| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ORIX  | 
      1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 2 | 5 | 9 | 2 | 
楽天  | 
      0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 2 | 4 | 1 | 
| 
      勝利投手:金子 千尋(1勝4敗0S) (セーブ:増井 浩俊(1勝0敗11S)) 敗戦投手:美馬 学(0勝5敗0S)  | ||||||||||||
                  ◆オリックスが3連勝。オリックスは初回、相手失策の間に先制する。その後は、5回表に宮崎のソロ、9回には福田の適時打などで追加点を挙げた。投げては、先発・金子千尋が6回1失点の好投で今季初勝利。敗れた楽天は、打線が4安打と振るわず、先発・美馬を援護できなかった。
◆楽天は22日の試合であごに打球が直撃した戸村健次投手(30)が23日、仙台市内の病院で「右下顎角骨折」と診断されたと発表した。当初は骨に異常はないとしていたが、改めて検査を受けて骨折していることが分かった。競技復帰まで3~4カ月を要する見込み。   同じく22日に右太もも裏を痛めたオコエは「右大腿(だいたい)二頭筋損傷」で復帰まで3~4週間の見込みと診断された。
◆楽天は今季5度目の3連敗となった。   先発美馬は6回2失点(自責1)の粘りの投球を見せたが、バッテリーミスの連発で初勝利を挙げることができなかった。   7回は今季初出場の細川が、高梨とのサインミスから後逸。9回には松井が暴投し、嶋がボールを見失い、二塁からの生還を許した。 梨田監督は「う~ん。何だかね。後ろにそらしたとしても、せめて1つまで」と、ため息を漏らした。
◆オリックス金子千尋投手(34)が6回2安打1失点と好投した。   5回途中まで楽天打線を無安打に。5回1死一塁で内田に初安打を許し、2死一、二塁から味方の失策で1点を失うも後続を断った。   6回2死一、二塁のピンチもウィーラーをチェンジアップで空振り三振。今季初勝利の権利を手にし、7回から黒木にマウンドを譲った。   金子は「序盤からある程度、ストライクゾーンで勝負できたことはよかったと思います。ただ、先頭打者の四球や、粘られての四球もあったので、そこはもっと意識しなければいけませんでした」と反省。   さらに「先発としてもう少し長いイニングを投げられればよかったです」と語っていた。
◆オリックス宮崎祐樹外野手(31)が1号ソロで、貴重な2点目をたたき出した。1-0の5回1死の第3打席で、楽天美馬の141キロ直球を捉えて左翼スタンドへ。   「とにかくチャンスメークをすることだけ考えて打席に入りました。ストレートをしっかり捉えることができたので、打った瞬間(スタンドに)行ったかなと思いました。千尋さんがいい投球をしていたので、なんとか援護できてよかったです」と今季未勝利の先発金子を助ける一撃を振り返った。
◆オリックスの1番宮崎が2安打1打点と存在感を示した。1-0の五回1死無走者で、ストライクを取りにきた2球目の直球を左越えに運ぶ1号ソロを放ち「とにかくチャンスメークすることだけ考えた。しっかり捉えることができた」と声を弾ませた。   一回には二塁打で出塁し、先制のホームを踏んだ。17日に1軍昇格してから、積極的な打撃を続けるリードオフマンは「それが取りえなので」と汗を拭った。
◆楽天・戸村健次投手(30)が23日、仙台市内の病院で精密検査を受け、下顎角骨折と診断された。蒔田トレーナーによると、競技復帰まで3~4カ月を要する見込みという。前日22日のオリックス10回戦(楽天生命パーク)で打球が右あごに直撃し、救急車で仙台市内の病院に搬送。当初は骨に異常はないとの所見だったが、再検査で骨折が判明した。   また、オコエ瑠偉外野手(20)もこの日、同市内の病院で検査を受け、右大腿二頭筋の損傷と診断。競技復帰まで3~4週間かかる見込みとなった。オコエは同試合で二塁打を放ったあと、代走を送られて途中交代していた。   戸村とオコエはこの日、出場選手登録を外れた。
◆楽天の美馬はまたも今季初勝利を逃したが、復調を感じさせた。援護に恵まれず5敗目を喫したものの直球には力があり、6回4安打2失点にまとめ「球も良くなっているし、打者との駆け引きができていた。空振りも取れていた」と手応えを口にした。   反省したのは、一回に1番打者の宮崎に浴びた二塁打をきっかけに味方の失策で先取点を許した投球。今季は立ち上がりの失点が目立つだけに「いきなりビハインドだと難しい。最初に点を取られないようにしたい」と話した。
◆楽天は守りのミスで痛い失点を重ねた。一回1死三塁で前進守備を敷いていた二塁手の銀次が正面のゴロを後逸して先取点を献上。七回には細川の捕逸で得点を与え、九回には2死二塁で松井が暴投したボールを捕手が見失っている間に走者の生還を許した。   打線が好調ではないだけに、無駄な失点を与えると勝利は遠くなる。今季5度目の3連敗となり、梨田監督は「まずは守り勝つこと。守ってしっかり攻撃を支えていくようにしないと」と嘆いた。
<パ・リーグ順位表推移>
| 順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 | 
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 (-)  | 
西武  | 26 | 15 | 0 | 0.634 (↑0.009)  | - (-)  | 102 | 224 (+2)  | 162 (+1)  | 41 (+1)  | 49 (-)  | 0.276 (↓0.001)  | 3.66 (↑0.07)  | 
| 2 (-)  | 
日ハム  | 24 | 19 | 0 | 0.558 (↑0.01)  | 3 (-)  | 100 | 146 (+2)  | 151 (-)  | 42 (+1)  | 28 (+2)  | 0.227 (↑0.002)  | 3.35 (↑0.08)  | 
| 3 (-)  | 
福岡  | 22 | 20 | 0 | 0.524 (↓0.013)  | 1.5 (↓1)  | 101 | 182 (+1)  | 156 (+2)  | 50 (-)  | 28 (+3)  | 0.261 (↑0.001)  | 3.67 (↑0.04)  | 
| 4 (-)  | 
ORIX  | 21 | 22 | 1 | 0.488 (↑0.012)  | 1.5 (-)  | 99 | 155 (+5)  | 166 (+2)  | 33 (+1)  | 26 (+1)  | 0.231 (↑0.001)  | 3.54 (↑0.06)  | 
| 5 (-)  | 
ロッテ  | 19 | 22 | 0 | 0.463 (↓0.012)  | 1 (↓1)  | 102 | 171 (-)  | 177 (+2)  | 17 (-)  | 46 (+1)  | 0.25 (↓0.001)  | 3.94 (↑0.04)  | 
| 6 (-)  | 
楽天  | 14 | 28 | 1 | 0.333 (↓0.008)  | 5.5 (↓1)  | 100 | 130 (+2)  | 196 (+5)  | 34 (+1)  | 19 (-)  | 0.226 (↓0.002)  | 4.29 (↑0.03)  | 
コメント