャンスを待った。山中は「一昨日の小川、昨日の古野がいい投球をしてくれたので、流れに乗れた。今年は悔しい思いをしてきたので、今日の勝ちは価値ある1勝だと思う。次につながる投球ができた。やり切った結果、いいパフォーマンスができた」とホッとした表情で振り返った。
◆ヤクルトがロースコアの接戦を制して5連勝を飾った。先発山中が8回途中まで1失点(自責0)と好投。打っては坂口が先制犠飛に続き、9回にはダメ押しの適時二塁打の活躍を見せた。 この日が61回目の誕生日だった小川淳司監督は「山中に尽きる。よく投げてくれた。代え時が難しくなるのは分かっていたが、よく粘ってくれた。(誕生日勝利は)関係ないよ。とにかく山中が勝てたことが大きい。勝ちがつくのは大きなこと。何とか勝ちをつけてあげたかった。いい投球をしてもローテで回っていない投手には、勝つことは大きな1勝になる。勝ちをつけてあげたかったから、そういう喜びはありました」と好投のサブマリンを褒めたたえた。
◆2試合連続で「復活組」の力投が勝利を呼び込んだ。今季4度目の先発となったヤクルト山中が、2カ月ぶりの1軍マウンドで持ち味を発揮した。アンダースローから約30キロの緩急をつけた投球で、阪神打線を翻弄(ほんろう)。7回1/3を1失点(自責0)で、前夜に3年ぶり勝利の古野に続き、昨年8月8日DeNA戦以来の白星で5連勝に貢献した。「抑えてやろうという気持ちしかなかった。持ち味を出せた」とほおを緩めた。 苦しい状況を補えるのが今季のヤクルトの強さだ。先発の一角を担う原がコンディション不良で2軍調整中。先発が2人足らない状況で、2日続けて抜てき右腕が結果を残した。中継ぎ陣も近藤が59試合に登板と疲労困憊(こんぱい)。そんなセットアッパーの負担を、この日は若武者が救った。2-1の8回1死一、三塁、代打福留という分岐点で、19歳の梅野がマウンドに上がった。福留の四球後、150キロ前後の直球を投げ込み、糸井とナバーロを抑えた。「絶対に失点しないように全力で向かっていった。実感としてやりがいがある。しびれました」と声を弾ませた。 ローテの谷間をしっかり埋めての5連勝。小川監督は「非常に大きい。そういう投手で勝ちが付けば連勝が可能になってくる。今日は山中に尽きる。梅野も場数を踏んで自信をつけていってくれれば」と、うなずいた。古野に続き山中も登録抹消となるが、来週の先発には原や3年目左腕の高橋らが候補に挙がる。一枚岩で終盤の勝負どころを戦い抜く。【浜本卓也】
◆ヤクルトがビッグプレーで5連勝を決めた。1点を先制した直後の5回1死満塁、阪神糸原の飛球が中堅左へ。三塁走者は鳥谷。犠飛に十分な当たりだった。 守備陣は目の前のプレーに集中していた。青木-西浦-三塁宮本と素早くつなぎ、二塁走者梅野のタッチアップを阻止。そのプレーを、タッチアップをした三塁走者鳥谷が本塁を通過するまでに完成させた。 ◇ ◇ ◇ 小川監督は「するべきことをした結果。相手の油断もあったかもしれないけど大きい」とたたえた。 この日、61歳の誕生日を迎えた。練習前に報道陣から大好物のあんこのクリームが挟まったケーキとプレゼントが贈られた。抱負を聞かれ「平凡な日々を送りたい。激動はいらないな」と笑った。冗談でなく、人間小川淳司の本心だった。 少年時代の夢は「サラリーマン」。農家に生まれ、両親が朝から晩まで懸命に働く背中を見ながら、感謝の気持ちでいっぱいだった。ただ、1人での夕食の時間だけ、寂しさを覚えた。「サラリーマンになったらみんなでご飯を食べられるかなと思ってね。でも野球にこうやって携わらせてもらっている。不思議だよね」。今季から4年ぶり2度目の監督復帰。本人の思いとは裏腹に、勝負の世界にどっぷりとつかっている。 野球人・小川淳司は激しさを秘めている。「野球は『目標に向かって、達成できるように』と常に思っている。最後のあがきではないが、結果を出せるようにという思いを持った1年にしたい」と強く言った。 最高のバースデー勝利で貯金を2としたが「関係ないよ」と一蹴し「山中に何とか勝ちをつけてあげたかった。ローテで回っていない投手には大きな1勝になる。そういう喜びはあったね」と言った。温和な表情の下に熱を潜ませて。セ・リーグの戦いを激しくする。【浜本卓也】
