巨人(-降雨のため-)ヤクルト =リーグ戦4回戦(2020.07.10)・ほっともっとフィールド神戸=
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◆巨人は開幕2連勝中の戸郷翔征投手(20)が先発。 20歳以下のシーズンに開幕3連勝を記録したのは、18年の京山(DeNA)山本(オリックス)伊藤(西武=19歳)がいるが、巨人では19歳の87年桑田以来になる。

◆9日の中日戦(ナゴヤドーム)で途中交代したヤクルト西浦直亨内野手が、ベンチ入りメンバーを外れた。 試合前の練習では、トレーナーとともにポール間を歩き、ストレッチをするなど軽めの調整をしていた。9日中日戦の試合中に腰の張りを訴え、交代していた。

◆巨人は、左脇腹痛を抱える坂本勇人内野手(31)が2試合連続でスタメンを外れた。遊撃には1番で若林をスタメン起用。2番に丸を置き、3番には陽岱鋼が入った。その後、試合は雨天のため中止となった。

◆巨人-ヤクルトは降雨のため試合前に中止が発表された。

◆降雨のため、試合が中止となった。スタメン発表段階では、左脇腹痛を抱える巨人坂本勇人内野手(31)が、2試合連続で先発を外れていた。

◆巨人岸田行倫捕手(23)が、雨中のベースランニングでファンを喜ばせた。 雨天で試合中止がアナウンスされた直後、何故かウィーラーのユニホームを着用し、ホームベース付近に登場。大量にたまった水たまりを気にすることもなく、さっそうと駆け抜け、ヘッドスライディングで本塁にダイブした。

◆巨人3年目の岸田行倫捕手が、雨中のベースランニング2周でファンを喜ばせた。 中止がアナウンスされた直後、ウィーラーのユニホームを着用し、水たまりでいっぱいのグラウンドに登場。ダイヤモンドを1周し、本塁にダイブした。2周目は運動会で定番の「天国と地獄」が流れる中、ヤクルト宮本丈内野手と競走。「年齢も一番若いですし、元気出してというか」と笑顔だった。

◆降雨のため試合前に中止が決まり、ヤクルト高津臣吾監督は「選手のことを考えると、気持ちであったり体調であったり、中止でよかったとは言わないけど、仕切り直しですね」と前向きにとらえていた。11日の同戦は、予定通り小川が先発する。 この日から有観客試合となり、スタンドには緑色のポンチョを着たヤクルトファンの姿もあった。「思っていたよりも、5000人は多い。(有観客が)すごい楽しみだったし。やりたかった。お客さんがたくさん増える中で試合をやるのが楽しみの1つなので、今日は逃してしまったけど、楽しみにしています」と話した。

◆ほっともっと神戸で行われる予定だった巨人-ヤクルト戦は、開始直前の雨で残念無念の中止となった。ファンの群像をルポする。神戸に着いたのは、午後1時過ぎだった。試合開始は午後6時。4時間以上前にもかかわらず、既に巨人ファンは、ほっともっと神戸へ向かっていた。オレンジのユニホーム姿、Tシャツに巨人のタオル、バックパックを背負った男性の多さに驚いた。 開門は午後4時。球場には入れないと分かっていても、ファンの体は自然と動いていた。徳島から来た自営業・小林敬司さんもその1人。同県出身の増田大の実家が営むお好み焼き店常連の60歳。巨人グアム春季キャンプを見に行ったこともある筋金入り。「やっとですね。やっぱり生で見られるのはいいですよ」と車で約2時間30分かけて来た。 兵庫県の30代・岡田智行さんは、元阪神ファンの彼女と来場した。「昨日はテレビで見てて(阪神)ボーアのホームランに発狂しました」。彼女は岡田さんの熱意に押され、気付けば応援するチームが変わった。そんな多くの思いを乗せた「ほっともっと神戸」。無情にも雨天による試合中止が、午後6時17分ごろに発表された。 台風のような大雨。それでも、ファンの多くは午後7時ごろまで球場を見つめていた。原監督も感慨深く言った。「5000人の方とはいえ、グランドから見渡すとかなり詰まっているように思えたし、非常に新鮮で新たなスタートという部分でやっぱり朝起きて緊張感があった」。球音と声援が、重なり合う日がやってきた。【栗田尚樹】

◆降雨のため試合前に中止が決まった。ヤクルトは恵みの雨ととらえ、休養に充てる。高津臣吾監督は「選手のことを考えると、気持ちであったり体調であったり、中止で良かったとは言わないけど、仕切り直しです」と話した。 11日は予定通り小川が先発し、石川は14日阪神戦(甲子園)先発へ調整する。前カードの中日戦は2試合が延長戦で、中継ぎ陣もフル回転だった。腰の張りを訴えた西浦は別メニュー調整で「(名古屋から)移動してきてのしんどい1日だったので、プラスに考えていいのかなと。しっかり休んで、リフレッシュして、また土日のゲームに頑張りたい」と話した。

