☆ヤクルト v.s. ★DeNA(10回戦・明治神宮)
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DeNA
01000 0000 140
ヤクルト
00100 040× 590
勝利投手:中尾 輝(3勝1敗0S)
敗戦投手:三上 朋也(1勝1敗0S)
  DAZN
◆ヤクルトが連敗を6でストップ。ヤクルトは同点で迎えた7回裏、代打・雄平の適時打と坂口の適時三塁打で一挙4点を挙げ、勝ち越しに成功した。投げては、先発・由規が6回を1失点に抑える好投。敗れたDeNAは7回に救援陣が崩れ、打線も4安打と振るわなかった。

◆DeNA浜口遥大投手(23)の今季初勝利はならなかった。  3度目の先発で5回1/3を4安打1失点。  得点圏に走者を背負いながらも要所で粘り、山田哲に許したソロアーチのみでしのいだ。「これまでの2試合と比べて調子はよかった。ボールは荒れましたが、腕を振って強い球を投げられた。変化球も織り交ぜることが出来た」と手応えを口にしながら、同点の6回1死一、二塁での降板に悔しさを隠せず。「中継ぎ陣に申し訳ないです。次回登板に向け、1球の重みを感じながら調整したい」と力を込めた。  チームは3番手三上が7回に4失点。打線も4安打1得点に沈み、連勝は2で止まった。ラミレス監督は「浜口はよくなっているとは思う。あとは直球の精度。狙い通りにいっていない球が結構あった。その点を修正してくれれば、いい感じかなと思う」とさらなる奮起を求めた。

◆ヤクルトが逆転勝ちで、連敗を6で止めた。  6回を1失点で8奪三振と好投した先発の由規について、小川淳司監督は「本当によかった。よく頑張って、1失点に抑えてくれた」と話した。本拠地神宮での勝利は20日ぶり。指揮官は「連敗は止まったけど、ホッとしてはいられない。明日の(試合の)意味合いが大事になる」と気を引き締めていた。

◆ヤクルトの33歳コンビが、連敗を6で止める活躍で並んでお立ち台に立った。  1-1で迎えた7回1死一、三塁。代打の雄平外野手が中前打を放ち、勝ち越した。さらに2死満塁から、坂口智隆外野手が走者一掃の三塁打で3点を追加し、試合を決めた。  お立ち台で、坂口は「みんながつないでくれたので、なんとか打ちたいと思っていた。(33歳)元気いっぱいです」。雄平は「とにかく1点入れようと、必死でした」と振り返った。  普段から、野球の話でコミュニケーションを欠かさない2人。坂口は「雄くんが打ってくれて、それが勝ち越しになって良かった」と話した。  お立ち台でのインタビュー後、藤井亮太内野手から水をかけられた。坂口はすんでのところで避けたが、雄平は全身ずぶぬれ。「冷たかった。心臓が止まるかと思いました」と満面の笑みを見せた。

◆ヤクルトの由規は勝ち星こそ付かなかったが、6回4安打1失点と好投した。直球に力があり、毎回の8奪三振。「自分ができることをやろうと思った」とチームの連敗ストップに貢献した。  前日の試合で14得点したDeNAの強力打線に対し「昨日と今日は違う、と開き直った。走者をためないことだけを考えた」と強気に攻めた。小川監督は「力勝負ができていた。本当に良かった」と絶賛した。

◆DeNAは自慢の上位打線が抑え込まれた。前日25日は1番梶谷から4番筒香までで計15安打と爆発したが、この日は4人そろって無安打。今季早くも4度目の対戦となった由規の速球とスライダーのコンビネーションに苦しめられた。  首位広島が敗れてゲーム差を縮めるチャンスを逃した。ラミレス監督は「これが野球。ものすごく打った後にこういう日が来ることを自分も何度も経験した」と淡々と話した。

◆DeNAの宮崎が4試合ぶりの8号ソロを放った。0-0の二回に先頭打者で、由規に対して初球のスライダーを空振り。それでも一回の相手バッテリーの配球から「直球を狙っていた」と備え、2球目の高く抜けた速球を豪快に振って左中間席まで飛ばした。  六回に中前打を放ち、2試合連続の複数安打と好調をキープ。それでも「浜口を援護しきれなかった」と、好投しながら、また今季初勝利を逃した同じ佐賀県出身の後輩を思いやった。

◆ヤクルトが同点の七回に代打・雄平の中前適時打と坂口の3点三塁打で一挙4点を奪い、連敗を6で止めた。先発の由規は6回4安打1失点。この後、中尾、近藤、石山が好救援でつないだ。中尾が3勝目(1敗)を挙げた。お立ち台の雄平は安堵の表情を浮かべた。  --どんな気持ちで打席へ  「とりあえず1点という気持ちで必死にいきました」  --ベンチから代打での登場  「とても悔しいんですけど、その分たくさん練習して、もっとうまくなりたいと思って頑張っています」  --チームは連敗ストップ  「勝てていなかったのでうれしいです。本当によかった」  --打った瞬間の気持ち  「(守備側が)定位置にいたらゲッツーになっていたかも。でも中間(守備)だったので、打った瞬間に抜けると思いました」

◆ヤクルトが同点の七回に一挙4点を奪い、連敗を6で止めた。先発の由規は6回4安打1失点。この後、中尾、近藤、石山が好救援でつないだ。中尾が3勝目(1敗)を挙げた。  先制したのはDeNAだった。二回、先頭の宮崎が左中間席へ8号ソロを放って先制した。ヤクルトは三回二死、山田哲が相手先発の浜口から右翼席へ12号ソロを放ち、1-1の同点に追いついた。  ヤクルトは七回、一死一、三塁で代打・雄平が3番手・三上から中前適時打を放ち、1点勝ち越し。なおも二死満塁とし、坂口が4番手・砂田から走者一掃の三塁打を放ち、5-1と突き放した。

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
広島
271610.628
(↓0.015)
0
(-)
99209
(+6)
171
(+7)
45
(+1)
25
(-)
0.253
(↑0.001)
3.59
(↓0.03)
2
(-)
DeNA
212020.5122
(↓0.013)
5
(-)
100173
(+1)
165
(+5)
53
(+1)
28
(-)
0.252
(↓0.003)
3.4
(↓0.05)
3
(↑1)
阪神
222100.5116
(↑0.012)
5
(↑1)
100136
(+5)
159
(+4)
23
(-)
25
(-)
0.228
(↑0.003)
3.28
(↓0.01)
4
(↓1)
巨人
222210.5
(↓0.012)
5.5
(-)
98217
(+4)
184
(+5)
40
(+2)
21
(-)
0.274
(-)
3.89
(↑0.02)
5
(-)
中日
212410.467
(↑0.012)
7
(↑1)
97186
(+7)
201
(+6)
32
(-)
28
(+1)
0.258
(-)
4.09
(↑0.01)
6
(-)
ヤクルト
162610.381
(↑0.015)
10.5
(↑1)
100180
(+5)
221
(+1)
37
(+1)
26
(-)
0.252
(↑0.001)
4.58
(↑0.09)