☆ORIX v.s. ★ロッテ(11回戦・わかさスタジアム京都)
このエントリーをはてなブックマークに追加

 123456789
ロッテ
00020 0000 270
ORIX
20000 001× 331
勝利投手:山本 由伸(2勝0敗1S)
(セーブ:増井 浩俊(1勝0敗12S))
敗戦投手:シェッパーズ(0勝1敗1S)
  DAZN
◆オリックスは初回、吉田正の2ランで幸先良く先制する。その後、同点とされて迎えた8回裏には、吉田正の適時打で決勝点を挙げた。投げては、3番手・山本が今季2勝目を記録。最後は守護神・増井が締めた。敗れたロッテは、再三好機をつくるも、あと1本が出なかった。

◆ロッテのマット・ドミンゲス内野手(28)が2試合連続となる6号2ランを放った。  2打席連続弾をマークした前日に続き、5番一塁で先発出場。2点を先行されて迎えた4回無死一塁の第2打席で、オリックス田嶋の変化球を左翼フェンス奥へ運び、同点に追いついた。  直近6試合で5発。来日してから通算9安打中6本が本塁打で「そういう数字が出ていることに驚いている。しっかり一定のミートポイントで捉えられているということ」とうなずいた。

◆オリックス吉田正尚外野手(24)が先制の7号2ランを放った。1回1死一塁からロッテ土肥の直球を捉えて右翼席に運んだ。  吉田正は「少し高めのボール気味のストレートでしたが、しっかりと自分のスイングができました。なんとか先制したいと思っていましたので、よかったです」と振り返った。

◆京都府宇治市出身の女優・中村静香(29)が始球式を行った。  地元の大歓声に包まれてノーバウンド投球を披露。「すごく手が震えて緊張しました。お客さんが盛り上げてくれる歓声が届いた。温かく迎えてもらっていると感じた」と感激している様子だった。

◆ロッテはオリックス3連戦に1勝2敗で負け越し、借金3の5位で交流戦を迎えることになった。  プロ2度目の先発となった土肥星也投手は5回2/3を2失点にまとめた。失点は1回1死一塁から吉田正に許した2ランのみで、被安打もこの1本と内野安打の2つだけだった。  初先発だった20日のソフトバンク戦は4回2死で交代を告げられた。「今日は前回より1イニング長く投げられましたし、先頭を出したのも6回(の内野安打)だけだった。自分的には、良かったかな」。勝敗は付かなかったが、成長を示した。  井口資仁監督は「よく頑張ってくれたと思う。何とか白星を付けてあげたかったですけどね」と話し、交流戦も先発ローテに残すことを明言した。

◆オリックス吉田正尚外野手(24)が試合を決めた。  2-2の8回2死一、二塁からロッテ・シェッパーズの変化球をセンター前に運んだ。1回には先制の7号2ランを放ち、2安打3打点とチームの全打点をたたき出した。  京都のファンの前でお立ち台に立った吉田正は「歴史ある京都。活躍できて僕も印象に残ります」と笑顔。福良監督は「今日は(吉田)正尚に尽きる」とご満悦。5月は13勝9敗と3試合を残して勝ち越しが決定。借金は1まで減らした。3位ソフトバンクとは0・5ゲーム差とAクラスも目前だ。

◆オリックスの新人、田嶋は6回2失点と粘った。6勝目はならなかったが「最低限試合はつくれた。結果、チームが勝ったのでそれでいいかな」と笑顔だった。  一回から2四死球を出すなど制球に苦しみ、四回はドミンゲスに同点2ランを浴びた。それでも要所を締めて追加点は許さず「(四球を)出し過ぎたけど、厳しめにいってのフォアボール。感覚としては悪くなかった」と手応えを口にした。

◆ロッテ・土肥星也投手は27日、オリックス戦(わかさ京都)で自身プロ2度目となる先発登板に臨み、2-2の同点のまま5回2/3を2失点でマウンドを降りた。試合は好投も報われず、八回に中継ぎが打たれ2-3で敗れた。  土肥は立ち上がりに「抜けたまっすぐ」を吉田正に2ランされ先制されたが、その後は快投。被安打わずか2で「全体的によかった。前回よりもイニングも多く投げられた」と先発起用に応えた。  前回20日のソフトバンク戦(ZOZOマリン)にプロ2年目で初先発。4回2/3で降板し今回は初勝利も期待されたが、次回にお預け。井口監督は「よく頑張った。次回もやってくれると思うし、何とか白星をつけてあげたい」と期待をかけた。  土肥は「勝ちがつけばいいですが、次回も自分の投球ができるように。チームにいい流れが持ってこられるようにしたい」と意欲をみせた。

◆ロッテは好機であと1本が出ず、10残塁に終わった。2-2の六回二死一、二塁で田村が左中間に鋭い打球を放ったが、T-岡田に好捕された。七回も無死一、二塁で無得点。井口監督は「守備にやられた」と相手の集中力をたたえた。  21勝24敗と三つの負け越しで交流戦を迎える。井口監督は「毎年交流戦で差がつくので、しっかり戦いたい。6~8番の清田、井上、鈴木が頑張ってくれないと打線がつながらない」と奮起を促した。

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
西武
271800.6
(↓0.014)
-
(-)
98254
(+8)
191
(+10)
46
(+2)
56
(+1)
0.279
(-)
3.9
(↓0.09)
2
(-)
日ハム
272000.574
(↑0.009)
1
(↑1)
96176
(+10)
176
(+8)
49
(+2)
34
(+1)
0.236
(↑0.003)
3.56
(↓0.08)
3
(-)
福岡
232300.5
(↓0.011)
3.5
(-)
97199
(+4)
185
(+8)
57
(+2)
30
(-)
0.261
(↓0.001)
3.96
(↓0.09)
4
(-)
ORIX
232410.489
(↑0.011)
0.5
(↑1)
95171
(+3)
183
(+2)
35
(+1)
28
(-)
0.23
(↓0.002)
3.58
(↑0.04)
5
(-)
ロッテ
212400.467
(↓0.01)
1
(-)
98191
(+2)
198
(+3)
22
(+1)
48
(-)
0.249
(-)
4
(↑0.01)
6
(-)
楽天
172910.37
(↑0.014)
4.5
(↑1)
96151
(+8)
209
(+4)
40
(+1)
23
(+1)
0.228
(↑0.002)
4.16
(↑0.03)