◆阪神才木が自己最多の132球を投げ、6回2/3を4安打2失点(自責0)と試合を作ったが、打線の援護に恵まれず7敗目を喫した。「(投げる)感覚は悪くなかった。失点に四球が絡んでいるのは課題なのでなくしたい」と振り返った。 初回に2安打を浴びるも4番バレンティンを併殺に打ち取った。悔やまれるのは2度の失点に、いずれも四球が絡んだこと。7回2死満塁では2番青木に左前適時打を許して降板。両親が見守る中、132球のピッチングにも「球数は関係ない。まだまだ投げられた。最後、ツメが甘かった。あの場面は抑えたかった」と声を押し殺した。反省の言葉を口にした19歳。無念の投球をムダにはしない。
◆こんな敗戦、信じたくない...。虎が長期ロード明けの甲子園初カードで、3連戦3連敗を喫した。ヤクルトに先手を奪われると、5回には同点かと思われたシーンで、まさかの併殺を食らった。金本監督も「俺も見たことないしな、あんなプレー」。今季5度目の甲子園3連戦3連敗。借金は今季ワーストの9と膨らみ、3カ月連続の負け越しも決まった。 皮肉すぎる幕切れになった。8回に1点を奪ったがまだ1点差。「ホンマやったら...」。最終的に2点差に開いたが、そんなボヤキが聞こえてきそうな痛恨の敗戦だった。長期ロード明けの甲子園でヤクルトに3連戦3連敗。今季最多の借金9に膨れた。金本監督も険しい表情で「『たられば』が多い試合ですね、今日は...」と嘆くしかなかった。 せめて犠飛を決めていれば...。阪神ベンチがキツネにつままれた空気感になったのは1点を追う5回だ。1死満塁の絶好機。糸原が放った飛球は中堅上空へ。青木が捕る。三塁走者鳥谷がタッチアップ。二塁走者梅野も三塁に向かった。同点犠飛-。誰もがそう思った場面は、しかし、信じられない光景になった。青木からカットマンの遊撃西浦に転送され、さらに三塁へ送球。梅野が宮本にタッチされ、アウトになった。 その直後、白井球審は両腕を広げる。得点は認められない。梅野がアウトになった瞬間、三塁走者鳥谷はまだ生還していなかった...。犠飛は幻になり、手をたたいて得点を確信していた金本監督もあっけにとられるしかない。「俺も1点入ったと思って(走者の走塁を細かく)見てなかった。タッチアップとか信じられないプレーが出るし。俺も見たことないしな、あんなプレー。なかなかちょっとありえんことが起こっているわね」と首をかしげた。 同点に追いついているはずが、終始、窮地に立たされた。ぼうぜんと立ち尽くした鳥谷が「自分は走っているので自分に聞かれても仕方がない」と話せば、果敢に攻めてアウトになった梅野は「自分では行けると思っていた。結果的にアウトになったので、チームの流れを止めてしまった」と猛省。高代三塁コーチは「開いた口がふさがりません」と吐き捨てるように言った。 1点差に詰め寄った8回1死満塁では4番糸井が浅い右飛に倒れた。甲子園の本塁は遠かった。指揮官も「この3試合。あと1本というのは見ての通りです。ゲッツー崩れとか犠牲フライ1本出ていればなというところでそれを打てなかった」と振り返る。8月は11勝13敗で、3カ月連続の負け越しが決まった。2位ヤクルトと5・5ゲーム差に広がり、最下位中日も1・5ゲーム差に迫る。金本阪神3年目で最大の正念場を迎えている。【酒井俊作】 ▼阪神がヤクルトに3連戦3連敗。同一カード3連敗は今季5度目だが、いずれも甲子園。甲子園で同一カード3連敗5度は、95年以来2度目。この年はビジターでの同一カード3連敗も4度あり、チームは最下位に沈んでいる。
◆阪神は守備のミスで先制点を献上した。先発才木が5回1死から四球で走者を出すと、山中のバントの打球で捕手梅野が二塁封殺を狙うも悪送球。1死一、三塁とされ、坂口に犠飛を許した。 さらに中堅俊介がホームへ投げた送球が悪送球となった。その後はしのいだが、1イニングに四球と2失策で流れを手放した。
