ロッテ(★1対4☆)日本ハム =リーグ戦7回戦(2019.05.05)・ZOZOマリンスタジアム=
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日本ハム
0300001004910
ロッテ
0100000001501
勝利投手:バーベイト(2勝1敗0S)
(セーブ:秋吉 亮(0勝1敗4S))
敗戦投手:石川 歩(0勝2敗0S)

本塁打
【ロッテ】レアード(10号・2回裏ソロ)

  DAZN
◆日本ハムは2回表、西川の適時打などで3点を先制する。3-1で迎えた7回には、西川が再び適時打を放ち、追加点を挙げた。投げては、先発・バーベイトが5回7奪三振1失点の投球で今季2勝目。敗れたロッテは、打線が5安打1得点と振るわず、先発・石川を援護できなかった。

◆ロッテ角中勝也外野手(31)はここまで通算998安打で、節目の通算1000安打まで残り2本と近づいている。 通算1000安打達成となるとプロ野球296人目。独立リーグからドラフト入団した選手としては初の快挙となる。

◆千葉県出身でアイドルグループ℃-uteの元メンバー、鈴木愛理(25)が始球式を務めた。 この日はJ:COMスペシャルデーとして行われた。打者はロッテ井上晴哉、捕手は鈴木大地の"鈴木バッテリー"。大きく振りかぶり、左足を高々と上げる美しいフォームで投げ込むと、ベース手前でワンバウンドしたものの白球は真っすぐ捕手に届いた。 見届けて両手を突き上げた後、小さく拍手をして大喜び。「もともと球技が苦手で、今日のファーストピッチのために一生懸命練習してきたので、真っすぐ投げることができて良かったです」とコメントした。

◆ロッテのブランドン・レアード内野手が10号アーチをかけた。 3点先取された直後の2回裏、1死走者なしでバーベイトの直球をバックスクリーンへ運んだ。 古巣日本ハムから放った大きな1発に「いい感じでスイングすることができた。この感じを次の打席でも続けていくだけだよ。幕張スシ、さいGO!(さあ、行こう、最高)」とコメントした。

◆日本ハムは2回1死満塁から内野ゴロの間に1点、西川の2点二塁打で3点先取。ロッテはレアードの10号ソロで1点をかえした。 日本ハムの先発バーベイトは5回3安打1失点で降板。ロッテ石川は3回以降立ち直って追加点を許さず、2点差のまま終盤へ。 日本ハムが7回に1点追加し、3点差で制した。バーベイトが2勝目。ロッテは開幕投手を務めた石川が未勝利のまま2敗目。

◆ロッテ石川歩投手に勝ちが付かない。今季最長の8回118球を投げたが、9安打4失点で2敗目。 2連続安打と犠打野選で無死満塁とした2回、日本ハム西川の二塁打などで3点を失った。「失点したところ。あそこ以外は良かった」と3回以降持ち直し、ブルペンを休ませたが、援護にも恵まれなかった。開幕投手を務めながら5試合未勝利と、苦しい流れが続いている。

◆日本ハム・バーベイト投手が今季2勝目を挙げた。 3点の援護を受けた直後の2回、レアードに1発を浴びるも、その後はスプリットを効果的に使うなど要所を締め、5回3安打1失点7奪三振。 「全体的に調子は良かった。チームが勝てるように任されたところで投げるだけ。長いイニングを投げられるということを見せられたのは良かった」と笑顔を見せた。

◆日本ハム鍵谷陽平投手(28)が、復帰後の4試合連続無失点で勝利に貢献した。ロッテ戦(ZOZOマリン)で2点リードの6回に2番手で登板。 4番井上に右前打を許すも、1発を放っていたレアードを三ゴロ併殺打。控えめに右拳を握った。「あそこは0点に抑えることが一番いい」と1回1安打無失点で今季初ホールド。宮西-石川直-秋吉の救援陣0封リレーにつなげた。 その時まで、静かに牙を研いできた。4月4日楽天戦で1回2/3を5失点の乱調。翌5日に出場選手登録を外れ、約1カ月の調整を経て今月1日に再昇格した。「自分が今、できることをやって冷静に整理できた」と身も心も一新。昇格後は4戦連続で失点なし。この日は本来の最速150キロの直球とスライダー、フォークで相手主軸を封じた。「まだまだ、いろんな場面で投げ続けていければ」と、さらなる飛躍を求めていく。 野球を始めた小学1年から、こどもの日はグラウンドで過ごしてきた。同時期に、相撲を始めたほど「ポッチャリ」体形だった幼少期。小学6年時は児童会長を務めるなど、文武両道の少年だった。「こどもの日は一日中、野球ができたので。小学生から、ゴールデンウイークは休んでいないですね」と笑った。7年目右腕は、今年のこどもの日も、すがすがしく腕を振った。【田中彩友美】 ○...日本ハム木田投手チーフコーチ(2番手鍵谷について)「これから戦っていく上で、しっかり投げてもらわないといけない投手のひとり」

