1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
西武 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 5 | 6 | 2 | 1 |
ORIX | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 6 | 1 | 0 |
勝利投手:ニール(9勝1敗0S) (セーブ:増田 達至(3勝1敗24S)) 敗戦投手:荒西 祐大(1勝3敗0S) 本塁打 |

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◆西武は初回、中村の2ランで先制する。そのまま迎えた9回表には、森の適時二塁打などでリードを広げた。投げては、先発・ニールが7回途中無失点の好投で今季9勝目。その後は5人の継投でリードを守った。敗れたオリックスは、好投した先発・荒西を打線が援護できなかった。
◆西武秋山翔吾外野手(31)は今季99得点で、3年連続4度目の100得点まであと1。シーズン100得点の連続記録は98~02年松井(巨人)の5年が最長だが、パ・リーグで3年は78~80年福本(阪急)94~96年イチロー(オリックス)に並ぶタイ記録になる。
◆先発はオリックス荒西、西武はニール。西武は1回、2死一塁から中村の中越え26号2ランで先制。オリックスは3回まで無得点。 オリックスは4回、1死から連打で得点圏に初めて走者を進めながらも、得点を奪えず。西武は2回以降、6回まで無得点。 西武は9回に森、栗山の適時二塁打などで3点を追加し快勝。先発ニールは9勝目を挙げた。オリックスは引き分けを挟み2連敗。荒西が3敗目を喫した。
◆オリックスは打線の拙攻が尾を引き、西武に完敗した。右膝の炎症により2日のロッテ戦を欠場したロメロが7回2死一、三塁のチャンスに代打で登場。空振り三振と不発に終わった。 6安打1得点の打線に西村監督は「(荒西が)2点で踏ん張っていただけになんとか援護してあげないといけなかった」と悔やんだ。
◆西武ザック・ニール投手が自身8連勝で9勝目を挙げた。 初回に2点の援護を受けると、立ち上がりからストライク先行の投球。6回1/3を5安打無失点に抑え、「試合までの1週間で1人1人のバッターをどうやって攻めればいいか研究している。そこを突き詰めてやれている」とうなずいた。
◆オリックス先発の荒西祐大投手は7回2失点の粘投も打線の援護なく今季3敗目を喫した。 初回2死一塁から西武中村に先制2ランを被弾したが、2回以降は最速149キロの直球を軸に、追加点を許さなかった。荒西は「初回の先制点を与えたことは反省しなければいけない」と悔やんだが、「しっかりと打者に向かっていく自分らしいスタイルで投げることができた」と手応えを口にした。 西村監督は「今日の1番の収穫は荒西。今までよりはしっかり投げることができていた」と評価した。
◆西武中村剛也内野手が同期の栗山巧外野手に6本目の誕生日弾をささげた。 初回2死一塁の場面でバックスクリーンへ26号先制2ランを運んだ。3日は同期入団の栗山の36歳の誕生日で、祝弾の中村は「そんなに打ってんの? その(祝う)気持ちが打球を押してくれたと思います」。 栗山も9回に貴重な適時二塁打を放ち「いい形でつないでくれた。自分も出てよかった」と自らも祝った。
◆西武中村剛也内野手が9回に三振を喫し、通算1712三振で秋山幸二(ダイエー)のパ・リーグ記録に並んだ。 プロ野球記録は西武、巨人、オリックスでプレーした清原和博の1955三振。
◆記録ずくめの山賊がマジック点灯を阻止した。西武秋山翔吾外野手(31)が、9回に森の適時打で生還し、試合を決定づける得点を挙げた。これで今季100得点とし3年連続で大台到達。パ・リーグではイチロー氏以来3人目の快挙となった。負ければ首位ソフトバンクにマジック18が点灯も、5-1で勝利を収めゲーム差も1をキープした。膠着(こうちゃく)状態を打ち破る秋山の一打が、試合を決定づける糸口となった。9回先頭の打席。たて続けのスライダー攻めを、4球目で右前へ運んだ。塁に出ると3番森の右中間を割る適時打で生還。1回の2点先制から動かなかったスコアをようやく進ませた。