1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
DeNA | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 12 | 0 | 0 |
広島 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 10 | 0 | 2 |
勝利投手:- 敗戦投手:- 本塁打 |
広島戦チケット予約 | DeNA戦チケット予約 |
◆DeNAは初回、2死満塁からロペスが2点適時打を放ち、幸先良く先制する。一方の広島は6回裏、堂林と田中広にソロが飛び出し、試合を振り出しに戻した。その後試合は延長戦に突入するも、10回の攻防はともに無得点に終わり、規定により引き分けに終わった。
◆広島堂林翔太内野手(29)の今季の月別打率は、6月4割1分4厘→7月3割4分→8月1割5分7厘。今月は14試合で51打数8安打で、シーズン打率も3割を切ってしまった。昨日は4試合ぶりに安打が出たが、今日はどうか。
◆DeNAスペンサー・パットン投手(32)が、腰の張りのため広島10回戦(マツダスタジアム)のベンチ入りメンバーを外れた。
◆DeNAが1回に2死満塁からロペスの2点適時打で先制した。広島は3回2死満塁で松山が遊直に倒れた。 広島が1発攻勢で追いついた。6回に堂林の9号ソロで1点差とし、さらに田中広が2番手国吉から4号同点ソロを放った。 終盤互いに走者を出しながらも得点を奪えず延長に突入した。同点の7回を無失点に抑えた広島島内がプロ初ホールド。 DeNAは10回、4番からの好打順で得点できず。その裏、広島も無得点に終わった。試合はそのまま引き分けとなった。
◆DeNAは広島野村を攻略しきれず、今季3度目の引き分けに終わった。初回に4安打で2点を先制。その後も再三チャンスを作ったが追加点を奪えなかった。 ラミレス監督は「得点圏に進めたが、あと1本が出ず、苦しい展開だった」と振り返った。救援陣が得点を許さず「1人1人が頑張って、しのいだのはよかった」と話した。
◆広島堂林翔太内野手が9号ソロを含む2安打で12試合ぶりに複数安打を記録し、打率を1日で3割に戻した。 2回に右中間を破る二塁打を放つと、6回はDeNA先発浜口の141キロ直球を右翼ポール際に運んだ。右方向への2長打に「最近にない感覚だった。初球から振りに行けた。使ってもらっている中でやれることをやっていきたい」と復調へ好感触を得た。
◆広島が序盤に2点を失いながらも投手陣が踏ん張り、引き分けに持ち込んだ。 先発野村が2回以降は追加点を許さず、6回まで投げきった。7回からは島内、塹江、フランスアとつなぎ、10回は薮田がこの日広島投手陣初の3者凡退で締めくくった。佐々岡真司監督は「リリーフ陣は踏ん張ってくれている。あとは打線かな」と、形が確立できつつある中継ぎ陣に手応えを感じていた。
◆広島山田和利内野守備走塁コーチ(55)がDeNA10回戦(マツダスタジアム)のベンチ入りを外れた。前日に続き2試合連続。 代わって倉バッテリーコーチが一塁コーチを務めた。 佐々岡監督は「へんとう炎」と明かし、「ちょっと時間がかかるかもしれない」と心配した様子だった。
◆広島2年目の島内颯太郎投手(23)が1回無失点の快投でプロ初ホールドを記録した。2-2の同点の7回に2番手で登板。1軍では自己最速の155キロの直球主体の投球で、強力打線を粉砕した。これで無失点投球は10試合連続。チームは接戦の末に両リーグ最多の6度目の引き分けに終わったが、今季新たに勝ちパターン入りした若武者が、苦しい中継ぎ陣の中で輝きを放った。島内の剛速球に、リーグ首位打者のバットが空を切った。先頭の梶谷を154キロ直球で三直に。柴田を153キロの直球で遊飛に仕留めた。宮崎に左前打を許し、打席に4番佐野を迎えた。3球で追い込み、カウント1-2からの4球目。1軍では自己最速の155キロの外角直球で相手主砲を空振り三振に切った。10試合連続無失点で、プロ初ホールドを記録した。 「去年3試合くらいでホールドがつく場面でいかしてもらって、全部失敗して、引きずっているところがあった。そういう意味ではホールドが「1」ついて、気持ちも一段落できた。モヤモヤが取れました」 1年目の昨季は中継ぎとして25試合に登板したが、防御率4・40に終わった。さらなる進化を目指し、育成強化を目的として3月に新設された投球動作解析班の「2・5軍」で鍛錬を積んだ。足を上げた際にためを作ってから投球動作に入る新フォームに変えた。2軍戦で157キロを計測するなど奮闘。7月7日に1軍に昇格した。 1軍昇格後はためを作る新フォームから、クイック投法にシフトチェンジした。「どうしても先頭打者に入りきれなかった。ランナー出してからの方が内容が良かった」。投手コーチと話し合い、「最初からクイックで投げたらどうか」と助言を受け変更。「無駄な動きをなくして、良い感じにはまってきています」と手応えを口にした。 今オフは中崎に弟子入りし、塹江らと合同自主トレを行った。その際に中崎から助言を授かった。昨年までは「2軍に落ちるのが嫌だとか考えながら投げていた」という右腕は中崎から「変化しないと1軍の舞台では残れないよ」と指摘されたという。「ザキさんの言葉を聞いて、打者に向かっていくというか、余計なことを考えないことが大事だと思った。それは今でも自分の中では大きいなと思っています」と明かした。 快投を続け、勝利の方程式へ昇格した。島内は「今日のホールドは今後につながる試合だった。これからも信頼を勝ち取れるようにやっていくだけです」。チームは苦戦が続く中、背番号43が新たな救世主として、大きな存在感を示し続けている。【古財稜明】 広島佐々岡監督「自分でチャンスをつかんでいる。これからも今日のような投球を続けて欲しい」
