阪神(☆6対3★)広島 =リーグ戦13回戦・阪神甲子園球場=
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広島
10001 1000 350
阪神
00410 100× 6111
勝利投手:才木 浩人(3勝3敗0S)
(セーブ:ドリス(1勝3敗21S))
敗戦投手:九里 亜蓮(4勝3敗0S)
  DAZN
◆阪神は1点を追う3回裏、北條と伊藤隼の連続適時打などで4点を奪い、逆転に成功する。続く4回には、2死一塁から北條が適時二塁打を放ち、リードを広げた。投げては、先発・才木が今季3勝目。敗れた広島は、初回に松山の適時打で先制するも、先発・九里が誤算だった。

◆ジミー大西(54)がファーストピッチセレモニーに登場した。  投球前にロジンバッグを髪の毛にはたくボケをかますと、マウンド上で後ろにひっくり返った。大きなフォームから投げたボールはやや外角に外れたがノーバウンド。「ナイスピッチ。一生に1度あるかないかの夢のような舞台。めちゃ感動しました」と興奮しながら振り返った。  大阪の強豪・大商大堺の野球部に所属していたことは知られている。ただ、ベンチからのサインが複雑で「覚えられなかった。足し算、引き算だったんですけど『マイナス3』になってしまった。バットで地面に書いてしまって、監督から怒られ、マネジャーになれと言われました」と当時をなつかしんだ。  ジミー大西は明石家さんまがプロデュースした動画配信サービス「ネットフリックス」のドラマ「Jimmy」で、主人公のモデルになった。すでに配信中で「やってる、やってる~。泣けるし笑えます」と自らのギャグを交えてPRした。

◆才木浩人投手(19)が強力広島打線を相手に先発の役割を果たし3勝目を挙げた。  初回に2四球を与えた後、広島松山に中前タイムリーを打たれて先制点を与えた。しかし味方打線の援護をもらった後は踏ん張った。5回に1失点、6回には先頭バティスタにソロ本塁打を浴びて降板となったが、5回0/3を3失点。3勝目の権利を持ってリリーフ陣に後を託した。  「立ち上がり四球を続けて先制されてしまい、前回の登板の反省を生かせず、同じ失敗を繰り返してしまいました。6回も任せてもらったにも関わらず、初球の失投を打たれ降板してしまい、リリーフの方々に負担をかけてしまいました。野手の方々に点を取っていただいて、守備でも本当に助けていただきました」と周囲のバックアップに感謝した。

◆阪神原口文仁捕手がまた代打で結果を出した。  5-3と広島に追い上げられて迎えた6回1死二塁で代打起用。広島アドゥワから左前に貴重なタイムリーを放った。  「打ったのはストレート。しっかりタイミングを取って自分のスイングで打つことができました。追い上げられてきている追加点の欲しい場面でランナーをかえすことができて良かったです」。  今季代打では29打数15安打で、打率は驚異の5割1分7厘だ。

◆阪神北條史也内野手が同点打を放った。1点を追う3回1死一、二塁。広島九里のスライダーをとらえ、左前へ。  二塁走者梅野が同点のホームを踏んだ。これで6試合連続安打と好調キープの北條は「とにかく次につなぐ意識で、コンパクトにスイングすることを心掛けていました。才木も頑張っているので、早い回に追いつくことができて良かったです」。  その言葉通り、この一打で打線がつながった。3番に抜てきされた続く伊藤隼の二塁内野安打で勝ち越し。伊藤隼は「打ったのはスライダー。初回のチャンスで結果を出せていなかったので、なにがなんでもランナーをかえすという気持ちで打席に入りました。きれいな当たりではなかったですが、いいところに飛んでくれました」と振り返った。  さらに2死満塁からナバーロが右前に2点タイムリー。「打ったのはシュート。チャンスで積極的にいこうと思っていた。低めに変化させるのが上手な投手なので『ゾーンを上げて!』と自分に言い聞かせて打つことができたね」と胸を張った。  3本のタイムリーでこの回一気に4点を挙げ、逆転に成功した。北條は4回にも左越えにタイムリー二塁打。「追い込まれていましたが、内角のシュートにうまく反応することができました。打席の中で、とにかく目の前の1球に集中できたことがいい結果につながったと思います」。初回の左前打も合わせ、3打席目で早くも3安打猛打賞をマークした。

◆広島は1回に幸先良く先制するも、3回に先発九里が打者9人の猛攻を浴びて逆転を許した。その後、広島打線が追い上げを見せるも、追いつくことはできなかった。連勝は4で止まった。広島緒方孝市監督(49)の談話は以下の通り。    - 先発九里が3回にビッグイニングをつくった  緒方監督 (守備のミスで)アウトに取れるものを取っていないから。そういった中でも最少失点でいかないとね。  - 打線は中盤に1点ずつ返して追い上げを見せた  緒方監督 こっちも反撃して、チャンスをつくったからね。  - ミスからの切り替え  緒方監督 防げる失点のところできちっとした守りをしないといけない。ミスは出るんだけどね。点を取られるのはしょうがない。最少失点でいかないと。(1イニング4失点で)向こうに流れが行ってしまった。 貧血女子がこぞって飲むスーパーフルーツジュースがすごいんです 賀来千香子さんは何歳でしょう?正解すると抽選で1万名様無料! 妻も驚き?男の自信を取り戻す秘訣...まずは980円でお試し! 「嘘だろ...」中性脂肪が...トクホを1日1本続けて驚愕の結果

