広島(★3対7☆)西武 =交流戦1回戦・三次きんさいスタジアム=
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西武
10031 0200 7120
広島
02100 0000 350
勝利投手:カスティーヨ(3勝3敗0S)
(セーブ:増田 達至(0勝2敗8S))
敗戦投手:中村 祐太(3勝3敗0S)
  DAZN
◆西武は2点ビハインドの4回表、1死満塁から金子侑の走者一掃となる適時打で逆転する。その後は5回に山川のソロ、7回には外崎と金子侑の適時打で、着実に得点を重ねた。投げては、先発・カスティーヨが今季3勝目。敗れた広島は、先発・中村祐が序盤のリードを守れなかった。

◆西武が逆転勝ちで、連敗を3で止めた。  1-3の4回、1死満塁で金子侑司外野手が右翼線へ走者一掃の逆転3点適時三塁打を放った。広島中村祐に3球で追い込まれたが、「食らいつけていけば何とかなると打席に入りました」とファウルでしのぎ、6球目を捉えた。  7回には左前適時打で貴重な追加点を挙げた。打率2割未満だが、26日には3安打と上向きだ。もっとも「つかんだとか言える成績じゃない。今は食らいついて、1打席1打席、集中してやることだけ意識しています」と口元を引き締めていた。

◆広島が両リーグの首位対決に敗れ、3連敗となった。  2回に会沢が逆転2ランを放ったが、4回には先発の中村祐がつかまって再び逆転された。その後はじわじわと西武に突き放された。5失点の中村祐は開幕3連勝から3連敗となった。緒方孝市監督(49)の談話は以下の通り。  -中村祐が4回につかまった  緒方監督 粘り強く攻撃された感じだった。こっちもチャンスはつくってるけどね。もう1本というところ。  -投球内容については  緒方監督 全体的に少し浮いていたが、前回よりはいい球があったし、戻っている。  -次回登板は  緒方監督 もちろん(投げさせる)。  -野間を5番で起用  緒方監督 今、いいからね。

◆交流戦の開幕投手を任せられた広島中村祐太投手(22)だったが、5回6安打5失点で3敗目を喫した。  1回に先制を許すと、味方が逆転して2点リードで迎えた4回に大量失点を許した。1死一、二塁から森の二塁ベース後方の飛球が、中堅野間と遊撃田中の間に落ちる安打となり満塁。続く金子侑には2-2と追い込みながら内角を狙った真っすぐがやや甘く入り、右翼線を破られた。「厳しく行こうとしたが、(ストライク)ゾーンに行ってしまい甘くなってしまった」。走者一掃の三塁打で逆転を許し、さらに5回には山川にソロを被弾。3試合続けて5回以下での降板となった。  今季初登板から3連勝と好スタートを切りながら、その後3連敗。防御率は5・24にまで悪化した。「勝負どころでの1球は実力不足。もっと練習しないといけない」。次回登板では、結果とともに内容も問われる。

◆広島会沢翼捕手(30)が2回に逆転2ランを放った。  1点を追う2回。二塁内野安打で出塁した鈴木を二塁に置き、6番会沢は初対戦となる西武カスティーヨの初球152キロを思い切りたたいた。「次につなぐ気持ちでいきました。良い感触でしたね」。打球はセンターバックスクリーン右の芝生席に飛び込む4号2ランとなった。

◆西武の金子侑は2度回ってきた満塁の好機で、適時打2本を放ち4打点を挙げた。1-3の四回1死満塁では走者一掃の逆転三塁打を右翼線にはじき返し、七回2死満塁では左前打で貴重な追加点をもたらした。  3試合連続安打と調子を上げてきたが、開幕から不振に苦しみ打率はまだ1割9分3厘。「まだ(感覚を)つかんだと言える成績ではない。食らいついていくだけ」と必死だった。

◆広島は投手陣が誤算で痛い逆転負けを喫し、3連敗となった。先発の中村祐が5回を6安打5失点。3-1の四回につかまってリードをはき出し「甘く入ってしまった。味方が援護してくれていたのに、粘ることができず悔しい」と肩を落とした。  中村祐は自身開幕3連勝で好スタートを切ったが、そこから3連敗と勝ち星から遠ざかっている。緒方監督は「粘り強く攻撃されたような感じ」とかばったが、パ・リーグ首位の強力打線の前に、またも力を発揮できなかった。

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
広島
271810.6
(↓0.014)
0
(-)
97219
(+3)
186
(+7)
47
(+1)
26
(-)
0.252
(↓0.002)
3.76
(↓0.07)
2
(↑1)
DeNA
222120.512
(↑0.012)
4
(↑1)
98185
(+9)
172
(+2)
54
(+1)
31
(+2)
0.254
(↑0.003)
3.39
(↑0.03)
3
(↓1)
阪神
232200.511
(↓0.012)
4
(-)
98145
(-)
161
(+1)
24
(-)
27
(-)
0.231
(-)
3.16
(↑0.07)
4
(-)
巨人
222410.478
(↓0.011)
5.5
(-)
96221
(+3)
198
(+5)
43
(+3)
21
(-)
0.272
(↓0.001)
3.99
(↓0.02)
5
(-)
中日
222510.468
(↓0.01)
6
(-)
95199
(+5)
216
(+8)
34
(+1)
28
(-)
0.265
(↑0.002)
4.2
(↓0.09)
6
(-)
ヤクルト
172710.386
(↓0.009)
9.5
(-)
98186
(+1)
229
(+5)
40
(+1)
27
(-)
0.251
(↓0.001)
4.55
(↓0.01)

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
西武
281800.609
(↑0.009)
0
(-)
97261
(+7)
194
(+3)
47
(+1)
56
(-)
0.279
(-)
3.88
(↑0.02)
2
(-)
日ハム
282000.583
(↑0.009)
1
(-)
95181
(+5)
179
(+3)
51
(+2)
35
(+1)
0.237
(↑0.001)
3.55
(↑0.01)
3
(-)
福岡
242300.511
(↑0.011)
4.5
(-)
96200
(+1)
185
(-)
57
(-)
30
(-)
0.259
(↓0.002)
3.88
(↑0.08)
4
(-)
ORIX
242410.5
(↑0.011)
5
(-)
94179
(+8)
188
(+5)
38
(+3)
28
(-)
0.232
(↑0.002)
3.59
(↓0.01)
5
(-)
ロッテ
222400.478
(↑0.011)
6
(-)
97196
(+5)
199
(+1)
22
(-)
49
(+1)
0.248
(↓0.001)
3.94
(↑0.06)
6
(-)
楽天
173010.362
(↓0.008)
11.5
(↓1)
95153
(+2)
218
(+9)
40
(-)
24
(+1)
0.229
(↑0.001)
4.23
(↓0.07)

<交流戦順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
DeNA
1001
0
179
2
1
2
0.355
2
2
西武
1001
0
177
3
1
0
0.316
3
3
ロッテ
1001
0
175
1
0
1
0.233
1
4
ORIX
1001
0
178
5
3
0
0.324
4
5
日ハム
1001
0
175
3
2
1
0.257
3
6
福岡
1001
0
171
0
0
0
0.176
0
7
阪神
0100
1
170
1
0
0
0.25
0
8
巨人
0100
1
173
5
3
0
0.212
5
9
中日
0100
1
175
8
1
0
0.333
8
10
ヤクルト
0100
1
171
5
1
0
0.2
5
11
広島
0100
1
173
7
1
0
0.156
7
12
楽天
0100
1
172
9
0
1
0.257
7.88