「最後に仕事ができてよかった」とホッとした表情を見せた。 この得点で今季100得点とし、3年連続で大台に到達した。パ・リーグでは福本、イチローに並ぶ記録に「後ろにかえしてくれるバッターがいないとできない記録。自分が出て、誰かがかえす形ができている。その役割だけはできているのかなと思う」。森はこれでパ・リーグの捕手としては初の10試合連続打点をマーク。中村、山川の100打点コンビもいる。強力な仲間を信じて打った秋山の今季159安打目もリーグ最多を走る。 旧グリーンスタジアム(ほっともっと神戸)の芝生の上を走る51番の姿を初めて目の当たりにしたのは、小学2年生のときだった。日本シリーズまで勝ち上がったオリックスをテレビで見た。その場所で、記録に肩を並べた。「確率よくヒットを打つタイプの究極系がイチローさん。次に誰かがこの記録を出したとき『誰や? 秋山って』と言われないようにしたい」と襟を正した。 この勝ちが持つ意味は大きい。1ゲーム差で追うソフトバンクのマジック点灯を阻止。ピタリと背後につき、プレッシャーをかける。辻監督は「ソフトバンク勝った? いいね~。全然いいね~。気になるけど、その前に自分たちが目先の試合に勝たないといけない。ベンチの雰囲気もいい。選手たちはやってくれると思いますよ」と、逆転Vに絶大な信頼を寄せた。【栗田成芳】
◆負ければ首位ソフトバンクにマジック18が点灯も、勝利を収めゲーム差も1をキープした。 辻発彦監督のコメント。 「ソフトバンク勝った? いいね~。全然いいね~。気になるけど、その前に自分たちが目先の試合に勝たないといけない。ベンチの雰囲気もいい。選手たちはやってくれると思いますよ」
◆西武のニールが七回途中まで無失点の好投で9勝目を挙げた。ストライク先行でテンポ良く凡打を重ね、四回1死一、二塁のピンチも中川を三ゴロ、宗を遊飛で得点を許さなかった。自身の連勝を8に伸ばし「いいチームだし、野手がたくさん打ってくれるので、すごく助けられている」と謙虚に話した。 これで先発した試合でチームは10連勝と、不安定な投手陣の中で奮闘が光る。「ゴロを打たせれば、バックがアウトにしてくれるから自信を持って投げられる」と語った。
◆オリックスは九回に1点を奪うのがやっとだった。延長十二回で2得点にとどまった2日に続き、好調だった打線が失速。右膝痛のため2試合連続で先発を外れたロメロの穴が大きいが、西村監督は「みんなでカバーするしかない」と言葉に力を込めた。 ロメロは七回に代打で出場し、空振り三振に倒れた。「まだ少し痛む」と万全ではない様子。上位3位入りを狙うチームは、9月は1分けを挟み2連敗と苦しいスタートとなった。
◆再三の好機を生かせなかった。先発のD3位・荒西(ホンダ熊本)が7回2失点の粘りの投球も、打線が援護できず。5度、得点圏に走者を進めながら、1得点しか奪えなかった。今季西武戦の対戦防御率12・46だった右腕の好投に報えず、西村監督は「きょうの収穫は荒西でしょうね。だからこそ、援護してあげないと」と攻撃陣に苦言を呈した。
◆九回に右前打で出塁した秋山が、森の右越えへの適時二塁打でホームに生還し今季100得点目。福本豊(阪急)、イチロー(オリックス)に並ぶ3年連続100得点のパ・リーグ記録を樹立した。リードオフマンは「1番に戻ってから得点が多い。誰かがかえす形ができている」と森、中村、栗山と続くクリーンアップに感謝。一方、森は8月23日の楽天戦から10試合連続打点とし、1997年に鈴木健がマークした球団記録に王手をかけた。
◆西武は3日、オリックス22回戦(ほっと神戸)に5-1で勝ち、首位・ソフトバンクとの1ゲーム差を維持した。4番の中村剛也内野手(36)が、一回にバックスクリーン左へ先制の26号2ランを放ち、これが決勝点となった。敗れれば、ソフトバンクに優勝へのマジックナンバーが今季初点灯していたが、山川穂高内野手(27)に代わって4番を務める主砲が貴重な一打で阻止した。 必殺"祝砲人"ここにあり。中村が盟友・栗山への思いを乗せ、バックスクリーン左に先制の26号2ランを突き刺した。 「詰まり気味だったし高く上がらなかった。入ってよかったです」 勝たなければ首位・ソフトバンクに優勝へのマジックナンバー「18」が点灯していた一戦。一回2死一塁で、荒西の低めの直球をすくい上げた。