◆雪辱の14球だった。4日ロッテ戦で逆転を許し「昨夜は寝付きが悪かった」という日本ハム宮西尚生投手が、3点リードの7回、3番手で登板。 1イニングを2奪三振含む3者凡退と好救援し、11ホールド目を記録した。「ここ数試合で2度やらかしていたので...。今日は気迫で投げた。清水がそれを察して、強気の直球をうまくリードしてくれた」と、マスクを被った後輩に感謝した。

◆ロッテのブランドン・レアード内野手(31)が5日、日本ハム7回戦(ZOZOマリン)に「5番・三塁」で出場し、二回に中越え10号ソロ本塁打を放った。  「いい感じでスイングすることができた。この感じを次の打席でも続けていくだけだよ。幕張スシ、さいGO!(さあ、行こう、最高)」  3点を追う二回1死で迎えた第1打席。相手先発、バーベイドの152キロの直球を豪快にバックスクリーンに運んだ。  昨季まで4年間在籍した古巣日本ハムから今季7戦目で初の一発。ZOZOマリンですっかりおなじみとなった"すしポーズ"を披露し、満面の笑みを浮かべた。  また、来日から5年連続で2桁本塁打をマークした。

◆日本ハム・西川遥輝外野手(27)が5日、ロッテ7回戦(ZOZOマリン)に「1番・中堅」で先発出場。二回に貴重な追加点となる左越え2点二塁打を放った。 清水の三ゴロの間に先制した直後の二回2死二、三塁。2ボールから石川の144キロを捉え、左越え2点二塁打。「逆方向への大きな当たりはたまたまだと思いますが、思い切って振っていったら、良い結果につながりました」と二塁上で白い歯をのぞかせた。  前日4日には、バックスクリーン上のポールに飾られている「こいのぼりを狙って打ちました」と先頭打者アーチを記録。「今日は子どもの日なので、頑張ったら良いことがあるよ、という姿を見せたいなと思います」と張り切っていた。

◆ロッテの石川は今季最長の8回を投げ、9安打4失点で2敗目を喫した。今季初勝利はならず「失点したところですよね」と二回に西川の2点二塁打などで3点を失った投球を悔やんだ。  三回以降は立ち直り、安定した投球を見せた。井口監督は「しっかり投げてくれた。だんだん調子が上がってきた」と前向きに評価した。

◆日本ハムの宮西が4-1の七回を三者凡退に抑え、勝利に貢献した。前日4日の試合では1点リードの八回に登板して逆転を許し、負け投手となっていた。「寝付きも悪かった」と振り返る手痛い救援失敗だったが、すぐに雪辱した。  4月にプロ野球史上初の通算300ホールドを達成した中継ぎの柱。「俺が打たれると、監督もコーチも困るだろうし」とプライドをのぞかせた。

◆日本ハム・西川遥輝外野手(27)が、多くのちびっ子の前でヒーローになった。  「一人でも多く野球をやりたいという子供が増えたらいい。西川選手みたいになりたいといってほしい」  二回に貴重な追加点となる左越えの2点二塁打を放ち、七回には駄目押しの左前適時打。2安打3打点の活躍で、チームは貯金を1とした。  幼少期から野球漬けの毎日で、テレビゲームなどで遊んだ記憶はない。「野球選手になりたいとかではなく、なるしかなかった」。野球中継を見ることもなく、憧れるプロ野球選手もいなかったという。  「ヒーローがいない人たちのヒーローになれれば」と西川。日本ハムのリードオフマンは、子供たちの憧れの存在であり続ける。 (中田愛沙美) 西川について日本ハム・栗山監督 「よく打ってくれた。チームのためにやってくれているが、もっと打てる能力のある打者」

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
19112 0.633
(↑0.012)
-
(-)
111134
(+7)
102
(+2)
38
(+2)
32
(+2)
0.257
(↑0.002)
2.680
(↑0.03)
2
(-)
西武
15141 0.517
(↑0.017)
3.5
(-)
113162
(+4)
156
(-)
37
(+2)
36
(+1)
0.252
(↓0.002)
4.560
(↑0.16)
2
(-)
日本ハム
15142 0.517
(↑0.017)
3.5
(-)
112120
(+4)
123
(+1)
18
(-)
13
(-)
0.248
(↑0.001
3.810
(↑0.09)
4
(2↓)
楽天
14151 0.483
(↓0.017)
4.5
(↓1)
113147
(-)
132
(+4)
32
(-)
10
(-)
0.250
(↓0.004)
4.080
(↓0.01)
5
(-)
ロッテ
13161 0.448
(↓0.016)
5.5
(↓1)
113112
(+1)
132
(+4)
33
(+1)
24
(+1)
0.234
(↓0.003)
3.950
(-)
6
(-)
ORIX
11173 0.393
(↓0.014)
7
(↓1)
11295
(+2)
125
(+7)
23
(+1)
30
(-)
0.222
(↓0.001)
3.670
(↓0.03)