1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
福岡 |
2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 | 0 | 0 | 0 | 7 | 9 | 0 |
ORIX |
0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 5 | 0 |
勝利投手:ミランダ(1勝0敗0S) 敗戦投手:ローチ(1勝1敗0S) |
◆ソフトバンクは初回、1死二三塁から柳田が適時打を放ち、2点を先制する。その後は同点を許すも、6回表に柳田、今宮、牧原の適時打などで一挙5点を挙げ、勝ち越しに成功した。投げては、先発・ミランダが来日初登板初勝利。敗れたオリックスは、投打ともに振るわなかった。
◆ソフトバンク松田宣浩内野手(35)は前半戦終了時に打率2割2分7厘も、球宴以降は打率3割3分7厘。今月3日オリックス戦から11試合連続で安打をマークするなど好成績を残している。今日もヒットを放ち、チームの勝利に貢献出来るか。
◆タレント小島瑠璃子(24)が自身10度目となる始球式に登板した。 米アニメ映画「インクレディブル・ファミリー」(8月1日公開)の日本語吹き替え版でヴォイド役を務めており、同キャラクターと同じタイトな衣装で登場。打席に立つオリックス安達に対して投げた山なりのボールは、ホームベース付近に弾んで捕手のミットへ。小島は「届いたんですかね、アレは?」と苦笑いだった。 露出多めのコスチュームについては「ヴォイドを意識してサイズぴったり。露出がすごく多くなっているスタイルですけど、スーツの感じが出て気に入っています」と笑顔だった。 始球式はこれで通算10度目と"ベテラン"の小島は「芸能界に入って、人生で1回でも出来たらというところで、縁あってありがたいことです」と感謝していた。
◆プロ入り3年目のオリックス吉田正尚外野手が20号2ランを放った。 0-2の4回無死一塁。ソフトバンク・ミランダの直球を捉えて中堅右横に運んだ。 吉田正は「しっかりと強く自分のスイングをすることができました。いい角度で上がってくれましたね。とにかく同点に追いつくことができてよかったです」とコメントした。 オリックスで入団3年目以内の日本人選手がシーズン20号到達となると、88年藤井(20本=2年目)以来。30年ぶりの快挙となった。
◆7月に加入したソフトバンクの新外国人左腕、アリエル・ミランダ投手(29)が、来日初登板初先発し初勝利を挙げた。失点は4回に吉田正に浴びた20号2ランだけ。5回2/3を4安打2失点に抑えた。 「今日はこういう投球ができてうれしい。自分の野球人生の中でも重要な1日になりました。このような機会を与えてくれた工藤監督に感謝したい。チームが勝てたことに満足しています」と笑った。 9回に最後を締めた中田からウイニングボールをもらい、大事そうにズボンの右ポケットにしまった。「マイアミの家に保管したい」と米国の自宅に飾るつもりだ。 チェンジアップなど落ちる球を効果的に使う投球に工藤公康監督(55)は「腕が振れているので打者は(直球か変化球か)見分けがつきにくい。(投球の)テンポもいい。けん制もクイックも」と元メジャー左腕をほめた。 現在右膝痛でリハビリ中のデスパイネや2軍で投げているモイネロもいるため、バンデンハーク、スアレス、グラシアルとの外国人枠争いも激しくなりそうだ。工藤監督は「うれしい悩みは大歓迎。うちは勝つしかないので」と、話す。メジャー13勝左腕が終盤戦の大きな戦力となりそうだ。
◆ソフトバンクの新外国人アリエル・ミランダ投手が来日初先発し、6回途中2失点の好投で初白星を挙げた。 倉野投手統括コーチは「低めにしっかり集められる投手。もうちょっと(球が)散らばるかと思っていたが、まとまっていた」と評価した。前半戦は先発ローテが固まらずに苦しんだが、ここに来て育成から昇格した大竹や、若手の松本裕がローテ入り。故障から東浜も復帰し、そして7月に入団した助っ人ミランダも勝った。倉野コーチは「うれしいこと。戦力の幅も広がる」と手ごたえを得ていた。
◆期待通りの新戦力だ。ソフトバンクのアリエル・ミランダ投手(29)がオリックス戦に来日初登板初先発。5回2/3を2失点で初勝利を挙げた。最速146キロの直球とチェンジアップ、スプリットなどの変化球を低めに集めた。「打者に積極的に投げられた。こういう投球ができてうれしい。自分の野球人生の中でも重要な1日になったよ」と笑った。 7月16日に来日。3軍で1試合、2軍で3試合登板し、約1カ月後にようやく1軍での出番が巡ってきた。野手の好プレーが出るとその選手に向かってグラブをたたき感謝の気持ちを伝えた。「チーム一体となって投げられて満足」と、7点の援護をくれた仲間たちにすぐ溶け込んだ。 工藤監督も「さすが向こうでやってきただけあって、低めへの意識も強い」と制球のよさを評価。キューバ出身でメジャー通算13勝の左腕は、日本での1勝のウイニングボールも米国マイアミの自宅に大事に飾る。16年のシーズン途中から今春までマリナーズでプレー。「(同僚の)イチローや岩隈は友達」と話し、岩隈からは「アリガトウ」という言葉を教えてもらった。 だが、まだ恥ずかしさがあるのか、ヒーローインタビューでの第一声はスペイン語で「グラシアス(ありがとう)」、試合後の取材の終わりには英語で「サンキュー」と締めた。工藤監督は「初登板でいい投球をしてくれた。次回の期待も高まります」と、救世主として期待。チームは連勝で7月19日以来の貯金3とした。現在ファームのデスパイネやモイネロとの外国人枠争いもあるが、先発左腕ミランダは大きな戦力となりそうだ。【石橋隆雄】 ◆アリエル・ミランダ 1989年1月10日、キューバ・ハバナ州生まれ。07年から13年までキューバリーグでプレー。亡命を経て15年にオリオールズとマイナー契約。16年にメジャーデビューし、同年7月にマリナーズ移籍。今季はメジャーで1試合の登板で勝ち負けなしの防御率1・80だった。メジャー通算は13勝。家族は妻タイニーさん、双子の長男アディエルくん、次男アドリエルくん。188センチ86キロ。左投げ左打ち。