◆ヤクルトは前日9日のナイター後にバスで名古屋から関西に入った。移動の疲れが残る中、試合が雨で中止となり、高津監督は「しんどい一日だったのでプラスに考えていい。休んでリフレッシュして、土日のゲームを頑張る」と前向きだった。  試合前練習の時間に開門し、ファンに見守られた。久しぶりに観客が入ったスタンドを見上げ「5千人って思ったより多いんだなと思った。コロナが下火になって、お客さんが増える中でゲームをするのは今後の楽しみの一つ」と小さな前進を味わっていた。

◆巨人の原監督は今季初めて観客を入れて行うはずだった試合が中止となり「われわれにも特別な意識があった。しょうがないとはいえ、残念」とため息をついた。入場者数は大きく制限されているが「5000人とは言え、グラウンドから見渡すと詰まっているように思えたし、非常に新鮮だった」と話した。  中止が発表後、巨人の岸田とヤクルトの宮本は大雨の中でダイヤモンドを駆け抜け、ホームベース上に敷かれたシートでヘッドスライディングを披露。観客から大きな拍手が送られ、岸田は「元気を出して。試合でも今日くらい勢いよく」と笑顔だった。

◆巨人の先発予定だった戸郷は11日の試合にスライド登板しないことになった。試合開始前にブルペンで投球練習を終えていたため、宮本投手チーフコーチが「気持ちが入ったところでスライドは難しい」と判断し、サンチェスを先発させると説明した。  戸郷は7日の阪神戦に続いて2試合続けて登板が流れたが「いい経験になった。しっかり対応して一年間(ローテーションを)守っていければ」と前向きに話した。

◆ヤクルト・小川が11日の巨人戦(ほっと神戸)に先発する。普段は使用しない球場での登板に向けて10日、「いつも通りですね。やるべきことをやって、しっかり備えたい」と平常心を強調した。6月27日の巨人戦では六回に4点を失って降板。「打者を一人一人、打ち取って、(力を)出し切れるようにしたい」と雪辱を誓った。(ほっと神戸)

◆巨人戦は雨で流れたが、DeNAが阪神戦に敗れたため、ヤクルトが2位に浮上した。この日、先発予定だった石川が14日の阪神戦(甲子園)に回り、11日の巨人戦は小川が先発する。右腕は「一人一人を打ち取って(力を)出し切れるように」と意欲的だ。高津監督は観客が入ったスタンドを見上げ「5000人って思ったより多いんだなと。コロナが下火になって、お客さんが増える中でゲームをするのは今後の楽しみの一つ」と話した。

◆巨人は10日、ヤクルト4回戦(ほっと神戸)が雨天中止となった。一度は観客がスタンドに入っただけに、原辰徳監督(61)は悔しさをにじませた。  「われわれにも何か特別な意識がありました。新たなスタートという部分で、朝起きて緊張感があったし、残念ですね」  午後6時の試合開始直前に雨脚が強まり、同20分に中止がアナウンスされた。試合が流れたのは今週だけで3度目。11日の同カードはサンチェス(前韓国SK)が予定通りに先発登板する。  久しぶりにファンとの交流が復活した。中止決定の直後、野手最年少(23歳)で兵庫県出身の岸田がウィーラーの背番号48のユニホームを着て登場。雨天中止時のお決まりでもある、ベースランニング&本塁ヘッドスライディングで観衆を沸かせた。2周目はヤクルトの3年目内野手、天然の愛されキャラとして知られる宮本と競争。ファンも拍手喝采で喜んだ。  「これから、日程はもっと密になる。チームとしてスクラムを組んで戦わないといけない」と原監督。G党の目の前で熱戦を披露する準備はできている。(谷川直之)

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<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
巨人
1051 0.667
(-)
-
(-)
10484
(-)
51
(-)
20
(-)
12
(-)
0.263
(-)
3.210
(-)
2
(1↑)
ヤクルト
971 0.563
(-)
1.5
(-)
10380
(-)
85
(-)
17
(-)
16
(-)
0.248
(-)
4.380
(-)
3
(1↓)
DeNA
1080 0.556
(↓0.032)
1.5
(↓0.5)
10286
(+2)
67
(+3)
19
(+1)
3
(-)
0.294
(↓0.002)
3.650
(↓0.09)
4
(1↑)
中日
8101 0.444
(↑0.032)
3.5
(↑0.5)
10167
(+3)
82
(+2)
11
(+1)
3
(-)
0.259
(-)
4.210
(↑0.15)
5
(1↓)
広島
691 0.400
(↓0.029)
4
(↓0.5)
10466
(+2)
68
(+3)
18
(+1)
5
(-)
0.269
(↓0.009)
4.100
(↑0.16)
6
(-)
阪神
6100 0.375
(↑0.042)
4.5
(↑0.5)
10446
(+3)
76
(+2)
17
(+2)
13
(-)
0.228
(↑0.006)
4.680
(↑0.05)