ソフトバンク(☆4対1★)日本ハム =リーグ戦10回戦(2020.07.24)・福岡PayPayドーム=
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日本ハム
1000000001400
ソフトバンク
00300100X4811
勝利投手:東浜 巨(2勝0敗0S)
(セーブ:森 唯斗(0勝1敗7S))
敗戦投手:有原 航平(1勝4敗0S)

本塁打
【ソフトバンク】栗原 陵矢(5号・6回裏ソロ)

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◆ソフトバンクは1点を追う3回裏、柳田と中村晃の連続適時打で3点を挙げ、逆転に成功する。そのまま迎えた6回には、栗原のソロが飛び出し、リードを広げた。投げては、先発・東浜が7回1失点の好投で今季2勝目。敗れた日本ハムは、打線が4回以降無安打と沈黙した。

◆ソフトバンクのウラディミール・バレンティン外野手(36)が、自打球を左足に当てて途中交代した。 24日の日本ハム4回戦(ペイペイドーム)の3回の第2打席で、自打球が左足先付近を直撃。その場はなんとか打席に立ち続けて四球を選び、一塁へ歩いた。だが痛みが激しくなったのか、代走明石に代わってベンチに下がった。

◆初回に1点を先制されたソフトバンクだが、3回に逆転に成功した。柳田の適時打と中村晃の2点適時打で3点を挙げた。 ソフトバンクは6回、先頭栗原が右翼テラス席へ5号ソロを放ち追加点。先発東浜は2回以降、6回まで1安打無失点投球。 ソフトバンクが逆転勝ちで貯金を4とした。先発東浜は7回1失点の粘投で2勝目。日本ハムは打線が低調だった。 ソフトバンク森が7セーブ目、日本ハム有原が4敗目。

◆日本ハム近藤健介外野手が技ありの一打で先制点を挙げたが、報われなかった。 1回無死一、三塁で左前適時打を放った。「インコースの難しいボールでしたが、いいところに飛んでくれてよかったです」。5試合連続安打も、3点を追う8回2死二塁では空振り三振に終わり、反撃の一打には届かなかった。

◆ソフトバンクが逆転勝ちで貯金を4とした。先発東浜は7回1失点の粘投で2勝目。日本ハムは打線が低調だった。ソフトバンク周東佑京内野手が今季初盗塁を決めた。3回、先頭打者で右前打を放つと1死後の今宮の2球目に二盗。 「やっと1つ成功できてホッとしています。明日から試合に出たら、出塁して盗塁できるようにしたい」。柳田の適時打で同点のホームを踏むと、7回にも中前打を放ち、今季3度目のマルチ安打。「2本打てたのはよかった」と笑顔だった。

◆日本ハムは打線沈黙で単独最下位に転落した。 21日から始まったソフトバンクとの連戦で、4番中田に元気がない。この日も1点を先制した直後の1回無死一、二塁で併殺に倒れ、3回2死一、二塁では空振り三振。18打席連続無安打中だ。小笠原ヘッド兼打撃コーチは「チームの4番。何とかして打席の中で、いい感触をつかんでもらいたい」と不振脱出を願った。

◆「大砲」よりも「しぶとい4番」が勝利をたぐり寄せるのかもしれない。ソフトバンク中村晃が、いぶし銀の打撃で勝ち越しの2点適時二塁打を放った。 3回、柳田の適時打で同点とし、なお1死二、三塁。6球目の直球を見逃さなかった。有原の153キロの速球をはじき返し、左中間を割った。「最低でも犠牲フライを打てればいいと思って打席に入った。次につなぐ意識で打った結果かな、と思う」。2人の走者の生還を確認すると、中村晃は二塁ベース上で小さくガッツポーズを作った。 プロ13年目にして初の「4番」に座ったのが、17日のオリックス戦(京セラドーム)。7戦連続で先発4番に座り、チームは5勝2敗。息を吹き返し、ついに単独首位に立った。「4番という意識はない。次の打者につないでいくという、いつも通りのプレースタイルでやっています」。先発東浜とともに上がったお立ち台では、打席同様? 冷静にインタビューに答えた。4番では23打数8安打、6打点。打率3割4分8厘。頼れる選手会長は、バットでもチームをけん引し続ける。【佐竹英治】