◆オリックスは3年目吉田正の20号2ランも空砲に終わった。 0-2の4回無死一塁。左腕ミランダの直球を「しっかりと強く自分のスイングをすることができた」と中堅右横へ。入団3年目以内の日本人選手のシーズン20号到達は、球団では88年藤井現打撃コーチ(20本=2年目)以来、30年ぶりだった。ただ、チームは6回に注ぎ込んだ中継ぎが誤算で一挙5失点。積極的な継投策に出た福良監督は「こっちの責任でしょう」と悔しさをにじませた。
◆オリックスの吉田正が自身初の20号2ランを放った。0-2の四回無死一塁で3ボール1ストライクからミランダの直球を捉えて中堅右の観客席に放り込み「しっかりと強く自分のスイングをすることができた。いい角度で上がってくれた」と喜んだ。 チームでただ一人、全109試合に出場している25歳の主砲は「センター方向へいい打球が打てているときは、状態もいい」と話していた。言葉の通りの打球で節目の一本を記録した。
◆ソフトバンクが快勝した。2-2の六回に柳田の右前打で勝ち越し、さらに押し出し四球と今宮の2点打などで、この回一挙5点を奪った。ミランダが六回途中2失点で来日初登板勝利。オリックスは継投が裏目に出た。
◆オリックスは2-2の六回に継投が決まらず、5点の勝ち越しを許した。五回まで2失点のローチを無死一、二塁で交代させ、11試合連続無失点だった左の山田をマウンドに送ったが、柳田に勝ち越し打を浴びた。 2死後に登板した比嘉と岩本は、ともに一つもアウトを取れずに降板。福良監督は「勝負どころですから。あの3人でやられたら、こっちの責任」と厳しい表情で話した。 福良監督(吉田正の20号2ランに) 「素晴らしい本塁打だった。まだまだいけるでしょう」 ローチ(六回途中4失点で来日初黒星) 「初回の失点は防ぎたかった。二回以降は自分らしい投球ができたと思う」
◆ソフトバンクは同点の六回に一挙5点と畳み掛けた。無死一、二塁から柳田が、代わったばかりの左腕山田のスライダーに「何とかついていった」と右前へ勝ち越しタイムリー。相手の細かな継投をものともせず、今宮の2点打や牧原の適時打などで加点した。 主力の内川やデスパイネを欠くが、前夜も9得点と打線は活発。工藤監督は「みんなが集中してくれた」とうれしそうに話した。 今宮(六回に2点打) 「チームの良い流れに乗ることができた」 牧原(六回に左前へ適時打) 「いいところに転がってくれて良かった」
◆サンスポ主催のオリックス特別観戦イベントが開催され、サンケイスポーツ専属評論家の星野伸之氏(52)をゲストにフリーアナの土井麻由実さんがMCを務め、生解説&トークで盛り上がった。 マスコットのバファローベルもサプライズで登場。守護神・増井のグラブやサイン入りバットなどが当たる抽選会も行われた。一家3人で参加した滋賀県草津市の会社員、市村和章さん(45)はそれぞれが安達、福田、西野の3選手のサイン入りバットを当てる強運ぶりに「本当にビックリ」。長男の直暉くん(9)も「楽しかった」と満足そうに笑った。
◆快挙弾も白星につながらなかった。0-2の四回無死一塁で吉田正が中堅右へ一時同点となる20号2ラン。プロ3年目まででシーズン20発以上を記録するのは、球団では1988年の藤井康雄(現打撃コーチ)以来30年ぶり。ただ、チームは敗戦。「(20発も)通過点。30本を目指して、1本でもいいところで打てるように。いまは次のことを考えて、まずはあした勝てるように」と次戦を見据えた。
<パ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
西武 | 62 | 41 | 2 | 0.602 (↑0.004) | 0 (-) | 38 | 587 (+7) | 492 (+6) | 149 (+2) | 105 (+1) | 0.273 (-) | 4.32 (↓0.01) |
2 (-) |
日ハム | 57 | 47 | 2 | 0.548 (↓0.005) | 5.5 (↓1) | 37 | 458 (+6) | 429 (+7) | 116 (-) | 69 (-) | 0.25 (-) | 3.71 (↓0.04) |
3 (-) |
福岡 | 52 | 49 | 1 | 0.515 (↑0.005) | 9 (-) | 41 | 462 (+7) | 436 (+2) | 146 (-) | 63 (+1) | 0.26 (-) | 4.11 (↑0.02) |
4 (-) |
ロッテ | 48 | 52 | 3 | 0.48 (↓0.005) | 12.5 (↓1) | 40 | 397 (+2) | 418 (+3) | 50 (-) | 96 (+1) | 0.253 (-) | 3.73 (↑0.01) |
5 (-) |
ORIX | 49 | 55 | 5 | 0.471 (↓0.005) | 13.5 (↓1) | 34 | 402 (+2) | 434 (+7) | 81 (+1) | 71 (-) | 0.238 (↓0.001) | 3.7 (↓0.02) |
6 (-) |
楽天 | 46 | 59 | 2 | 0.438 (↑0.005) | 17 (-) | 36 | 383 (+3) | 416 (+2) | 96 (-) | 52 (+1) | 0.242 (-) | 3.63 (↑0.01) |
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