◆阪神北條が8回に意地を見せた。 1点を返した直後の8回1死二塁。3打席封じ込められていた山中から右前打を放ち、チャンスを広げた。「やられっぱなしだったので、なんとか返すつもりでいきました」。チームは敗れたが、つなぎの2番は機能している。
◆阪神望月が好リリーフをみせて、ピンチを切り抜けた。7回、才木が2死満塁から青木に左前適時打を浴びたところで2番手で登場。山田哲を153キロの直球で中飛に打ち取った。 8回もマウンドに上がり、中軸を3者凡退に切った。「才木も最少失点で粘っていたので、しっかりゼロに抑えてあげようと思っていました」と振り返っていた。
◆ヤクルトが効率良く奪った得点を守りきり5連勝。6月30日以来の1軍登板となった先発の山中は今季初勝利を挙げた。阪神は3連敗。6回2/3を投げ4安打2失点と好投した19歳の先発・才木を援護できなかった。 ヤクルトは一回、一死一、二塁としたが、バレンティンが三ゴロ併殺打に倒れた。阪神は二回、糸井の右越え二塁打などで一死一、二塁のチャンスをつくりながら鳥谷が二飛、梅野が空振り三振に倒れ、得点を奪えなかった。 五回、ヤクルトは一死から中村が四球を選び、続く山中の犠打が阪神の捕手・梅野の悪送球を誘い一死一、三塁とすると、坂口がきっちりと中犠飛を打ち上げ、この回ノーヒットで先制した。 阪神はその裏、鳥谷の四球と梅野の中前打、才木の犠安打で一死満塁とするが、続く糸原の中飛でタッチアップした二走・梅野が三塁で憤死。このとき三走の鳥谷が本塁を踏んでおらず、この回を無得点で終えた。ヤクルトは七回にも2つの四球と失策で二死満塁とすると、青木が左前に運び1点を追加した。 山中を攻めあぐねていた阪神だったが、八回、先頭の梅野が左翼線二塁打を放つと、一死後、糸原の右前打の処理にヤクルトの右翼・雄平がもたつく間にで1点を返す。続く北條の右前打で一死一、三塁とし、山中はここで降板。ヤクルトの2番手・梅野がマウンドに上がると、代打・福留が死球で出塁し満塁に。しかし阪神は4番・糸井が浅い右飛、5番・ナバーロが一ゴロに倒れ急場をしのがれた。ヤクルトは九回にも坂口が左中間適時二塁打を放ち3点目を奪った。
◆阪神は痛い走塁ミスで同点機を逸した。1点を先制された直後の五回1死満塁から糸原が中堅へ飛球を放った。犠飛には十分な飛距離で三塁走者の鳥谷がタッチアップ。しかし三塁を狙った二塁走者の梅野が、鳥谷が本塁を踏むよりも先にタッチアウトとなった。 鳥谷は途中でスピードを緩めており、もし全力疾走していれば得点確実なタイミング。梅野の積極性も裏目に出た。試合前までで甲子園での1試合平均得点が3点未満の打線が、この日も苦しんでいる。
◆ヤクルトは青木が1-0の七回に貴重な追加点を挙げた。2死満塁で才木の高めの直球を左前へ。勝負強さを発揮し「とにかく点が欲しかったので良かった。甘いところに来てくれと思っていた」と笑顔を見せた。 中堅の守りでは五回1死満塁から糸原の飛球を捕球してから素早い動きで中継へ送球。二塁走者の三進を阻んで併殺が完成、失点を防いだ。 坂口(五回に犠飛、九回は適時二塁打)「自分のスイングをすることを考えた」 石山(三者凡退で25セーブ目)「1球目から勝負の気持ちだった。自分の投球ができた」 ヤクルト・梅野(八回のピンチで好救援)「絶対に失点しないように、打者に向かっていくという強い気持ちだった。しびれた」 ヤクルト・田畑投手コーチ(山中に)「緩急自在の投球だった」
◆阪神の才木は七回途中2失点(自責点0)と粘ったが、援護に恵まれず7敗目を喫した。自己最多となる132球の力投も報われず「感覚的にはいい方だった。失点に四球が絡んでいるのが今後の課題」と話した。 0-1の七回は、2四球と失策で2死満塁のピンチを背負い、青木に適時打を浴びたところで無念の降板となった。「投げ切りたかったが、最後の詰めの甘さで打たれてしまった。次はちゃんとやり返したい」と雪辱を期した。 阪神・梅野(五回に三塁を狙ってタッチアウトになったプレーに)「自分の中ではいけるという判断だった。結果的にアウトになって申し訳ない」
