1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ロッテ |
1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 4 | 14 | 0 |
中日 |
1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 5 | 0 |
勝利投手:石川 歩(6勝3敗0S) (セーブ:内 竜也(1勝2敗11S)) 敗戦投手:又吉 克樹(1勝2敗0S) |
◆ロッテは初回、角中の適時打で先制する。その後同点とされて迎えた7回表には、中村の2ランと井上の適時打で3点を奪い、勝ち越しに成功した。投げては、先発・石川が7回1失点で今季6勝目。敗れた中日は、先発のR.マルティネスが試合をつくるも、打線が沈黙した。
◆ロッテ石川歩投手(30)が7回1失点でチームトップタイの6勝目を挙げた。 初回にいきなり無死満塁のピンチを招いたが、4番ビシエドを三ゴロ併殺、5番平田を右飛に打ち取って最少失点でこらえた。2回以降は散発3安打と持ち直し、自身3連勝でチームも3連勝に導いた。 「ああいう回がなくなればいいかなと思いますけど。田村のリードが良かった」と反省を忘れなかったが、井口資仁監督は「最近はいつもあんな感じ。その後はしっかり抑えてくれる」と信頼して7回までマウンドを任せた。
◆試合前始球式にAKB48の福岡聖菜が登場した。同じ立候補メンバーの込山榛香もマウンドの横で応援。福岡にとって初体験の始球式でのボールは、3バウンドで捕手のミットに収まった。 「一瞬で終わっちゃった。ヒューって感じ。緊張を感じる前に終わりました」と笑顔を見せた。「野球が一番好き。青と白が好きな色なんです」と、ドラゴンズカラー好きを全面に出したが、実は日本ハムファンだ。 ただ、6月5日はデビューした日。「今日がデビューした日で、5周年です」と、メモリアルデーでの初体験を喜んだ。6月16日にナゴヤドームで開催される「第10回AKB48世界選抜総選挙」の中間発表では暫定15位と、昨年の最終32位から躍進ムード。「(マウンドに立てることは)すごくありがたい」と、来週の本番へ向けボルテージを上げていた。
◆中日松坂大輔投手が球宴ファン投票の中間発表のセ・リーグ先発投手部門の1位を堅守した。 前日に巨人菅野智之投手を抜き、初めて1位に立った松坂。この日も7583票伸ばし9万4597票とした。2位菅野が9万567票にとどまったため、前日2467票差から4030票差に広げた。松坂は「まだ途中ですから」と、話した。 試合前練習では、ベンチに戻る直前に横浜高の後輩ロッテ涌井秀章投手が近寄ってあいさつに訪れた。「今年のオープン戦以来です。野球の話じゃなく、雑談ですよ」。この3連戦中の対戦はなさそうで、リラックスして会話を楽しんでいた。松坂の次回登板は8日からの古巣ソフトバンク3連戦(ナゴヤドーム)が濃厚だ。
◆マイナビオールスターゲーム2018(7月13、14日)のファン投票で第6回中間発表が5日、行われた。 セ・リーグ先発投手の1位は松坂大輔(中日)が9万4597票で1位をキープした。出場すれば西武時代以来12年ぶりとなる。菅野智之(巨人)は9万567票で2位。両者の差は4030票で、前日から差を広げた。 第1回中間発表から5440票差→2346票差→2343票→2633票差で菅野がトップを走っていたが、4日に2467票差で松坂が逆転していた。 投票結果は6月25日に発表される。
◆中日が最下位に転落した。 先発右腕R・マルティネスは5回1失点と試合を作っていたが、その裏の打席で大失態。 2死走者なしから、左翼フェンス直撃のプロ初安打を放つも、スピードを緩める走塁ミスで二塁で憤死した。「自分のミス。本塁打と思った」と本人はがっくり。「あんなことをした後じゃ使えん」と森監督はあきれ顔だった。 R・マルティネスを降板させ、6回から2番手又吉にスイッチ。しかし、7回に被弾するなどでロッテに勝ち越され、初回の1点だけで敗戦した。「1点取ってくれればの展開だったが、それがうまくいかない。相手の本塁打で決まったな」と、指揮官はため息。最下位には「そういうこともあるだろう」とぼやきは止まらなかった。
◆一回、1点先制された直後の攻撃で追い付いた中日は二回以降、二塁を踏めなかった。わずか5安打。1点は併殺打によるもので、打点はゼロと投手陣を援護できなかった。 打線の要、アルモンテが3打数2三振の無安打に終わったのが痛く、中軸が完全に抑え込まれた。五回は投手のR・マルティネスが左翼フェンス直撃の安打を放った後、二塁への進塁をためらって走塁死するミスも。森監督は「打線のチームですから」と冗談交じりに笑った後「なかなか点が取れないと苦しい」と渋い表情を浮かべた。