残した言葉はいつも通り淡々としていたが、試合開始7分での一発で逆転優勝を目指すチームを勢いづけた。 祝砲なら、この男にお任せあれ。この日は力強くタッチを交わした次打者、栗山の36歳の誕生日。実は、これで盟友のバースデーは9戦で6本塁打目だ。「えっ? そんなに打ってるの」と驚きながら「その(祝福の)気持ちが、打球を押してくれたと思います」とニヤリと笑った。 ちなみに2008年に結婚した夫人、麻里恵さんの誕生日は1週間後の9月10日だが、この日も8戦8発。自身の誕生日、8月15日も今年のオリックス戦(メットライフ)で2年連続3度目のアーチを架けている。 大阪出身の中村と兵庫出身の栗山。担当スカウトが同じだった縁で、入団会見のため上京した新幹線も同じだった。マイペースな中村にストイックな栗山。対照的な性格を栗山は「水と油みたいな関係」と冗談めかすが、刺激し合って今の互いの地位がある。 栗山も九回に適時二塁打を放ち、地元での勝利に貢献。「(中村は)ホームランボールをくれなかったですね。憎いです」と笑いを誘った。 今季を「8番・三塁」でスタートした中村だが、8月11日のロッテ戦(ZOZOマリン)から不振の山川に代わり、2年ぶりに「4番」へ返り咲いた。「4番」で先発出場した試合は今季20試合で打率・342、6本塁打、22打点と活躍。チームも15勝5敗と好成績で、まさに首位猛追の立役者となっている。 「4番」の矜持(きょうじ)を結果で示す。一昨年の夏、中村は頭角を現した若き4番・山川に対し、事あるごとに「ドッシリしとけ」「みんなが打てないときに打てばいい」と心構えを説いてきた。教え通り存在感を見せる36歳は「4番を打ちたくないわけではないけど、本来なら山川が打つべきだと思っている」と後継者の背中を押すことも忘れない。 これでリーグ2位の103打点。山川、森とともに西武勢で3傑を独占する。同一球団の3人が打点ランク3位までを独占すれば、1979年の阪急((1)加藤英司104(2)島谷金二102(3)マルカーノ97)以来、40年ぶり2度目の偉業。そんな"史上最強打線"の中心に中村はドッシリと座る。 主砲の活躍で首位との1ゲーム差も維持した。辻監督は「ベンチの雰囲気もいいし、やってくれると思う」と逆転Vへの確かな感触を示した。 (花里雄太)
<パ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
ソフトバンク |
66 | 53 | 4 | 0.555 (↑0.004) | - (-) |
20 | 515 (+3) | 485 (+2) | 163 (+2) | 105 (+1) |
0.252 (-) | 3.610 (↑0.02) |
2 (-) |
西武 |
67 | 56 | 1 | 0.545 (↑0.004) | 1 (-) |
19 | 667 (+5) | 627 (+1) | 157 (+1) | 123 (-) |
0.266 (↓0.001) | 4.490 (↑0.03) |
3 (-) |
楽天 |
61 | 59 | 4 | 0.508 (↓0.005) | 5.5 (↓1) |
19 | 540 (+2) | 517 (+3) | 125 (+2) | 39 (-) |
0.253 (-) | 3.860 (-) |
4 (-) |
ロッテ |
61 | 61 | 4 | 0.500 (↑0.004) | 6.5 (-) |
17 | 560 (+2) | 538 (-) | 145 (-) | 71 (-) |
0.249 (-) | 3.880 (↑0.04) |
5 (-) |
ORIX |
55 | 61 | 6 | 0.474 (↓0.004) | 9.5 (↓1) |
21 | 473 (+1) | 537 (+5) | 85 (-) | 109 (-) |
0.244 (-) | 4.000 (-) |
6 (-) |
日本ハム |
56 | 64 | 5 | 0.467 (↓0.004) | 10.5 (↓1) |
18 | 503 (-) | 527 (+2) | 85 (-) | 46 (-) |
0.252 (-) | 3.850 (↑0.01) |
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