日本ハム(☆9対3★)中日 =交流戦2回戦・札幌ドーム=
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中日
01020 0000 3101
日ハム
30001 050× 990
勝利投手:公文 克彦(1勝0敗0S)
敗戦投手:ガルシア(6勝2敗0S)
  DAZN
◆日本ハムは3-3で迎えた5回裏、大田泰のソロで勝ち越しに成功する。その後は7回にレアードと中田の連続本塁打、鶴岡の3点適時二塁打で一挙5点を追加した。投げては、2番手・公文が今季初勝利。敗れた中日は、投手陣が振るわず、打線も好機を生かしきれなかった。

◆中日伊藤準規投手は約1カ月ぶりの1軍登板で力を出し切れなかった。3-5の7回2死走者なしで先発ガルシアを救援。だが最初の打者中田に左越え13号ソロを打たれると、さらに3点を奪われた。  長い1日だった。木下雄介投手とともにこの日出場選手登録された。ウエスタン・リーグ広島戦のため山口県内に滞在していたが、札幌のナイターの結果を受けて、入れ替えが決定。2人は午前5時に起床し、同6時に出発。岩国空港から羽田で飛行機を乗り継ぎ、札幌入りしていた。  木下雄は3番手で8回に登場。4月15日以来、プロ2度目の登板で、1イニングを1安打無失点に抑えた。登板時は午後9時を回っており、起床から16時間が経過していた。木下雄は「結果だけ。内容は全然ダメ。反省です」と移動疲れは言い訳にしなかった。

◆中日大野奨太捕手が昨年までの本拠地札幌ドームで初めて出場した。「9番捕手」で先発。3回の第1打席では日本ハムファンからも大歓声を受け「ありがたいこと。こうして迎えてくれるのは北海道の気質だと思う」と感謝した。その打席で内野安打も放ったが、勝利で"恩返し"することはできなかった。  大野奨は昨オフ、国内FA権を行使して地元岐阜に近い中日に移籍していた。

◆中日が連敗し、最下位転落のピンチだ。  デーゲームで勝ったヤクルトとは0・5ゲーム差になった。3日の結果次第で4月29日以来の最下位に転落する。  先発のオネルキ・ガルシア投手が初回に3失点。その後持ち直し、一時は高橋周平内野手の2点二塁打で同点にもしたが、結果的に序盤の失点が重くのしかかった。森繁和監督は「追いつくまではよかったけどな」と言葉少なにバスに乗り込んだ。  チーム勝ち頭の6勝を挙げていたガルシアは2敗目。立ち上がりを課題とする左腕は「初回からもう少し慎重にいかないといけない。今日は終わった。次のことを考えるよ」と反省した。

◆日本ハムが1点リードの7回に本塁打攻勢で加点した。  まずは3番ブランドン・レアード内野手が左中間へ11号ソロ。「フルカウントになったので、ストレートに絞って思い切り振りにいった。変化球がきていたら三振していたかもね。結果的にリードを広げることができたし、とても満足しているよ」と、中日ガルシアをKO。  さらに4番中田翔内野手が2番手の伊藤準から左翼席へ13号ソロで続いた。「打ったのはストレート。狙ってはいなかったけど反応してうまく打てた。(2回の打席で)チャンスをつぶしていたから、リードを広げられて良かったよ」と、4番の役目を果たして笑顔を見せた。  この日は5回に大田泰示外野手が11号ソロを放っており、7回までにチーム3本塁打をマーク。これで最近10試合で計17本塁打と打線が絶好調だ。

◆日本ハムが1点リードの7回に本塁打攻勢で加点した。  まずは3番ブランドン・レアード内野手が左中間へ11号ソロ。「フルカウントになったので、ストレートに絞って思い切り振りにいった。変化球がきていたら三振していたかもね。結果的にリードを広げることができたし、とても満足しているよ」と、中日ガルシアをKO。  さらに4番中田翔内野手が2番手の伊藤準から左翼席へ13号ソロで続いた。「打ったのはストレート。狙ってはいなかったけど反応してうまく打てた。(2回の打席で)チャンスをつぶしていたから、リードを広げられて良かったよ」と、4番の役目を果たして笑顔を見せた。  この日は5回に大田泰示外野手が11号ソロを放っており、7回までにチーム3本塁打をマーク。これで最近10試合で計17本塁打と打線が絶好調だ。