◆秋の夜の酒はしずかにのむべかりけり...と若山牧水は詠んだが、とてもじゃないが"静かに"なんかしていられない。 若い才木はよく投げていた。ヤクルトの山中も今季初勝利にむかって丁寧にコーナーをついた。 投手戦となった。しかし...はがゆい。夏休みの宿題はすんだのか? 子供たちよ...と心配になるぐらいの少年少女がかけつけた甲子園。ひょっとしたらまだ絵日記ぐらいがたくさん残っているかもしれないが、まさか「×月×日、今日も阪神はとても貧打でした。僕は甲子園でとてもつかれました」なんてことばかり書くわけにもいかない。あんまり子供たちをそんなことで悩ませるんじゃないョ。 実はこの日はわが産経新聞社執行役員吉川達郎サンケイスポーツ代表と運動部長稲見誠が甲子園球場に"激励"にでかけました。実はわが社には妙なジンクスがございまして、エライ人が甲子園に行くとなぜか不思議に阪神が苦戦するんです。そういうモノなんだ。 わが吉川代表はヤクルト球団の取締役を務めているので、まず三塁側ベンチをのぞいたのです。すると小川監督が近寄ってきて「見ましたよ」とニッコリ。30日付最終面のフジパンPresents『淀川寛平マラソン2019』(来春3月3日)の開催発表会で、寛平さんら関係者とならんで写っていたのを小川監督がしっかりと見ていたのです。しばらく歓談して...今度は阪神サイドに。阪神・揚塩健治球団社長、谷本修副社長兼本部長、嶌村聡広報部長に「阪神さん、がんばってください!」と熱いエール。 その頃、トラ番キャップ阿部祐亮は球場内の関係者食堂で「トンテキ定食」を注文したら、なんとみそ汁の具のフが、ミッキーマウスの形になっていた。ディズニーランドにはあちこちに「かくれミッキー」としてミッキーマウスのデザインがしのばされていて、それで思わずスマホで撮影して箭内桃子記者らにみせて「どうだ、ついに甲子園にも"かくれミッキー"が現れたぞ。これはきっと『阪神ガンバレ!』という神様の特別出張サービス? にちがいないんだ。おい、みんなこれをちゃんと見とけョ」とやや興奮気味だった。 思うにわがキャップ阿部もいささかお疲れなのかなぁ。もはや食堂の定食についてきたみそ汁のたまたま浮き上がったフの模様に、頭のてっぺんから黄色い声で「これぞメルヘン&ファンタジィの世界だ。こんやの虎は勝つぞ!」と"希望の灯"を期待したんだからなぁ...。 それが...アンダースロー山中のヌラリクラリに阪神打線はポップフライばかり...。 七回、そりゃあ延々と続く援護0なら、才木の気力はドドッと疲労感が襲ったとしても誰がせめられようか? 二死となって132球。2失点で無念の降板。2点はいずれも守りのミスもからんだ。交代を告げられた時、才木はしばし天を仰いだ。熱いものがこみあげたのだ。泣くな才木! 1973(昭和48)年のこの8月30日、甲子園での中日戦で江夏豊投手は松本幸行との壮絶な投手戦となり、0-0のまま延長戦。江夏は2四球のみのノーヒットで迎えた延長十一回、先頭打者として打席に立ち、松本の初球ストレートを左翼へサヨナラ本塁打! あまりの貧打に自分でケリをつけた"怪挙"をやってのけたアノ夜だ。それから45年の同じ秋の夜...心に染みた酒のホロ苦さ。
◆五回一死満塁で中飛を放った糸原は試合後、無言で球場を後にした。八回一死二塁では右前打を放ち、これを右翼・雄平が後逸する間に二走・糸井が生還。なんとか完封負けを阻止する一打を放ったが...。板山に先発を譲った前日29日分のエネルギーもバットに込めたが、勝利にはつながらなかった。
