ロッテ(★2対3☆)ソフトバンク =リーグ戦8回戦(2020.08.22)・ZOZOマリンスタジアム=
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ソフトバンク
00020001031001
ロッテ
0000002002410
勝利投手:モイネロ(1勝1敗1S)
(セーブ:森 唯斗(0勝1敗14S))
敗戦投手:ハーマン(3勝1敗0S)

本塁打
【ソフトバンク】柳田 悠岐(17号・4回表2ラン)

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◆ソフトバンクが接戦を制して連敗を3で止めた。ソフトバンクは4回表、柳田の2ランで先制する。その後、同点となって迎えた8回には、柳田が適時二塁打を放ち、勝ち越しに成功した。投げては、3番手・モイネロが今季初勝利。敗れたロッテは、打線が4安打と振るわなかった。

◆ロッテ中村奨吾内野手(28)はソフトバンクと好相性。今季ソフトバンク戦はここまで24打数11安打、打率4割5分8厘で、このカードは18日から4試合連続でマルチ安打を記録中。今日も打ってチームに白星を呼び込めるか。

◆ロッテOBの村田兆治氏(70)が、ロッテ対ソフトバンク8回戦の始球式を行った。 大きく振りかぶり、大きく足を上げるフォームは健在。勢いのある直球は捕手田村のミットをノーバウンドで鳴らし、大きな拍手を受けた。 村田氏は球団を通じて「コロナ禍で入場制限がある中、熱心なファンの方々の温かい拍手やチームに対する思いやりなど、ぐっと感じるものがありますね。OBとしてもやっぱりマリーンズのことは気になりますし、今こうして調子がいいですから、このチャンスを何とかものにしてぜひ日本一になってもらいたいと思っています」とコメントを寄せた。 球団の「70周年チャンピオンシリーズ」企画の一環で、74年のロッテオリオンズの日本一メンバーとして来場。有藤通世氏(73)山崎裕之氏(73)木樽正明氏(73)も訪れ、当時のペナントのお披露目が行われた。

◆ロッテ二木、ソフトバンク二保の両右腕が先発。ロッテは初回、ソフトバンクは3回に得点圏に走者を進めたが、ともに無得点。 ソフトバンクは4回無死一塁から、柳田の特大17号2ランで先制。ロッテはチャンスこそ作るも、6回まで0点に抑えられた。 ソフトバンクは7回に同点とされるも8回に柳田の適時二塁打で勝ち越し。ロッテと首位で並んだ。3番手モイネロが今季初勝利。ロッテ3番手ハーマンが今季初黒星を喫した。

◆1分けを挟んだ連勝が4で止まったが、ロッテに力がついてきた。6回まで2安打の淡泊な攻め。それが7回、雷雨とともに反撃へ転じた。2死二、三塁で代打のルーキー佐藤都志也捕手が一時同点となる2点適時打。雨宿りのファンたちが粘りを拍手でたたえ、井口資仁監督も「チャンスで結果を出してくれた」と思い切りの良さを評価した。 単独首位に浮上しても、浮かれない。指揮官はかねて「まだまだそこまで我々に力はない」と足元を見つめてきた。総得失点差はマイナス。数字に出ない力も合わせ、毎日を戦い抜く。始球式に訪れたOB村田兆治氏(70)も「何とかものにして日本一に」とナインに期待を高め、結束を新たにした。 再び首位で並んだが、ソフトバンクには総合力や選手層でまだ及ばない。この日も柳田に特大弾含む3打点と力負け。勝負どころはシーズン終盤にある。1試合1試合を糧に、強くなる。 ▽ロッテ二木(柳田に特大2ランを浴び6回2失点) やっぱりあの本塁打です。本塁打を打たれるような球を投げてしまったので、その1球が悔しいですし、反省点です。

◆ソフトバンク先発二保旭投手が、7回の投球を悔やんだ。好調なロッテ打線を6回まで2安打0点に抑え込んだが、7回1死二、三塁としたところで板東と交代。「ブルペンでの調子があまりよくなかったので、開き直って投げた。7回までマウンドを任せてもらったからには最後まで投げきりたかったし、ピンチの登板になった板東に申し訳ない」。 追いつかれ、4勝目はならず。だが、チームは3連敗でストップ。次回の好投へ気持ちを切り替えた。