◆阪神金本知憲監督は広島戦での連敗を6、甲子園での連敗を5で止め、ホッと胸をなで下ろした。  甲子園では打線が沈黙するケースが目立っていたが、この日は11安打6得点。21日ぶりの甲子園星に、「本当に長かったですね。本当に申し訳ない気持ちでいっぱいなんですけどね。いいところでタイムリーが出ましたし、ちょっと詰まっていたようなものがスッキリした試合ではあったと思います」と振り返った。

◆阪神北條史也内野手が3安打2打点の活躍で、チームの甲子園連敗を5で止めた。  0-1の3回1死一、二塁で同点の左前打。4回には左翼越えに5点目を挙げる二塁打を放った。  開幕は2軍で迎えたが、打力を生かして「2番遊撃」に定着している。ヒーローインタビューでは「開幕から1軍を目標にしていたが、なかなかうまくいかず2軍で過ごしていた。その2軍での生活で、しっかり自分の打撃を見つめ直してやってきた結果が、今打てている要因かなと思います」と明るい表情で語った。  遊撃守備でも見せた。5回。1点を返されてなお2死一、二塁。松山の痛烈な二塁ベース寄りの打球を倒れ込みながら好捕し、つかんだ試合の流れを渡さなかった。このプレーは金本監督も「少々、守備に目をつむっても(先発起用する)という思いだけど、今日は守備もよかった」と称賛した。

◆阪神伊藤隼太外野手(29)は鬼の形相でゴロの行く末を凝視した。飛びついた一塁松山のミットから白球がはじかれ、右翼芝生に転がっていく。泥臭くも価値ある決勝打。打倒カープを期した首脳陣の勝負手として機能し、甲子園に漂う重苦しい雰囲気を一気に明るく変えてみせた。  伊藤隼 どの打席でも集中しているけど、いい場面で回してもらったので。1打席目は内容はともかく結果としてつなげられなかった。今度はいい当たりではなかったけど、結果的には良かったです。  6連敗中の広島を相手に、プロ7年目で初の3番スタメン。「特に気にすることはなかったです」。福留の積極的休養日にクリーンアップを託されても、中堅組らしく落ち着き払っていた。1点を追う1回無死一、二塁では中飛。同点に追いついた直後の3回1死一、二塁、形にこだわってはいられなかった。九里の低めスライダーに体を沈めて食らいつき、一、二塁間に勝ち越し打を決めた。  昨季4打数2安打の好相性を誇った右腕を再び打ち砕き、金本監督も納得顔だ。「福留が休みのところ、いいところでタイムリーを打ってくれましたね。あの1本をあそこで出してくれたら、十分仕事をしてくれたと思います」。首位広島相手の、そして聖地甲子園での連敗をストップさせる、味のある働きだった。  夏。昔抱いていた夢を思い出す季節がやってきた。中京大中京高から慶大4番というエリート街道を歩む中、一時は高校野球の指導者にもあこがれがあったという。「先生になりたかったんです。筑波大に進学して教員免許を取りたいなって。それで公立高校の監督になって、強い中京大中京を倒したいな、なんて考えていましたね」。強い相手を倒したい-。今も変わらぬ負けん気の強さが、この日もまた光った。【佐井陽介】

