巨人(4対4)ロッテ =オープン戦3回戦(2025.03.22)・東京ドーム=
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ロッテ
0000201014802
巨人
3000010004901
勝利投手:-
敗戦投手:-

本塁打
【ロッテ】藤原 恭大(1号・7回表ソロ),中村 奨吾(1号・9回表ソロ)
【巨人】岡本 和真(3号・1回裏3ラン)

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◆巨人は、先発・グリフィンが3回無失点の好投。シーズン開幕に向け、順調な仕上がりを披露した。一方のロッテは、先発のボスが5回3失点の投球。ローテーションの一員として期待される新助っ人が、まずまずの結果を残した。

◆巨人岡本和真内野手(28)が、ロッテとのオープン戦に「4番一塁」でスタメン復帰した。21日の同戦は腰の軽い張りで欠場。阿部慎之助監督(46)が「バッティング練習もしてたから。大丈夫の範囲です」と軽症を強調したように、この日はスタメンに名を連ねた。1番に新外国人のトレイ・キャベッジ外野手(27=アストロズ)を起用し、2番には坂本勇人内野手(36)、3番には中山礼都内野手(22)が「3番二塁」で起用された。

◆巨人岡本和真内野手(28)がオープン戦3号本塁打を放った。0-0の1回1死一、二塁。ロッテ先発ボスの149キロ直球を捉えると、打球は左中間スタンドに飛び込む先制3ランとなった。岡本は21日のロッテ戦(東京ドーム)を腰の軽い張りの影響で欠場していた。阿部慎之助監督(46)は試合後に「バッティング練習もしてたから。大丈夫の範囲です」と軽症を強調し、この日は「4番一塁」でスタメン復帰。復帰後初打席で結果を残し、不安を払拭(ふっしょく)した。

◆巨人丸佳浩外野手(35)が、6回の走塁中に右脚を負傷し、途中交代した。6回2死一塁、大城のフェンス直撃の二塁打で一塁から全力疾走。三塁を踏む直前に違和感を覚えたとみられる。阿部慎之助監督(46)は「ちょっと心配だけどね。病院に行くんじゃないかなと」と話した。

◆ロッテ藤原恭大外野手(24)が、ランニング本塁打を放った。2点ビハインドの7回1死走者なし。カウント1-2から巨人5番手のバルドナードの低めスライダーをうまくすくい上げ、右翼へ運んだ。相手の守備がもたつく間に俊足を生かして三塁を蹴り、最後はヘッドスライディングでホームまで到達し、ランニング本塁打となった。「打ったのはスライダーかな。頑張って走りました。ほんとは初球からしっかりいければと思いますけど、打席での感覚もいいですし1打席1打席しっかり自分のスイングをできるようにしていきたいです」と話した。

◆豪快に振り抜いた。巨人岡本和真内野手(28)が、ロッテとのオープン戦(東京ドーム)に「4番一塁」でスタメン出場。初回1死一、二塁で迎えた第1打席。ロッテ先発ボスの初球149キロの高め直球を完璧に捉えた。美しい放物線を描いた打球は、左中間スタンドに飛び込む先制3ランとなり「もう残り(のオープン戦)も少ないですし、そういう中で少しずついいバッティングができてきているかな」とうなずいた。一振りで不安を払拭した。21日の同戦は軽い腰痛を訴えて欠場。状態が心配されたが、この日の試合前練習では打撃練習を行った。力感のないスイングから柵越えの打球を放ち、試合も1打席目のファーストスイングで満点回答。阿部監督は「大丈夫そうだね」としており、開幕戦4番での出場に向け視界良好だ。慎重に歩みを進めてきた。昨季終盤に腰痛を発症し、シーズン終了後から約2カ月、バットを握らずに体のケアに努めた。けがの具合も考慮され、キャンプはS班で自分のペースで調整。宮崎キャンプ打ち上げの際には「ちゃんとやりたいことが全部できたキャンプだった」と手応えを口にしていた。今季も献身的なプレーでチームを支える。昨季は全試合に4番として出場し、リーグ優勝に貢献。守備でも一塁手として自身初のゴールデングラブ賞に輝いた。今季から主将制度が廃止となり、23年から2年間務めてきた「主将」の肩書は外れたものの、求められる役割は変わらない。開幕まで1週間を切った中で「まずは、けがせずに開幕を迎えたいと思います」。今季もチームの中心には岡本がいる。【水谷京裕】

