中日(★1対5☆)広島 =リーグ戦14回戦・ナゴヤドーム=
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広島
00030 0011 590
中日
00001 0000 1110
勝利投手:九里 亜蓮(4勝2敗0S)
敗戦投手:笠原 祥太郎(0勝3敗0S)
  DAZN
◆広島は4回表、下水流と野間の連続適時打で3点を先制する。その後は8回にバティスタの適時打で加点すると、9回にも代打・松山の適時打が飛び出し、リードを広げた。投げては、先発・九里が7回途中1失点の好投で今季4勝目。敗れた中日は、打線がつながりを欠いた。

◆カープの4番が消えた。前日16日の試合で左すね付近に自打球を受けた広島鈴木誠也外野手(23)がベンチ入りせず、この日は宿舎で静養した。  この日、ナゴヤドーム入りした広島ナインの中に鈴木の姿はなかった。前日の中日13回戦の6回の打席で左すね付近に自打球を受けた影響で、松原チーフトレーナーは「自打球を当てたところの回復に充てた」と説明した。  欠場した鈴木に代わり、4番にはバティスタが入った。

◆広島が鈴木の欠場をものともせず、先行逃げ切りで後半戦連勝スタートとなった。  4回に下水流、野間の連続適時打で3点を先制すると、先発九里が好投。終盤には4番に入ったバティスタや代打松山の適時打で効果的に追加点を奪い、中日を突き放した。  開幕から5連敗と鬼門にしていたナゴヤドームで3連勝。貯金を今季最多13とした。広島緒方孝市監督(49)の談話は以下の通り。  -先発九里が試合をつくった  緒方監督 今日も昨日に続いて投手陣が相手を1点に抑えてくれて、しっかりと内野陣が投手を助ける守りを見せてくれた。8、9回に大きな追加点を取ることができて、今日も本当にいい野球ができたと思います。  -4回、打線の2巡目に得点  緒方監督 昨日もだけど、下位打線が1点で終わらず、(先制直後の1死一、三塁で)野間が二塁打を打って(この回)3点入った。  -選手層の厚さを感じる  緒方監督 層の厚さなんて関係ない。下水流にしても、みんな必死になってやっている。

◆後半戦2試合目で中日の自力優勝が早くも消滅した。先発笠原祥太郎(23)が3回まで広島九里と投げ合い、ともに無失点。だが4回1死から四球を挟んで4安打を浴び、3点を失った。終わってみれば前日16日と同じスコアでの連敗。「昨日(16日)と同じようなことをやっている。あの1イニング(4回)だけだったな。投手が頑張っていたので、あと1点、2点取ってくれれば...」。森監督が嘆いたのは打線。2ケタ11安打を放ちながら1得点。6回以降も毎回得点圏に走者を置いたが、1本が出なかった。  これで7月9日以来の最下位にも転落。「(3連戦は)もう1試合ある。明日は投手だけでなく外国人、野手にも頑張ってもらう。ウチも1本出れば勢いに乗れる」。指揮官は3連戦最終戦での巻き返しへ、気持ちを切り替えていた。

◆16日の試合で左すね付近に自打球を当て、途中交代した広島の鈴木が欠場した。チーム宿舎で静養したそうで、緒方監督は「今日は一日休養」と説明。打撲とみられ、高ヘッドコーチも「基本的には18日は来る。今日だけは動かさない方がいいという判断」と話した。

◆広島が鈴木の代役・下水流の先制打など効果的に点を奪い、中日に連勝。貯金を今季最多の13に伸ばした。先発の九里は6回1/3を7安打1失点で4勝目(2敗)を挙げた。  広島は四回、一死一、二塁から、下水流の右前適時打で先制すると、続く野間が左中間へ2点二塁打を放ち、一挙3点を奪った。五回に1点を返されたものの、八回にバティスタ、九回には代打・松山の適時打で突き放した。抑えの中崎は九回のマウンドで左膝に大島の打球が当たりヒヤリとさせたが、無失点で締めた。  中日は、広島を上回る11安打を放ちながらも好機で1本が出ず、連敗となった。先発の笠原は5回5安打3失点で3敗目(0勝)。自力優勝の可能性も消滅した。 広島・九里の話 「(降板した七回は)投げきりたい気持ちはあったんですけど、そこはしっかり受け止めて、投げきれる投手になれるように頑張りたいです」

