1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ORIX |
1 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 11 | 1 |
阪神 |
0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 7 | 1 |
勝利投手:アルバース(7勝1敗0S) (セーブ:増井 浩俊(1勝0敗15S)) 敗戦投手:メッセンジャー(7勝3敗0S) |
◆オリックスは初回、小谷野の適時二塁打で幸先良く先制する。その後1-2で迎えた5回表には、吉田正とマレーロに連続ソロが飛び出し、逆転に成功した。投げては、先発・アルバースが7回途中2失点の好投で今季7勝目。敗れた阪神は、打線がつながりを欠いた。
◆阪神が初対戦のオリックス先発アルバースに苦しめられ、関西ダービーの初戦を落とした。 初回に3者連続三振をとられるなど、3回までは1安打に封じ込まれた。4回の2巡目以降は糸原、糸井、福留の3連打で2点を奪ったが、それ以降は打線もつながらなかった。 試合後、金本知憲監督は「打者それぞれがどういう狙い球を絞って何を捨てて、何を打つかという、各自がどう考えたか分からんけどね」。片岡篤史ヘッド兼打撃コーチはアルバースついて「多少(ボールの)動きはあった。ちょっと動くというデータはありました。対応していないということはないと思いますけどね」と説明。 初めての対戦する投手が多い交流戦の中で、どう攻略していくかが勝ち抜く上で大事なポイントになる。
◆オリックス吉田正尚外野手(24)が思い出の甲子園で技ありのアーチを描いた。 逆転を許した直後の5回。メッセンジャーの外角フォークに腕を伸ばした。「片手で泳がされたが、うまくボールがヘッドに引っかかってくれた」。体勢を崩されながらも、バットを振り切った。打球は右翼席に飛び込んだ。続く4番マレーロにも1発が飛び出し、2者連続本塁打で試合をひっくり返した。 吉田正は青学大4年の8月に大学日本代表として、甲子園の土を踏んだ。相手は高校日本代表。早実の清宮が大きな注目を集めていた。この「U-18W杯壮行試合」で2打席連続アーチを放ち、その名を全国に知らしめた。プロ入りから過去2年は故障のため、交流戦を知らない。大学以来の甲子園で、さっそく本塁打を放った。「接戦をモノにしているのは、今のチーム状況。(甲子園は)応援がすごく、黄色一色。そういう中でやれたのはよかった」と笑みを浮かべた。 好調のオリックスは関西ダービー初戦を制し、3連勝で貯金を「2」に増やした。
◆阪神能見篤史投手が「救援デビュー」した。約1カ月ぶりに出場選手登録されると、3番手で2-3の7回に登板し、無失点に抑えた。 16年9月以来、2年ぶりのリリーフ登板。これまで数度の中継ぎ経験はあるが、今回は初めて本格的な転向になる可能性が高い。左腕は「何とかゼロに抑えることを考えていた」と話した。 先頭小田は空振り三振。その後、四球と失策で1死一、二塁としたが、4番マレーロを二飛、続く小谷野を遊ゴロ。右の主軸2人をきっちり打ち取った。試合前には「先発とは全然違う。(試合への)入り方が難しい」と話していたが、まずはきっちりとベテランらしく仕事を果たした。 今季の能見は3試合に先発して未勝利(2敗)と結果を残せていなかった。
◆かつて阪神の外野手として活躍した林威助氏(39)がファーストピッチセレモニーに登場した。 阪神時代の応援歌が流れると、マウンドから右翼席に両手を振ってあいさつ。久しぶりの林氏の、モノマネで左打席に入ったトラッキーから低めの投球で空振りを奪った。同日と6日は「台湾デー」として行われ、台湾出身で日本のファンにも愛された同氏の招待が決まった。 古巣阪神に「今のところそんなに調子がよくないけど、選手はキャンプからしんどい練習をしてきた。夏に向けて乗っていけると思う」とエールを送った。甲子園に来るのは退団以来で「やっぱり懐かしい。甲子園の雰囲気がある。自分の家のように思っている。いろんな人に助けてもらい、ファンの人たちに応援してもらった。思い出はたくさんあります」。07年6月10日のソフトバンク戦で台湾の英雄、王貞治監督の前で延長10回にサヨナラ2ランを放ったことを印象的な思い出に挙げた。 福岡・柳川高校に野球留学し、近大から02年ドラフト7位で阪神入団。13年まで11年在籍し、14年からは故郷台湾の中信兄弟でプレーを続けたが昨年引退。同チームの2軍監督を務めている。 「台湾は今、打者にいい選手が多くて、チャンスがある楽しみな選手がいる。いずれ日本でやってほしいし、そういう選手を育てたい」。当時と変わらぬさわやかなスマイルで現在の夢を明かした。