◆首位ロッテの意地を、ルーキー佐藤都志也捕手(22)が示した。 0-2の7回2死二、三塁で代打で登場。強い目でソフトバンク板東と向き合うと、初球の直球から強く振っていった。 ファウルが2球、ボールを挟んで、またファウル。「追い込まれたので、そこからはコンパクトに振ろうと思っていました」。5球目を中前へ運び、2者が生還。一時同点の適時打となった。 ドラフト2位で東洋大から入団。ここまで出場した23試合のうち、スタメン出場は1試合のみだが、代打では3打席連続出塁と好調。今季6安打で5打点をたたき出している。 勝負どころでの代打に抜てきした井口監督も「いい状態ですし、チャンスで結果を出してくれた」とあらためて評価。敗れはしたものの、若手の経験値が増すことはチームにとってプラス。4番安田や俊足の和田が目立つ中で、佐藤も着実に存在感を高めている。

◆ソフトバンクのジュリスベル・グラシアル内野手&アルフレド・デスパイネ外野手のキューバ助っ人が、上昇気配になってきた。 1軍昇格2試合目で4番に座ったデスパイネの今季初安打が、スタートだった。4回、柳田の2ランで先制直後、ロッテ二木の138キロの直球を中前にはじき返した。1死後、6番グラシアルは左中間を破る二塁打。追加点にはならなかったが、期待の2人のバットでチャンスをつくった。 デスパイネは、6回1死一塁から詰まりながらも三遊間を破る左前打。グラシアルも9回先頭でロッテ東條から中前打を放った。打点はなかったものの、2人そろってマルチ安打をマーク。デスパイネは「完璧な当たりではなかったけど、初ヒットがでてくれたのはよかったし、チームが勝ったことがうれしい。明日からもいい仕事ができるようにしたい」と分厚い胸を張った。バレンティンが不調で2軍に降格し、入れ替わりでチームに合流。5番DHで初出場となった前日こそ3打数無安打に終わったが、「4番」に座るときっちり存在感を見せつけた。 いよいよ勝負の後半戦。混パ脱出へ、キューバ砲の存在が何とも頼もしい。【佐竹英治】

◆ソフトバンクの2番中村晃外野手が、今季3度目の猛打賞で勝利に貢献した。4回、先頭で左前打を放つと、続く柳田が先制2ラン。 6回に中前打を放ち、同点の8回にも先頭打者で左前打を放って、柳田の適時二塁打で決勝のホームを踏んだ。「打席の中で粘り強くいけたのが、いい結果につながったと思う。明日もチームの勝利と得点に絡めるように頑張ります」。3度イニングの先頭となり、すべて出塁。攻撃の流れをつくった。

◆大きな壁をぶち破ったのは、やはりこの男だ。ソフトバンク柳田悠岐外野手(31)が推定飛距離140メートルの2戦連続バックスクリーン弾となる特大の先制17号2ランに加え、決勝打で全3打点を挙げる活躍。「勝ちたい気持ちだけでした」とZOZOマリンでの連敗を6で止め、3位に落ちたチームを1日でロッテと並ぶ首位タイに再浮上させた。柳田の気合が、ZOZOマリンに響いた。バットを振ると同時に、声を発した。打球はグングン伸びて、バックスクリーンへ。チームの「呪縛」を解くどでかい1発は、スコアボード下付近まで届いた。 0-0で迎えた4回、中村晃が左前打で出塁。続く柳田は、3球目の真ん中直球を見逃さなかった。昨年から続くZOZOマリンの連敗を6で止めたい気持ちが17号2ランとなった。「完璧でした。勝ちたい気持ちだけでした」。7回に突如降り出した雨とともに一時はロッテに追いつかれたが、ギータのバットは湿らなかった。8回、またも目の前で中村晃が左前打で出塁。今度は左中間へ決勝の適時二塁打を放った。三塁を狙ってアウトにはなったが、全3打点でチームを救った。「1つ勝つことがこんなに大変なことだと、身に染みて分かりました」と気持ちを引き締めた。 21日、試合前に平石打撃兼野手総合コーチからアドバイスをもらった。「投手の見方ですね」と柳田は言い、平石コーチは「ちょっと、こうじゃないかと話しただけですよ」と多くを語らなかった。ただ、その助言が2戦連続バックスクリーン弾で実った。「相手(投手)があることだが、自分がいいスイングをすればいい。自分がやるべきことをやればいい。甘い球を1球で仕留める集中力が大事です」。厳しい内角攻めの中、わずかなスキを逃さなかった。 工藤監督も、頼もしい主砲に目尻を下げた。「バックスクリーンとスコアボードの間くらいまで飛んだように見えました。自分が崩れても修正するところはさすがだなと思います」。これで工藤監督の通算勝利数は455となり、秋山前監督の456にあと1つ。工藤監督は「勝つことが何より。みんなが喜んでくれる」と勝利をしみじみと感じた。3位転落から1日で首位タイに。ギータのバットは、いつもチームを笑顔にする。【浦田由紀夫】