◆16日の試合で負傷交代した鈴木の代役として先発出場した広島の下水流が、先制打をマークする活躍を見せた。四回一死一、二塁で、笠原から右前に運ぶ殊勲の一打に「一番いいところで安打が打てた。4打数1安打だけど、チャンスで打てて良かった」と胸をなで下ろした。  5月6日以来、今季10度目の先発出場で持ち前の打力を発揮したが、満足はしていない。「チャンスは少ないので、一打席一打席を無駄にしないようにやるだけ」と一層気を引き締めた。 緒方監督 「出る選手がみんな必死にやってくれている。いいゲームができた」 野間(四回に2点二塁打) 「コースに逆らわず、しっかりと自分のスイングができた」 フランスア(七回途中から好救援) 「最近の投球が良かったから、勝っているところで使ってもらえたと思う」

◆中日の笠原は5回3失点で3敗目を喫した。四回につかまり、下水流、野間と連続適時打を許した。「自分でカウントを悪くしてしまい、取りに行ったボールを打たれてしまった」と悔しがった。  この日で今季11試合目の登板だったが、またも念願の白星を手にすることはできなかった。「もっと腕を振って投げていれば」と反省した。 松井雅(五回、適時打) 「追い込まれていたので、必死に食らい付いていった」 佐藤(2回無失点) 「いつも通り変わらず、自分の投球をした。気持ちを切らさずいけた」

◆広島・鈴木誠也外野手(23)が17日、中日14回戦(ナゴヤドーム)を欠場した。16日の六回の打席で左すね付近に自打球を当てて途中交代。一夜明けても痛みが取れず、この日は名古屋市内の宿舎で治療を受けた。18日の出場は、当日の様子を見て決める。

◆2連敗で借金8となり、最下位に転落。自力優勝の可能性も消滅した。今季を象徴するかのような淡々とした負け試合に、森監督は「昨日と同じことをやっているみたい」と肩を落とした。11安打を放ちながら、わずか1点。七回二死満塁で見逃し三振、九回一死一、二塁で一ゴロに倒れた大島は「どっかで流れを変えないといけない」と苦い表情だった。

◆九里は7安打を浴びながらも七回途中まで1失点にしのいで4勝目。「目の前のアウトを取るだけだった。しっかり打者に向かっていけた」と息をついた。雨天中止、西日本豪雨の影響で2度登板がなくなり、6月27日以来の登板にも「試合に向けて、自分の持っているものを出せるように準備してきた」。5年目右腕の力投で、チームの貯金は今季最多の13に増えた。 後半戦2連勝スタートに広島・緒方監督 「出る選手がみんな必死にやってくれている。いいゲームができた」 負傷欠場した鈴木の代役で5月6日以来のスタメン出場。四回に先制打を放った広島・下水流 「一番いいところで安打が打てた」

◆鈴木の"代役"が打った。0-0で迎えた四回一死一、二塁。「5番・左翼」でスタメン出場した広島の6年目・下水流が右前に先制打を放って口火を切った。  「4打数1安打だったが、チャンスで打てた。最低限ですね」  相手投手は左腕・笠原。開幕3戦目の4月1日(マツダ)に対戦して本塁打を放った。そのときも体調不良で欠場した鈴木の代役だった。  この日も前日16日に自打球が左足に当たって、休養した鈴木の代役だった。さらに5月6日のヤクルト戦(神宮)以来のスタメン出場。キャリアハイは2016年の48試合。代打、外野の守備固めが任務の脇役は「チャンスは少ないが、1打席1打席を無駄にせずにやりたい」と力を込めた。後半戦2連勝スタートで今季最多の貯金13。主役が欠けても、謙虚な脇役が鯉を盛り立てる。 (三木建次)

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
広島
453210.584
(↑0.005)
0
(-)
65389
(+5)
332
(+1)
92
(-)
43
(-)
0.263
(-)
4
(↑0.04)
2
(-)
巨人
424110.506
(↑0.006)
6
(-)
59380
(+4)
337
(+2)
81
(-)
44
(-)
0.259
(-)
3.85
(↑0.02)
3
(-)
阪神
354010.467
(↓0.006)
9
(↓1)
67285
(+2)
318
(+4)
42
(-)
44
(-)
0.242
(↓0.001)
3.72
(↓0.01)
4
(-)
DeNA
364220.462
(↓0.006)
9.5
(↓1)
63302
(-)
348
(+6)
93
(-)
51
(-)
0.246
(↓0.001)
3.98
(↓0.03)
4
(↑2)
ヤクルト
364210.462
(↑0.007)
9.5
(-)
64347
(+6)
379
(-)
68
(+1)
39
(-)
0.261
(↑0.001)
4.33
(↑0.06)
6
(↓1)
中日
374510.451
(↓0.006)
10.5
(↓1)
60330
(+1)
383
(+5)
54
(-)
41
(-)
0.26
(↑0.001)
4.42
(↑0.01)