◆阪神が首位広島から意地の白星をもぎ取った。ヒーローは北條史也内野手(23)だ。3回の同点打や4回の中押し打など3安打2打点。青森・光星学院(現八戸学院光星)時代に3季連続準優勝を導いた若虎が、俺の季節到来とばかりに瀕死(ひんし)の虎を救った。負けていれば今日26日にも自力Vが消滅した崖っぷちで甲子園連敗も5で止め、21日ぶりに六甲おろしの大合唱。今日の長期ロード出発前ラスト甲子園も勝って、反攻の旅に出るぞ!  ナインの顔がようやく笑顔で輝いた。金本監督の言葉が全員の気持ちを代弁する。「本当に長かった。本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです」。甲子園での連敗を5で止めた。長期ロードに出る目前、聖地のファンに勝利を届けた。  立役者は北條だった。3安打、適時打2本だ。0-1の3回。1死一、二塁からの同点左前打で打線に火を付けた。「才木も頑張っていた。早い回に追いつけてよかった」。この回、一挙4点で逆転した。次は4回。コンパクトな振りだった前の打席とは違い、豪快なスイングで内角シュートをとらえ、左越え二塁打で5点目をたたき出した。  青森・光星学院では2年夏から3季連続の甲子園準V。3年夏は1大会4本塁打と大暴れ。この季節に、甲子園5連敗を断ち切ったのは決して偶然ではない。 2年前の遊撃レギュラーは今季、開幕から2軍暮らし。お立ち台で包み隠さず言った。「2軍での生活で、しっかり自分の打撃を見つめ直した」。6月1日が初出場。先発18試合のうち、無安打は最初の2試合だけ。先発すれば16試合連続で安打を連ねている。 期待が大きいから、ハードルも高い。平野打撃コーチは「言いまくります」と明かす。1、2軍問わず他のコーチから誰よりも多くの要求を与えられる。混乱しないように、増えた引き出しを1つずつかみ砕く。一流選手や、自分と似たタイプの選手を見て研究したり、自分との比較を重ねてきた。欠点と真正面から向き合える強さがあった。 金本監督は「本当に調子がいい。少々、守備に目をつむってもという思いだけど今日は守備もよかった」と称賛した。5回。1点を返されてなお2死一、二塁。松山の痛烈な二塁ベース寄りの打球を倒れ込みながら好捕し、打者走者を刺した。直前の攻撃で1点を追加したが、すぐに1点を返されるイヤな展開。松山の打球が抜けていれば2点差。試合の流れを左右すると言ってもいい場面でのビッグプレーだった。 「今日は貢献できてよかったけど、これから勝つために自分が何をすべきか考えながらやっていきます」。華やかな高校時代から一皮も二皮もむけた北條が、熱い夏を再び演出する。【柏原誠】
 ◆北條の甲子園 光星学院2年時(11年)の春夏、3年時(12年)の春夏と甲子園に出場。チームメートの田村龍弘(現ロッテ捕手)らとともに、夏、春、夏と3季連続準優勝を果たした。3年夏は史上5人目の夏の同一大会4本塁打の大爆発。春と夏の決勝は4番を務め、現チームメートの藤浪晋太郎投手擁する大阪桐蔭と対戦。春は4打数2安打、夏は4打数0安打だった。

◆やっぱり神様は期待を裏切らない。快音を欲する虎党の大声援に応え、阪神原口がまた打った。出番は6回。2点差に迫られて迎えた1死二塁のチャンスで、広島2番手アドゥワの2球目直球をきれいに左翼にはじき返した。リードを3点に広げるタイムリーで、強力広島打線の追い上げムードを押し戻した。  「流れ的に嫌な感じでしたが、1点を取れば流れが変わるという場面。しっかり準備して、自分のスイングをしようと思っていました。甘い球をとらえられて、いい結果につながってよかったです」  勝ちにはつながらなかったが前日24日にも9回に右翼線に安打を放ち、今季の代打打率を5割に乗せた。そして迎えたこの日は貴重な追加点をもたらす一打。すでに驚異的だった代打打率は、29打数15安打の5割1分7厘まで上昇した。  いつもより早い出番でも、集中力は変わることはない。「試合展開を見ながら準備しています。たくさん先輩方がいる中、ベンチで声を出すのも仕事なんですが、早い回からしっかり準備させてもらっているので」と感謝した。起用した金本監督も「片岡コーチが(あの場面は)何が何でも原口でいくというから、彼に対する信頼というのは本当に高いですね」と認める。勝負どころで起用され続ける神様が、集中力を研ぎ澄ましてバットを振り抜く。【吉富康雄】

◆うなる直球で、阪神才木が広島打線を押した。150キロもマークした直球を軸に組み立てた。5回0/3を投げて4安打3失点(自責2)でプロ3勝目をマーク。1点を追う3回には2番菊池を左飛の後、3番丸、4番鈴木を連続三振。流れを断ち切り「野手の方々に点を取っていただいて、守備でも本当に助けていただきました」と謙虚に振り返った。  反省の多い試合だった。1回2死から連続四球を与えて松山に先制適時打を許した。前回登板でも1回に失点。「同じ失敗を繰り返してしまった」と視線を落とした。2回以降は立ち直ったが、6回には先頭のバティスタにソロを被弾して降板し「中継ぎの方々に負担をかけてしまいました」。金本監督は「攻めきった上で打たれるのは仕方がないんですけど、逆球の抜け球っていうのは反省してほしい。才木に対する期待は我々はもっと高い」とたたえながらも注文を付けた。勝って成長し、才木はどんどん強くなる。

