広島(☆10対9★)巨人 =リーグ戦14回戦・マツダスタジアム=
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巨人
00033 0200 19112
広島
43000 1000 10102
勝利投手:ジャクソン(3勝1敗0S)
敗戦投手:マシソン(0勝3敗8S)
  DAZN
◆広島がサヨナラ勝ち。広島は1点リードで迎えた6回裏、丸の適時打で追加点を挙げる。その後、逆転を許して迎えた延長10回、2死一塁から下水流の逆転2ランが飛び出し、試合を決めた。6番手・ジャクソンが今季3勝目。敗れた巨人は、5番手・マシソンが痛恨の一発を浴びた。

◆今日20日、広島に16日ぶりにプロ野球が帰ってくる。西日本豪雨による影響で9日から11日までマツダスタジアムで予定されていた前半戦最後の阪神3連戦は中止。巨人戦は、4日ヤクルト戦以来の本拠地試合となる。  試合前に選手らが義援金の募金活動を行い、半旗が掲げられる。広島出身のベテラン新井は「復興に向けて、暑い中ボランティアの方々が来てくれている。ちょっとでも明るくなってもらえるプレーをしたい」と語った。  チームは後半戦最初のカードを勝ち越して、広島に帰ってきた。相手は7連勝と勢いに乗る2位巨人だが、3連覇へ向けて一気に突き放したいところ。被災地に勇気を与えるためにも、負けられない。広島ナインの思いを代弁するように、新井は「元気が出るような、明るくなってもらえるプレー。少しでも喜んでもらえるプレーをしたい」と前を向く。野球とともに、広島に興奮と感動が帰ってくる。【前原淳】

◆20日の広島-巨人戦(マツダスタジアム)の試合前に、両チームの監督と選手が西日本豪雨の被災地支援として義援金を呼びかけた。  広島からは緒方監督のほか新井、田中、菊池、石原、ジャクソンら多くの選手が参加。巨人は高橋監督、内海、沢村が参加した。募金をするファンの長い列ができ、選手はハイタッチで感謝を示した。広島は災害による影響が大きく、9日からの阪神3連戦が中止に。この日は16日ぶりに本拠地での試合を迎える。  広島緒方監督は「大勢のファンの方が暑い中にもかかわらず、たくさん募金していただいて、本当に心から感謝しています。広島だけでなく、西日本は大きな被害が出て、たくさんの方が亡くなられた。今も不安の中で生活されている方がたくさんいる。微力ではあるが、野球界全体として、元気になってもらえるように、少しでも力になれたら」と話した。会沢選手会長は「僕らはプレーで明るいニュースを届けられるようにやっていきたい。チーム一丸となって皆さんに勇気、元気を与えられるように頑張っていきたい」と話した。  この義援金の呼びかけは21、22日の試合前にも行われる

◆巨人の上原浩治投手(43)が日本人初の「通算100勝。100セーブ、100ホールド」を達成した。20日の広島戦、8-8と同点の7回から登板。1安打されたものの、無失点に抑え、通算100ホールドを達成した。  上原は日米通算で134勝、同128セーブをマーク。勝利、セーブ、ホールドすべてで100以上の数字を残しているのは、大リーグでも08年に達成したトム・ゴードンだけだ。上原は日米あわせても2人目という偉業を達成した。

◆試合前に巨人高橋由伸監督(43)、内海哲也投手(36)、沢村拓一投手(30)が、広島緒方孝市監督、会沢翼捕手ら広島の選手とともに西日本豪雨災害復興支援の募金活動を行った。マツダスタジアム正面でファンとふれあい、支援を呼びかけた。  高橋監督は「たくさんの方々に募金していただいた。僕らができることは野球で1つでも多くいいプレーを見せること。またまだ、なかなか大変な状況で生活してる人もいらっしゃる。勝った負けたもあるけど、とにかくグラウンドで野球をして、いいプレーを見せることだと思う」と話した。  内海は「募金活動への協力は当たり前のことですが、自分のプレーで少しでも元気を届けることができればと思います」とし、沢村は「これからも支援活動に協力して少しでも被災された方々のお役にたてれればいいと思っています」とコメントした。

◆広島野間峻祥外野手が1回に先制打を放った。  1回2死一、二塁から巨人山口俊の147キロをたたくと三塁マギーのグラブを弾き、左翼前に転がった。二塁走者菊池が三塁を蹴って生還。「甘い球をしっかりと一振りで仕留めることが出来ました。良かったです」。2試合ぶり適時打が貴重な先制点となった。

◆約1カ月ぶりスタメンの広島安部友裕内野手が3カ月ぶりとなる2号3ランを放った。  1点を先制した直後の1回2死一、二塁。6月13日オリックス戦以来の先発出場となった6番安部はカウント2-0から山口俊の甘い真っすぐを強振した。「得点圏でバッティングカウントだったので、ここしかないと! とにかく積極的にいきました」。高く舞い上がった打球は広島ファンが待つ右翼席へ吸い込まれた。スタンド総立ちの3ランは、安部にとって4月20日中日戦以来となる1発。スタメン起用に応えた。