◆オリックス小谷野栄一内野手が珍しい先制打を放った。 1回2死一、二塁で阪神メッセンジャーの直球をとらえると、打球は左翼ポール手前の芝の上ではずんだ。そのままラバーフェンスに当たったが、手前に跳ね返ることなく、高く舞い上がり、外野スタンドに飛び込んだ。「切れそうだったので、切れないでくれと思いながら、走った。マレーロが四球でつないでくれたし、何とかランナーをかえすことができてよかった」。 思わぬ形のエンタイトル二塁打で関西ダービーを先制した。
◆1軍に再昇格した阪神能見篤史投手が3番手でマウンドに上がり、7回の1イニングを無失点に抑えた。 5月末、香田投手コーチとの会談で配置転換が正式に決まり、能見は1、3日のウエスタン・リーグのソフトバンク戦(タマホームスタジアム筑後)で中継ぎ登板。ともに1イニングずつを完全に抑えた。香田コーチは4日の投手練習後「1日空いたけどボールとか、内容も非常に良かったと報告を受けている」と現状を説明していた。 高橋聡のコンディション不良もあり、ここまで1軍戦力で固定された中継ぎ左腕は岩崎1人だった。能見も今季は先発登板3試合で0勝2敗と苦しんだ。手薄な左腕救援陣の現状を、ベテランの投球でカバーしていく。
◆オリックスは阪神との接戦を制し、3連勝とした。先発した左腕アンドリュー・アルバース投手(32)が6回2/3を投げ、6安打2失点の好投で西武・多和田、ソフトバンク・石川に並ぶリーグトップの7勝目(1敗)を挙げた。阪神は2連敗。 オリックスは一回、二死一、二塁から小谷野がメッセンジャーから左翼線に適時二塁打(エンタイトルツーベース)を放ち、1点を先制した。阪神は四回、無死一塁から福留がアルバースから中越え適時二塁打を放ち同点。さらに無死二塁から糸井の右前適時打で2-1とした。 オリックスは五回、一死走者なしから吉田正が右翼席へソロを放ち同点。続くマレーロも左翼席へソロ本塁打を放ち3-2とした。 オリックスは八回を山本、九回を抑えの増井が無失点でつなぎ、逃げ切った。試合後、アルバースは「打線の援護があって、(捕手の)若月がいいリードをしてくれた」とチームメイトに感謝。甲子園の虎党の大声援にも「4万5000人の熱い応援をいただきながら、そのエネルギーを感じながら投げることができた」とどこ吹く風だった。
◆オリックスの吉田正が逆転された直後の五回、二死から同点ソロ本塁打を放った。メッセンジャーの甘いフォークボールを右翼席に運んだ9号に「少しバットの先だったが、前でうまくさばけた」と納得顔だった。 過去2年はけがによる離脱があった左の大砲にとって、プロ3年目で初めて臨んでいる交流戦だが、中日、巨人との6試合で24打数9安打。高い適応力で打線をけん引し、この日は続くマレーロの勝ち越し本塁打も呼び込んだ。
◆オリックスは阪神との接戦を制し、3連勝とした。先発した左腕アンドリュー・アルバース投手(32)が6回2/3を投げ、6安打2失点の好投で西武・多和田、ソフトバンク・石川に並ぶリーグトップの7勝目(1敗)を挙げた。阪神は2連敗。 オリックスは一回、二死一、二塁から小谷野がメッセンジャーから左翼線に適時二塁打(エンタイトルツーベース)を放ち、1点を先制した。阪神は四回、無死一塁から福留がアルバースから中越え適時二塁打を放ち同点。さらに無死二塁から糸井の右前適時打で2-1とした。 オリックスは五回、一死走者なしから吉田正が右翼席へソロを放ち同点。続くマレーロも左翼席へソロ本塁打を放ち3-2とした。 オリックスは八回を山本、九回を抑えの増井が無失点でつなぎ、逃げ切った。試合後、アルバースは「打線の援護があって、(捕手の)若月がいいリードをしてくれた」とチームメイトに感謝。甲子園の虎党の大声援にも「4万5000人の熱い応援をいただきながら、そのエネルギーを感じながら投げることができた」とどこ吹く風だった。
