巨人(☆9対8★)日本ハム =交流戦2回戦・東京ドーム=
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日ハム
00150 0002 8101
巨人
08001 000× 9140
勝利投手:谷岡 竜平(1勝1敗0S)
(セーブ:カミネロ(0勝0敗7S))
敗戦投手:上沢 直之(5勝2敗0S)
  DAZN
◆巨人が連敗を5で止めた。巨人は2回裏、マギーの3ランが飛び出すなど、打者一巡の猛攻で8点を先制する。その後2点差とされて迎えた5回には、大城の適時打で加点した。投げては3番手・谷岡がプロ初勝利。敗れた日本ハムは、最終回に追い上げを見せるも、あと一歩及ばなかった。

◆巨人が連敗を5で止めた。巨人は2回裏、マギーの3ランが飛び出すなど、打者一巡の猛攻で8点を先制する。その後2点差とされて迎えた5回には、大城の適時打で加点した。投げては3番手・谷岡がプロ初勝利。敗れた日本ハムは、最終回に追い上げを見せるも、あと一歩及ばなかった。

◆巨人が4回に投手陣の自滅で大量失点した。先発吉川光が2回に8得点の援護を受けて有利なはずが、4回に崩れた。先頭のレアードにソロ弾。中田に二塁打、横尾に四球とピンチを拡大する。斎藤投手総合コーチがマウンドへ行き、一呼吸を置いて2死までこぎつけたが、中島に左前打を許し、満塁としたところで無念の降板を強いられた。  代わった宮国もさらに誤算を重ねた。代打矢野に押し出し死球。ストライクが入らなくなり、対打者ではなく、対自分との戦いの深みにはまっていく。西川、大田に連続押し出しで、やむを得ず谷岡にスイッチ。だがレアードへのフォークは空振りを奪うも、ワンバウンドして捕手の大城も止められず、暴投で失点。結局この回で5失点し、2回の大量8得点による楽勝ムードは吹っ飛んだ。

◆巨人打線が、パ・リーグ防御率1位の日本ハム上沢から2回に8点を奪うビッグイニングをつくった。  2回に無死一、二塁のチャンスをつくると、長野の適時二塁打で先制。その後も3本の適時打が飛び出し、打者一巡となったところで4番のマギーが右中間に5号3ランを放った。  マギーは「前の打席(2回先頭、中前打)と同じように、センター方向への打球をイメージして打席に向かった。コースに逆らわずに強くはじき返すことができたよ」とコメントした。  上沢が4失点以上したのは今季の登板で初めて。試合開始前まで8試合に登板し5勝1敗、リーグトップの防御率1・18という成績を残していた。

◆日本ハム杉谷拳士内野手がアクシデントに見舞われた。  2回1死二、三塁の場面。巨人坂本勇が前進守備の二塁手・杉谷と、ほぼ定位置の右翼手・大田の間へ落ちるフライを打ち上げた。  杉谷は背走、大田は猛ダッシュで前進。大田が先に落下点に入り打球を捕球しかけたが、間一髪で間に合わなかった杉谷と交錯して落球。勢い余った杉谷は、転倒した際に顔面をグラウンドに打ちつけた。  杉谷は両鼻から流血。しばらく立ち上がれなかった。担架もグラウンド内に運ばれたが、自ら歩いて三塁側ベンチへ戻って治療。両鼻に詰め物をした状態で走ってグラウンドへ戻ると、球場全体から拍手が送られた。

◆巨人野上亮磨投手(30)が30日、出場選手登録を抹消された。  前回登板の27日の阪神戦では5回82球を投じ、6安打4失点で黒星を喫した。今季は9試合に登板し4勝4敗、防御率5・07の成績を残していた。  この日からドラフト5位の田中俊太内野手(24)が昇格した。

◆巨人2年目の右腕、谷岡がプロ初勝利。四回二死満塁で登板し、暴投を記録したが1回1/3を無失点だった。「流れを変えてやろうと思ってマウンドに立ちました」。東京・成立学園高から東芝を経て2017年ドラフト3位で巨人入り。幼少期は、14年2月に79歳で死去した祖父・山田一男さんと何度も東京ドームで巨人戦を観戦した。  「大好きでした。よく東京ドームに連れてきてくれた。社会人に入る前に『絶対にプロになって活躍する』と約束していました。(ウイニングボールは)おじいちゃんにあげます」と笑顔を見せた。

