1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
福岡 |
0 | 0 | 2 | 1 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 | 9 | 0 |
楽天 |
0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 2 | 7 | 1 |
勝利投手:千賀 滉大(6勝3敗0S) (セーブ:森 唯斗(0勝3敗17S)) 敗戦投手:古川 侑利(3勝3敗0S) |
◆ソフトバンクは3回表、柳田と内川の適時打で2点を先制する。続く4回に、西田が移籍後初となる本塁打を放つと、5回にはデスパイネの2ランが飛び出しリードを広げた。先発・千賀が7回途中2失点の好投で今季6勝目。敗れた楽天は、先発・古川が試合をつくれなかった。
◆青森出身のソフトバンク東良隆トレーナーが2日、"凱旋(がいせん)"を喜んだ。 3日の楽天戦は昨年改修された青森・弘前市のはるか夢球場で行われる。球団としても、青森県内での試合は南海時代の1984年、青森市の青森県営野球場で行われた日本ハム戦以来だ。 かつてはボルタレンEXのCMにも出演した経歴もある東トレーナーはダイエー時代を含め、自身初めての地元での公式戦。「初めてですね。またとない機会なのでうれしい」と、福岡空港から笑顔で故郷に向かった。
◆ソフトバンクは弘前で楽天と対戦する。同球場では84年8月11日の日本ハム戦以来だが、前回は1-6で敗戦。ソフトバンクが青森県内で白星を挙げれば、青森県営で行われた79年8月19日の日本ハム戦以来となる。
◆ソフトバンク西田哲朗内野手(26)が古巣楽天から移籍後初アーチとなる今季1号ソロを放った。 昨年オフにトレードでソフトバンク入りした西田は楽天ファンからも声援が送られる中、4回先頭でバックスクリーン左へ本塁打。「積極的に思い切っていきました。最高の結果になり良かったですし、チームの勝利に貢献できるようにもっともっとがんばります」と喜んだ。
◆ソフトバンクが南海時代の84年以来、34年ぶりの青森開催を勝利で飾った。 弘前では3戦目で初白星となった。 3回に左翼スタンドのトランペット隊から、青森仕様のチャンステーマ、吉幾三のCMでおなじみ「ワークマン」の曲が流れる中、3番起用された柳田が先制打。内川も適時打で続いた。4回にも西田のソロ。5回はデスパイネの2ランで加点した。先発千賀も7回途中2失点の好投で、チーム10試合ぶりに先発に勝ち星がついた。 工藤監督は「点が入った後、次の回にも点を取れて続いたので良かった。ホームランもタイムリーもあり、いい攻撃。点を取った後に取られなかったのも、非常にチームが乗っていけた。青森のみなさんに見ていただいて、いい試合ができて良かった」と喜んだ。
◆ヨシっ、逆転連覇行くぞ~! ソフトバンクが南海時代の79年以来、39年ぶりに青森で白星を挙げた。2戦2敗だった弘前では3戦目で初勝利。試合を決めたのは5月23日西武戦以来、30試合ぶりに3番に入った柳田のバットだ。 3回1死一、二塁で柳田が打席に入ると、左翼スタンドのトランペット隊から青森にゆかりのあるメロディーが流れてきた。青森出身の歌手、吉幾三が歌う「ワークマン」のCMの曲だ。ご当地のチャンステーマに乗せられ、楽天古川から鮮やかに左前へ。「3番はやりやすかった。たまたまいいところに落ちてくれた」。決勝点となる先制打で、本州最北端の鷹党を喜ばせた。工藤監督は「(3番起用は)1回に柳田くんに回るのと回らないのでは全然違う。ありがたい。ナイスバッティング」とほめた。 柳田は四球で出塁した7回に一塁走者としてけん制を頭に受け、大事を取って交代したが3打数3安打。これで今季は鹿児島、大宮、那覇2戦とこの日を合わせて地方球場5試合で18打数12安打の打率6割6分7厘と打ちまくっている。「たまたまです」と謙遜するが、弘前入りした前日は「郷土料理を食べました」と魚介類などを堪能して英気を養い、結果につなげた。 チーム宿舎の食事でもりんごカレーや100%りんごジュースが提供された。工藤監督も名物イワシに舌鼓を打つなど、青森を存分に味わっての勝利。工藤監督は「青森のみなさんにいい試合を見せられた」と快勝を喜んだ。【山本大地】
◆楽天則本昂大投手が4日、楽天生命パークで投手練習に参加した。5日のソフトバンク戦に先発する。現在5連敗中。5月19日の日本ハム戦を最後に白星から遠ざかっている。 「やれることをやって、勝つだけ」と意気込みを口にした。
◆サンケイスポーツは3日(火)、楽天-ソフトバンク戦が行われる弘前市運動公園野球場(はるか夢球場)で、球団グッズなどが当たる抽選会を開催します。 前回は4月14日(土)に楽天生命パーク宮城で開催し、大盛況。弘前では初めての開催になります。抽選会に参加して、試合前からプロ野球観戦の気分を盛り上げましょう。 【開催要項】 弘前市運動公園内サンスポブースで午後3時から、3日付のサンスポの持参(ブース販売あり)で参加できます。先着500名様まで、賞品がなくなり次第終了します。また、ブースで新規購読のお申し込みをされた方に、選手の直筆サインボールをプレゼントします。
◆楽天からトレードで今季加入したソフトバンクの西田が、移籍後初アーチを古巣相手に放った。2-0の四回に先頭で打席に入り、楽天の古川の、1ボールからの直球を左中間席へ。「積極的に思い切っていった。最高の結果になり良かった」と笑みがこぼれた。 内野の全ポジションをこなすなど器用さが光るプロ9年目、26歳の右打者。この日は「8番・遊撃」で先発し、課題の打撃で存在感を示した。