◆広島が延長10回2死一塁から下水流の逆転サヨナラ2ランで劇的勝利を収めた。  序盤に7点をリードする展開から先発野村ら投手陣が崩れ、7回に同点に追い付かれた。延長10回にはジャクソンがこの日初めて勝ち越しを許すも、今季4度目のサヨナラ勝利で幕を下ろした。2位巨人とのゲーム差は6に広がった。  広島緒方孝市監督(49)の談話は以下の通り。  -下水流が大きな仕事  緒方監督 それしかない。下水流が大きな、大きな一打をね。ナインに勇気を、広島の皆さんに大きな勇気を与えるような一打だった。  -序盤に大量リードしたが  緒方監督 こういう夏場は集中力を持って臨まないと。1球のミスが勝敗を分ける。最後まで諦めずみんなが戦ってくれた。  -大きな1勝  緒方監督 これからも今日みたいに自分たちの野球をやるだけ。

◆広島下水流昂外野手(30)が延長10回にサヨナラ逆転2ランを放った。  1点を勝ち越された延長10回裏も、田中と丸が倒れ、2死一塁となった。途中出場の下水流は巨人守護神マシソンの外角153キロを強振した。幼少期から「異様に強かった」リストターンから右翼方向へ放たれた打球はポール際に吸い込まれた。  16日ぶり公式戦が行われたマツダスタジアムに劇的な勝利を届けるサヨナラアーチ。ダイヤモンドを1周しながら「本当に最高の時間」を過ごし、本塁生還時にはチームメートから手荒い祝福を受けた。  試合後も興奮の冷めない殊勲者は「自分でもびっくりするくらいうまく打てた。みんなの思いが乗った本塁打でした」と振り返った。劇的な1発がチームに勝利を、広島に勇気を与えた。

◆広島が1回に野間の先制打と安部の3ランで4点を奪うと、2回は松山の2ランなどで3点を追加。巨人山口俊を2回でKOした。4回は陽の3ラン、5回はマギーの3ランで1点差。広島は6回に丸の適時打で1点を加え、リードを広げた。巨人が7回に2点を奪い、最大7点差から同点に追い付き延長戦へ。延長10回、巨人は岡本の17号ソロで勝ち越すも、その裏広島は下水流の2ランで逆転サヨナラ勝ち。巨人の連勝は7で止まった。  巨人上原浩治投手(43)が日本人初の「通算100勝、100セーブ、100ホールド」を達成した。8-8と同点の7回から登板。1安打されたものの、無失点に抑え、通算100ホールドを達成した。上原は日米通算で134勝、同128セーブをマーク。勝利、セーブ、ホールドすべてで100以上の数字を残しているのは、大リーグでも08年に達成したトム・ゴードンだけ。上原は日米あわせても2人目という偉業を達成した。

◆巨人の上原浩治投手(43)が日本人初の「通算100勝。100セーブ、100ホールド」を達成した。  20日の広島戦、8-8と同点の7回から登板。1安打されたものの、無失点に抑え、通算100ホールドを達成した。  試合後の一問一答は以下の通り。  -日本人初の100勝、100ホールド、100セーブを達成。率直な感想は  上原 まだ誰も達成してない記録なんで、自分がやったということはすごくうれしいです。1人では出来ないことなんで、当時の監督、コーチ、トレーナー、いろんな方に感謝したいと思います。  -今日の試合に臨むに当たって、心境の変化はあったか  上原 ホールドどうこうよりも、試合で、同点の場面でどうしても勝ちたいという思いで上がっていましたし、結果残念なことになりましたけど、追い上げ方とかまだ自分たちも諦めてないですし、明日につながる戦いだったと思います。全員が勝ちたいと思ってやっている。(坂本)勇人もいないわけで、1試合1試合やるだけです。  -常にどんなことを意識して、シーズンを戦っているか  上原 常に準備することです。投げる、投げないということにかかわらず、ブルペンで体操したり、準備をする。すると結果はついてくると思うので、準備をしっかりしようと思います。  -中継ぎとしての難しさはあるか  上原 いつ行くか分からないので、チームの勝ち負けにかかわらず常に試合に入っていかないといけない。正直キツイですね。  -上原さんに憧れる選手はたくさんいる。メッセージを  上原 常に準備することが大事。結果が出ようと、出なくても、明日も試合がある。そういう準備が大事です。  -1つの目標、記録を達成した。感慨はあるか  上原 これを目標にしていたわけでないのでね。今年いっぱいはケガなくやるというのが目標です。  -中継ぎの連盟表彰であったりなども地位向上を常に口にする。  上原 ホールドについても、つけていただけたらいい。一番数字を挙げている人は300近く挙げている。ホールドについても名球会だったりをね。