◆日本ハムの上沢は序盤で崩れて2敗目を喫した。二回に7長短打に四球も絡んで一挙に8点を失った。打ち取った飛球が味方の交錯で適時打になるなど、不運な面もあり「なかなか切り替えることができなかった」とうつむいた。  前回登板まで2戦連続完封を飾っていた。今季を順調に滑り出し「出来過ぎで怖い部分もあった」という。「何とか次の登板で取り返したい気持ちが一番」と巻き返しを期した。

◆日本ハムは二回に0-8と大差をつけられながらも1点差にまで詰め寄ったが、あと一歩及ばなかった。  四回にレアードのソロや3者連続での押し出し四死球などで5得点。九回には大田と中田が適時打を放った。好材料も見受けられたが、栗山監督は「何もないよりはいいけど、しっかり勝ち切らないといけない。勝ち切れるようにしたい」と悔しげだった。

◆巨人は序盤に8点リード。終盤に追い上げられたが1点差で逃げ切り、連敗を5で止めた。3番手で四回途中に登板した谷岡竜平投手(22)が1回1/3を投げ3三振を奪うなど無失点でプロ初勝利(1敗)を挙げた。  --初勝利、谷岡投手おめでとうございます!  「やっぱりああいう場面で出たので、しっかり抑えようと思ってマウンドに行きました」  --ランナーを背負った厳しいところ、しかもレアード選手。フォークの連投でしたね  「大城さんが俺がしっかり止めるから、全力で腕を振ってこいと言ってくれたので、思い切って腕を振ることができました」  --そして高めのスピードボールで三振で切り抜けました。切り抜けたときどうでした  「うれしかったです」  --試合が落ち着かない中で次の回も行って、0で抑えた。試合の流れにも大きかったと思うのですが  「流れを変えてやろうと思ってマウンドに立ったので、いつも練習している結果が、こういう形で結果になってよかったです」  --ウイニングボール受け取りました。これはどうしましょう  「おじいちゃんにあげます」  --それはどうして  「もう、いないんですけど、僕が社会人に入る前に、絶対にプロになって活躍するからと約束したんで、これはおじいちゃんにあげたいと思います」  --これからもウィニングボールたくさんつかんでください  「ありがとうございます」

◆巨人は序盤に8点リード。終盤に追い上げられたが1点差で逃げ切り、連敗を5で止めた。3番手で登板した2年目右腕の谷岡竜平投手(22)が1回1/3を投げ3三振を奪うなど無失点でプロ初勝利(1敗)を挙げた。  巨人は吉川光、日本ハムは上沢が先発した。先制したのは巨人。二回無死一、二塁とし、長野が左翼線へ適時二塁打を放った。続く大城は右中間へ2点二塁打。なおも一死二、三塁とし、坂本勇の右前への飛球を右翼手・大田が捕球しようとしたが、二塁手・杉谷と交錯して落球。三走・大城が生還した(記録は安打)。さらに亀井が中越えの適時二塁打、マギーに右中間席への5号3ランが飛び出し、8-0とした。  日本ハムは三回一死三塁とし、西川の二ゴロの間に三走が生還し、1点を返した。四回は先頭のレアードが左翼席へ10号ソロを放った。なおも二死満塁とし、代打・矢野が押し出し死球。続く西川、大田と2者連続で押し出し四球を選び、さらに谷岡の暴投で2点差に迫った。  巨人は五回、二死一塁から大城が左中間へ適時二塁打。9-6とした。巨人は九回に守護神・カミネロを投入したが、2点を奪われなおも二死一塁。それでも最後はアルシアを投ゴロに抑え、リードを守った。

