1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
西武 |
0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 2 | 3 | 8 | 0 |
福岡 |
1 | 1 | 0 | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 | × | 5 | 9 | 0 |
勝利投手:攝津 正(1勝0敗0S) 敗戦投手:カスティーヨ(2勝3敗0S) |
◆ソフトバンクが連敗を4で止めた。ソフトバンクは初回、松田の適時打で幸先良く先制する。その後は、2回裏に柳田が適時打を放つと、4回には中村晃の2ランが飛び出しリードを広げた。投げては、先発・攝津が5回無失点で今季初勝利。敗れた西武は、終盤に3点を返すも及ばなかった。
◆西武金子一輝内野手が、プロ5年目で初安打となる初本塁打を放った。 プロ初打席となった7回は、代打で加治屋に空振り三振。4点を追う9回先頭で再び打席が回ってきた。ソフトバンク森の初球、高め149キロを振り抜き、左翼席最前列へ放り込んだ。 「まさか入るとは」と、自分でも驚いた。ボールはファンの好意で手元に戻ってきた。「やはり、父と母に渡したいです」と口元をほころばせた。ただ、最後は「自分は1発を打つバッターではありません。今まで積み上げたバッティングをし続けるだけ。1本、ヒットを打っただけだと思うようにします。とにかく、ヒットをたくさん打てるバッターになりたい」と、本塁打にも浮かれることなく話した。 辻監督は「積極的に振った結果だね。1打席も三振したけど、雰囲気はあったので、(9回も)代打よりも、もう1回打たせようという気になった。自信にして欲しい。またチャンスはあるでしょう」と、敗戦の中にも明るい話題を喜んでいた。
◆ソフトバンク摂津正投手が5回無失点の好投で、618日ぶりとなる今季初勝利を挙げた。 お立ち台ではインタビュアーから「この思いを誰に伝えたいか」とマイクを向けられると「たくさんの...」で下を向いて目頭を押さえるシーンも。再び顔を上げ声を振り絞って「(2軍の)筑後で『頑張って』『1軍で待っています』。その言葉が原動力になっています。本当にありがとうございました」と頭を下げた。 初回に1死二塁のピンチを迎えるも、西武浅村を空振り三振、4番山川を宝刀シンカーで三ゴロに打ち取って無失点に抑えた。5イニング中4度も得点圏に走者を背負った投球だったが、「内容は良くなかったですけど、何とか粘ることができました」と5回無失点で投げきった。継投陣がきっちりつないで2016年9月11日西武戦(ヤフオク)で白星を挙げて以来、2季ぶりの白星をつかんだ。 昨年は6試合に先発も勝ち星に恵まれず。今季は開幕から2軍生活が続き、ここまで7試合で2勝0敗、防御率3・08。右前腕の張りで登録抹消した千賀の代役として、出番がまわってきた。
◆ソフトバンクのリバン・モイネロ投手(22)が両打ちだったことを明かした。 この日、交流戦に向け投手陣が今季初めて打撃練習を行った。左打ちでティー打撃をしていたが、いざ打撃ケージに入ると右打席に。ほかの投手陣から「え~! ティト(モイネロの愛称)右打ちなの??」と驚きの声があがった。 右打席で器用にバントし、強烈なフルスイングから強い打球も放っていた。NPBや球団が発表しているプロフィルは「左投げ左打ち」だと通訳が伝えると日本語で「ホント!」と驚き「右でも打てるよ。両打ちだよ」とスイッチヒッターであることを明かした。キューバでは野手経験もあり、右打席でも試合に出ていたという。 セ・リーグ本拠地での交流戦は9試合。中継ぎ投手のモイネロに打席がまわってくるか楽しみだ。
