1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
中日 |
2 | 0 | 0 | 2 | 2 | 5 | 2 | 0 | 0 | 13 | 14 | 0 |
DeNA |
1 | 0 | 0 | 3 | 0 | 4 | 0 | 0 | 0 | 8 | 13 | 1 |
勝利投手:山井 大介(3勝2敗0S) 敗戦投手:ウィーランド(3勝5敗0S) |
◆中日は同点とされた直後の5回表、アルモンテが2ランを放ち勝ち越しに成功する。続く6回には、ビシエドのグランドスラムなどで一挙5点を奪い、リードを広げた。投げては、先発・山井が今季3勝目。敗れたDeNAは、打線が13安打で8得点を挙げるも、投手陣が精彩を欠いた。
◆DeNA山崎康晃投手(25)はここまでリーグ2位タイの19セーブ。プロ入りから4年連続の20セーブへあと1と迫っている。 DeNAで4年連続20セーブとなると95~98年佐々木に並ぶ球団タイ記録となる。
◆打ったが、打たれ、試合をつくれなかった。DeNAジョー・ウィーランド投手が、4回1死から1号ソロを放ったが、6回途中10安打9失点(自責7)で降板した。 昨季は通算3本塁打と野手顔負けの打撃力を誇り、この日は136キロの直球をバックスクリーンにたたき込んだ。肝心の投球では6回に走者を残した場面で降板し、2番手国吉がビシエドに満塁本塁打を浴びた。 ウィーランドは「序盤から慎重になり過ぎ、ボールが先行してしまいました。また変化球の精度も良くなかったです。イニングの先頭を抑えた後も出塁を許し乗りきれず、試合の中で修正することができませんでした」と反省した。
◆DeNAの連勝が4で止まり、前半戦の負け越しが決まった。13失点はすべて2死からで、先発ウィーランドら投手陣が粘り切れず、3位に転落した。 アレックス・ラミレス監督は「何とか追い付こうと頑張りましたが、失点のダメージが大きかった。4回から6回までで9失点した」と悔やんだ。 打線はウィーランド、桑原に本塁打が出るなど13安打を放った。 ラミレス監督は「乱打戦はあること。そういう日だった。結局逆転は1回もない。1回逆転できれば良かったが、それができなかったからこの流れになった」と言った。11日まで連勝を続ければ前半戦5割ターンだったが、負け越しが決まった。「仕方がないと思います。明日勝てば、借金2で前半戦を終えられる。明日しっかり準備して、勝って終わりたい」と言った。 11日は今永が先発する。
◆中日が主砲ダヤン・ビシエド内野手(29)の満塁本塁打を含む2本塁打6打点の活躍を筆頭に、14安打、今季最多の13得点でDeNAに打ち勝った。「これだけ打てればね。8点取られても勝てることがあってもいい」と、乱打戦を打ち勝って5位浮上の森監督もほっとした表情をのぞかせた。2番手藤嶋が4点を失うピンチもあった。しかし、7回から登板の岩瀬、又吉、鈴木博がそれぞれ1イニングずつをパーフェクトリリーフ。「7~9回をゼロで抑えたのは久しぶり。言われる前に言っておくよ」と、必勝パターンで締められたことを喜んだ。 前半戦、残す試合は11日のDeNA戦。連勝なら借金も6に減り、後半戦での反攻のきっかけが見えてくる。
◆今季2度目の5厘刈りで臨んだ中日ビシエドが爆発した。 初回先制の12号2ランを放つと、6回には勝負を決する13号満塁弾。来日最多タイとなる今季3度目の1試合6打点でチームも今季最多の13得点。「打った時はいい感触だった。本塁打になると思った」と自画自賛した。前回、5厘刈りにした5月27日の広島戦でも、3安打6打点。幸運の丸刈り頭が5位浮上をけん引した。
◆中日のベテラン山井が今季3勝目を挙げた。 5回8安打4失点ながら、打線の援護に、4回には自らも2点適時二塁打を放つなど活躍。「野手が一生懸命点を取ってくれた。何とか失点を少なくと思って投げていた」と話した。 ただ、4回に相手先発ウィーランドに1号ソロを許したことには「投手に打たれるのは良くないですね」と苦笑いだった。
◆中日のアルモンテが4-4の五回、特大の11号2ランを放った。2死一塁から高めに浮いた変化球を捉えて右越えへ豪快に運び「いいスイングができた。完璧です」とうなずいた。 6月から調子を落とし、交流戦前には3割6分ほどだった打率は3割をぎりぎりキープするところまで下がってきた。6月13日以来となる一発を、復調のきっかけにできるか。
◆中日は14安打13得点でDeNAとの乱打戦を制した。4番のダヤン・ビシエド内野手(29)が2本塁打6打点の活躍で勝利に貢献した。先発の山井大介投手(40)は5回8安打4失点で3勝目(2敗)を挙げた。 中日は一回、二死一塁からビシエドがDeNAの先発、ウィーランドから左翼席へ12号2ランを放ち、先制した。DeNAはその裏、山井を攻め、二死一、二塁とすると、ソトの左翼線適時二塁打で1点を返した。 中日は四回、二死二、三塁から山井が左中間に今季初安打となる2点二塁打を放って4-1とした。DeNAはその裏、一死走者なしからウィーランドがバックスクリーンへ1号ソロを放ち1点を返した。さらに一死一塁から桑原が左翼席へ4号2ランを放ち、同点に追いついた。 中日は五回、二死一塁からアルモンテが右翼席へ11号2ランを放ち、6-4。六回には二死一、三塁から京田の中前適時打で7-4とした。さらに満塁からビシエドに13号満塁本塁打が飛び出し、11-4とした。 DeNAはその裏、一死三塁から桑原の中前適時打で1点を返す。さらに一、二塁から宮崎の左翼線適時二塁打。筒香の遊ゴロの間に1点をかえし7-11。さらに二死二塁からソトの遊撃強襲安打の間に走者が生還し、8-11とした。 中日は七回、京田が2号2ランを放ち突き放した。 ヒーローのビシエドは「点を取れた事は大きかった。チームにとっても大きい。チャンスでいい本塁打が打てた」と充実感を漂わせ、「チームは盛り上がってきている。これからもどんどんいきたい」と笑みを浮かべた。