◆ロッテの角中が一回、先制適時打を放った。二塁打で出た先頭の荻野を藤岡裕と中村は進められなかったが、4番打者が巧みな左前打で本塁に迎え入れた。「打ったのは直球。2連勝中のいい流れで先に点を取れたのは良かった」と話した。七回も中村が2ランを放った後、左前打で出塁した。 「先制や勝負を決める打点を挙げたい」と常々語る。5月31日のヤクルト戦で連続試合安打が5で一度途切れたが、6月に入って4戦連続安打と好調を維持している。
◆ロッテの石川は7回5安打1失点で6勝目を挙げた。150キロ近くを投げられる速球は140キロ前後だったが「球速は求めていない」と得意のシンカーなど変化球を丁寧に投げた。 先制した後の一回は「ペースをつかめなかった」と反省する。京田と大島に安打を浴び、アルモンテは四球で無死満塁。それでもビシエドを三ゴロ併殺打とする間の1点にしのぎ、尻上がりに調子を上げた。井口監督は「一回は球が走っていなかったが、あれ以降はよく抑えた。最近はあんな感じ」と苦笑いだった。
◆14安打を放ったロッテが3連勝。1-1の七回に中村の3号2点本塁打で勝ち越し、井上の適時打で加点した。石川が7回1失点でチーム最多に並ぶ6勝目。中日は二回以降二塁に進めず、又吉への継投も裏目に出て最下位に落ちた。
<セ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
広島 | 29 | 21 | 1 | 0.58 (-) | 0 (-) | 92 | 248 (-) | 223 (-) | 51 (-) | 30 (-) | 0.26 (-) | 4.05 (-) |
2 (-) |
DeNA | 23 | 25 | 2 | 0.479 (↓0.01) | 5 (↓0.5) | 93 | 201 (+1) | 201 (+8) | 62 (-) | 31 (-) | 0.25 (↓0.001) | 3.62 (↓0.09) |
3 (-) |
阪神 | 24 | 27 | 0 | 0.471 (↓0.009) | 5.5 (↓0.5) | 92 | 167 (+2) | 192 (+3) | 26 (-) | 30 (-) | 0.232 (-) | 3.29 (↑0.01) |
4 (-) |
巨人 | 24 | 28 | 1 | 0.462 (↓0.009) | 6 (↓0.5) | 90 | 240 (+1) | 221 (+4) | 46 (-) | 25 (+1) | 0.269 (↓0.001) | 3.94 (-) |
5 (↑1) |
ヤクルト | 23 | 27 | 1 | 0.46 (↑0.011) | 6 (↑0.5) | 92 | 216 (+12) | 243 (+6) | 46 (+3) | 30 (-) | 0.252 (↑0.003) | 4.29 (↓0.04) |
6 (↓1) |
中日 | 24 | 29 | 1 | 0.453 (↓0.009) | 6.5 (↓0.5) | 89 | 220 (+1) | 251 (+4) | 37 (-) | 31 (-) | 0.264 (↓0.001) | 4.4 (↑0.01) |
<パ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
西武 | 32 | 20 | 0 | 0.615 (↑0.007) | 0 (-) | 91 | 305 (+8) | 225 (+1) | 56 (+4) | 69 (+3) | 0.278 (↑0.001) | 4.01 (↑0.06) |
2 (-) |
日ハム | 31 | 22 | 0 | 0.585 (-) | 1.5 (↓0.5) | 90 | 217 (-) | 200 (-) | 59 (-) | 42 (-) | 0.238 (-) | 3.62 (-) |
3 (-) |
福岡 | 29 | 24 | 0 | 0.547 (↓0.011) | 3.5 (↓1) | 90 | 235 (+6) | 213 (+12) | 69 (+3) | 37 (-) | 0.261 (-) | 3.96 (↓0.15) |
4 (-) |
