DeNA(☆4対2★)西武 =交流戦3回戦・横浜スタジアム=
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西武
00001 0001 2102
DeNA
00020 011× 470
勝利投手:飯塚 悟史(1勝4敗0S)
(セーブ:山﨑 康晃(1勝1敗15S))
敗戦投手:多和田 真三郎(7勝3敗0S)
  DAZN
◆DeNAは4回裏、宮崎の2ランで先制に成功する。7回には、宮崎が今度はソロを放ち、リードを広げた。投げては、先発・飯塚が5回1失点。その後は三嶋、砂田、三上、パットン、山崎とつなぎ、飯塚は今季初勝利を挙げた。敗れた西武は、打線がつながりを欠いた。

◆DeNA飯塚が本拠地初勝利を挙げた。交流戦で12球団最多得点の西武打線を5回1失点に抑えた。打っては宮崎が活躍。スタメンにロペス、筒香を欠く中、2打席連続本塁打でチームを鼓舞した。

◆DeNA宮崎敏郎内野手(29)が2打席連続アーチで勝利に導いた。4回にバックスクリーン右へ先制の13号2ラン。続く7回は、貴重な追加点となる14号ソロを右中間席にライナーで運んだ。  筒香、ロペスを欠く打線で4番を託され、存在感を示した。「(先発の)飯塚が投げるときは、いつもいい投球をしてくれている中で援護できていなかった。チームも昨日負けていますし、何とか先に(得点を挙げる)という気持ちでした」と振り返った。  ラミレス監督は「今日は(西武先発の多和田を)打てる人が宮崎しかいないのではないか、というラインアップだった。ワンチャンスをしっかり仕留めてくれて、よくやってくれたと思う」と目を細めた。

◆西武は攻守にミスが重なり敗れ、交流戦を10勝8敗で終えた。  初回から走者を出しながら、ホームが遠かった。特に、2回から5回までは4イニング連続で併殺を記録。5回の斉藤彰、9回の秋山のソロ2発にとどまった。  守っては、4回に浅村が失策で走者を出した後に、多和田が先制を許す2ランを浴びた。8回は大石の暴投で生還を許した。  走塁のミスもあった。1-3の8回、2死一塁から斉藤彰が遊撃内野安打を放ったが、一塁走者の外崎がオーバーラン。二遊間を抜けそうな当たりを相手の遊撃大和に好捕された。急いで二塁に戻ったが、間に合わず、走塁死となった。ただ、辻発彦監督は「(外崎は)いつもアグレッシブにやっている選手。だから、ああいうことが起こりえる。責められない。ただ、状況を考えてどうか。最後まで確認して。2点差だし、無理していく必要もない」と、務めて冷静に指摘した。

◆DeNA飯塚悟史投手(21)が今季初勝利を挙げた。立ち上がりからピンチの連続だったが、守備にも助けられて5回を5安打5四球の1失点。「先頭打者に四球を与えたり、自分で苦しい状況を作ってしまいましたが、たくさんのいい守備に助けてもらって、何とか5回を投げられました」と感謝した。  今季7戦目のマウンドでつかんだ白星に「どうやったら勝てるのかと考えたりしましたが、その中で(先発の)チャンスをもらえてうれしかった。『やってやるぞ』という気持ちで入りました。高さを間違えないように、とにかく低く、低くという意識で投げました」と振り返った右腕。「次はもっと安心して見てもらえるような投球がしたい」と力を込めた。

◆西武増田達至投手が1-2の7回に3番手で登板し、1回2安打1失点だった。  開幕から抑えを務めてきたが、失点が続いており、配置転換された。この日も、先頭の宮崎に投じた真っすぐが高く入り、右中間にソロを許した。さらに2死一、二塁を招いたが、後続を断った。  登板5試合連続で失点となったが「球は、ここ数試合の中では良かったです。ポジションは変わったけど、0に抑えてチームに勢いをつけるのが仕事。力強い球を投げられるよう、見直したい。体をもう1度、しっかりつくりたい」と、巻き返しを誓った。