◆俺が悪かった! もう全て謝っちゃう!! 歩きスマホもやめるし、夏休みの宿題をメルカリで買うのもやめま~す(やってねーよ!!) だから、わが阪神タイガース様、試合に勝って下さーい!! 本拠地・甲子園で16勝28敗1分け。ペナントも第4コーナーを回って直線勝負のこの時期に今季最大借金の「9」って...。ひどすぎじゃないですか...(涙)。おまけに本日の『ぬか喜び黒星』はやり口が汚い!! 19歳の才木くんが力投していたのに、味方野手が足を引っ張るわ(6回2/3を2失点も自責点は0)、1点を追う5回に糸原の中犠飛で同点! よっしゃ!! ワーパチパチと歓喜したら、鳥谷のホームインより三塁へタッチアップしてアウトになった梅野の方が早くて『幻の同点』やら、八回一死満塁で4番・糸井、5番・ナバーロが凡退って...。もうぬか喜びが大きすぎて俺、ぬかみその中に引きこもって古漬けになってやるかんねー!! 虎の敗戦に明らかに錯乱してる? それがどーした!? 日本中の虎党は全員イイ子になるから、まずは甲子園で勝って下さーい!!
◆ ――五回の走塁がすべて 金本監督 「う~ん...。たらればが多い試合ですね、きょうは」 ――梅野がスタートをきった 「それは、わからん」 ――鳥谷は全力疾走を怠っていた 「ま、どうだろうね。俺も1点入ったと思って、見てなかったけど」 ――守備でもミスが失点につながった 「う~ん...。な」 ――八回の攻撃は 「この3試合かな。あと1本というのが、みての通りですし。ゲッツー崩れとか犠牲フライ1本出てればなというところで、それが打てなかったと」 ――全体的に流れが悪い 「どうしたものかね。う~ん。タッチアップとか、ちょっと信じられないプレー出るし。俺も見たことないしな、あのプレー。なかなかちょっと、あり得んことが起こっているわな」 ――八回、ナバーロに代打・原口を送らなかったのは九回を見すえて 「石山との相性...最後のジョーカーだったからな」 ――才木は粘った 「才木は次にも期待をもてる投球でしたから」
◆先発の才木は自己最多132球の力投。必死に腕を振ったが、白星はつかめなかった。 メジャーが才木に注目!? この日、甲子園のネット裏ではツインズのデービッド球団スカウトが視察した。息詰まる投手戦となったが「この黄色がいいね。年に数回くるけど、いい球場だと思うよ」とまず雰囲気を賞賛。才木について「まだ若いから、自由にやらせてあげればいいんじゃないかな」と笑っていたが、勇ましい投げっぷりは印象に残ったはずだ。
◆北條は1点をかえした直後の八回一死二塁でこの日、初安打となる右前打を放ち、チャンスを広げた。「やられっぱなしだったので、なんとかかえすつもりでいきました」。この安打が、この3連戦では28日の第1打席以来12打席ぶりの安打。六回には打球を逆シングルで捕球すると振り向きざまに好送球する好守も見せたが、勝利にはつながらなかった。
◆うつむき、天を仰ぎ、悔しそうにマウンドを降りた。先発の才木は自己最多132球の力投。必死に腕を振ったが、白星はつかめなかった。 「感覚的には悪くなかったけど、失点に四球が絡んでしまったのが今後の課題。無駄な四球はなくしていかないと」 悔やんだのは、いずれも一死から四球を与えた五、七回。五回は四球のあと、犠打に失策が絡んで一、三塁。ここで坂口に犠飛を浴び、無安打で1点を失った。七回は味方の失策も絡んで二死一、三塁とされ、続く坂口にストレートの四球。満塁として青木に適時打を浴びた。「あの場面はしっかり抑えたかったというか、最後の詰めの甘さというか...」。ベースカバーに入っていたが、グラブで太ももを叩いて悔しさをあらわにした。 序盤から直球は走っていた。一回から最速151キロを計測。中盤からは変化球のコントロールもまとまった。2失点ながら自責は0。試合前時点でリーグトップの打率・270をマークしていた強力ツバメ打線に、的を絞らせない力投だった。 気迫が打球にも乗り移った。五回一死一、二塁で打席に入る。2球で2ストライクとされたが、冷静に見極めてカウント2-2から5球目をバントで三塁線に転がした。投手と捕手が見つめるライン上で白球はピタリ。自らも生きる当たりで一死満塁とした。 高卒2年目の19歳だが、7月18日の巨人戦(甲子園)以降、ずっと先発ローテを守り続けている。そんななかで気づきもあった。「高校の時より配球に興味を持つようになったんですけど、自分はまだ配球を気にするレベルじゃないというか...。まずは失投をなくすことが一番だなと。しっかり腕を振っていくことだけを考えて投げるだけですね」。言葉通り、しっかりと腕を振った。 「次はやり返せるように、技術的にもしっかり練習していきたいです」 金本監督も「才木は次にも期待をもてる投球でした」と評価。次につなげる。悔しさを糧に、次こそ快投でやり返す。 (箭内桃子)