◆記録は打ち立てた。でも勝負に負けた。通算100勝、100セーブ、100ホールドを達成した巨人上原浩治投手(43)が、同点の7回に登板。1イニングを無失点に抑えチームの士気を高めた。延長10回に岡本が本塁打を放ち一時勝ち越すも、広島下水流に逆転サヨナラ2ランを食らい暗転。上原はベンチでうなだれた。  大ベテランが貫禄たっぷりにマウンドに上がった。同点の7回、満を持して上原の名前が球場に響いた。捕手宇佐見と一言二言を交わし、ゆっくりと持ち場に向かう。最大7点差の劣勢を追いつき、回ってきた出番。「同点の場面で、どうしても勝ちたいという思いだった。4回に3点入って、もしかして(登板する)と思った」と気持ちを高めていた。  直球とスプリットだけで大記録を決めた。先頭の会沢を外角低めに沈む123キロスプリットで右飛。1死一塁で代打バティスタには3球勝負を挑み、137キロの直球で二飛。最後は田中を124キロのスプリットで左飛に打ち取り、大興奮のまま代名詞のハイファイブをさく裂させた。「とにかく0に抑えようと思ってました」とうなずいた。  舞台は後輩たちが一丸でつくってくれた。7点を追う4回に陽、5回にマギーの3ラン2発で1点差と迫った。6回に2点差に引き離されても、直後の7回に吉川尚が2点適時打で食らいついた。記録達成後に大逆転勝利から一転、サヨナラ負けを突きつけられたが「追い上げ方とか、まだ自分たちも諦めてないですし、明日につながる戦いだった」。自らを鼓舞し、チームを鼓舞し続ける大ベテランが次戦に目を向けた。【島根純】

◆巨人上原浩治投手(43)が、日本人初の金字塔を打ち立てた。広島14回戦(マツダスタジアム)の7回、8-8の場面で登板。1回を無失点に抑え日米通算100ホールドをクリアし、通算100勝、100セーブ、100ホールドの「トリプル100」を達成した。メジャーをあわせても過去に1人しかいない、第一線を張り続けた勲章。日刊スポーツに手記を寄せ、長い歩みへの思いを明かした。   ◇   ◇   ◇    一般的にはそう認知されていないけど、自分にとっては感慨深い記録になった。記録を達成したいという目標がなかったら、野球をやめていたかもしれない。今年、メジャーでやれなかったら引退なんて言っておいて撤回。恥を忍んで撤回できたのも、どうしてもやり遂げたいという気持ちがあったから。達成してよかったというより、この記録に感謝しているっていう気持ちだった。  とにかく、しんどかった。1月まではヤクルトの田川と一緒にやっていたし、リハビリ中のライアン(小川)とか、ちょこちょこ練習に来てくれた。もともと1人で自主トレするのは好き。でも移籍先が決まっていない状況の"1人自主トレ"は、精神的なつらさがある。特につらかったのは、本来ならアメリカのキャンプに合流している2月上旬を過ぎてから。「厳しい練習しても意味あんのか?」って、アホらしく思えてくる。嫌なことを考えないようにがむしゃらに練習すると、体の節々が痛くなる。ブルペンで投げても、集中力が続かなかった。  俺はなんのために練習してるんだ? 自問自答した。1番は野球が好きってこと。でも、いつ引退しても悔いはない。本当かな? やり残したことはないかな? 引っ掛かってきたのが、この記録だった。好きな野球を続けたいから自分で勝手に記録を持ち出してこじつけているだけかもしれない。でも、それはやってみなければ分からないと思った。ただ、チャレンジせずに辞めてしまったら、その答えは一生、分からないまま。日本人で達成した投手はいない。それならやってやろうってなった。  巨人が声を掛けてくれたのは、本当にうれしかった。これでモチベーションも万全。でも、いざ投げてみると「やばい」って感じ。アメリカに行ってからも、自主トレは日本でやってた。ブルペンも日本の軟らかいマウンドで投げてたけど、実戦で投げるつもりでやると、感覚がまるで違う。今まで投げていたようにスプリットが落ちない。打者と対戦する感覚もない。理由は球団に言わなかったけど、早く日本仕様に仕上げたかったから正式契約やメディカルチェックを前倒しに早めてもらった。開幕当初は急ピッチのツケが残っていたけど、もう大丈夫。これからは、どんどん投げられると思う。  この記録は、自分自身がプロの世界で歩んできた道のりを表している。先発、抑え、中継ぎは、それぞれ役割が違う。先発していた当時は「抑えは投手の墓場」だと思っていた。今でもその考えは変わらない。 先発は投手として総合力が高くないとできない。総合力さえ高ければ抑えや中継ぎはできるし、長いイニングを投げるために必要な体の強さやスタミナなんかも若い時の方がいい。別に抑えを軽くみているわけじゃないが、ジャイアンツの若手には「若いうちは先発できるように頑張らないと」と話している。今、中継ぎをやってる宮国なんかは、来年もう1度先発にチャレンジしてほしい。能力は持っているんだから。 抑えと中継ぎも違う。抑えは出番が分かりやすいからコンディショニングを整えやすい。だけど打順とか、打者の右左を選べない。相手も最後の攻撃で、集中力も高い。中継ぎは左打者が続く流れだったり、相性の悪い打者から始まるなら、別の投手が投げられる。だから変に弱気になるようなこともなく、思い切り打者に突っ込んでいける。負担になるのは、いつ投げるかがはっきりしないところ。だから抑えより肩を早く作る能力も必要。走者のいる場面から投げるケースも、抑えより多い。けん制球やクイックの技術も、高いレベルが求められる。 前にジャイアンツにいたときは、ポスティングでメジャーに行かせてもらえなかった。他球団は違ったし、当時は「なんで俺だけいかせてくれないんだ」と不満に思っていた。でも、メジャーで活躍するのが目標だったし、そのためにはジャイアンツで頑張らないといけない。抑えは「投手の墓場」って言ったけど、墓場に入ってから長いこと野球をやってこれたのも、ジャイアンツで頑張ってやってきたから。今では本当に感謝している。他球団だったら、ここまで野球を続けられていなかったと思う。 若い選手も多くて、最初はなじんでいけるか心配だった。でもみんな一生懸命。チーム内の雰囲気もいい。このチームなら、必ず優勝できると信じている。(巨人投手)