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
広島
281810.609
(↑0.009)
0
(-)
96227
(+8)
193
(+7)
48
(+1)
27
(+1)
0.256
(↑0.004)
3.82
(↓0.06)
2
(-)
DeNA
222120.512
(-)
4.5
(↓0.5)
98185
(-)
172
(-)
54
(-)
31
(-)
0.254
(-)
3.39
(-)
3
(-)
阪神
232300.5
(↓0.011)
5
(↓1)
97148
(+3)
167
(+6)
24
(-)
29
(+2)
0.232
(↑0.001)
3.15
(↑0.01)
4
(-)
巨人
232410.489
(↑0.011)
5.5
(-)
95230
(+9)
206
(+8)
44
(+1)
22
(+1)
0.274
(↑0.002)
4.08
(↓0.09)
5
(-)
中日
222610.458
(↓0.01)
7
(↓1)
94200
(+1)
221
(+5)
34
(-)
28
(-)
0.263
(↓0.002)
4.21
(↓0.01)
6
(-)
ヤクルト
182710.4
(↑0.014)
9.5
(-)
97190
(+4)
230
(+1)
42
(+2)
27
(-)
0.252
(↑0.001)
4.47
(↑0.08)

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
西武
281900.596
(↓0.013)
0
(-)
96268
(+7)
202
(+8)
48
(+1)
58
(+2)
0.278
(↓0.001)
3.94
(↓0.06)
2
(-)
日ハム
282100.571
(↓0.012)
1
(-)
94189
(+8)
188
(+9)
52
(+1)
36
(+1)
0.238
(↑0.001)
3.67
(↓0.12)
3
(-)
福岡
252300.521
(↑0.01)
3.5
(↑1)
95206
(+6)
188
(+3)
59
(+2)
33
(+3)
0.26
(↑0.001)
3.86
(↑0.02)
4
(-)
ORIX
252410.51
(↑0.01)
4
(↑1)
93184
(+5)
189
(+1)
38
(-)
30
(+2)
0.231
(↓0.001)
3.54
(↑0.05)
5
(-)
ロッテ
222500.468
(↓0.01)
6
(-)
96197
(+1)
203
(+4)
22
(-)
49
(-)
0.247
(↓0.001)
3.95
(↓0.01)
6
(-)
楽天
173010.362
(-)
11
(↑0.5)
95153
(-)
218
(-)
40
(-)
24
(-)
0.229
(-)
4.23
(-)

<交流戦順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(↑3)
ORIX
2001
(-)
0
(-)
1613
(+5)
6
(+1)
3
(-)
2
(+2)
0.265
(↓0.059)
2.5
(↑1.5)
2
(↑4)
福岡
2001
(-)
0
(-)
167
(+6)
3
(+3)
2
(+2)
3
(+3)
0.236
(↑0.06)
1.5
(↓1.5)
3
(↓2)
DeNA
1001
(-)
0.5
(↓0.5)
179
(-)
2
(-)
1
(-)
2
(-)
0.355
(-)
2
(-)
4
(↓2)
西武
1100.5
(↓0.5)
1
(↓1)
1614
(+7)
11
(+8)
2
(+1)
2
(+2)
0.263
(↓0.053)
4.91
(↓1.91)
5
(↓2)
ロッテ
1100.5
(↓0.5)
1
(↓1)
166
(+1)
5
(+4)
0
(-)
1
(-)
0.21
(↓0.023)
2.65
(↓1.65)
6
(↓1)
日ハム
1100.5
(↓0.5)
1
(↓1)
1613
(+8)
12
(+9)
3
(+1)
2
(+1)
0.271
(↑0.014)
6.35
(↓3.35)
7
(↑1)
巨人
1100.5
(↑0.5)
1
(-)
1612
(+9)
13
(+8)
4
(+1)
1
(+1)
0.304
(↑0.092)
6.5
(↓1.5)
8
(↑2)
ヤクルト
1100.5
(↑0.5)
1
(-)
165
(+4)
6
(+1)
3
(+2)
0
(-)
0.254
(↑0.054)
3
(↑2)
9
(↑2)
広島
1100.5
(↑0.5)
1
(-)
1611
(+8)
14
(+7)
2
(+1)
1
(+1)
0.297
(↑0.141)
6.63
(↑0.37)
10
(↓3)
阪神
0200
(-)
2
(↓1)
163
(+3)
7
(+6)
0
(-)
2
(+2)
0.254
(↑0.004)
1.5
(↓1.5)
11
(↓2)
中日
0200
(-)
2
(↓1)
166
(+1)
13
(+5)
1
(-)
0
(-)
0.265
(↓0.068)
6.5
(↑1.5)
12
(-)
楽天
0100
(-)
1.5
(↓0.5)
172
(-)
9
(-)
0
(-)
1
(-)
0.257
(-)
7.88
(-)