才木について阪神・香田投手コーチ 「出来自体はよかった。(四球は)登板を重ねていくにつれて、いいものは出してくれているけど、その成長の中で四球をなるべく出さないとか出しても踏ん張るとか、そういうことが必要になってくる」
才木について阪神・香田投手コーチ 「出来自体はよかった。(四球は)登板を重ねていくにつれて、いいものは出してくれているけど、その成長の中で四球をなるべく出さないとか出しても踏ん張るとか、そういうことが必要になってくる」
◆1番・坂口が五回に先制の中犠飛、九回に貴重な追加点となる適時二塁打を放つなど2安打2打点の活躍。「後ろに青木さんがいるので、つなぐ意識で打席に入りました。自分のスイングができました」と胸を張った。四球を2つ選び計4出塁。「そんな日があっても」と、笑顔で帰りのバスに乗り込んだ。
◆61歳の誕生日だった小川監督は練習前、報道陣から贈られたケーキに満面の笑みを浮かべた。「61歳の抱負は」と問われると、「平凡な日々を過ごしたいね。皆さんが健康でいられるような年になれば。激動の1年はいらないね」。言葉とは対照的にチームは"激動"する。最大「11」あった借金を完済して貯金を「2」とし、最下位から2位まで上昇。「最後にいい形で終われればいいね」と先を見据えた。
◆主砲の真価が試される場面だった。力強い打球音が甲子園に響き、ボールは夜空に舞い上がる。だが...。同点&逆転のチャンスで糸井は浅い右飛に倒れた。試合後、悔しさを押し殺しながら、報道陣に場面を確認した。 「満塁...?」 まさに押せ押せムードだった。0-2の八回。先頭の梅野が三塁・広岡のグラブをはじき、左翼線へ二塁打。一死後、糸原の右前打で1点をかえすと、北條も右前打で続く。代打・福留が四球を勝ち取り、満塁。そこで出番がまわってきた。 カウント1-1からの3球目、132キロのチェンジアップを高々と打ち上げてしまった。三走・糸原も本塁突入を自重。犠飛にするには、少し足りなかった。金本監督も「この3試合かな。あと1本(が出ない)というのが見ての通りですし。ゲッツー崩れとか、犠牲フライ1本出てればなというところで、それが打てなかった...と」と嘆くしかなかった。 それでも、甲子園で湿りっぱなしの打線を引っ張っているのもまた、糸井だ。二回先頭ではサブマリン先発・山中の111キロを豪快に引っ張り、右越えの二塁打。四回一死でも中前にはじき返し、何とか口火を切ろうとした。今季32度目のマルチ安打はチームトップ。3連敗を喫したこのカードでも、3試合連続長打を放つなどチームを引っ張っている。 8月は打率・387にまで上昇。打率・314、15本塁打、60打点とチーム3冠と獅子奮迅の活躍だ。だからこそ、期待がのしかかった。味わった悔しさは、何倍にもして必ず返す。 (竹村岳)
九回に登板してダメ押しの3点目を許した阪神・桑原 「(先頭を出したこと)それがすべて。打たれているので、また頑張らないといけないです」
九回に登板してダメ押しの3点目を許した阪神・桑原 「(先頭を出したこと)それがすべて。打たれているので、また頑張らないといけないです」