◆西武先発の多和田真三郎投手は、5回2安打2失点(自責1)で3敗目を喫した。  140キロ台後半の真っすぐで押し込み、スライダー、フォーク、カーブを織り交ぜた。いつものスタイルで0を重ねていった。だが、4回、先頭乙坂に味方の失策で出塁されると、1死から宮崎に先制を許す2ランを浴びた。6回2死満塁で打席が回り、代打を出されたため、5回で降板となった。  「直球は良かったと思います。ただ、ここ2試合とも1発を打たれている。そこは、しっかり考えないといけない。ホームランは、スライダーが抜けました。状態自体は悪くない。反省するところは反省して、やっていきたい。勝負どころで抑えられるように」  ここまで7勝。一時はリーグトップの勝ち星を挙げながら、この1カ月は白星から遠ざかっている。交流戦が終わり同一リーグとの戦いが再開するのを前に、前向きに話していた。

◆西武斉藤彰吾外野手が自身3年ぶりとなる本塁打を放った。  0-2の5回、先頭でDeNA飯塚の真ん中に入った143キロを捉え、バックスクリーン左横へ運んだ。  プロ通算5号に「負けていたので、塁に出ようと思いました。入るとは思いませんでした。勝つためにやっているので、悔しいです。自分の力を出せるよう、準備していきます」と話した。

◆DeNA宮崎が"4番"のふた振りで勝利を引き寄せた。4回に先制の13号2ランをバックスクリーン右に運ぶと、7回は右中間席へ14号ソロ。2打席連発での自身初の1試合2発に「飯塚が投げる時に援護出来ていなかったので、今日は何とかしたいと思っていた。とにかく後ろにつなぐことだけを考えました」とうなずいた。  筒香、ロペスを負傷で欠く中、4番を託され4戦目。オーダーには若手の名前が並ぶ。4番の意識はないとしながらも「何とかチャンスで1本という気持ちはある。若い選手が多いので、勢いづかせることも大事だと思ってます」と主力としての自覚を示した。  打率は3割3分1厘(8毛)に上げ、リーグ3位。本塁打も、昨季の自己最多15本にあと1本と好調を維持する。「打席の中でしっかり自分のスイングが出来るように心掛けている」という男のバットが、チームを2位に再浮上させた。

◆西武の斉藤彰が2015年以来3年ぶりの本塁打を放った。0-2の五回、先頭打者で打席に入ると飯塚の速球を捉えて左中間席に運んだ。プロ11年目で通算5本目の一発に「入るとは思わなかったけど、本塁打になって良かった」と喜んだ。  先発出場するのは3日以来、今季2試合目。普段は代走や守備固めでの出番が多いが「どんなときでも自分の力を出せるように準備している」とうなずいた。

◆DeNAは四回、一死二塁から宮崎が、西武の先発・多和田からバックスクリーン右へ13号2ランを放ち先制した。西武は五回、先頭の斉藤彰が、DeNA先発・飯塚から左翼席へ1号ソロ本塁打を放ち、1点差とした。飯塚は5回5安打1失点で降板。六回からは三嶋がマウンドに上がった。一方の多和田は5回2失点。六回からは2番手・松本がマウンドに上がった。

◆DeNAは宮崎敏郎内野手(29)が四回、七回に2打席連続の本塁打を放つなど、3打点の活躍を見せ、西武に競り勝った。先発した4年目右腕・飯塚悟史投手(21)が5回5安打1失点で今季初勝利(4敗)。チームはリーグ2位に浮上した。  DeNAは四回、一死二塁、宮崎が西武の先発、多和田からバックスクリーン右へ13号2ランを放ち先制した。西武は五回、先頭の斉藤がDeNAの先発、飯塚から左翼席へソロを放ち、1点差とした。  DeNAは七回、先頭の宮崎が右翼席へ2打席連続となる14号ソロを放ち3-1。八回には一死一、三塁から相手の暴投で三走が生還し、4-1とした。九回は守護神・山崎が1点を失ったものの、リードを守った。  宮崎は試合後、「飯塚が投げるときは援護できていないので、なんとか打ってやろうと思って打席に立った」と今季初勝利の右腕をたたえた。19日の交流戦最後の楽天戦に向け「最後になるが、熱い応援よろしくおねがいします」とファンの歓声に応えた。