◆ソフトバンク栗原陵矢捕手がダメ押しの5号ソロを放った。6回、先頭で有原のチェンジアップを右翼テラス席に運んだ。 「うまく引っかかってくれました。追加点が取れて良かったですし、久しぶりのヒットがホームランになってくれてよかった」。開幕5戦目から「1番」に定着も、ここ5試合は無安打。この日は初の5番右翼で先発出場。25打席ぶりの安打が貴重な1発となり、笑顔が戻った。

◆ソフトバンクのウラディミール・バレンティン外野手(36)が、3回の第2打席で自打球を左足に当て、途中交代した。 骨には異常がない模様で、25日以降の出場は回復状態を見て決める。

◆開幕から打線を支えてきた4番のバットから、快音が消えた。日本ハムは主砲の中田翔内野手(31)が4打数無安打に封じられるなど、ソフトバンク投手陣を攻略できず、わずか4安打1得点で逆転負け。中田は21日から始まったソフトバンクとの連戦で、4試合連続無安打。18打席連続無安打中だ。チームは粘投の有原航平投手(27)を援護できず、8日ぶりに単独最下位に転落した。日本ハム有原が今季初完投も粘り切れず4敗目を喫した。今季最多となる132球。最後までマウンドは譲らなかったが、8回4失点(自責3)でソフトバンク相手に今季2度目の黒星となった。「前回もソフトバンクに4点取られてますし、チームが昨日勝っている中で、いい流れで勝たなきゃいけなかったのですけど、それができなかったのですごい悔しい」と肩を落とした。 1点リードで迎えた3回1死から柳田に同点打、中村晃に左中間への2点適時二塁打を打たれるなど一挙に3失点。6回には先頭の栗原に甘く入ったチェンジアップを右翼席へと運ばれる1発を浴びた。3日本拠地札幌ドームでの同戦に続き、またしても東浜との開幕投手対決に敗れる形となった。「勝っている中でしっかり投げていかなきゃいけない。次は勝ち試合にできるように頑張りたい」と気持ちを切り替えた。

◆開幕から打線を支えてきた4番のバットから、快音が消えた。日本ハムは主砲の中田翔内野手(31)が4打数無安打に封じられるなど、ソフトバンク投手陣を攻略できず、わずか4安打1得点で逆転負け。中田は21日から始まったソフトバンクとの連戦で、4試合連続無安打。18打席連続無安打中だ。チームは粘投の有原航平投手(27)を援護できず、8日ぶりに単独最下位に転落した。自分への怒り、いら立ちをあらわにした。ベンチに座った日本ハム中田は、6回の攻撃が3者凡退に終わると、思わず、太ももに右拳を打ち付けた。18打席連続で無安打。悔しくて、表情がゆがんだ。 1打席目から最悪だった。1点を先制した直後の1回無死一、二塁。ソフトバンク東浜のカットボールに詰まり遊ゴロ併殺に倒れると、3回2死一、二塁では152キロに空振り三振。いずれも、得点機をつぶした。6回は、緩いカーブに体勢を崩されて二飛。当てるだけの屈辱的な打撃を強いられると、9回は森の直球にバットが空を切り、首をひねった。 開幕から元気のない打線にあって、4番中田は奮闘していた。本塁打と打点はチーム最多。勝利打点も当然のようにチームトップで、開幕から1カ月あまりの白星は、背番号6の打撃抜きでは語れない。それが、20日に福岡入りしてから一転。21日から始まったソフトバンクとの連戦で4試合連続無安打と、ぱったり快音が途絶えた。 長いスランプから脱した大田と入れ替わるかのよう始まった、中田の不振。試合前の練習では、小笠原ヘッド兼打撃コーチが身ぶり手ぶりで熱血指導も、実らなかった。同コーチは「チームの4番。何とかして打席の中で、いい感触をつかんでもらいたい」と、早期の不振脱出を願う。栗山監督は「いい時も悪い時もある。皆で戦うしかないから」。とはいえ、上位争いに食い込むためにも、4番の全快は急務だ。【中島宙恵】