◆阪神は1点を追う五回の拙攻が響いた。先頭の大山の二塁打と犠打で一死三塁としてメッセンジャーの代打の北條が初球スクイズを試みたが、投手の真正面に転がしてしまい、三走は突入できず。捕球ミスに救われて一、三塁にしても、植田もスクイズを決められずに三振。後続も倒れて同点機をふいにした。 金本監督は「ああいうタイプだから打力を期待して出しているわけじゃない。普段から意識を持って練習しないと」と若手内野手によるバント失敗を嘆いた。
<セ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
広島 | 29 | 21 | 1 | 0.58 (-) | 0 (-) | 92 | 248 (-) | 223 (-) | 51 (-) | 30 (-) | 0.26 (-) | 4.05 (-) |
2 (-) |
DeNA | 23 | 25 | 2 | 0.479 (↓0.01) | 5 (↓0.5) | 93 | 201 (+1) | 201 (+8) | 62 (-) | 31 (-) | 0.25 (↓0.001) | 3.62 (↓0.09) |
3 (-) |
阪神 | 24 | 27 | 0 | 0.471 (↓0.009) | 5.5 (↓0.5) | 92 | 167 (+2) | 192 (+3) | 26 (-) | 30 (-) | 0.232 (-) | 3.29 (↑0.01) |
4 (-) |
巨人 | 24 | 28 | 1 | 0.462 (↓0.009) | 6 (↓0.5) | 90 | 240 (+1) | 221 (+4) | 46 (-) | 25 (+1) | 0.269 (↓0.001) | 3.94 (-) |
5 (↑1) |
ヤクルト | 23 | 27 | 1 | 0.46 (↑0.011) | 6 (↑0.5) | 92 | 216 (+12) | 243 (+6) | 46 (+3) | 30 (-) | 0.252 (↑0.003) | 4.29 (↓0.04) |
6 (↓1) |
中日 | 24 | 29 | 1 | 0.453 (↓0.009) | 6.5 (↓0.5) | 89 | 220 (+1) | 251 (+4) | 37 (-) | 31 (-) | 0.264 (↓0.001) | 4.4 (↑0.01) |
<パ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
西武 | 32 | 20 | 0 | 0.615 (↑0.007) | 0 (-) | 91 | 305 (+8) | 225 (+1) | 56 (+4) | 69 (+3) | 0.278 (↑0.001) | 4.01 (↑0.06) |
2 (-) |
日ハム | 31 | 22 | 0 | 0.585 (-) | 1.5 (↓0.5) | 90 | 217 (-) | 200 (-) | 59 (-) | 42 (-) | 0.238 (-) | 3.62 (-) |
3 (-) |
福岡 | 29 | 24 | 0 | 0.547 (↓0.011) | 3.5 (↓1) | 90 | 235 (+6) | 213 (+12) | 69 (+3) | 37 (-) | 0.261 (-) | 3.96 (↓0.15) |
4 (-) |
ORIX | 28 | 26 | 1 | 0.519 (↑0.01) | 5 (-) | 88 | 196 (+3) | 207 (+2) | 42 (+2) | 33 (+1) | 0.235 (↑0.002) | 3.53 (↑0.03) |
5 (-) |
ロッテ | 25 | 27 | 0 | 0.481 (↑0.01) | 7 (-) | 91 | 220 (+4) | 221 (+1) | 25 (+1) | 52 (-) | 0.255 (↑0.002) | 3.9 (↑0.06) |