◆日本ハム大田泰示外野手(27)が勝ち越しとなるアーチを描いた。  3-3の5回、先頭で迎えた第2打席。中日先発左腕ガルシアから左翼席へ放り込む勝ち越しの11号ソロ。「打った瞬間、行ったと思いました。イメージ通りのスイングができました。同点に追いつかれた後、先頭打者で何とか良い形をつくりたかったので、良かったです」。大田の本塁打は5月11日ソフトバンク戦(ヤフオクドーム)以来18試合ぶり。  これで日本ハムは5月23日から10試合連続本塁打をマーク。これは12試合連続だった05年以来13年ぶり。

◆日本ハム中田翔内野手(29)が2試合連続の先制打を放った。  5月5日ロッテ戦(札幌ドーム)以来となる4番指名打者で先発出場。初回1死一、二塁の場面で中日先発ガルシアから左翼線へ適時二塁打を放った。  「うまく打ち返すことができたと思うよ。浦野は久しぶりの先発だし、援護をしてあげたかったので良かった」。連勝を目指すチームを勢いづける貴重な一打となった。

◆今季初先発となった日本ハム浦野博司投手(28)は、4回6安打3失点で勝ち負けは付かなかった。  キレのある直球とフォークを駆使して3回まで1失点。ただ、2点リードの4回2死無走者から中日打線につかまった。3連打で同点とされ、この回限りで降板した。「粘りたかったですね。初回に3点取ってくれたんですけど、守りきれず申し訳ない気持ちしかありません。中継ぎ陣にも負担をかける形となってしまいました。悔しいですけど、チームが勝てるようにしっかり応援します」。  今季は故障で出遅れながら、2軍で先発として結果を残して4月24日に今季初昇格。1軍ではここまで中継ぎとして好投を続け、先発チャンスを得ていた。

◆日本ハム大田泰示外野手(27)が"神走塁"で2点目の生還を果たした。  初回1死二、三塁の場面。5番横尾が放った二ゴロで三塁走者の大田は本塁へ突入。タイミングは完全にアウトだったが、巧みに体をひねってのスライディングで中日の捕手・大野奨のタッチを交わして左手でホームに触れた。  中日森監督はリクエストでリプレー検証を要請したが、判定は覆らず。三塁側ベンチで待機していた大田は大喜びしていた。

◆日本ハムの中田が4試合連続打点を挙げ、3連勝に貢献した。一回に左翼線二塁打を放ち1点を先制。七回はレアードに続いてソロ本塁打を放った。チーム最多の13本目になり「何も考えていない。甘い球が来たら自分のスイングができたらと思った」と淡々と話した。  2戦連続複数安打に加え、交流戦全5試合で快音を響かせている4番は「交流戦なので分からない投手。はっきりした情報がないので、初球から積極的にいっている」と話した。

◆日本ハムが本塁打攻勢で3連勝。貯金を首位西武と同じ10とした。同点の五回に大田のソロで勝ち越し、七回はレアード、中田の連続ソロと鶴岡の3点二塁打で突き放した。五回に救援の公文が今季初勝利。中日はガルシアが粘れず。

◆今季初先発だった日本ハムの浦野は4回3失点に終わった。一回1死二塁は2者連続三振で切り抜けるも、二回は内野ゴロの間に1点を失った。3-1の四回は高橋に2点二塁打を浴びて追い付かれ、この回限りで降板した。  本来は先発要員で、今季はチーム事情で救援に回った。前回登板の5月26日は2回無失点でシーズン初勝利を挙げた。浦野は「粘りたかった。初回に(味方が)3点を取ってくれたんですけど、守り切れず申し訳ない」と反省した。

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
広島
292010.592
(↓0.012)
0
(-)
93243
(+3)
216
(+7)
51
(-)
28
(+1)
0.259
(↓0.001)
3.98
(↓0.07)
2
(-)
DeNA
232320.5
(↓0.011)
4.5
(-)
95195
(+4)
186
(+5)
59
(+2)
31
(-)
0.251
(-)
3.45
(↓0.02)
3
(↑1)
阪神
242500.49
(↑0.011)
5
(↑1)
94160
(+10)
179
(+5)
25
(+1)
30
(-)
0.233
(↑0.003)
3.21
(↓0.03)
4
(↓1)
巨人
242610.48
(↓0.01)
5.5
(-)
92237
(+2)
214
(+3)
46
(+1)
24
(-)
0.269
(↓0.003)
3.95
(↑0.06)
5
(-)
中日
232810.451
(↓0.009)
7
(-)
91214
(+3)
245
(+9)
36
(-)
30
(-)
0.265
(-)
4.46
(↓0.1)
6
(-)
ヤクルト
212710.438
(↑0.012)
7.5
(↑1)
94201
(+3)
235
(+2)
43
(+1)
28
(+1)
0.25
(↓0.002)
4.3
(↑0.05)