◆広島下水流昂外野手(30)が逆転サヨナラ2ランを放った。1点を勝ち越されて敗戦かと思われた10回、巨人守護神のマシソンをとらえて右翼席に運んだ。この日は西日本豪雨災害後初となるマツダスタジアムでの試合。初回には安部友裕内野手(29)が山口俊から2号3ラン。再昇格後初スタメンでの初安打が3カ月ぶりのアーチとなった。10-9。劇的な白星で広島に勇気を届けた。  無心でバットを振り抜き、無心で走った。舞い上がった白球が右翼席に飛び込み、スタンドがドッと沸くも、二塁ベースを蹴った安部は打球の行方を再度確認するほど夢中だった。6月13日オリックス戦以来の先発出場にアドレナリンがあふれた。1回に好機で巡ってきた打席で、これまでの鬱憤(うっぷん)を晴らした。  「得点圏でバッティングカウントだったので、ここしかないと! とにかく積極的に行きました」  1点を先制した直後の1回2死一、二塁で飛び出した3カ月ぶりの2号3ランに、広報を通じて出されたコメントにも興奮ぶりがにじんだ。その後の打席では安打こそ出なかったが、絶妙な犠打を決めて、チャンスメークするつなぎの役割に徹した。  ようやく出番が訪れた。開幕戦は7番三塁で先発出場。4月中旬まで2割台後半をキープしていた打率は4月下旬から下降線をたどり、1割7分9厘にまで落ち込んだ6月14日に出場選手登録を抹消された。順調なシーズンを送った昨季からいばらの道を歩く。結果が出ないいら立ちを抑えることができないときも。そんな態度を先輩選手から指摘されることもあった。  レギュラーと期待されながら約1カ月、2軍で過ごした。1軍に合流した11日の練習ではシート打撃でジョンソンから三塁打、九里から二塁打と1軍のローテーション投手から長打を記録するも、即昇格はならず。開幕スタメンだった立場は厳しくなった。16日に出場したウエスタン・リーグ中日戦で安打を放ち、そこから1軍に招集された。  再昇格後初安打となる1発は勝利につながらなかったものの、自身の復調のきっかけとなる1発にはなったはずだ。安部の状態が戻れば、打線のバリエーションは増える。チームにとっても安部の復調は大きな光。プロ11年目で歩むいばらの道を乗り越えた先にはきっと、さらに成長した姿があるはずだ。【前原淳】

◆西日本豪雨の被災地支援として、20日の広島-巨人戦の試合前にマツダスタジアムで募金活動が行われ、広島・緒方監督、巨人・高橋監督をはじめ、選手が参加した。  高橋監督は「たくさんの方に募金をしていただいた。まだまだ大変な時間を過ごされている方が多い。僕らはグラウンドでいいプレーを見せることが一番だと思います。勝った、負けたはありますが、いい試合を見せられるように頑張ります」と話した。 巨人・内海 「募金活動への協力は当たり前のことですが、自分のプレーで少しでも元気を届けることができればと思います」 巨人・沢村 「これからも支援活動に協力して少しでも被災された方々のお役にたてれればいいと思っています」