◆首位の西武が2連敗を喫した。 先発カスティーヨが4回1/3、8安打5失点で3敗目。最速154キロと球に力はあったが、高く入ったところを打ち返された。 打線はソフトバンク摂津にてこずり、5回まで投げきられた。8回にメヒアの右前打で1点を返し、9回には金子一のプロ初本塁打となるソロと、山川の適時二塁打で2点を加えたが、そこまで。 辻発彦監督は打線の消極的な姿勢を指摘した。「嫌な予感が当たった。(摂津に)のららりくらりと投げられ、点を取れなかった。(打線は)らしくなかったね。やっぱり、勝ててないのもあるけど、選手がちょっと違う。いつもの積極性がない。見ていったりして。源田や金子(侑司)には言ったけど、普通ならカウント3-1からもガンといっていたのが、大事にいってね。粘りはしたけど」と話した。 終盤の追い上げには「最後に積極的にいって、ヒットでつながった。それで勝ってきたんだから」と評価した。
◆ソフトバンクは日本ハムから金銭トレードで移籍した市川が、摂津の2年ぶり勝利を後押しした。4-0の五回に自身3年ぶりの三塁打で1点を加え「なかなか打てなかったので、精神的にも大きな一歩になった」と喜んだ。 配球面ではカーブが本調子でないと摂津から言われたそうだが「対戦相手だった時に直球とカーブの速度差が嫌だったので、勇気を持って要求した」と、してやったりだった。
◆西武のプロ5年目、金子一がプロ初安打となる本塁打を放った。代打で登場した七回のプロ初打席は空振り三振に倒れたが、九回の先頭打者で森から左越えにアーチをかけた。「とにかく思い切っていこうと打席に入った。本当にうれしい」と喜びがにじんだ。 神奈川・日大藤沢高から2014年にドラフト4位で入団した。本塁打のボールは両親に贈るそうで、「自分は一発を打つ打者ではない。まだ1本ヒットを打っただけ」と浮かれることなく話した。
◆西武のプロ5年目、金子一がプロ初安打となる本塁打を放った。代打で登場した七回のプロ初打席は空振り三振に倒れたが、九回の先頭打者で森から左越えにアーチをかけた。「とにかく思い切っていこうと打席に入った。本当にうれしい」と喜びがにじんだ。 神奈川・日大藤沢高から2014年にドラフト4位で入団した。本塁打のボールは両親に贈るそうで、「自分は一発を打つ打者ではない。まだ1本ヒットを打っただけ」と浮かれることなく話した。
<パ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
西武 | 25 | 15 | 0 | 0.625 (↓0.016) | - (-) | 103 | 222 (+3) | 161 (+5) | 40 (+1) | 49 (+1) | 0.277 (↓0.001) | 3.73 (↓0.05) |
2 (-) |
日ハム | 23 | 19 | 0 | 0.548 (↓0.013) | 3 (-) | 101 | 144 (-) | 151 (+2) | 41 (-) | 26 (-) | 0.225 (↓0.003) | 3.43 (↑0.05) |
3 (-) |
福岡 | 22 | 19 | 0 | 0.537 (↑0.012) | 0.5 (↑1) | 102 | 181 (+5) | 154 (+3) | 50 (+1) | 25 (-) | 0.26 (↑0.001) | 3.71 (↑0.02) |
4 (-) |
ORIX | 20 | 22 | 1 | 0.476 (↑0.013) | 2.5 (↑1) | 100 | 150 (+10) | 164 (-) | 32 (+2) | 25 (+1) | 0.23 (↑0.005) | 3.6 (↑0.08) |
5 (-) |
ロッテ | 19 | 21 | 0 | 0.475 (↑0.013) | 0 (↑1) | 103 | 171 (+2) | 175 (-) | 17 (+1) | 45 (+1) | 0.251 (↓0.002) | 3.98 (↑0.1) |
6 (-) |
楽天 | 14 | 27 | 1 | 0.341 (↓0.009) | 5.5 (-) | 101 | 128 (-) | 191 (+10) | 33 (-) | 19 (+1) | 0.228 (↓0.001) | 4.32 (↓0.14) |
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