◆そんなアホな! 阪神はヤクルトに1-3で敗戦。五回一死満塁の同点機で、糸原が飛距離十分の外野フライを放ったにもかかわらず無得点という前代未聞のプレーが飛び出した。金本知憲監督(50)もア然ぼう然。3連敗で借金は今季ワーストの「9」。3位巨人とは2ゲーム差のままだが、こんなことではAクラス復帰、できまへんで!! よっしゃーーー! 飛距離十分。これで点が入る。やっとこさ同点...って...エッ、マジ!? なんじゃ、そりゃ! 「どうしたものかね。う~ん。タッチアップとか、ちょっと信じられないプレーも出るし。俺も見たことないしな、あのプレー。なかなかちょっと、あり得んことが起こっているわな」 金本監督は試合後、首を振るしかなかった。 4万4609人が目を丸くした世紀の走塁ミスが飛び出したのは、1点を追う五回一死満塁だった。サブマリン山中から糸原が中堅左に飛球を打ち上げる。飛距離は十分。三走・鳥谷はもちろんタッチアップだ。しかし、二走・梅野までも三塁に走ったのは誰が想定しただろうか。青木の送球はカットに入った西浦を介し、三塁へ。梅野は憤死。そして、これが鳥谷が本塁を踏むより先だったため、得点は認められないことに。白井球審が手を激しく振って、無得点を知らせる。スコアボードに「0」が刻まれると、スタンドからは怒号が入り交じった声が一気に噴出した。 三塁コーチャーを務める高代作戦兼総合コーチが「開いた口がふさがらない」と吐き捨てたボーンヘッド。2010年5月22日のロッテ戦(甲子園)で4-4の九回一死満塁で城島の犠飛に二走ながらタッチアップし、憤死(三走・マートンの生還が早かったためサヨナラ勝ち)した新井(現広島)のようだった。 梅野の暴走も痛い。ただ、それ以上に鳥谷がスピードを緩めながら本塁に向かっていた点が、低迷する金本政権3年目のすべてを物語っている。 鳥谷の走塁について、金本監督は「俺も1点入ったと思って、見てなかったけど」と糾弾を避けたが、ネット裏から見た他球団関係者は「何が起こるかわからない状況で全力疾走しなかった鳥谷が悪い」と厳しく指摘。白星になかなか結びつかない現状で、全力疾走の基本を怠る。弱みをみせ、つけ込まれる。負の連鎖の象徴だった。 こんなお粗末なプレーが出て、はね返すだけの力は今の打線にない。六回終了時でリードを許せば今季0勝26敗。鳥谷は「(梅野の進塁は)自分は走っているので自分に聞かれても...」と話し、梅野は「自分の中ではいけると思った。流れを止めてしまった。才木を助けてあげられなかった。結果は自分のせい。申し訳ないです」とザンゲを繰り返した。 本拠地でシーズン同一カード3連敗5度は球団史上最多タイ。暗黒時代と呼ばれた1995年の中村政権に並んだ。当時は最下位。今季ワーストの借金9とともに、6位・中日に1・5差まで詰め寄られた。 試合後、泥酔した虎党が一塁側スタンドで"籠城"。警察が駆けつける事態となった。スタンドからメガホンも投げ込まれた。甲子園が異様な雰囲気になってきた。 (阿部祐亮)
◆セ・リーグ2位のヤクルトは30日、阪神19回戦(甲子園)に3-1で勝ち、5連勝。貯金を2として、同3位の巨人とのゲーム差を3.5に広げた。6月16日以来、中60日で先発した山中浩史投手(32)が八回途中7安打1失点の好投で、今季初勝利。自在の投球で、22個のアウトのうち13個をフライで奪うなど、持ち味を発揮した。チームは今季6度目の同一カード3連戦3連勝で、この日61歳となった小川淳司監督にバースデー白星を贈った。 力のない飛球を見上げ、虎党がため息を繰り返す。最速は125キロでも、阪神打線を翻弄した。サブマリン・山中が八回途中まで119球の粘投で7安打1失点。今季初勝利を挙げ、安堵した表情で振り返った。 「素直にうれしいです。試合を作れたことが一番。今年は悔しい思いをしてきた。価値のある1勝になった。首の皮一枚つながった感じです」 下手から100キロ台のカーブ、スライダー、シンカーを両コーナーに投げ分け、「自分の持ち味を出せた」。積み上げた22個のアウトのうち、13個をフライで奪った。この阪神3連戦すべてで先発投手に白星がつき、「1戦目の小川、2戦目の古野がいい投球をしてくれて、いい流れに乗れた」と胸を張った。 今季は2軍暮らしが続いても、気持ちは切らさなかった。「やれることはやる」。シンプルな思考を持った。「トレーニングをやり切ったことがきょうのパフォーマンスにつながった」。