◆首位独走の広島は阪神に敗れ、連勝が4で止まった。リーグ最速50勝を前に足踏みも、サビエル・バティスタ外野手(26)が推定飛距離130メートルの豪快な15号ソロを放った。左翼のレギュラー格だった野間が21日に故障してからは、これで3試合連続スタメン出場。うち2試合で本塁打と自慢のパワーを示し、定位置奪取をアピールした。  手ごたえ十分の打球だった。6回無死走者なし。バティスタは右腕才木の初球を狙っていた。高め141キロをフルスイング。甲子園の虎党の悲鳴とともに、打球は左中間最深部へ消えた。一塁を回ったドミニカンはニッコリ。自画自賛した2試合ぶりの1発だった。  「初球の真っすぐを狙っていた。完璧に捉えることができた。感触も良かったから、打った瞬間入ると思った。甲子園で初めてホームランが打てて良かった」  4回の第2打席は同じ高め直球を打ち損じ、左翼フェンス際でフライが失速。「ミスして上がり過ぎたから、次はライナーを狙った」ときっちり修正した。投手陣では同じドミニカ共和国出身のフランスアがこのところ台頭。カープアカデミー出身の"先輩"が負けじと存在感を示した。  球宴までの前半戦で13発。昨季11本だった自己最多を早くも更新したが、個人的な目標はもっと先にある。「あと20本はホームランを打ちたい。去年より打撃はいい感じ。もっと試合に出る必要がある」と鼻息を荒くする。左翼のポジションを争う野間の不在は、バティスタにとってはチャンス。「野間がいないから、チームを助けるためにもっと打ちたい」と誓った。  日本列島が酷暑に包まれているが、へっちゃらとばかりに語る。「暑いのは好き。ドミニカみたいな気候だからね」。食欲も衰え知らずで、夏場も体重は落ちない。「やせたいけど、焼き肉とかいっぱい食べるから無理」と立派な腹回りをさすって笑った。  そんな助っ人のアーチで2点差に迫ったが、反撃も及ばず。初対戦の才木に白星を献上した。それでも2位との大差は変わらない。緒方監督も「こっちも反撃してチャンスはつくったし」と、打線にはいたって前向き。大型連敗さえ回避できれば、おのずと頂点が見えてくる。【大池和幸】

◆阪神は広島に競り勝った。先発した才木浩人投手(19)が5回0/3を投げ4安打1失点で3勝目(3敗)。打っては北條史也内野手(23)が三回、四回に2打席連続の適時打を放つなど活躍した。  先制したのは広島。一回、二死から2四球でチャンスを広げると、松山が中前適時打を放ち1点を先制した。阪神は三回、一死一、二塁から北條が広島先発の九里から左前適時打を放ち同点。続く伊藤隼の適時内野安打で2-1と勝ち越した。さらに二死満塁とし、ナバーロの右前2点打で4-1とした。四回には二死一塁で北條が左越え適時二塁打を放ち5-1とした。  広島は五回に二死一、二塁で鈴木が左前適時打を放ち、1点を返した。六回にも先頭のバティスタが左中間席へ15号ソロを放ち、1点を返した。阪神はその裏、一死二塁で代打・原口が左前適時打を放ち6-3とした。  阪神は終盤の七回を藤川、八回を桑原が無失点でつなぎ、九回はドリスが締めた。

◆阪神は広島に競り勝った。先発した才木浩人投手(19)が5回0/3を投げ4安打1失点で3勝目(3敗)。打っては「2番・遊撃」で先発した北條史也内野手(23)が三回、四回に2打席連続適時打を放つなど3安打2打点と活躍した。お立ち台の北條は安堵の表情を浮かべた。  --3安打の大当たりだった  「3安打打っているので内容も良かった」  --好調の理由は  「たまたまでしょうね」  --今シーズンにかける思い  「開幕から1軍にいることが目標だったが、うまくいかず2軍で過ごした。そこでしっかり自分の打撃を見つめ直せた結果が、いま打てている要因です」  --守備でも好プレー  「練習中に金本監督が強烈なノックを打ってくださるので、その成果が出ていると思います」  --今後に向けて  「謙虚にやっていきます」

◆阪神は広島に競り勝った。先発した才木浩人投手(19)が5回0/3を投げ4安打1失点で3勝目(3敗)。打っては北條史也内野手(23)が三回、四回に2打席連続の適時打を放つなど活躍した。以下は金本監督の一問一答。  --久しぶりの甲子園の勝利  「長かったというか。本当に申し訳ない」  --手応えある勝利  「きょうはいいところで適時打が出た。詰まっていたものがスッキリした試合だった」  --北條について  「調子がいいので、守備には多少目をつぶっても使っているという感じでしたけど、守る方でもきょうは良かった」  --3番に起用した伊藤隼  「福留が休みのところで適時打を打ってくれた。きょうはあの一本だしてくれただけでも、十分仕事をしてくれた」  --原口も代打で適時打  「片岡コーチがは何が何でも原口で、ということだったので、信頼は高いですね」  --才木について  「六回は逆球を(スタンドに)持っていかれてしまって、その前の回にも逆球を打たれている。攻めきった上で打たれるのは仕方ないけど、反省してほしい。才木に対する期待は我々も高いので、彼も納得していないだろうが、とりあえず勝ちゲームに貢献してくれたということにしておきましょう」  --26日を最後に甲子園を離れる  「最後広島に勝って、スッキリ勝って遠征にいきたい。藤浪もあした、今年は期待に応えられてない部分もあるので、しっかり勝ちに貢献してほしい」