◆DeNAは宮崎敏郎内野手(29)が四回、七回に2打席連続の本塁打を放つなど、3打点の活躍を見せ、西武に競り勝った。先発した4年目右腕・飯塚悟史投手(21)が5回5安打1失点で今季初勝利(4敗)。チームはリーグ2位に浮上した。以下はラミレス監督の一問一答。  --今日は6人の継投で逃げ切りました。試合を振り返って  「こういった試合展開がわれわれには必要だったんですけども、その通りの展開ができた。とくに飯塚が本当にこんな良いピッチングをしてくれて、しばらくぶりだったと思うんですけれども、非常によかったと思います」  --飯塚選手は今シーズン初勝利。5回1失点。四球もいくつかあったが、ピッチングを振り返って評価はいかがでしょうか  「5回で90球ということで、一番重要なことは今日勝てたということで、これが彼の今季の最初の勝利になる。この勝利をエンジョイしてもらって、次の登板に良いモチベーションになると思う」  --打つ方では、宮崎選手が2打席連続ホームラン。4番の仕事でした  「素晴らしい仕事をしてくれたと思います。本当に素晴らしい打者だと思います。本当にワンチャンスしかなかったが、それをしっかり仕留めてくれた」  --ショートの大和選手も随所で良いプレーが見られました。明日の交流戦ラストゲームに向けて一言いただけますか  「明日はしっかり準備して、しっかり勝ちたいと思います。明日勝てば、交流戦も5割で終わることができますし、明日はしっかり勝ちたいと思います」

◆西武の多和田は5回2安打2失点で3敗目を喫した。悔やまれたのが0-0で迎えた四回。味方の失策から一死二塁とされ、宮崎に抜けたスライダーをバックスクリーン右まで運ばれた。「2試合続けて本塁打でやられている。もっと考えないといけない」と淡々と話した。  5月19日を最後に勝ち星から遠ざかっている。同一リーグ内での対戦再開へ向け「勝負どころで抑えられるようにしたい。反省して、次に向かってやっていきたい」と切り替えていた。
辻監督(交流戦を10勝8敗で終え) 「反省することは反省して。また22日から知っているチームと戦うので、落ち着いていけばいい」
西武・土肥投手コーチ(多和田に) 「調子自体は悪くない。ローテーションの投手として、勝つためにやってほしい」

◆DeNAの飯塚が今季7度目の登板で初白星を手にした。先発するはずだったウィーランドが前日17日の練習中に故障。急きょ、代役を務め、西武の強力打線を5回1得点に抑えた。4イニング連続で併殺を奪う粘投に「低め、低めという意識だった」と息をついた。  開幕から援護に恵まれず、5月22日を最後に2軍に降格していた。17日も2軍戦に先発する直前だったが、突如昇格が決まり「元々、金曜に投げる予定が雨で流れて日曜になっていた。自分にツキがあると思い、やってやるぞと思った」としみじみ振り返った。
ラミレス監督(八回、大和が遊撃へのゴロを横っ跳びで捕球後、二塁をオーバーランした一塁走者を刺し) 「今季の守備のベスト3に入るプレーだ」
筒香(七回に代打で4試合ぶりに出場したが、申告敬遠) 「(患部の)状態はいい。(先発は)明日球場に来てからですね」

◆4年目右腕の飯塚が5安打5四球ながらも5回を1失点で粘り、今季7度目の先発で初勝利を手にした。5イニングのうち4度、先頭打者の出塁を許したが、4度の併殺プレーがあり、最少失点で切り抜けた。お立ち台では「苦しい投球になったけど、野手の皆さんに感謝です。ベンチではひたすら応援していました」と笑顔が弾けた。

◆先発の多和田は宮崎に手痛い一発を浴び、5回2安打2失点(自責1)で3敗目。「2試合続けて、一発でやられてしまった。もっとしっかり考えないといけない」と反省した。チームは交流戦を終え、パ・リーグの最高勝率の可能性が消滅。辻監督は「金曜日から気持ちを新たに、知っているチームを相手に落ち着いてやっていければ」と前を向いた。

◆日本生命セ・パ交流戦は18日、2試合が行われた。DeNAは、西武最終戦(横浜)に4-2で勝利した。4番の宮崎敏郎内野手(29)が13号2ラン、14号ソロを放つなど3安打3打点。故障の筒香嘉智外野手(26)、ホセ・ロペス内野手(34)がスタメンから外れる中、昨季の首位打者が奮起し、チームは2位に再浮上。19日の楽天戦(横浜)に勝てば、2年連続の勝率5割で交流戦を終える。