◆ソフトバンク東浜巨投手(30)が、チームを今季初の単独首位に導いた。7回を4安打1失点。初回に3連打で1点を失ったが、2回以降は日本ハム打線をわずか1安打に抑え、2勝目を挙げた。前回登板で右足に打球が当たるアクシデントにもくじけず、不屈の精神で乗り切った。打線も3回に一気に逆転。ソフトバンクに球団名を改称後、通算1200勝に王手をかけた。心強かった。アウトを取る度にわき起こるファンの拍手に、東浜のハートが奮いたった。先発7回1失点の好投は、ファンに後押しされ、そのファンへの感謝の気持ちが詰まっていた。「今年初めてヒーローになれましたし、勝てて良かった」。今年、初のお立ち台が何より心地良かった。 初回はまさかの3連打で1点を失ったが、心は折れなかった。4番中田を併殺、続くビヤヌエバを153キロ直球で二飛に打ち取った。2回以降は毎回三振を奪い、わずか1安打に抑えた。 東浜 野手の方を信じていたし3点援護もらって感謝してます。調子が良くなかったが配球で助けてくれた甲斐に感謝したい。 新型コロナウイルス感染拡大の影響で自粛練習が続く中、野球ができることへの感謝を感じ続けた。地元ファンの前で投げられることが、うれしかった。 前回登板の17日オリックス戦。2回、先頭打者の打球が右足に当たった。直後は動けなかったが、3回まで投げきった。中継ぎへの負担を考えて踏ん張った。シーズン前の練習試合でも打球が当たった。度重なる災難も、不屈の精神で乗り越えた。 昨年6月に右肘の手術を受けた。遊離軟骨の除去だけでなく、肘の出っ張ったところの骨も削ったという。手術からほぼ1年後の今年6月の開幕前、自身のインスタグラムに除去した骨の写真をアップ。どんな困難にも立ち向かう気持ちを示した。 楽天が敗れ、チームは今季初めて単独首位に立った。工藤監督は「今日は何が何でも勝ちたかった。よく粘って1点で抑えてくれた」と東浜の好投に目を細めた。ソフトバンクとしての通算1200勝に王手。常勝軍団が復調へと向かう。【浦田由紀夫】

◆ソフトバンク東浜巨投手(30)が、チームを今季初の単独首位に導いた。7回を4安打1失点。初回に3連打で1点を失ったが、2回以降は日本ハム打線をわずか1安打に抑え、2勝目を挙げた。前回登板で右足に打球が当たるアクシデントにもくじけず、不屈の精神で乗り切った。東浜の恩師、沖縄尚学の比嘉公也監督(39)は、教え子の成長に目を細める。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、プロ野球の開幕は延期に。それでも東浜の気持ちは折れなかった。 比嘉監督 本人の中で、コロナで休止していた期間に何かあったかもしれない。何かは分かりませんが、積極的に、いろいろと自分から動くようになった気がします。開幕投手に指名されたことがきっかけになったかもしれませんね。 夏の甲子園大会が中止となり、2年連続出場を狙っていた3年生らを気遣う提案が東浜からあったという。「何かしてあげたいと連絡があって、Tシャツなどを作ろうという話になりました」。母と姉が看護師。母校へのマスク寄贈を始め、医療従事者への感謝も東浜は公表していた。

◆ソフトバンクは24日、日本ハム10回戦(ペイペイドーム)で打線を組み替えた。上林が1番、栗原が5番に入った。平石打撃兼野手総合コーチは試合前に「(上林は)一時期に比べたら(状態も)あがっているのかなと。タイミング的なところが誠知はあったんですけど、そこらへんの改善はされているので」と意図を説明した。  6月23日の西武戦(メットライフ)以来の1番先発。チームは立花打撃コーチを体調不良で欠き、ここ3試合は6得点。打開策の1歩目として、打順を動かした。平石コーチは「ハムの先発投手は本当にいいですから」と説明した。この日の相手先発は有原。「まず立ち上がり。そこと、1回は必ずチャンスはくると思っているので。まずはチャンスを作れるように」と打線の奮起を期待した。

◆ソフトバンク・周東佑京内野手(24)が24日、日本ハム戦(ペイペイドーム)に「9番・二塁」で出場。三回に待望の今季初盗塁を決めた。  三回先頭で有原から右前打を放ち出塁。1死後に、今宮の2球目でスタートを切った。間一髪のタイミングだったが、審判の両手が広がった。  周東は昨年3月に育成から支配下登録。25盗塁を記録すると、「プレミア12」にも選出され世界一に貢献した。日本を代表するスピードスターが、今季31試合目でようやく俊足をアピールした。