◆DeNAは連勝が4で止まり、2年ぶりの前半戦負け越しが決まった。ウィーランドが来日2年目で自己ワーストの9失点。この日チームの13失点は全て2死からで、ラミレス監督は「野球なので起こりえること。残念ながら悪い方に出てしまった」と嘆いた。 4-6の六回は既に100球に迫っていたウィーランドの続投が裏目に出て、主導権を手放した。監督は「次の攻撃の先頭だったので打たせたかった」と語り、四回に本塁打を放った"打者ウィーランド"への考えがあったことを説明した。
ウィーランド(今季初本塁打を放つも来日ワーストの9失点で5敗目) 「慎重になり過ぎ、ボールが先行してしまった」 桑原(四回に一時同点とする2ラン) 「フォークボールに対してうまく反応することができた」
ウィーランド(今季初本塁打を放つも来日ワーストの9失点で5敗目) 「慎重になり過ぎ、ボールが先行してしまった」 桑原(四回に一時同点とする2ラン) 「フォークボールに対してうまく反応することができた」
◆中日の山井は2本塁打を含む8安打を浴び、5回4失点ながらも3勝目を挙げた。「何とか失点を少なくと思って投げていた。打たれた球は甘かった」と表情は晴れなかった。 四回は相手投手のウィーランドに一発を許し「投手に打たれるのはよくない」と反省。朝倉投手コーチは「コントロールに苦しんでいた」と語った。
京田(七回に2号2ラン) 「(六回に守りのミスがあり)何とか取り返そうという気持ちで打席に立った」
京田(七回に2号2ラン) 「(六回に守りのミスがあり)何とか取り返そうという気持ちで打席に立った」
◆ビシエドがともに今季3度目となる2本塁打、6打点。先発全員の14安打、今季最多の13点を奪う猛攻を呼んだ。一回二死一塁から左越えへ先制2ラン。六回二死満塁では外角球を捉え、右中間席に運んだ。チームを5位に浮上させた主砲は「チーム全体で盛り上がっている。このままいきたい」と満足げに笑った。
七回に2号2ランの中日・京田 「(六回に守りのミスがあり)何とか取り返そうという気持ちで打席に立った」
七回に2号2ランの中日・京田 「(六回に守りのミスがあり)何とか取り返そうという気持ちで打席に立った」
◆乱打戦に8-13で敗れ、連勝は4で止まった。先発のウィーランドが六回途中9失点(自責7)の誤算。チームは36勝39敗2分けで前半戦残り1試合となり、2年ぶりの"借金ターン"が確定した。ラミレス監督は「あす(11日)勝てば借金2で前半を終えて、悪くないと思う。しっかりと準備して、勝って終わりたい」と言葉に力を込めた。
四回に1号ソロ、球団の投手では1974-77年(4年連続)の平松政次以来、41年ぶり6人目の2年連続本塁打となったDeNA・ウィーランド 「そこに関しては気にしていない。投手でやるべきことをやらないと」
四回に1号ソロ、球団の投手では1974-77年(4年連続)の平松政次以来、41年ぶり6人目の2年連続本塁打となったDeNA・ウィーランド 「そこに関しては気にしていない。投手でやるべきことをやらないと」
<セ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
広島 | 43 | 32 | 1 | 0.573 (-) | 0 (-) | 67 | 379 (-) | 330 (-) | 90 (-) | 43 (-) | 0.261 (-) | 4.08 (-) |
2 (↑1) |
巨人 | 39 | 41 | 1 | 0.488 (↑0.007) | 6.5 (↑0.5) | 62 | 365 (+6) | 329 (+3) | 77 (+3) | 43 (-) | 0.259 (-) | 3.9 (↑0.01) |
3 (↓1) |
DeNA | 36 | 39 | 2 | 0.48 (↓0.006) | 7 (↓0.5) | 66 | 299 (+8) | 335 (+13) | 91 (+2) | 51 (+1) | 0.249 (↑0.001) | 3.96 (↓0.09) |
4 (-) |
阪神 | 35 | 38 | 1 | 0.479 (-) | 7 (-) | 69 | 280 (-) | 310 (-) | 42 (-) | 44 (-) | 0.243 (-) | 3.72 (-) |
5 (↑1) |
中日 | 36 | 43 | 1 | 0.456 (↑0.007) | 9 (↑0.5) | 63 | 326 (+13) | 372 (+8) | 53 (+4) | 40 (-) | 0.26 (↑0.001) | 4.46 (↓0.04) |
6 (↓1) |
ヤクルト | 34 | 41 | 1 | 0.453 (↓0.006) | 9 (↓0.5) | 67 | 333 (+3) | 370 (+6) | 67 (-) | 38 (-) | 0.259 (↑0.001) | 4.4 (↓0.01) |
コメント