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
広島
342810.548
(↓0.009)
0
(-)
80293
(+2)
283
(+6)
65
(+2)
34
(-)
0.256
(-)
4.22
(↓0.03)
2
(↑2)
DeNA
293020.492
(↑0.009)
3.5
(↑1)
82237
(+4)
244
(+2)
73
(+2)
42
(+1)
0.249
(-)
3.64
(↑0.02)
3
(↓1)
阪神
293100.483
(-)
4
(↑0.5)
83200
(-)
231
(-)
31
(-)
36
(-)
0.238
(-)
3.42
(-)
3
(↓1)
ヤクルト
293110.483
(-)
4
(↑0.5)
82259
(-)
283
(-)
53
(-)
34
(-)
0.252
(-)
4.21
(-)
5
(-)
巨人
303310.476
(-)
4.5
(↑0.5)
79284
(-)
252
(-)
60
(-)
30
(-)
0.266
(-)
3.73
(-)
6
(-)
中日
293510.453
(-)
6
(↑0.5)
78261
(-)
296
(-)
45
(-)
35
(-)
0.262
(-)
4.34
(-)

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
西武
372600.587
(↓0.01)
0
(-)
80355
(+2)
279
(+4)
72
(+2)
78
(-)
0.276
(↑0.001)
4.1
(↑0.03)
2
(-)
日ハム
372800.569
(↑0.006)
1
(↑1)
78280
(+6)
255
(+2)
73
(+3)
50
(+1)
0.245
(↑0.001)
3.72
(↑0.02)
3
(-)
ORIX
343010.531
(-)
3.5
(↑0.5)
78246
(-)
238
(-)
52
(-)
38
(-)
0.235
(-)
3.47
(-)
4
(-)
福岡
333000.524
(-)
4
(↑0.5)
80275
(-)
258
(-)
86
(-)
40
(-)
0.253
(-)
3.97
(-)
5
(-)
ロッテ
313100.5
(-)
5.5
(↑0.5)
81247
(-)
246
(-)
29
(-)
64
(-)
0.257
(-)
3.57
(-)
6
(-)
楽天
224110.349
(-)
15
(↑0.5)
79194
(-)
266
(-)
52
(-)
34
(-)
0.231
(-)
3.91
(-)

<交流戦順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ヤクルト
12500.706
(-)
0
(-)
174
(-)
59
(-)
14
(-)
7
(-)
0.253
(-)
3.34
(-)
2
(-)
ORIX
11600.647
(-)
1
(-)
175
(-)
55
(-)
17
(-)
10
(-)
0.25
(-)
3.16
(-)
3
(↑1)
ロッテ
10700.588
(-)
2
(-)
156
(-)
48
(-)
7
(-)
16
(-)
0.276
(-)
2.48
(-)
4
(↑1)
福岡
10700.588
(-)
2
(-)
176
(-)
73
(-)
29
(-)
10
(-)
0.232
(-)
4
(-)
5
(↑1)
日ハム
10800.556
(↑0.027)
2.5
(↑0.5)
0104
(+6)
79
(+2)
24
(+3)
16
(+1)
0.267
(↑0.002)
4.14
(↑0.13)
6
(↓3)
西武
10800.556
(↓0.032)
2.5
(↓0.5)
0101
(+2)
88
(+4)
26
(+2)
22
(-)
0.268
(↑0.003)
4.59
(↑0.13)
7
(↑1)
DeNA
8900.471
(↑0.033)
4
(↑0.5)
161
(+4)
74
(+2)
20
(+2)
13
(+1)
0.242
(-)
4.22
(↑0.15)
8
(↓1)
巨人
81000.444
(-)
4.5
(-)
066
(-)
59
(-)
20
(-)
9
(-)
0.248
(-)
3.13
(-)
9
(↑1)
中日
71100.389
(-)
5.5
(-)
067
(-)
88
(-)
12
(-)
7
(-)
0.26
(-)
4.95
(-)
10
(↓1)
広島
71100.389
(↓0.023)
5.5
(↓0.5)
077
(+2)
104
(+6)
19
(+2)
8
(-)
0.26
(↓0.004)
5.6
(↓0.03)
11
(-)
阪神
61000.375
(-)
5.5
(-)
255
(-)
71
(-)
7
(-)
9
(-)
0.255
(-)
3.93
(-)
12
(-)
楽天
51200.294
(-)
7
(-)
143
(-)
57
(-)
12
(-)
11
(-)
0.237
(-)
3.21
(-)