◆ロッテドラフト1位の西川史礁外野手(21=青学大)がマルチ安打を記録。オープン戦1試合を残し、開幕スタメンが濃厚となった。第1打席で三塁打、5回の第3打席でも低めシュートをうまくすくい上げ中前適時二塁打にした。「前日引っ張りになりすぎてたので、ボールを引きつけてピッチャーめがけて、センター方向に強い打球を打とうと思った」と修正した。外野手争いは岡、高部、藤原、現在はファームで調整する山口や山本も同じ右の長距離砲としてライバルになってくる。熾烈(しれつ)な争いの中でオープン戦10試合に先発出場。毎試合1本以上の安打を放ち、打率3割8分2厘をマークしている。「こうなったらいいなとは思ってましたけど、毎打席本当に必死です。今までやってきたことが、こうして結果に出ている」と日々の練習が実を結んでいる。吉井監督は開幕スタメンの可能性について「どうですかね」と濁したが、今やチームにとって欠かせない存在だ。西川は「(開幕まで)ラスト2戦ということで、少ない中で回ってきたチャンスは絶対にものにしようと思ってプレーしていた。変わらず自分のプレーをして、最後しっかりと勝って開幕戦迎えられるように」と力を込めた。【星夏穂】

◆ロッテ中村奨吾内野手(32)が攻守で見せた。9回に同点に追いつくオープン戦1号の本塁打を放ち「真っすぐに振りまけないようにと思って打席に入りました」と振り返った。高校生以来の一塁の守備にも就き「違和感しかない」と話すも、そつなくこなした。吉井監督は「奨吾がセカンド守ってて、ソトに代走出して、代走小川だったとしたら、(小川が)セカンド回って奨吾がファースト回ったらチームとしても助かる」とさまざまなケースを想定しての采配だったことを明かした。

◆巨人丸佳浩外野手(35)が22日、ロッテとのオープン戦(東京ドーム)の走塁中に右脚を負傷して途中交代した。6回2死一塁、大城卓のフェンス直撃の二塁打で一塁から全力疾走。二塁ベースを回る手前で違和感を覚えた。試合後に治療器具があるジャイアンツ球場で治療を受け、23日以降に病院で検査する予定。阿部監督は「ちょっと心配」と話した。

◆巨人阿部慎之助監督(46)が、ロッテとのオープン戦に2番でスタメン起用した坂本勇人内野手(36)について、変わらぬ信頼を寄せた。この日は3打数無安打で、オープン戦の打率は1割2分5厘だが、プロ19年目を迎えるベテランにとって、オープン戦はシーズンに向けた調整が、一番のテーマとなる。阿部監督は「(通算2415安打で)あれだけ打ってますからね。まぁ、シーズン入って、やってくれると思いますんで。僕はダメとは見えないんだけど。全く悲観してないです」と話した。その一方、1番で起用したトレイ・キャベッジ外野手(27=アストロズ)については「とりあえず、前に飛ばしてほしいなと思って。それだけかな」と奮起を求めた。

◆前夜のロッテ戦(東京ドーム)を欠場した巨人・岡本和真内野手(28)が「4番・一塁」で先発復帰した。21日の試合後、阿部慎之助監督(46)は主砲について「あんまり腰が良くなかったらしい。だけど全然バッティング練習もしてたから。『大丈夫の範囲です』って言うけど、『じゃあやめよう』って言って」と大事をとっていたことを明かしていた。

◆巨人・岡本和真内野手(28)が先制点となるオープン戦3号3ランを放った。一回1死一、二塁。ロッテ・ボスが投じた初球の149キロ、高めの直球を左中間スタンドへ運んだ。腰の状態を考慮し、21日のロッテ戦(東京ドーム)は欠場した主砲。オープン戦トップタイとなる一発を第1打席で放った。