◆大きな壁をぶち破ったのは、やはりこの男だった。ソフトバンク柳田悠岐外野手(31)が、2戦連続バックスクリーン弾となる特大140メートルの先制17号2ランに加えて、決勝打の全3打点を挙げる大活躍を見せた。ZOZOマリンでの連敗を6で止めて「呪縛」を解くとともに、チームを1日で首位タイに浮上させた。気合がZOZOマリンに響いた。柳田がバットを振ると同時に声を発した。打球はグングン伸びて、バックスクリーンへ。チームの「呪縛」を解くどでかい1発は、スコアボード下付近まで届いた。 0-0で迎えた4回だった。中村晃が左前安打で出塁すると、3球目の真ん中直球を見逃さなかった。昨年から続くZOZOマリンの連敗を6で止めたい気持ちを体で表現した。「完璧でした。勝ちたい気持ちだけでした」。7回に突如降り出した雨とともに一時は同点とされたが、ギータのバットは湿らなかった。8回に、またも目の前で中村晃が左前安打で出塁。今度は左中間への決勝の適時二塁打を放った。三塁を狙ってアウトにはなったが全3打点でチームを救った。「1つ勝つことがこんなに大変なことだと、身に染みて分かりました」と気持ちを引き締めた。 前日21日、試合前に平石打撃兼野手総合コーチからアドバイスをもらった。「投手の見方ですね」(柳田)。平石コーチも「ちょっと、こうじゃないかと話しただけですよ」と多くを語らなかったが、柳田は2戦連続バックスクリーン弾と結果を出した。「相手(投手)があることだが、自分がいいスイングをすればいい。自分がやるべきことをやればいい。甘い球を1球で仕留める集中力が大事です」。厳しい内角攻めでもわずかな隙を逃さなかった。 工藤監督も頼もしい主砲に目尻を下げた。「バックスクリーンとスコアボードの間くらいまで飛んだように見えました。自分が崩れても修正するところはさすがだなと思います」。この1勝で工藤監督の通算勝利数が455となり、秋山前監督の456にあと1つと迫った。工藤監督は「勝つことが何より。みんなが喜んでくれる」としみじみ。3位転落から1日で首位タイ返り咲き。ギータのバットは、いつもチームを笑顔にする。【浦田由紀夫】

◆ソフトバンクが1分けを挟んだ連敗を3で止め、ロッテと並ぶ首位に浮上した。四回に柳田の2試合連続となる17号2ランで先制。2-2とされた八回には、柳田の適時二塁打で勝ち越した。ロッテは1分けを挟む連勝が4で止まった。

◆幕張の呪いを振り払うような、渾身(こんしん)のフルスイングだった。バックスクリーンから跳ね返った白球が、人工芝に落ちてくる。ソフトバンク・柳田悠岐外野手(29)が2試合連発、特大の17号先制2ランだ。ホクホクの表情でホームに帰ってきた。  「芯でしっかり捉えられました。自分のいいスイングで打てたし、先制点を取れてよかったです」  0-0の四回無死一塁、141キロ直球を振り抜いた。白球は行方を見失うほど高く舞い、最後はグラウンドにまで跳ね返ってきた。過去に横浜スタジアムの電光掲示板を破壊するなど、何度も放ってきた"驚弾"。柳田の歴史に、また新しいホームランが刻まれた。  前日21日もバックスクリーンに16号。球団広報を通じ「試合前に平石コーチにアドバイスをしてもらって打つことができました」とコメントしていた。この日の試合前に取材に応じた平石打撃兼野手総合コーチ(40)は「本人もちょっと葛藤があったと思う。常に完璧な感覚でいるのは厳しいので、微調整しないと。一回そろそろ話そうと思って、話しただけです」。投手に対する姿勢、構えに対する助言だったという。効果は抜群だった。  今季チームはロッテ戦で1勝5敗1分け。ZOZOマリンでの連敗は昨年から「6」と続いていた。鷹が勢いづくには十分すぎる一発だった。  同点に追いつかれた八回にも、左中間への適時二塁打で再び勝ち越しに成功。全3得点をたたき出した柳田の活躍でチームの連敗は3でストップ。ロッテと並ぶ首位に浮上した。