◆プロ野球広島は20日、広島市のマツダスタジアムでの巨人戦の試合前に、西日本豪雨の被災者支援のために募金用のたるを設置し、緒方孝市監督らが義援金の協力を呼び掛けた。緒方監督は「この暑い中、本当にたくさんの方が大汗をかいてたくさんの募金をしてくださった。心から感謝している」と語った。  豪雨の影響で9~11日の阪神戦が中止となり、本拠地では4日以来の開催。試合前に犠牲者へ黙とうがささげられ、22日までの巨人3連戦は半旗を掲げて戦う。緒方監督は「気持ちはみんな入っている。とにかく全力を尽くして、最後まで諦めずに精いっぱいプレーをしたい」と決意を述べ、会沢翼選手会長も「一試合一試合カープらしい戦いをして、元気になってもらえるように頑張りたい」と気を引き締めた。  巨人からも高橋由伸監督らが募金活動に参加。「まだまだ大変な時間を過ごされている方も多い。いいプレーをしていい試合を見せることが一番だと思う」と話した。

◆セ・リーグ2位の巨人・山口俊投手(31)が20日、広島14回戦(マツダ)に先発。大事な首位攻防3連戦の初戦だったが、今季最短の2回63球を投げ、5安打7失点で降板した。  一回、いきなり広島打線につかまった。一死から菊池に左前打を浴び、丸に四球を許して一、二塁。二死後に野間に左前適時打とされ、先制を許す。さらに続く安部に右越え3ランを浴びて、この回4点を失った。  二回も広島打線の勢いを止められなかった。二死二塁から、丸に右翼線適時二塁打を浴び、松山には右越え2ランを被弾。この3連戦で3連敗をすると自力優勝が消滅するという中、チームに流れを呼び込めなかった。

◆巨人・陽岱鋼外野手(31)が20日、広島14回戦(マツダ)に「6番・中堅」で先発出場。7点を追う四回一死一、二塁から左中間席上段への5号3ランをたたき込んだ。  反撃の一撃だ。先発の山口俊が広島打線につかまり、今季最短の2回5安打7失点で降板。嫌な空気が流れる中、陽岱鋼が広島の夜空にアーチを描いた。  相手先発・野村が投じた1球目をフルスイング。打球はぐんぐん伸びて、スタンド上段で弾んだ。前カードの阪神15回戦(甲子園)ではチームの全5打点を挙げ、勝利に貢献。好調を維持している。

◆巨人のケーシー・マギー内野手(35)が20日、広島14回戦(マツダ)に「3番・三塁」で先発出場。4点を追う五回一死一、二塁から左翼席上段へ11号3ランを放った。  白球が舞い上がった。相手先発・野村が投じた1球目、115キロのカーブを一閃。序盤から7点を追う展開だったが、四回には陽岱鋼が5号3ランを放つなど、一発攻勢で広島に詰め寄った。

◆広島の安部が4月20日以来の2号3ランを放った。1-0の一回2死一、二塁で、2ボールからの速球を右翼席へ運び「得点圏でバッティングカウントだったので、ここしかないと。とにかく積極的にいった」と振り返った。  昨季打率3割1分をマークし、正三塁手として期待された今季は打率が1割台にまで落ち込み、6月14日に2軍落ちした。今月16日に1軍に復帰してから初の先発起用に応えた。

◆巨人・吉川尚輝内野手(23)が20日、広島14回戦(マツダ)に「2番・遊撃」で先発出場。2点を追う七回無死二、三塁から同点の中前2点打を放った。  猛追だ。最大7点差あったが、じわりじわりと追い上げてついに追いついた。七回は先頭の代打・石川が右前打を放ち、長野の二ゴロを広島の名手・菊池が二塁へ悪送球。相手のミスで得たチャンスで吉川尚がしっかりと生かした。

◆巨人・上原浩治投手(43)が20日、広島14回戦(マツダ)の七回から3番手として登板。1回10球を投げ、1安打無失点に抑えた。まずは先頭・会沢を右飛に。続く西川に中前打を浴びたが、代打・バティスタを二飛、田中を左飛に仕留めた。これで日米通算100ホールドを達成。八回の攻撃が0点だったため、ホールドが付くこととなった。  上原はこれで日米通算134勝、100ホールド、128セーブとなり、日本球界初となる「100勝&100ホールド&100セーブ」の「トリプル100」を達成。米大リーグでも通算890試合に登板したトム・ゴードン(ダイヤモンドバックスなど)が達成しているだけで世界で2人目の快挙となった。  試合は8-8と同点のまま、八回裏の広島の攻撃に入った。