ORIX | 28 | 26 | 1 | 0.519 (↑0.01) | 5 (-) | 88 | 196 (+3) | 207 (+2) | 42 (+2) | 33 (+1) | 0.235 (↑0.002) | 3.53 (↑0.03) |
5 (-) |
ロッテ | 25 | 27 | 0 | 0.481 (↑0.01) | 7 (-) | 91 | 220 (+4) | 221 (+1) | 25 (+1) | 52 (-) | 0.255 (↑0.002) | 3.9 (↑0.06) |
6 (-) |
楽天 | 18 | 34 | 1 | 0.346 (↑0.013) | 14 (-) | 90 | 166 (+4) | 234 (+1) | 44 (+1) | 29 (+1) | 0.23 (↓0.002) | 4.11 (↑0.06) |
<交流戦順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (↑1) |
ヤクルト | 6 | 1 | 0 | 0.857 (↑0.024) | 0 (↑1) | 11 | 31 (+12) | 19 (+6) | 7 (+3) | 3 (-) | 0.25 (↑0.027) | 2.71 (↓0.54) |
2 (↓1) |
福岡 | 6 | 1 | 0 | 0.857 (↓0.143) | 0 (-) | 11 | 36 (+6) | 28 (+12) | 12 (+3) | 7 (-) | 0.262 (↓0.004) | 3.92 (↓1.25) |
3 (↑1) |
西武 | 5 | 2 | 0 | 0.714 (↑0.047) | 1 (↑1) | 11 | 51 (+8) | 34 (+1) | 10 (+4) | 13 (+3) | 0.271 (↑0.009) | 4.69 (↑0.61) |
4 (↑1) |
ORIX | 5 | 2 | 0 | 0.714 (↑0.047) | 1 (↑1) | 11 | 25 (+3) | 24 (+2) | 7 (+2) | 5 (+1) | 0.266 (↑0.006) | 3.18 (↑0.2) |
5 (↓2) |
日ハム | 4 | 2 | 0 | 0.667 (-) | 1.5 (↑0.5) | 12 | 41 (-) | 24 (-) | 10 (-) | 8 (-) | 0.253 (-) | 4.08 (-) |
6 (-) |
ロッテ | 4 | 3 | 0 | 0.571 (↑0.071) | 2 (↑1) | 11 | 29 (+4) | 23 (+1) | 3 (+1) | 4 (-) | 0.294 (↑0.012) | 3.25 (↑0.38) |
7 (-) |
DeNA | 2 | 4 | 0 | 0.333 (↓0.067) | 3.5 (-) | 12 | 25 (+1) | 31 (+8) | 9 (-) | 2 (-) | 0.241 (↓0.01) | 5.19 (↓0.59) |
8 (↑1) |
広島 | 2 | 4 | 0 | 0.333 (-) | 3.5 (↑0.5) | 12 | 32 (-) | 44 (-) | 5 (-) | 4 (-) | 0.307 (-) | 6.79 (-) |
9 (↓1) |
巨人 | 2 | 5 | 0 | 0.286 (↓0.047) | 4 (-) | 11 | 22 (+1) | 28 (+4) | 6 (-) | 4 (+1) | 0.243 (↓0.001) | 3.76 (↓0.04) |
10 (-) |
中日 | 2 | 5 | 0 | 0.286 (↓0.047) | 4 (-) | 11 | 26 (+1) | 43 (+4) | 4 (-) | 3 (-) | 0.27 (↓0.012) | 6.34 (↑0.41) |
11 (↑1) |
楽天 | 1 | 5 | 0 | 0.167 (↑0.167) | 4.5 (↑1) | 12 | 15 (+4) | 25 (+1) | 4 (+1) | 6 (+1) | 0.241 (↓0.022) | 3.69 (↑0.54) |
12 (↓1) |
阪神 | 1 | 6 | 0 | 0.143 (↓0.024) | 5 (-) | 11 | 22 (+2) | 32 (+3) | 2 (-) | 3 (-) | 0.236 (↓0.004) | 3.69 (↑0.12) |
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