◆ソフトバンク・柳田が四回に2試合連続となる17号2ラン、さらに2-2の八回にも勝ち越しとなる適時二塁打。全打点をたたき出し勝利に貢献した。  お立ち台に上がった柳田は四回の特大弾について「完璧でした」と第一声。「どこまで飛んだかわかりましたか? ビジョンまで飛びましたが?」の質問には「わからなかったですね。見てなかったんで、全力で走ってました。(ビジョンまで飛んだのは)多分風だと思います」と話した。  また、八回の適時二塁打については「(一塁走者の)中村晃がしっかり走ってくれたんで。ポカリ(スエット)をプレゼントしたいなと思います」とチームメイトへ感謝。最後に「(ペナントレースは)まだまだわからないので、食らいついていく気持ちで一戦一戦がむしゃらにやりたい。暑い中、応援ありがとうございます。水分補給をしっかりして、また熱い声援をお願いします」と帽子を脱いで手を振った。

◆ロッテは1分けを挟んだ連勝が4で止まった。0-2の七回に代打佐藤の2点適時打で追い付いたものの、直後の八回に3番手のハーマンが勝ち越しを許し、今季初黒星を喫した。井口監督は「チャンスがつくれず、手出しできなかった」と先発二保に好投を許したことを敗因に挙げた。  一回は売り出し中の1番・和田が二塁打で出塁したが、続く中村奨の二直で飛び出してしまい、先制の好機を逸した。監督は「ああいう形でアウトになると、流れも変わってしまう」と反省を促した。

◆ソフトバンクは22日、ロッテとの8回戦(ZOZOマリン)に臨み3-2で勝利。昨年から続いていたZOZOマリンでの連敗を「6」で止めた。試合後、工藤公康監督(57)が取材に応じた。主な一問一答は以下の通り。  --柳田が決めてくれた  「自分で修正できてしまう。形が崩されても修正できるのがすごいところ。打席の中で合わないと思っても合わせられてしまう。さすがだと思います」  --着弾点は見えたか  「ちゃんと確認できなかったです。バックスクリーンの"みずほ"(銀行の看板)の上あたりかなと思いました。ビジョンに当たったんですか? 横浜でもビジョンに当てましたもんね」  --デスパイネにも安打が出た  「彼ら(キューバ勢)が打つほど脅威になってきますし、つながりも出てきますので。四球もあるでしょうし。つなげられるようにしないといけないと思っています」  --連敗ストップ  「去年もここでなかなか勝てなかった。苦手意識はないんですけど、結果的に負けていれば周りからそういうふうに見られるので。選手の気持ち的にも全然違うと思います」  --今宮は2カ月ほどかかると  「僕らは、ちゃんと治して。治した上で1日も早く戻ってきてくれることを願っています。再発の可能性もある箇所なので」

◆ロッテで通算215勝を挙げた村田兆治氏(70)が始球式に登場し、マサカリ投法で速球を投げ込んだ。球速表示は出なかったが、スタンドから大きな拍手が湧き起こった。この日は球団設立70周年を記念し、日本一に輝いた過去4度のシーズンに焦点をあてる企画が実施された。1974年の日本一に貢献した村田氏は「ぜひ、日本一になってもらいたい」とエールを送った。

◆ロッテは連勝が4(1分け挟む)でストップ。前日21日、8月以降では1970年以来50年ぶり(73年から82年の前後期制を除く)の単独首位に立ったが、再びソフトバンクに首位で並ばれた。  2点をリードされたが、七回に追いついた。代打で登場したD2位・佐藤(東洋大)が中前へ2点打。「ファウル2球で追い込まれたので、コンパクトに振ろうと思ったのがヒットにつながった」。だが直後の八回、3番手・ハーマンが柳田に勝ち越し打を浴びた。  一回は売り出し中の1番・和田が二塁打で出塁したが、続く中村奨の二直で飛び出してしまい、先制の好機を逸した。井口監督は「ああいう形でアウトになると、流れも変わってしまう」と反省を促した。(石井孝尚)