◆広島は1点を追う延長十回二死一塁、途中出場の下水流昂外野手(30)が5番手・マシソンから右翼ポール際にサヨナラ逆転2ランを放ち、乱打戦を制した。巨人は一時7点差をつけられながら逆転したが、痛い黒星。連勝は7で止まった。  広島は野村、巨人は山口俊が先発したマツダの夜。広島は一回二死一、二塁と好機を作ると、野間の左前適時打で先制。さらに二死一、二塁で安部が右越え2号3ランを放ち、4-0とした。広島は二回二死二塁、丸の右翼線適時打で追加点を加えると、さらに二死二塁から松山が右中間スタンドへ9号2ランを放ち、7-0とした。  巨人は四回一死一、二塁で陽岱鋼が左中間スタンドへ5号3ランを放ち、3点を返した。さらに巨人は五回、マギーの左越え11号3ランで1点差に詰め寄った。  広島は、六回一死三塁で、丸が中前適時打を放ち、8-6とリードを広げた。巨人は粘る。七回無死二、三塁と好機を作ると、吉川尚が中前2点打を放ち、ついに同点に追いついた。  同点の七回、巨人・上原が3番手として登板。1回10球を投げ、1安打無失点に抑え、日米通算100ホールドを達成。上原はこれで日米通算134勝、100ホールド、128セーブとなり、日本球界初となる「100勝&100ホールド&100セーブ」の「トリプル100」を達成した。  試合は8-8のまま、延長に突入。巨人は十回、先頭の岡本がこの回からマウンドに上がった6番手・ジャクソンから左翼ポール際に17号勝ち越しソロを放ったが、十回に登板したマシソンが痛恨の一発を浴びた。

◆広島は1点を追う延長十回二死一塁、途中出場の下水流昂外野手(30)が5番手・マシソンから右翼ポール際にサヨナラ逆転2ランを放ち、乱打戦を制した。巨人は一時7点差をつけられながら逆転したが、連勝は7で止まった。西日本豪雨の影響で16日ぶりとなるマツダスタジアムでの試合。広島のファンに勇気と希望を与える一発を放った下水流がお立ち台に上がると、大歓声が送られた。  --あの場面、どんな意識で打席に入った  「後ろにつなごうと思っていた。真っすぐだけは絶対に打とうと思っていたので、当たってくれて本当によかったと思います」  --ライトスタンド一直線の打球だった  「いい感触だったので届いてくれと思いながら走ってました。届いてくれて本当によかったと思います」  --手洗い祝福を受けたが、その気分は  「本当に最高です」  --サヨナラホームランというのは記憶にある  「記憶にないので、まさかこういうプロの舞台でできるとは思ってなかったので、本当に最高でした。ありがとうございます」  --延長までもつれ込んだ試合。ベンチの雰囲気はどうだった  「最初はいい感じでしたけど、追い詰められて...でも誰一人として諦めずに食らいついていった結果、最後僕がこうして決められてたので本当によかったと思います」  --マツダスタジアムで巨人戦10連勝  「よかったと思います」  --16日ぶりのマツダスタジアムでの試合。選手として、どんな思いで今日の試合に挑んだ  「本当に久々だったので、何とか皆さんに勝利を届けられるようにチーム一丸となってやって、最後こうして勝利の報告をできて本当によかったと思います」  --勇気と希望を与えられた  「今本当に大変だと思いますが、ともに一緒に戦っていきましょう」  --今後への意気込みを  「明日も全員野球でしっかり戦っていきたいと思いますので、明日も応援よろしくお願いいたします」

◆巨人はショックの残るサヨナラ負けを喫し、連勝が7で止まった。0-7から反撃し、延長十回に岡本の17号ソロで勝ち越したが、その裏にマシソンが2死で下水流に逆転2ランを浴びた。高橋監督は「マシソンでこうなったのは仕方ない。よく追いついて、ひっくり返したんですけどね」と淡々と話した。  これでマツダスタジアムでは今季6戦全敗。たたかなくてはいけない首位広島に、敵地で勝つことができない。後半戦初アーチが実らなかった岡本は「打ったのは良かったけど、負けたら意味がない」と言葉少なだった。 マシソン(下水流に逆転サヨナラ2ランを浴び) 「いい球を投げられたが、これが野球」 山口俊(2回7失点) 「自分の失点が響いた。申し訳ない」

◆広島の鈴木が五回に代打で3試合ぶりに出場し、中飛だった。16日のナゴヤドームでの中日戦で左すね付近に自打球を当てて途中交代し、2試合を欠場して復帰。「問題ない。大丈夫」と話した。 緒方監督 「今日は下水流でしょう。ナインに勇気を与える、広島の皆さんに大きな勇気を与える一打を打ってくれた」 野村(5回6失点) 「せっかく大量の援護をしてもらったのに、6点も取られてしまって申し訳ない」

◆広島は20日、マツダスタジアムでの巨人戦前に「平成30年7月豪雨」の被災者支援として「たる募金」を実施した。球場正面で巨人・高橋監督と義援金の協力を呼びかけた緒方監督は「この暑い中、たくさんの方が募金をしてくださって心から感謝しています」と語った。会沢選手会長も「たくさんの方々にご協力していただいた。僕らのプレーで明るいニュースを届けられるように」と決意。募金活動は21、22日の試合前にも行われる。  試合前に犠牲者へ黙とうがささげられ、応援は鳴り物を使わずに行われた。22日までの巨人3連戦は半旗を掲げて戦う。

