広島(-降雨のため-)阪神 =リーグ戦3回戦(2020.07.06)・MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島=
このエントリーをはてなブックマークに追加

 123456789
阪神
0
広島
0
勝利投手:-
敗戦投手:-
  DAZN
チケットぴあ 広島戦チケット予約 阪神戦チケット予約
◆阪神大山悠輔内野手(25)は4日広島戦から2試合連続本塁打。大山の連続試合本塁打は18年に2度、19年に1度あるが、いずれも2戦止まり。通算15打数2安打と相性が悪い広島床田から3戦連続となる1発を打てるか。

◆午後6時からの広島-阪神3回戦は雨天のため試合中止が発表された。 雨で中止となった3日の同対戦の予備日として開催を予定されていた。

◆阪神ナインがマツダスタジアムで予定されていた広島戦の雨天中止を受け、6日午後に関西へと向かった。 中止によって9連戦を避けることができ、9連戦の場合は甲子園初戦となる7日巨人戦が移動ゲームだったが、それも回避できた。前日5日にジャスティン・ボーア内野手(32)が豪快な満塁弾を放つなど打線は上昇気配をみせている。 ボーアは、開幕5カード連続ビジターを終え、巨人との本拠地開幕を迎えることについて、広報を通じ「確かにチームとしていいスタートはきれなかったけど、最近はいい戦いができているし、前回負けている相手だから、今回は勝ちたいね」と語った。 また、左ふくらはぎの張りで5日の試合を欠場したマルテは「少しずつ良くなってきているよ。明日、どう感じるかによると思うけど、できる限りの準備をしたいと思う」と話していた。

◆阪神は2度目の雨天中止。開幕5カード連続の敵地での試合を終え、7日から甲子園で首位巨人を迎え撃つ。4勝10敗で最下位に沈むが、広島戦で今季初の連勝を飾った。矢野監督は「連勝で帰ってこられたのはプラス。ここから新たなスタートが切れるかなと思う」と前向きに語った。  巨人には開幕カードで3連敗を喫した。5日に来日初の満塁本塁打を放つなど調子を上げているボーアは「最近はいい戦いができている。前回負けている相手だから今回は勝ちたい」と雪辱を誓った。

◆広島の森下が、7月に入って0勝4敗と失速したチームの連敗ストップに意欲を示した。九回途中3失点でプロ初勝利を挙げた6月28日の中日戦から、中8日で本拠地初登板に臨む。「勝ちたい気持ちは変わらない。しっかりと投げられたらいい」と意気込んだ。  プロ初登板で7回無失点と好投したDeNAとの再戦。7日は悪天候が予想され「雨だと滑ることがあると思う。そこでどう投げるかは、そのときそのときで対応したい」と気を引き締めた。

◆戻ってきたで~! 阪神は6日、広島戦(マツダ)が雨天中止となり、開幕から5カードに及ぶ遠征を終えて帰阪した。4勝10敗でリーグ最下位と苦しい状況にあるが、矢野燿大監督(51)は7日の今季初の甲子園での試合を前に「新たなスタート」とキッパリ。迎えるは開幕カードで3連敗した巨人。宿敵をたたいて大反撃の始まりや~!  長いロードがようやく終わった。最後の一戦は豪雨によって中止となったが、目覚めた虎の勢いがそがれることはない。矢野監督は再スタートを強調。七夕の夜、甲子園から巻き返しだ。  「連勝で帰ってこれたというのはプラスだし、ここから巻き返すという、新たなスタートがきれるかなと思います」  3日の雨天中止の代替日として組まれたこの日の一戦も、雨の影響で午後1時すぎに中止が決まり、マツダスタジアムに寄ることなく帰阪の途に就いた。しばしの休息となったが、待ちきれないかのように口を開いた。15試合目にして、ついに甲子園に戻ってきた。ここまで4勝10敗。借金を6も抱えるが、本拠地15番勝負で取り返すだけだ。  何よりホームの後押しがある。観客を入れるのは10日のDeNA戦からだが、7日からはリモート応援システムでの声援が届く。ファンがスマートフォンなどでアプリをタップすれば、拍手や歓声が、操作した人の数だけ球場のスピーカーを通じて沸き起こるという仕組みだ。スタンドにファンがいなくても、熱い応援がダイレクトに背中を押してくれる。  巻き返しを期する材料もようやく出てきた。開幕直後は4カード連続負け越しと泥沼にはまり、借金も最大「8」までふくらんだが、広島で2連勝。ボーアが満塁弾を放つなど目を覚まし、マルテに開幕三塁を奪われた大山も、2戦連発。打線の調子が上向きつつある。好調だったM砲が左ふくらはぎ違和感を抱えている不安はあるが、大山と併用の可能性もあり「明日以降の状態を見てになる」と説明した。  首位巨人とは一時、7ゲーム差となり、阪神優勝時の最大ゲーム差(6・5=1964年)のデッドラインを超えた。開幕から4カード連続負け越して優勝したチームも過去にない。しかし、いずれも甲子園で一戦もしていないうちに起きたこと。近年、セ・リーグの優勝チームは本拠地で2桁以上の貯金を作っており、甲子園で勝って勝って勝ちまくれば、負のデータも吹き飛ばせる。  「無観客でスタートして、少しでも入ってもらえるというのは、また前に進んだなという思いもあるし。少ない人数だとしても、ファンが入ってくれた中でプレーできるというのは、特にホームなので力に変えてやっていければと思う」  まずは開幕カードで3連敗した宿敵・巨人に借りを返す。昨年は開幕から6連敗して10勝15敗と負け越し、12年連続勝ち越しなしとなった。ここでズルズルいくわけにはいかない。生声援を受けるDeNA戦まで一気の6連勝といけば、5割復帰だ。甲子園にファンを迎えられることは、矢野虎にとって百人力。巻き返しの光は見えている。(大石豊佳)

DAZN

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
巨人
1041 0.714
(-)
-
(-)
10583
(-)
49
(-)
20
(-)
11
(-)
0.273
(-)
3.270
(-)
2
(-)
DeNA
960 0.600
(-)
1.5
(-)
10576
(-)
57
(-)
17
(-)
3
(-)
0.297
(-)
3.550
(-)
3
(-)
ヤクルト
770 0.500
(-)
3
(-)
10665
(-)
73
(-)
17
(-)
9
(-)
0.251
(-)
4.540
(-)
4
(-)
中日
780 0.467
(-)
3.5
(-)
10552
(-)
65
(-)
9
(-)
2
(-)
0.260
(-)
4.290
(-)
5
(-)
広島
571 0.417
(-)
4
(-)
10757
(-)
57
(-)
16
(-)
3
(-)
0.281
(-)
4.300
(-)
6
(-)
阪神
4100 0.286
(-)
6
(-)
10641
(-)
73
(-)
14
(-)
13
(-)
0.221
(-)
5.010
(-)