◆広島は先発の九里が4回5失点と試合をつくれず、4連勝でストップ。「先頭打者への四球は反省しないといけない」と渋い表情で話した。  悔やんだのは1-0の三回。梅野に四球を与え、犠打と内野安打で一死一、二塁に。北條と伊藤隼の連続適時打で逆転を許すと、二死後の四球で満塁を招き、ナバーロに2点打を浴びた。その後の反撃も及ばず、緒方監督は「失点はしょうがないけど、最少失点でいってくれないと、あそこで流れが向こうに行ってしまった」と話した。 松山(一回に先制打) 「追い込まれていたので、食らい付いていった。いいところに落ちてくれた」 バティスタ(六回に15号ソロ) 「完璧に捉えることができた。感触も良かったから、打った瞬間に入ると思った」

◆阪神の能見が広島の反撃ムードを断ち切った。六回、才木が先頭のバティスタに一発を浴び、2点差に詰め寄られた場面で救援。伸びのある直球を軸に後続の打者3人を完璧に抑え、その裏の味方の得点も呼び込んだが「特にないです。良かったです」とクールな表情を崩さずに話した。  かつて所属した大阪ガスが24日に都市対抗大会で初優勝。母校の鳥取城北高が夏の甲子園出場を決めた日に、39歳の大ベテランはOBの貫禄を示した。 伊藤隼(3番起用に応え、三回に勝ち越し打) 「きれいな当たりではなかったけど、いいところに飛んでくれた」 ナバーロ(三回に2点打) 「走者をかえすのが仕事。そのためにいる。投手陣もいい仕事をした。みんなで得た勝利」

◆よっしゃ!! 地元甲子園での連敗が「5」で、広島戦の連敗が「6」でストップ!! ここから虎の猛攻の始まりや!!  若虎・北條や伊藤隼、さらには新外国人・ナバーロの活躍が目立ったけど、六回の代打・原口の適時打が"野球的"には大きいのだ!!  阪神の魅力の一つに、『窮鼠猫を噛む』ならぬ『窮虎猫を噛む』というのがあるのだ(虎なら猫くらい噛めるやろ、のツッコミはなしよ)。  それが古くは男・川藤幸三、真弓明信、神様とあがめられた八木裕、球団のシーズン代打安打記録(2008年の23本)を持つ桧山進次郎、必死のパッチの関本賢太郎であったのだ。  正直な話、阪神は弱い...。そりゃ1985年を最後に日本一から遠ざかっているんだから、虎党のオレも認めます!!  だけど、その弱さの中にわずかに残された最後の意地とも言える代打の一振りが、ビリビリと感電するように虎党をシビれさせてくれるのだ。  本日、今季15本目の代打安打を放ち、桧山の記録にあと「8」と迫った原口はスゲ~よ! 代打で打率5割超えだもん! よって原口に神様見習いや準神様の"称号"を与え、バットにこの暑い夏を託すべし!!

◆北條は7月の月間打率が・386。ビシエド(中日)と並び、セ・リーグ3位に浮上した。1位は山田哲(ヤクルト)で・429(56打数24安打)、2位は桑原(DeNA)で・415(65打数27安打)。北條が7月残り5試合で山田哲の現在の打率を上回るには、1試合4打数あると仮定して、あと11安打(64打数28安打=・438)が必要。打ちまくれば不可能ではない。頑張れ、北條!

◆  --代打・原口もすごかった  金本監督 「片岡(ヘッド兼打撃)コーチが『何がなんでも原口でいく』って言うからね。まあ本当、彼に対する信頼というのは、ものすごく高いですね」  --あす(26日)の戦いを終えると長期ロード  「広島相手に勝ってね、スッキリいい試合をして行きたいですね」  --藤浪と岡田、若く力のある投手の投げ合い  「藤浪も、期待に応えられていない部分をしっかりこう、チームに貢献してほしいですね」  --才木は六回までいってほしかった  「欲を言えば7回投げてほしい。前の神宮も限界かなというところでピシッといけたのでね。ちょっとそれに期待してしまったんですけどね」  --伊藤隼の3番は調子で?  「意図っていうのはちょっと他にあったんですけど、言いません」