◆延長十回に岡本の17号ソロで勝ち越しながらも、その裏に登板したマシソンが下水流にサヨナラ2ランを浴びた。連勝が7で止まり、マツダスタジアムで昨年8月12日から10連敗。同一球場では球団ワースト記録となった。3敗目のマシソンは「上原さんが記録を達成した試合で抑えられず残念です」とガックリ。首位広島とのゲーム差は6に広がった。

◆負けるわけにはいかなかった。そして最後の最後に奇跡を起こした-。広島にとって「平成30年7月豪雨」の影響で4日以来、16日ぶりの本拠地での一戦。ドラマのような幕切れの主人公は、6年目の下水流だった。  「サヨナラホームランは人生初めてです。(打った瞬間は)覚えていない。最高の時間。みんなの思いが乗ったホームランです。人生で一番うれしい」  7点のリードを追いつかれ、延長十回に1点を勝ち越された。裏の攻撃も二死一塁。あと1死でゲームセットという場面で、守備から途中出場していた30歳に、この日、初打席が回ってきた。  「外角の真っすぐだけは絶対にいこう」。カウント0-1から2球目、マシソンの外角153キロを一閃した。打球は沸き上がる右翼ポール際へ。3号逆転2ランに、こぶしを振り上げた。  サヨナラ男だ。4月19日のヤクルト戦(マツダ)で延長十二回にサヨナラ打を放つと、5月30日の西武戦(同)でも延長十回に同点打を放って鈴木のサヨナラ押し出しをお膳立てした。そしてこの日は、人生初のサヨナラ本塁打。チームの今季のサヨナラ勝ち4度のうち、実に3度も下水流が貢献している。  特別な試合だ。豪雨の影響で、球団は9日からのマツダでの阪神3連戦を中止とした。この日は試合前、緒方監督や選手が被災者支援に「たる募金」を呼びかけた。黙とうを捧げ、半旗が掲げられ、鳴り物による応援も自粛されたスタジアム。何より勝利で、思いを届けたかった。緒方監督は「下水流が大きな、大きな一打を放ってくれた。広島のみなさんに勇気を与えた」とうなずいた。  「大変な思いをされている方々と一緒に、戦っていきたいです」と下水流。本拠地での巨人戦は今季6戦6勝で、昨年から10連勝。カープが広島県民の思いを背負って3連覇へ突っ走る。 (柏村翔)

◆偉業達成だ!! 巨人・上原浩治投手(43)が20日、広島14回戦(マツダ)の七回から3番手で登板し、1回1安打無失点。日米通算100ホールドに到達した。これで134勝、128セーブと合わせて日本球界初、世界でも米大リーグ、ヤンキースなどで活躍したトム・ゴードンに次いで2人目となる「100勝&100ホールド&100セーブ」の「トリプル100」を達成した。試合は延長十回の末、9-10でサヨナラ負け。連勝は7で止まった。  新たな歴史を作った。上原が同点の七回から3番手として登板し、1回1安打無失点。最後は田中をスプリット・フィンガード・ファストボールで左飛に仕留めた。先発、中継ぎ、抑えとオールマイティーぶりを強烈に印象付ける「トリプル100」は、米大リーグで890試合に登板したトム・ゴードンに次ぐ世界で2人目となる偉大な数字だ。  上原のすごさを物語る一つに体重がある。1999年に巨人に入団後、8キロほど増量してから体重の増減はほとんどない。試合前練習では、自ら願い出て、走るメニューを追加。「理解をいただいたことに感謝したいです」と体調管理を徹底した。  上原は試合後、「ホールドに関しても、何か(表彰などを)つけていただければ。大げさに言えば、名球会(入り)とかね。セーブと勝ちはあるのにホールドはないというのは、中継ぎの人たちはどこに目標を置いたらいいの、ということも出てくるのでね」と持論を展開。球界関係者の中には、ホールドでの名球会入りに賛同する声もある。今後、本格的に検討される可能性も十分ある。  上原と同学年の高橋監督も「積み上げてきたものと、今日の試合の結果は一緒にできませんが、(記録は)すばらしいこと」とたたえた。 (赤尾裕希)

◆  江本 「結末は愕然(がくぜん)だよ。痛い敗戦だよ。首の皮一枚...にもなった。だけど、最近の巨人で、あの点差を追いつくなんて、見たことがない。これまでにない、歯応えのあるゲームはできたと評価したい。阪神戦(16-18日)で思わぬ3連勝をして、チーム力が上がった感触はある」  大久保 「ホームラン3発。巨人がやりたかった攻撃ですよね。特にマギーと陽です。大型契約で招いたのは、一発で流れを変えるホームランを期待してのこと。それが出たのは、心強い傾向でしょう。プロ野球はまさにここから、8、9、10月が勝負。キャンプで鍛えた体は1度落ち込みます。そこからまた、鍛え直せたかどうか。その意味でも、打線が上向きなことは、楽しみではあります」  江本 「それにしても、ピッチャーがなあ...。確かに広島打線は、誰が出てきても、主力と遜色ない働きをする。みな、バッティングに自信を持っている。ボール球には手を出さず、甘い球は逃さない。基本ができあがっている。だから、きれいなピッチングをしても、抑えきれない。インハイでのけ反らせるなど、厳しい攻めに徹しないといかん」  大久保 「現行では最大12回まで戦うシステムですから、最後はやっぱり、ピッチャーですよね。12回までを頭に入れて、いかに抑え、いかに逃げ切るか。編成のバランスが重要だということが、よくわかるゲームでもありました」