◆ソフトバンクのウラディミール・バレンティン外野手(36)が24日、日本ハム戦(ペイペイドーム)に「6番・左翼」で出場。三回2死二塁で左足に自打球を当て、その後、交代した。  有原の5球目の変化球を打ち損じ、打球は右足を直撃。痛みに耐えて四球を選んだ後、足を引きずりながらベンチへと引き揚げた。代走には明石が送られた。

◆ソフトバンクが24日、日本ハム10回戦(ペイペイドーム)で1点を追う三回、逆転に成功。柳田悠岐外野手(31)、中村晃外野手(30)の連続適時打で一挙3点を挙げた。先頭の周東が右前打で出塁。上林は中飛も、今宮の2球目に周東が今季初盗塁を決めた。今宮も右前打で1死一、三塁。ここで柳田の出番だ。  柳田は高めに浮いてきた133キロのチェンジアップにバットを出すと、打球は左前にポトリ。同点打となり「チャンスだったし何とかしようと積極的に打ちにいきました」。さらに中村晃は153キロを左中間に弾き返す2点二塁打。「つなぐ意識」とは思えないほど4番らしい打球に「つなぐ意識で打ちにいった結果かなと思います。いい場面で打つことができてよかった」と笑った。

◆ソフトバンクの4番、中村晃が三回に勝ち越しの2点二塁打を放った。3番柳田の適時打で追い付き、さらに捕逸で1死二、三塁と広がった好機。相手エース有原が投じたフルカウントからの速球をはじき返し、左中間を深々と破った。「次につなぐ意識で打ちにいった結果かなと思う。良い場面で打つ事が出来て良かった」と喜んだ。  不調のバレンティンに代わり17日のオリックス戦からプロ13年目で初の4番に座り、7試合連続で務めている。慣れない打順でも持ち前の巧打を示しており、平石打撃兼野手総合コーチは「別に4番に本塁打打者を置かないといけない、ということもない。ギータ(柳田)を歩かせたところで次に晃がいれば、簡単に抑えられない打者なので相手もプレッシャーがかかる」と手応えを口にした。

◆ソフトバンク・栗原陵矢捕手(24)が24日、日本ハム戦(ペイペイドーム)で「5番・右翼」で出場。六回先頭で右翼ホームランテラスに5号ソロを突き刺した。  「うまく引っかかってくれました。追加点がとれてよかったですし、久しぶりのヒットがホームランになってくれてよかったです」  126キロのチェンジアップにバットを伸ばした。6試合ぶりの安打&13試合ぶりの一発は貴重な追加点となった。  試合前に工藤監督が「いいときも悪いときもある。ゲームの中で迷うこともあるかもしれないけど、一打席一打席、割り切っていくことが大事と思う」と話していたが、起用に結果で応えてた。

◆ソフトバンクが逆転勝ち。0-1の三回に柳田の適時打で追い付き、続く中村晃の2点二塁打で勝ち越した。六回には栗原の5号ソロで加点した。東浜が7回1失点で2勝目。日本ハムは有原が8回を投げ4失点で4敗目を喫した。

◆日本ハムの有原は132球で今季初の完投も、要所で制球が甘くなり8安打4失点で早くも4敗目を喫した。昨季の最多勝投手は「厳しいところに投げないと相手に流れが行ってしまう。すごく悔しい」と肩を落とした。  ソフトバンクには3日に続いて連敗。エースとして雪辱を果たせず「前回も4点取られている。しっかりやっていかないとチームを勝ちに導けない」と責任を背負った。 栗山監督(有原に) 「なかなかうまく点を取ってあげられなかった。勝たせてあげたかった」 日本ハム・小笠原ヘッド兼打撃コーチ(東浜に) 「適度にいいコースに来ていてストライクを取られてしまった。自分たちの打撃をさせてもらえなかった」