6 (-) |
楽天 | 18 | 34 | 1 | 0.346 (↑0.013) | 14 (-) | 90 | 166 (+4) | 234 (+1) | 44 (+1) | 29 (+1) | 0.23 (↓0.002) | 4.11 (↑0.06) |
<交流戦順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (↑1) |
ヤクルト | 6 | 1 | 0 | 0.857 (↑0.024) | 0 (↑1) | 11 | 31 (+12) | 19 (+6) | 7 (+3) | 3 (-) | 0.25 (↑0.027) | 2.71 (↓0.54) |
2 (↓1) |
福岡 | 6 | 1 | 0 | 0.857 (↓0.143) | 0 (-) | 11 | 36 (+6) | 28 (+12) | 12 (+3) | 7 (-) | 0.262 (↓0.004) | 3.92 (↓1.25) |
3 (↑1) |
西武 | 5 | 2 | 0 | 0.714 (↑0.047) | 1 (↑1) | 11 | 51 (+8) | 34 (+1) | 10 (+4) | 13 (+3) | 0.271 (↑0.009) | 4.69 (↑0.61) |
4 (↑1) |
ORIX | 5 | 2 | 0 | 0.714 (↑0.047) | 1 (↑1) | 11 | 25 (+3) | 24 (+2) | 7 (+2) | 5 (+1) | 0.266 (↑0.006) | 3.18 (↑0.2) |
5 (↓2) |
日ハム | 4 | 2 | 0 | 0.667 (-) | 1.5 (↑0.5) | 12 | 41 (-) | 24 (-) | 10 (-) | 8 (-) | 0.253 (-) | 4.08 (-) |
6 (-) |
ロッテ | 4 | 3 | 0 | 0.571 (↑0.071) | 2 (↑1) | 11 | 29 (+4) | 23 (+1) | 3 (+1) | 4 (-) | 0.294 (↑0.012) | 3.25 (↑0.38) |
7 (-) |
DeNA | 2 | 4 | 0 | 0.333 (↓0.067) | 3.5 (-) | 12 | 25 (+1) | 31 (+8) | 9 (-) | 2 (-) | 0.241 (↓0.01) | 5.19 (↓0.59) |
8 (↑1) |
広島 | 2 | 4 | 0 | 0.333 (-) | 3.5 (↑0.5) | 12 | 32 (-) | 44 (-) | 5 (-) | 4 (-) | 0.307 (-) | 6.79 (-) |
9 (↓1) |
巨人 | 2 | 5 | 0 | 0.286 (↓0.047) | 4 (-) | 11 | 22 (+1) | 28 (+4) | 6 (-) | 4 (+1) | 0.243 (↓0.001) | 3.76 (↓0.04) |
10 (-) |
中日 | 2 | 5 | 0 | 0.286 (↓0.047) | 4 (-) | 11 | 26 (+1) | 43 (+4) | 4 (-) | 3 (-) | 0.27 (↓0.012) | 6.34 (↑0.41) |
11 (↑1) |
楽天 | 1 | 5 | 0 | 0.167 (↑0.167) | 4.5 (↑1) | 12 | 15 (+4) | 25 (+1) | 4 (+1) | 6 (+1) | 0.241 (↓0.022) | 3.69 (↑0.54) |
12 (↓1) |
阪神 | 1 | 6 | 0 | 0.143 (↓0.024) | 5 (-) | 11 | 22 (+2) | 32 (+3) | 2 (-) | 3 (-) | 0.236 (↓0.004) | 3.69 (↑0.12) |
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