◆偉業達成だ!! 巨人・上原浩治投手(43)が20日、広島14回戦(マツダ)の七回から3番手で登板し、1回1安打無失点。日米通算100ホールドに到達した。これで134勝、128セーブと合わせて日本球界初、世界でも米大リーグ、ヤンキースなどで活躍したトム・ゴードンに次いで2人目となる「100勝&100ホールド&100セーブ」の「トリプル100」を達成した。  --日本初の偉業  「まだ誰も達成していない記録を自分がやったということはうれしい。これは一人ではできないことなので、当時の監督、コーチ、トレーナー、いろいろな人に感謝したいと思います」  --今年は10年ぶりに巨人に復帰  「必要としてくれるチームにいくのが、選手としてうれしいこと。メジャーでもう1年という思いが間違いなくあったけど、そこでメジャーからの誘いというのが、いい話がなかった。正直、自分の中では辞めるつもりで、半分以上はそういう気持ちでいた」  --一度は引退を決意したが、撤回した  「野球がしたいという思いですよね。今野球をしないで、次の仕事は何をするのかって、何も自分の中で思い浮かぶことがないですから。野球がしたい、という思いが強かった」  --年齢差がある主力らとの距離感は  「(巨人に)入ったときに、ピッチャーのリーダーである(菅野)智之と、野手のリーダーである(坂本)勇人には『遠慮なく言ってくれ』と言った。このチームは2人のチームというか、2人が中心になっていくチームなので、『全然気にしないでやってくれ』というのは言いました」  --そんな中、世界でも2人目の記録達成  「日本人で、これから誰も達成できない記録だとは思っている。なのに、(投手は)200勝といわれますからね。そこも変えたい一つですよね。中継ぎとかクローザーに、もっと光が当たるように」  --先駆者として、中継ぎの代表として達成したかった数字  「今後、中継ぎ、クローザーをやっている人たちの励みになればいいと思う。クローザーに関しては250セーブというのがありますけど、中継ぎは何もありませんから。何かあればいいなと思いますけどね」  --43歳という年齢までやれている。体のケアやこだわりは  「睡眠が一番かな。あとはやり過ぎないことですよね、練習を。やっぱり試合に100%を持っていかないといけない。練習で100%を持っていっても何も意味がないので。練習はある程度ほどほどにして、試合に100%を持っていけるように」  --米大リーグ時代、巨人は自分が成長する上で欠かせない球団だったと言っていた  「あの時は、ジャイアンツに帰って来ると思っていなかったので、そういう表現をしたと思うけど、いまは拾ってもらったという感じが自分のなかである。恩返しじゃないけど、10年間お世話になったことを返していければと思う」 ★単身赴任  家族を米国に残し、日本で"単身赴任"をしている上原。食事は栄養士に、冷凍したものを送ってもらい、解凍して食べているという。ただ、炊飯は自らが行うようで「お米は、全然自分で炊けますから。それは大丈夫です」と自信満々だ。日本に来て間もないうちは、練習をしながら休養日は部屋の片付けに追われていたが、現在は「午前中は休んで、午後は体を動かしている」と充実した生活を送っている。

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
広島
463310.582
(↑0.005)
0
(-)
63399
(+10)
346
(+9)
95
(+3)
45
(+2)
0.261
(↑0.001)
4.06
(↓0.04)
2
(-)
巨人
434210.506
(↓0.006)
6
(↓1)
57394
(+9)
350
(+10)
84
(+3)
44
(-)
0.26
(-)
3.91
(↓0.07)
3
(-)
DeNA
384220.475
(↑0.007)
8.5
(-)
61319
(+10)
353
(+3)
98
(+2)
52
(+1)
0.248
(↑0.002)
3.94
(↑0.01)
4
(↑2)
ヤクルト
374310.463
(↑0.007)
9.5
(-)
62358
(+9)
390
(+4)
72
(+3)
40
(+1)
0.26
(-)
4.34
(↑0.03)
5
(↓1)
阪神
354210.455
(↓0.006)
10
(↓1)
65291
(+3)
333
(+10)
43
(+1)
44
(-)
0.242
(-)
3.79
(↓0.06)
6
(↓1)
中日
384610.452
(↓0.006)
10.5
(↓1)
58339
(+4)
392
(+9)
54
(-)
41
(-)
0.261
(↑0.001)
4.43
(↓0.06)