◆ソフトバンク・東浜巨投手(30)が24日、日本ハム戦(ペイペイドーム)で先発。7回1失点で2勝目を挙げ、規定投球回に到達。防御率1・91で、リーグトップに躍り出た。  「今年初めてヒーローになりましたし、勝てて本当によかったです」  一回にいきなり3連打で1点を失ったが、最速153キロの直球で押した。三回1死から西川に右中間三塁打を浴びても、後続を抑えホームは踏ませず。四回以降は無安打で、3日の日本ハム戦(札幌ドーム)以来の2勝目を手に入れた。  この日まで防御率トップだった楽天・則本昂が、オリックス戦(楽天生命パーク)に先発して八回途中6失点。代わって、規定投球回に達した東浜が防御率トップに躍り出たが、2017年に16勝で最多勝に輝いた右腕は足元を見つめた。  「あまりそこは見ないように。まだ6試合なので。いわれた時点で意識しちゃいますけど。意識しないというのも無理があると思うので」  楽天が敗れたことで、今季初の単独首位に立った。工藤監督は東浜について「(立ち上がりを)最少失点でいけばポンポンといくかなと思っていました」と腰を据えて見守っていた。今年は「6・19」の開幕戦を東浜に託した。信頼に好結果で応えてくれた姿が頼もしかった。  「最少失点でしのいでいけば野手の皆さんが点をとってくれると信じて投げていたので。援護をもらって感謝しています」  先制点を与えても、逆転してくれた打線に感謝した。まだまだ2勝目。東浜が鷹投の柱になろうとしている。

◆プロ初の5番に座ったソフトバンクの栗原が六回に25打席ぶりの安打となる5号ソロを放った。初球の変化球を右翼にせり出すホームランテラス席へ運び「久しぶりの安打が本塁打になってくれて良かった」と笑みがはじけた。  レギュラー定着を目指す6年目の今季、序盤は主に1番打者で安打を重ねたが、その後は壁にぶち当たっていた。工藤監督は犠飛を放った23日の打撃に復調の兆しを感じ取った、と5番に据えた理由を説明。期待に応えたホープの活躍に「一番喜んでいるのは本人。また次につながる」と一安心していた。

◆パ界の頂点に、鷹がやってきた。先発したソフトバンク・東浜が7回1失点。チームを今季初の単独首位に導き、自身も防御率1・91でリーグトップに躍り出た。  「今年初のヒーローになれたし、きょう勝てて本当に良かった。(防御率は)あまり見ないように。まだ先はあるので」  一回から3連打を浴び先制点を献上。そこからは別人の投球だった。三回1死、西川に右中間三塁打を浴びた以外は被安打なし。最速153キロの直球を軸に8三振を奪った。3日の日本ハム戦(札幌ドーム)以来の2勝目を挙げた。  規定投球回に到達し、則本昂(楽天)を抜き去った。2017年には16勝で最多勝にも輝いただけにタイトルがよく似合う。開幕して31試合目にて今季初の単独首位。工藤監督も「うれしいですが、そういうことに一喜一憂しないように」と油断はない。エースを中心に、首位の座をがっちり守るつもりだ。  「目の前の1試合をやることは変わらない。ブレずにやっていきたい」  8年目の30歳。鷹を支える柱に、東浜がなろうとしている。(竹村岳)

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<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(1↑)
ソフトバンク
17131 0.567
(↑0.015)
-
(↓0.5)
89136
(+4)
115
(+1)
35
(+1)
18
(+2)
0.240
(↑0.001
3.590
(↑0.09)
2
(1↓)
楽天
16131 0.552
(↓0.019)
0.5
(↑0.5)
90169
(+2)
126
(+6)
32
(+1)
22
(-)
0.269
(↓0.004)
3.990
(↓0.07)
3
(-)
西武
15131 0.536
(↑0.017)
1
(↑0.5)
91134
(+3)
139
(+2)
26
(+1)
16
(-)
0.247
(↓0.001)
4.480
(↑0.09)
4
(-)
ロッテ
15150 0.500
(↓0.017)
2
(↓0.5)
90116
(+2)
136
(+3)
23
(-)
28
(-)
0.241
(↓0.001)
4.430
(↑0.04)
5
(1↑)
ORIX
12163 0.429
(↑0.022)
4
(↑0.5)
89121
(+6)
136
(+2)
26
(-)
26
(+1)
0.244
(↑0.003)
3.990
(↑0.1)
6
(1↓)
日本ハム
12172 0.414
(↓0.015)
4.5
(↓0.5)
89113
(+1)
137
(+4)
26
(-)
20
(+1)
0.221
(↓0.003)
3.990
(↑0.02)