◆DeNA・浜口遥大投手(25)は19日の広島戦(マツダ)に先発し、5回1/3を6安打1失点でマウンドを降りた。 今季初登板だった6月23日の中日戦で九回途中まで投げたが、自身の2戦目以降で六回を投げ切った試合はなかった。この日は2点のリードをもらうなか、走者を背負いながらもホームを踏ませない粘りの投球。しかし、六回1死から堂林に右越えソロを浴び、1点差とされるとラミレス監督は国吉への交代を告げた。 球数は、まだ87球だっただけに、浜口は呆然(ぼうぜん)とした表情でベンチへ。2番手の国吉は田中広に同点ソロを許し、浜口の勝ち投手の権利も消滅した。
◆広島の野村が9安打を浴びながら6回2失点と粘った。 いきなり連打を浴びた一回、2死満塁でロペスにフルカウントからの外角球を中前に運ばれ、2点を先取された。三、五回には広島・広陵高と明大の後輩、佐野に安打を許すなど、横山投手コーチが「ボールが先行してしまって、苦しいピッチングになってしまっている」と指摘したように、毎回走者を背負う試練のマウンドとなった。 それでも、巧みなけん制で二塁走者を刺すなどして追加点を与えず、味方打線も六回に追い付いた。
◆DeNAは19日の広島戦(マツダ)で、2-2の引き分けに終わった。 先発の浜口は2-0の六回1死から堂林に右越えソロを浴びて交代。この時点で1点リードし、投球数も87球とまだ投げられそうな状況だった。それだけに自身の登板8試合連続で六回を投げ切ることができずに終わり、無念の表情でマウンドを降りた。 ラミレス監督は「全体的にいい投球をしていた。本塁打で2-1になって流れ的にズルズルといってしまい、点を取られるて負け投手にしたくなかった。勝ち投手になってほしかった」と交代理由を説明した。 1点差とされて、マウンドに送った2番手・国吉は六回2死走者なしから、田中広に同点ソロを許し、浜口の勝ち投手の権利は消滅した。
◆広島は2点を追う六回に一発攻勢で追い付き、引き分けに持ち込んだ。17日に29歳になった堂林が「変化球をケアした中でいい方向に打てた」と浜口の速球を捉え、右翼ポール際に5日以来の本塁打となる9号ソロを運んだ。2死後には田中広にもアーチが飛び出し、劣勢を覆した。 前日18日に4戦ぶりに安打を放った堂林は、5日以来の2安打で打率3割に復帰。佐々岡監督は「ここで殻を破れるか。苦しんでいるが、そういうところが大事」と奮起を願った。
◆広島・島内颯太郎投手(23)が19日、DeNA10回戦(マツダ)で初ホールドを挙げた。 「去年はホールドが付く場面で全部失敗した。ホールドが付いて、気持ちのモヤモヤが取れました」 2-2の七回に中継ぎし、梶谷を三直、柴田を遊飛に料理。宮崎に左前打を浴びたが、佐野を155キロの直球で空振り三振に仕留めた。これで10試合連続無失点。2019年に九州共立大を経てドラフト2位で入団した右腕について、佐々岡監督は「チャンスをつかんでいる。きょうのようなピッチングを続けてほしい」と目を細めた。
◆広島・山田和利内野守備走塁コーチ(55)が19日、2試合連続でベンチ入りから外れた。試合後、佐々岡監督は「扁桃炎。ちょっと時間がかかるかもしれない」と症状を明かした。同コーチはこの日のDeNA10回戦(マツダ)前の野手練習にも不参加だった。一塁コーチャーは、前日に続き倉バッテリーコーチが務めた。
◆今季3度目の引き分けに終わり、首位・巨人とのゲーム差は4・5に開いた。一回にロペスの適時打で2点を先制したが、二回以降は再三の好機にあと1本が出なかった。「(打線は)厳しかった。何度か得点圏に走者を出たけど。苦しい展開でした」とラミレス監督。広島を上回る12安打を放ちながらも、10残塁に終わった内容に悔しさをにじませた。
<セ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
巨人 |
29 | 17 | 3 | 0.630 (↑0.008) | - (-) |
71 | 228 (+8) | 161 (-) | 71 (+2) | 28 (+1) |
0.251 (↑0.003) | 3.230 (↑0.07) |
2 (-) |
DeNA |
26 | 23 | 3 | 0.531 (-) | 4.5 (↓0.5) |
68 | 214 (+2) | 198 (+2) | 56 (-) | 10 (-) |
0.271 (↑0.001) | 3.620 (↑0.04) |
3 (2↑) |
中日 |
23 | 26 | 4 | 0.469 (↑0.011) | 7.5 (-) |
67 | 178 (+11) | 215 (+2) | 32 (+4) | 13 (-) |
0.242 (↑0.002) | 3.780 (↑0.04) |
4 (1↓) |
阪神 |
22 | 25 | 3 | 0.468 (↓0.01) | 7.5 (↓1) |
70 | 206 (-) | 204 (+8) | 45 (-) | 37 (+1) |
0.240 (↓0.002) | 3.670 (↓0.1) |
5 (1↓) |
ヤクルト |
21 | 24 | 5 | 0.467 (↓0.01) | 7.5 (↓1) |
70 | 218 (+2) | 254 (+11) | 39 (-) | 31 (+1) |
0.249 (↓0.001) | 4.630 (↓0.09) |
6 (-) |
広島 |
19 | 25 | 6 | 0.432 (-) | 9 (↓0.5) |
70 | 217 (+2) | 229 (+2) | 51 (+2) | 22 (+1) |
0.270 (-) | 4.150 (↑0.05) |
コメント