◆巨人・丸佳浩外野手(35)が右脚を痛めて途中交代した。阿部慎之助監督(46)は試合後、「心配だけど、病院行くんじゃないかな」と語った。丸はこの日、「6番・中堅」で先発出場。六回の第3打席に右前適時打を放った直後、大城卓の中越え二塁打で三塁へ進んだが、表情をゆがめてストップ。代走を送られ、トレーナーとともに歩いてベンチへ下がった。

◆巨人先発のグリフィン投手は3回3安打無失点、4奪三振。29日のヤクルトとの開幕2戦目で登板が見込まれる左腕は、打席で犠打を決めるなど開幕前最後の登板で順調な仕上がりをアピールし「自分として準備はできた。シーズン中も走者を背負い、状況が苦しい中で試合を作らなきゃいけないことはあるので、それができてよかった」とうなずいた。

◆巨人・丸佳浩外野手(35)が22日、ロッテとのオープン戦(東京ドーム)の六回、走塁中に右脚を痛めて途中交代した。試合後は自力で歩いて球場を後にし、「治療器具があるので。できることをしたい」とジャイアンツ球場へ向かった。23日に病院で診察を受ける予定となっている。

◆巨人に新加入の守護神マルティネスが4-3の九回に登板し、中村に同点ソロを浴びた。前夜に続く登板に「シーズンを通して2連投する場面は出てくるので、想定して連投させてもらった」と説明。シーズン開幕前最後のマウンドを終え、「今までやってきたことは順調にできている。今日は打たれたが、トータル的にはいい準備ができた」とうなずいた。

<オープン戦順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
日本ハム
933 0.750
(-)
-
(-)
53
(+3)
39
(+3)
14
(+1)
11
(+1)
0.242
(↓0.004)
2.390
(↑0.02)
2
(1↑)
ヤクルト
842 0.667
(-)
1
(-)
47
(+3)
40
(+3)
7
(+1)
10
(-)
0.226
(↓0.006)
2.310
(↑0.02)
3
(1↓)
西武
742 0.636
(↓0.064)
1.5
(↓0.5)
49
(+2)
27
(+5)
4
(+1)
8
(-)
0.263
(↓0.013)
1.960
(↓0.26)
4
(-)
ソフトバンク
863 0.571
(↓0.044)
2
(↓0.5)
61
(+1)
50
(+2)
9
(+1)
23
(-)
0.246
(↓0.008)
2.550
(↑0.03)
5
(-)
巨人
762 0.538
(-)
2.5
(-)
55
(+4)
54
(+4)
9
(+1)
4
(-)
0.244
(↑0.002
3.200
(↓0.05)
6
(-)
DeNA
872 0.533
(↑0.033)
2.5
(↑0.5)
47
(+5)
47
(+2)
3
(-)
10
(-)
0.211
(↑0.005)
2.480
(↑0.03)
7
(1↓)
ロッテ
772 0.500
(-)
3
(-)
54
(+4)
49
(+4)
10
(+2)
7
(-)
0.224
(↑0.001
2.570
(↓0.1)
8
(-)
中日
674 0.462
(-)
3.5
(-)
48
(+1)
56
(+1)
7
(-)
13
(+2)
0.213
(↓0.005)
3.160
(↑0.14)
9
(-)
阪神
344 0.429
(-)
3.5
(-)
44
(+3)
45
(+3)
6
(-)
6
(-)
0.278
(↓0.006)
3.670
(↑0.07)
10
(-)
広島
692 0.400
(↑0.043)
4.5
(↑0.5)
33
(+2)
51
(+1)
9
(+1)
4
(-)
0.215
(↓0.001)
3.000
(↑0.13)
11
(-)
楽天
483 0.333
(-)
5
(-)
47
(+1)
47
(+1)
3
(-)
18
(+3)
0.215
(↓0.002)
2.930
(↑0.15)
12
(-)
ORIX
2103 0.167
(-)
7
(-)
35
(+3)
68
(+3)
3
(+2)
5
(-)
0.226
(↑0.009)
4.230
(↑0.1)