◆今年の高校野球の酷暑対応で、この日に「水の補給」など熱中症にならないように実に慎重な対策が発表された。  それほどの"燃える夏"なので、シャレにならない暑さだ。そのことで思い出すのは1969(昭和44)年8月19日、高校野球で、松山商との引き分け延長再試合を一人で投げきった三沢高の太田幸司(のちに近鉄、阪神など)の力投ぶり。アノ夏の思い出を「もう何度も聞かれただろうが」といいながら、改めて2人だけになったときに、シミジミと語り合った。太田氏は独特の憂いをふくんだ顔で、ポツリとこういった。  「決勝戦が終わった瞬間ですか? ああ、これでおもいっきり水が飲める! でしたョ」  とにかくその頃は水を飲むことがタブー視されていた。紅顔の美少年が実は1球ごとに(これが終われば)♪水が飲める、水が飲める、水が飲めるぞぉ...なんて心の中で叫んでいたなんて...。  しかし、あの夏の太田幸司は輝いていた。今年で100回を数える夏の甲子園の歴史で、最も孤高の美学があった。  その甲子園はこの夜、右翼側の空は赤い色の雲が筋になって光っていた。阪神の必死。広島の野望の激突を象徴する。これも暑さの影響だろうか...。  阪神はいつものように金本監督は三塁側エリアで若虎たちにノックの雨。なんとなくそれは指揮官の無言の檄のように思える。  「きょうは福留選手の代わりに3番伊藤隼太です。僕もその伊藤選手に注目し、期待しています。今の虎は1、2番が好調なので、ここに伊藤がからむと若さがはじけますから...暑さも吹き飛びますョ」とは虎番サブキャップ長友孝輔のきまじめな電話だ。とにかく勝ってもらわないと...すぐ"熱中症"にかかったようにトラ番たちもガク然となるのだ。ドドッと疲れも出る。めまいがはじまる。脈拍が多くなってくる...頼むから阪神よ"人命救助"だと思って勝ってくれい...。  試合前のセレモニーには画家でお笑いタレントのジミー大西が登場した。取材したピヨピヨ記者織原祥平は「ジミーさんのボケぶりはとても面白かったです。『ロージンバッグ(投手の滑り止めの松ヤニ粉がはいった袋)はてっきり頭からぶっかけるもんやと思うてました』とか...。それで試合前に満員のマンモスの熱気が少し和らいでいました」と埼玉出身の織原にはとても新鮮な関西のボケっぷり。これで少しは阪神ナインの緊張感も、和らいだのかもしれない。  竹村岳記者はそうはいっても右膝の死球からがんばって出場し、4番として踏ん張っている糸井選手のメンタリティ(精神面)の強さと、現実の疲労感をかぎとっているので、試合前にソッとこんな言葉をえらんで声をかけたそうだ。  「糸井さん、4番がフツーになってきましたね...」と。すると糸井選手はニコッとして「まぁな...」とポツリ。わかるかなぁこの微妙な安心感の雰囲気...。  だから...と竹村のヤツはキリリと「阪神は今日は勝つと思います!」と言った。つたわるだろうか? この空気感...。

◆九里は4回8安打5失点で3敗目を喫した。6月3日のロッテ戦(ZOZOマリン)以来の黒星で、連勝が3でストップした右腕は「調子うんぬんではない。しっかりしたボールを投げないといけなかった」と反省した。1-0の三回に先頭打者を歩かせたのをきっかけに一死一、二塁のピンチを招き、北條、伊藤隼、ナバーロに適時打を浴びて4失点。緒方監督は「失点はしようがないけど、流れをもっていかれてしまった」。チームの連勝も4でストップした。

◆福留の休養に伴い、今季初3番に起用された伊藤隼がキッチリと仕事を果たした。三回、北條の同点打のあと、なおも一死一、二塁で打席へ。先発・九里のスライダーをとらえると、打球は一塁手のミットを弾く内野安打となり、勝ち越しに成功した。「全打席集中してやっている。当たりは良くなかったけど、ああいう形でかえせてよかった」とうなずいた。  初の3番について「気にすることなく(臨めた)。もう1、2本(ヒット)が出ていれば、もっと楽な試合になっていた」と悔しさも。金本監督は「あそこで1本出してくれたら、きょうは十分に仕事をしたと思います」と最敬礼した。

◆いつも通り思いきり腕を振り、変わらぬ表情でマウンドを降りた。能見は六回、バティスタに被弾して降板した才木に代わって登板。打者3人を完璧に抑え、流れを渡さなかった。  「よかったです」  鯉の反撃も、赤く染まった左翼席の押せ押せムードも、完全にシャットアウトした。バティスタに左翼へ痛烈なソロで5-3と2点差に迫られた。嫌な流れ-。そんな場面での登板にも「特にないですよ」とサラリ。黙って目の前の仕事をやり遂げるのが、ベテラン左腕の真骨頂だ。  1人目、西川を外角139キロ直球で詰まらせて左飛。続く会沢はフルカウントから内角低め143キロ直球で遊飛に仕留めた。最後は安部を130キロフォークで空振り三振に斬って任務完了。15球で広島の反撃を食い止め、リードを守った。  うれしい出来事が重なった一日だった。前日24日には都市対抗野球で大阪ガスが初優勝。6年間在籍した古巣の快挙に「準優勝しかしたことなかったしね。よかった、よかった」と笑顔。この日は母校の鳥取城北高の3年ぶり5度目の甲子園出場も決定。懐かしいチームの活躍に自身の好投による虎の勝利も加わって、喜びはひとしおだ。  その能見の後を受けた藤川も七回をわずか9球で3人斬り。田中、菊池、丸を直球でグイグイと押し込んだ。それでも「3点差あったから。またあしたですね」と淡々。夏バテ知らずの39歳と38歳のベテランリリーフのリレーに、金本監督も「本当にきょうは能見の三者凡退がね、球児も三者凡退かな。流れがこっちに来た気がしますね」と絶賛した。  まだまだ戦いは続く。猛暑の夏場もものともしない盤石の中継ぎ陣が、虎のブルペンを支える。 (箭内桃子)