瞬発系のトレーニングを欠かさず行い、食事面でも油分の多いマヨネーズや、炭酸飲料を控え、タンパク質の多い豆腐料理を多く摂取するようにした。 この日は小川監督の61歳の誕生日。「投げるチャンスをくれた監督に感謝したい」と語っていた右腕が"満点快投"で応えた。指揮官は「山中につきる。よく粘って投げてくれた。古野もそうだけど、そういう(ローテの谷間の)投手に勝ちがつけば、連勝することができる。大きな1勝になった」と、満足げだ。 今季6度目の同一カード3連戦3連勝で、5連勝。3位・巨人には3・5ゲーム差、4位・阪神には5・5ゲーム差をつけた。「一試合一試合負けられない戦いが続くので、一戦必勝の気持ちでやっていく」と山中。31日からは本拠地・神宮に帰って首位・広島と3連戦。鯉の独走を許さないためにも、食い下がる。 (横山尚杜)
◆出てはいけないプレーだった。五回の阪神の攻撃での痛い走塁ミスだ。そこには「3つの問題」が重なっている。 まずは二走の梅野。左中間の当たりでは自重しなければいけない。しかも無死ではなく一死。危険を冒して三塁へ行く必要はない。三塁コーチは三走・鳥谷を見ているため、そこは自己判断しなければいけない。 スピードを緩めた鳥谷はもちろん、全力疾走をしなければいけない。ただ、そこで3つ目だ。ネクストの北條がホーム付近に行って走者に指示しなければいけないのに、していなかった。これも基本中の基本。すべてが重なって起きた、起きてはいけないプレーだ。担当コーチを含め、しっかり話をしてほしい。 しかも、それを挽回できるチャンスがありながらできない。八回でひっくり返さないといけない試合。ただ、私はコーチ時代から言っているが、ベンチの采配は基本的にチャンスメークまで。得点圏を作る策を考え、おぜん立てしたら、あとは打者が決めるしかない。選手がもう一度集中して、自分たちの力で打破しない限り、この苦しい状況は変わらない。(サンケイスポーツ専属評論家)
<セ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
広島 | 68 | 44 | 2 | 0.607 (↑0.003) | M19 (-) | 29 | 592 (+6) | 513 (+2) | 150 (+1) | 73 (+2) | 0.268 (-) | 4.11 (↑0.02) |
2 (-) |
ヤクルト | 57 | 55 | 1 | 0.509 (↑0.005) | 11 (-) | 30 | 529 (+3) | 540 (+1) | 107 (-) | 62 (-) | 0.269 (↓0.001) | 4.35 (↑0.04) |
3 (-) |
巨人 | 57 | 62 | 2 | 0.479 (↓0.004) | 14.5 (↓1) | 22 | 533 (+2) | 496 (+6) | 122 (-) | 53 (-) | 0.261 (↑0.001) | 3.9 (↓0.01) |
4 (-) |
阪神 | 50 | 59 | 1 | 0.459 (↓0.004) | 16.5 (↓1) | 33 | 424 (+1) | 482 (+3) | 66 (-) | 51 (-) | 0.25 (-) | 3.98 (↑0.03) |
5 (↑1) |
DeNA | 51 | 62 | 2 | 0.451 (↑0.005) | 17.5 (-) | 28 | 458 (+4) | 533 (+1) | 142 (+1) | 66 (+1) | 0.251 (-) | 4.33 (↑0.03) |
6 (↓1) |
中日 | 53 | 65 | 1 | 0.449 (↓0.004) | 18 (↓1) | 24 | 493 (+1) | 529 (+4) | 79 (+1) | 52 (-) | 0.264 (↓0.001) | 4.3 (-) |
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