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
西武
302000.6
(↓0.012)
0
(-)
93287
(+5)
219
(+10)
52
(+2)
62
(+2)
0.277
(↓0.002)
4.05
(↓0.12)
2
(-)
日ハム
312100.596
(↑0.008)
0
(↑1)
91215
(+9)
195
(+3)
58
(+3)
40
(+1)
0.24
(↑0.001)
3.59
(↑0.02)
3
(-)
福岡
282300.549
(↑0.009)
2.5
(↑1)
92222
(+5)
196
(+4)
63
(+1)
35
(+1)
0.259
(↑0.001)
3.79
(↓0.01)
4
(-)
ORIX
262610.5
(↑0.01)
5
(↑1)
90190
(+3)
203
(+2)
39
(-)
31
(+1)
0.231
(↓0.001)
3.59
(↑0.05)
5
(-)
ロッテ
232700.46
(↑0.011)
7
(↑1)
93209
(+7)
215
(+3)
24
(+2)
52
(+3)
0.251
(↑0.004)
3.96
(↑0.02)
6
(-)
楽天
173310.34
(↓0.007)
13
(-)
92160
(+2)
230
(+3)
43
(-)
27
(-)
0.23
(↓0.001)
4.21
(↑0.03)

<交流戦順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
福岡
5001
(-)
0
(-)
1323
(+5)
11
(+4)
6
(+1)
5
(+1)
0.246
(↑0.016)
2.2
(↓0.45)
2
(-)
日ハム
4100.8
(↑0.05)
1
(-)
1339
(+9)
19
(+3)
9
(+3)
6
(+1)
0.269
(↑0.004)
3.89
(↑0.22)
3
(↑1)
ヤクルト
4100.8
(↑0.05)
1
(-)
1316
(+3)
11
(+2)
4
(+1)
1
(+1)
0.226
(↓0.026)
2.2
(↑0.05)
4
(↓1)
西武
3200.6
(↓0.15)
2
(↓1)
1333
(+5)
28
(+10)
6
(+2)
6
(+2)
0.266
(↓0.014)
5.36
(↓1.15)
5
(↑2)
ORIX
3200.6
(↑0.1)
2
(-)
1319
(+3)
20
(+2)
4
(-)
3
(+1)
0.246
(↓0.012)
3.64
(↑0.73)
6
(↓1)
DeNA
2200.5
(↓0.167)
2.5
(↓1)
1419
(+4)
16
(+5)
6
(+2)
2
(-)
0.244
(↓0.006)
3.86
(↓0.19)
7
(↑2)
ロッテ
2300.4
(↑0.15)
3
(-)
1318
(+7)
17
(+3)
2
(+2)
4
(+3)
0.269
(↑0.038)
3.56
(↑0.15)
8
(↓2)
巨人
2300.4
(↓0.1)
3
(↓1)
1319
(+2)
21
(+3)
6
(+1)
3
(-)
0.23
(↓0.029)
3.78
(↑0.72)
9
(↓1)
広島
2300.4
(↓0.1)
3
(↓1)
1327
(+3)
37
(+7)
5
(-)
2
(+1)
0.307
(↓0.015)
6.6
(↓0.28)
10
(↑1)
阪神
1400.2
(↑0.2)
4
(-)
1315
(+10)
19
(+5)
1
(+1)
3
(-)
0.251
(↑0.038)
3.07
(↓0.5)
11
(↓1)
中日
1400.2
(↓0.05)
4
(↓1)
1320
(+3)
37
(+9)
3
(-)
2
(-)
0.284
(↓0.002)
7.74
(↓0.54)
12
(-)
楽天
0400
(-)
4.5
(↓1)
149
(+2)
21
(+3)
3
(-)
4
(-)
0.248
(↓0.024)
4.79
(↑0.61)