◆甲子園のお立ち台で大声援を浴びるのは2度目だった。今月4日以来21日ぶり。ナバーロが得意? の日本語で叫ぶ。  「アリガトウ!」  タテジマ戦士たちが本拠地で勝利したのも21日ぶり。"一番最近のお立ち台男"が長いトンネル脱出のヒーローだ。流れを引き寄せた快打は三回だった。2点を奪ってなお二死満塁。徹底したシュート攻めに順応し、右前へゴロで運ぶ2点打。終わってみれば、この一打が"決勝打"だった。  「ああいう状況で走者をかえすのが一番大事なことで、私はそのためにここにいる」  そう豪語する新助っ人は、懸命に日本野球に適応しようと努力を絶やさない。  「ロサリオの存在が大きい。彼との情報交換が役立っている。私からの情報は少なくて申し訳ないけれど...」  先輩を立てる。  「すばらしい。雰囲気と言いますか歴史ある風情を楽しめていますし、大阪とか神戸とかにも行って、食事も楽しめていますし、すばらしいエリアだと思っています」  地元のファンが喜ぶツボも心得ている。  負けた日も、報道陣がコメントを求めると、わざわざ戻ってくる。通訳がいないと、グラウンドまで探しにいって取材に応じたことも。この夜は取材中、通訳が咳き込むと「スミマセン」と代わりに謝った。  ナイスガイはみんなを魅了し、タテジマの貴重な戦力になっている。 (上田雅昭)

◆波に乗る虎の"7月男"が、11安打6得点の口火を切った。思いを込めた打球が、力強く左前で弾む。仲間の分まで-。北條が3安打2打点の活躍で、猛虎祭の開幕太鼓をたたいた。  「ミーティングでいわれたことが、ちゃんとできた。目付けをして、そこに(ボールが)きて、打つことができました」  まずは0-1の三回一死一、二塁。先発・九里の甘く入ったスライダーを痛烈に左前へ。同点打を放つと、チームはこの回、一挙4得点。「結果的にそうなってよかった」。本拠地・甲子園で貧打に苦しんでいた打線だが、背番号2の快音で一気に活気づいた。  続く四回二死一塁では左中間を深々と破る適時二塁打。一回無死一塁でも左前打で、今季4度目の猛打賞だ。7月は打率・386(44打数17安打)と絶好調。初の月間MVP候補にも挙げられており、金本監督も「今、本当に調子がいい」と目を細めた。  守備でも盛り立てた。五回に2安打などで3点差と迫られた。なお二死一、二塁のピンチで、松山の痛烈な中前に抜けそうな打球をスライディングキャッチ。すかさず一塁へ転送し、追撃ムードを断った。遊撃起用を続ける指揮官は「少々、守備には目をつぶっても...という思いですけど、きょうは守りもよかったですね」と、チルドレンの躍動に笑みを浮かべた。  今季は3年ぶりに開幕2軍。激しい二遊間争いを抜け出せなかった。悔しさにまみれても前を向けたのは同じ1994年組の存在があったから。福岡・筑後や山口・由宇などの遠征先で幾度となく食事へ。尾仲や長坂、福永らと杯を交わし、1軍を目指した。  「同期"会"ってほどのものじゃないよ。一緒にご飯を食べているってだけやし...」  恥ずかしそうに笑った。その場にいた4人は今季1軍を経験したが、今も残っているのは北條のみ。同じ悔しさを知る仲間のためにも、晴れ舞台の中心に立ち続ける。  「2番を打たせてもらっているので。粘り強く、なんとかやっていこうという気持ちです」  表情に緩みはない。反攻の7月にするために。北條の執念が欠かせない。 (竹村岳)