◆ソフトバンクは三回に柳田と内川の適時打で2点を先制し、四回に西田のソロ、五回にデスパイネの2ランで突き放した。千賀が七回途中2失点で6勝目、森が17セーブ目を挙げた。楽天は先発の古川が踏ん張れなかった。
◆楽天の古川は持ち味を出せず、5回5失点で3敗目を喫した。三回に2四球が絡んで2点を先制されると、四回は西田にソロ、五回はデスパイネに2ランを浴びた。「追い込んでから甘くなって、しっかりはじき返された」と悔やんだ。 平石監督代行は「全部の球種をいいところに投げないといけないと思いすぎている。大胆に古川らしさを出してほしい」と指摘。古川も「打たれたくない意識が強すぎた。もっと攻めていく投球をしないと」と反省した。
平石監督代行(千賀を攻略できず) 「立ち上がりは制球がずれていたが、途中から低めに決まりだした。もう少し競っていれば違った展開になった」 アマダー(七回に2試合連発の2ラン) 「年に1度の青森だから、そういう試合で1本打てて良かった」
平石監督代行(千賀を攻略できず) 「立ち上がりは制球がずれていたが、途中から低めに決まりだした。もう少し競っていれば違った展開になった」 アマダー(七回に2試合連発の2ラン) 「年に1度の青森だから、そういう試合で1本打てて良かった」
◆ソフトバンクの千賀は七回途中4安打2失点で6勝目を挙げた。5-0の七回にアマダーに2ランを浴び、2死目を取ったところで降板。「最後に失点してしまったのは悔いが残るが、先発の役割は果たせたと思う」と振り返った。 前回登板の日本ハム戦は一回に4失点し敗戦投手となったが、この日は一回2死二塁で4番今江を三ゴロに仕留めて切り抜けた。打線の援護を受け「早い回に点を取ってくれたのでリズムよく投げることができた」と波に乗った。
◆1万3304人が集まった弘前での試合は黒星。先発の古川は5回8安打5失点で3敗目を喫した。四回は西田にソロ、五回にもデスパイネに2ランを浴び、「長打を打たれたくないという意識が投球を小さくしたのかも」と反省。平石監督代行から「丁寧に投げ過ぎた。もっと大胆に」と指摘された右腕は「次回は全力で腕を振りたい」と誓った。
◆ソフトバンク、オリックス、ロッテの3球団が同率3位で並んでいた、パ・リーグの熾烈(しれつ)なAクラス争い。昨季日本一の鷹が、青森・弘前で一歩抜け出した。単独3位に浮上した快勝劇の鍵は、今季初めて3~5番に柳田、デスパイネ、内川と並べた新クリーンアップだ。 「詰まったが、いいところに落ちてくれた」 3番・柳田が笑顔で振り返った。0-0で迎えた三回一死一、二塁。古川の初球の真っすぐを左前へ運び、先制点を叩き出した。 続く4番・デスパイネは四球を選び、一死満塁で5番・内川が打席へ。高めに浮いたスライダーを逃さずに左前へはじき返した。2点目をもたらす適時打に、「みんなでつないでくれたチャンスだったので、何とかしたかった」とほっとした様子。6月30日に不振で控えに回ったが、先発に復帰して2試合連続で安打を記録した。 3-0の五回は先頭の柳田が中前打で出塁し、デスパイネが19号2ランを右翼席へ突き刺す。「追加点が欲しいところで取れて良かった」と4番の重責を果たし、古川をこの回限りで降板に追い込んだ。 クリーンアップ3人が五回までに計4打点をマークする活躍で、淡泊だった打線がつながった。工藤監督は、4番だった柳田を5月下旬以来の3番に戻した理由を「一回に柳田君に(必ず)回るのでは全然違う。一回から点を取れるように」と先手を取る狙いだったと説明。「すごく大事な月」と位置づけた7月の初勝利を、しっかりとした形でつかみとった。 3安打1四球と躍動した柳田も「3番はやりやすいかな」と手応え。2位の日本ハムとも2ゲーム差。中軸が定まった鷹の進撃が、始まる。
<パ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
西武 | 42 | 30 | 1 | 0.583 (↑0.006) | 0 (-) | 70 | 405 (+5) | 341 (+2) | 86 (+1) | 88 (+2) | 0.276 (↑0.001) | 4.36 (↑0.04) |
2 (-) |
日ハム | 41 | 33 | 0 | 0.554 (↓0.008) | 2 (↓1) | 69 | 314 (+2) | 288 (+5) | 84 (-) | 52 (-) | 0.245 (-) | 3.62 (↓0.02) |
3 (-) |
福岡 | 38 | 34 | 0 | 0.528 (↑0.007) | 4 (-) | 71 | 306 (+5) | 293 (+2) | 98 (+2) | 45 (+1) | 0.249 (-) | 3.88 (↑0.02) |
4 (↓1) |
ORIX | 37 | 34 | 4 | 0.521 (-) | 4.5 (↓0.5) | 68 | 286 (+2) | 281 (+2) | 59 (+1) | 45 (-) | 0.239 (↓0.001) | 3.5 (↑0.03) |
4 (↓1) |
ロッテ | 37 | 34 | 1 | 0.521 (-) | 4.5 (↓0.5) | 71 | 285 (+2) | 278 (+2) | 37 (+1) | 75 (+1) | 0.257 (↓0.002) | 3.51 (↑0.04) |
6 (-) |
楽天 | 27 | 46 | 1 | 0.37 (↓0.005) | 15.5 (↓1) | 69 | 254 (+2) | 305 (+5) | 66 (+1) | 40 (-) | 0.24 (↓0.001) | 3.91 (↓0.02) |
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