◆ソフトバンクは22日、ロッテ8回戦(ZOZOマリン)に3-2で競り勝ち、連敗を3(1分け挟む)で止めた。四回に柳田悠岐外野手(31)が中堅後方の電光掲示板を直撃する特大の17号2ランを放つと、八回には決勝の適時二塁打。首位攻防の第5ラウンドで主砲がロッテの快進撃を止め、再び首位に並んだ。  渾身(こんしん)のフルスイングだった。0-0の四回無死一塁。柳田がロッテ先発・二木の投じた141キロの直球を「グワアッ」という叫び声とともに振り抜いた打球はバックスクリーンに向けて、グングンと伸びていった。  「完璧でした。甘かったのを一発で仕留められました」  自画自賛の17号2ラン。テレビカメラも追えないほどの打球速度で電光掲示板の下部を直撃した。2015年に横浜スタジアムの電光掲示板を破壊するアーチを放った超人が、推定飛距離140メートルの驚弾を放った。  打った本人も「(着弾点は)わからなかった」というほどの打球で先制すると、再び同点で迎えた八回無死一塁では左中間へ決勝の適時二塁打を放った。  今月12日には・391あった打率が下降線をたどっていた。前日21日には平石打撃兼野手総合コーチからアドバイスを受けた。「ピッチャーの見方とか、立ったときの姿勢。その通りやるといい感じになった。くわしく? 企業秘密です」と詳細は明かさなかったが、効果はてきめんだった。  昨季は故障の連続でわずか38試合の出場に終わった。今季の目標は全試合出場。8時間は睡眠時間を確保しているといい、遠征先のホテルでも「クーラーはタイマーにしています」と夏バテ防止に努めている。  昨季のロッテ戦は8勝17敗で、敵地に限れば2勝10敗。今季も同カードでは20日に逆転サヨナラ負け、前日21日は完敗するなど、1勝5敗1分けだった。  「勝つためにやっている。勝ちたいという気持ちしかなかったです」と柳田。ZOZOマリンで今季初勝利を飾り、楽天を抜いて、3位から再び首位に並んだ。3年ぶりのリーグVと4年連続の日本一へ、主砲が驚弾で弾みをつけた。 (竹村岳) ★ソフトバンク・柳田の驚弾アラカルト  ◆スコアボード破壊弾(2015年6月3日=DeNA戦、横浜) 六回、三浦の変化球を捉え、打球は中堅のスコアボード上部に着弾。推定飛距離は150メートルで、直撃したLED部分が黒くなった。  ◆天井弾(20年7月18日=オリックス戦、京セラ) 六回、田嶋の速球を一撃。打球は右翼席の上、天井の照明付近にぶつかってグラウンドにポトリ。推定150メートルの先制弾に「完璧だった」と笑った。  ◆片手弾(同年8月11日=同戦、ペイペイドーム) 六回、斎藤の外角低めのスライダーを、泳がされながら右手一本で振り抜き、右翼テラス席へ逆転3ラン。援護を受けた先発のエース・千賀も驚きの表情だった。

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<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(2↑)
ソフトバンク
30232 0.566
(↑0.008)
-
(↓1)
65236
(+3)
207
(+2)
61
(+1)
37
(+1)
0.240
(↑0.001
3.490
(↑0.03)
1
(-)
ロッテ
30232 0.566
(↓0.011)
0
(-)
65244
(+2)
248
(+3)
49
(-)
46
(-)
0.248
(↓0.002)
4.350
(↑0.03)
3
(1↓)
楽天
29233 0.558
(↓0.011)
0.5
(-)
65297
(+1)
243
(+5)
59
(-)
37
(-)
0.273
(↓0.001)
4.180
(↓0.02)
4
(-)
日本ハム
26263 0.500
(↑0.01)
3.5
(↑1)
65234
(+5)
244
(+1)
48
(+1)
27
(+1)
0.246
(↑0.001)
4.030
(↑0.06)
5
(-)
西武
23282 0.451
(↓0.009)
6
(-)
67231
(+2)
246
(+5)
53
(+1)
32
(-)
0.248
(-)
4.490
(-)
6
(-)
ORIX
18334 0.353
(↑0.013)
11
(↑1)
65195
(+5)
249
(+2)
38
(+2)
40
(+1)
0.245
(↓0.001)
4.280
(↑0.04)