◆天神祭や、猛虎祭や! 阪神は広島に6-3で勝ち、甲子園での連敗を「5」で止めて、4日の中日戦以来21日ぶりに本拠地勝ち星。広島戦の連敗も「6」で止めた。2点差に詰め寄られた六回に、代打・原口文仁捕手(26)が貴重なダメ押し打。今季は球団最高をうかがう"代打の神様"っぷり。ヨッ、頼もしいネ!!  フッと息を吐くと、すべての準備は整う。1日1度の打席に入り、体の中心に掲げたバットは頼もしさを通り越し神々しく輝き出した。また「代打・原口」が打った。吸い込まれるように真ん中へ来た球に、バットを伸ばす。黒土を蹴った白球が、三遊間を抜ける。ほしいところでほしいままに。値千金タイムリー祭りだ! ようやく、やっと、甲子園で勝った。  「もうほんと、毎回毎回、必死のパッチで打ちました!」  北條、伊藤隼、ナバーロの適時打で奪った三回の逆転の4点も、四回の北條の適時二塁打も効いた。だが、12球団トップの逆転勝ち24度を誇る広島をあきらめさせたのは間違いなく、切り札の1スイングだった。  2点差に詰め寄られた直後の六回。先頭の陽川が右前打し、梅野が捕前犠打。一死二塁。金本監督が球審に名を告げる。「代打・原口」。1ストライクからの2球目、143キロを一閃。三遊間を破り、二走が悠々生還。「嫌な空気は感じつつ、1点取ればまた流れが変わると思ったので」。本当に変えた。期待通り、ひと振りで-。  これで今季代打で15安打目となり、桧山進次郎の球団記録23にあと「8」と迫った。代打成績は驚異の打率・517(29打数15安打)、12打点。得点圏での代打打率は・750(12打数9安打)だ。「代打の神様」に近づいても、本職は捕手。今もマスクを欲し続けているが、焦り、一喜一憂しすぎていた自分とは決別した。だから、一瞬にすべて懸けられる。  6月1、2日の、故郷・埼玉での西武戦(メットライフ)。スタメン出場しながら2戦で6打数無安打に終わった。3日の3戦目には家族も観戦に訪れたが、出番なし。「もう、決めたんです。楽しんでやろうって。最後に『あ~楽しい人生だった!』って笑えるように、してみせます」。吹っ切れた。夢から仕事になってしまっていた野球を、今は全身で楽しむ。  3点差を守り、広島戦の連敗を6でストップ。そして交流戦後1勝9敗だった甲子園での連敗も5で止めた。4日の中日戦以来の21日ぶりの本拠地勝利に金本監督は「本当、長かった。申し訳ない気持ちでいっぱい」とわび「いいところでタイムリーが出ましたし、ちょっと詰まっていたようなものがね、スッキリしたような試合だった」と胸をなで下ろした。  敗れていれば26日にも自力Vの可能性が消滅していたが、それも阻止。反攻へ、最強のカードとなりつつある背番号94は「先輩たちがいる中で早い回から準備をさせてもらっている。いい準備ができていることが大きい」と気持ちを引き締める。楽しみ、準備し、ひと振りで解き放つ。全員の思いを背負って、原口はもっと虎を勝たせる。 (長友孝輔)

◆才木の投球で、何よりもほめたいのは五回一死一、二塁から丸を迎えた場面。初球ボールの後の2球目にカーブを投げて空振りに。好打者に対して緩い球は勇気がいるものだが、大胆に投げ込んだ。丸は「あっ、こんな球もあるのか」と脳裏に焼き付いただろうし、その後もカーブが邪魔になった。その後2球は、いずれも甘い球だったが、カーブの残像がある分、微妙にタイミングがズレた。緩い球の効果をぜひ覚えてもらいたい。  猛省してほしいのは丸を中飛に仕留めた直後。鈴木への初球ストレートを左前適時打された。梅野の構えは内角要求。その球が真ん中に入り痛打された。長打にされても不思議ではない失投で、一歩間違えば3ランだった。前の打席、鈴木に対してストレートで見逃し三振を奪っている。いい打者は、打ち取られた球種を狙ってくると肝に銘じること。捕手の要求に対しても、あえてボールにする考え方も身につけてほしい。  勝利投手になったことは自信にしていい。ただ、ひとつ間違えればどんな展開になっていたか。成功あり、失敗あり、試合の中で体験したことを成長の材料にしていってもらいたい。 (サンケイスポーツ専属評論家)

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
広島
493410.59
(↓0.008)
0
(-)
59420
(+3)
364
(+6)
103
(+1)
48
(-)
0.259
(↓0.001)
4.02
(↓0.03)
2
(↑1)
ヤクルト
414310.488
(↑0.006)
8.5
(↑1)
58381
(+6)
406
(+5)
80
(+1)
43
(-)
0.264
(↑0.001)
4.3
(↓0.01)
3
(↓1)
巨人
434610.483
(↓0.006)
9
(-)
53412
(+5)
376
(+6)
87
(+1)
45
(-)
0.26
(-)
4.02
(↓0.02)
4
(-)
阪神
384310.469
(↑0.006)
10
(↑1)
61316
(+6)
351
(+3)
50
(-)
44
(-)
0.245
(↑0.002)
3.82
(↑0.02)
5
(-)
DeNA
394520.464
(↑0.006)
10.5
(↑1)
57339
(+4)
385
(+3)
105
(+1)
53
(-)
0.248
(↑0.001)
4.11
(↑0.02)
6
(-)
中日
394910.443
(↓0.005)
12.5
(-)
54362
(+3)
412
(+4)
59
(+1)
43
(+1)
0.263
(-)
4.46
(↑0.01)