1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
DeNA | 0 | 0 | 2 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 4 | 8 | 0 | 1 |
広島 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 3 | 0 |
勝利投手:濵口 遥大(6勝3敗0S) 敗戦投手:ジョンソン(8勝7敗0S) 本塁打 |
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◆DeNAは0-0で迎えた3回表、ソトの2ランで先制する。5回には、ロペスの犠飛で追加点を挙げた。投げては、先発・濱口が6回無失点の好投。その後は三嶋、エスコバー、山崎の継投で完封リレーを飾り、濱口は今季6勝目を挙げた。敗れた広島は、打線が4安打と沈黙した。
◆広島は7月19日巨人戦から16試合続けて本塁打中。 連続試合本塁打の球団記録は79年8~9月の21試合で、2位は18年8~9月の16試合。今日も1発が出れば、18年を上回って球団単独2位の記録になる。
◆DeNAが3回にソトの29号2ランで先制した。先発浜口は3回まで2安打無失点。広島先発ジョンソンは3回まで70球を要した。 DeNAが5回に満塁からロペスの犠飛で1点追加。広島ジョンソンをKOした。広島は6回に初めて得点圏に進めるも無得点。 終盤にも加点したDeNAが逃げ切り、連敗を阻止。先発浜口が6勝目。広島は今季5度目の0封負けで連勝はストップした。 広島ジョンソンが7敗目。
◆広島が今季最多に並ぶ14三振を喫し、5度目の完封負けとなった。連勝は2で止まり、首位巨人とのゲーム差は2に開いた。緒方孝市監督(50)の談話は以下の通り。 -浜口がよかった 緒方監督 そうね、相手の浜口投手にいいピッチングされたね。中盤のところでなんとか1点...6回か。相手も苦しくなっていたところ。1点入れば流れ変わるかなというところで、しっかり投げきられた。エラーもあり、なかなか反撃の流れにつながらなかった。 -三振が多かった 緒方監督 横から見ていても、いい高さからチェンジアップと、今年覚えたカットボール...。真っすぐがボール先行になりながら低めにストライクが入っていた。その中でのチェンジアップ。バッターがどっちつかずになった。今シーズンはちょっとストライク、ボールがはっきりしてたんだけど、今日は中盤くらいまでずっとよかった。だから、6回のところで点を取りたかった。また明日、切り替えてがんばります。
◆広島クリス・ジョンソン投手が5回8安打3失点で7敗目を喫した。 3回にソトに先制の29号2ランを打たれ、連続無失点イニングは「19」でストップ。5回はロペスに左犠飛を許した。 5回で球数が107球を数え、裏の打席で代打を送られた。チームトップタイ9勝目を逃し「ここから2カ月は本当に重要。野球は点を取らないと勝てないゲーム。判定とかいろいろ絡んでタフな試合が続くけど...」と話した。
◆ワイルドな浜ちゃんの投球が、広島打線にハマった。DeNA先発の浜口遥大投手(24)が、今季初の2桁三振となる11Kを奪った。 17年10月4日の中日戦(横浜)に並ぶ、自己最多タイの奪三振。「直球の走りがイマイチだったけど、特にチェンジアップが良かった。いい感じで抜けていた。決め球にも、カウントを整えるものにも使えた。それが、緩急につながったと思う」。右打者には逃げるような軌道を描き、左打者には内角をえぐるような宝刀チェンジアップで完璧に手玉に取った。 三浦投手コーチから以前に「もっと髪を伸ばして、ワイルドな感じでいってみたら」とアドバイスを受けたハマの浜ちゃん。長く伸びた髪をなびかせ、マツダのマウンドで仁王立ちした。与四球はわずか「1」。「しっかりゾーンで勝負できていると思う」と逃げるはずがない。同コーチは「今日のチェンジアップは本当に良かった。今日の抜け感を忘れないでほしい。投げっぷりもワイルドだったね」と満面の笑みで称賛した。 浜口は気合満点で臨んでいた。9連戦の2戦目。初戦を落とした中での一戦に「順位が入れ替わるかもしれない。そうすれば、チームの意識も変わってしまう。ここで、もう1度、チャージを掛けないといけない」と魂の115球だった。6回4安打無失点で今季6勝目。首位巨人の背中にぴったり付ける好投は、自身にとっても、チームにとっても、大きなものだったに違いない。ワイルドだろ~?【栗田尚樹】
◆DeNA宮崎敏郎内野手(30)が、広島17回戦(マツダスタジアム)の6回の打席で負傷交代した。 3球目をファウルし顔をゆがめたが、その後も打席に立った。6球目を再びファウルしたところで、さらに苦しい表情を見せ石川と交代。ラミレス監督は「左手。(抹消については)様子を見る」と説明した。
◆広島が天敵浜口の前に散発4安打に封じられ、7回以降は中継ぎ陣に無安打に抑えられた。 三塁すら踏めず、今季5度目の0封負けで連勝が止まった。 またもDeNA浜口にやられた。ブレーキの利いたチェンジアップを駆使され、走者を出しても進塁打すら打てず、5回まで二塁すら踏めなかった。初めて走者を得点圏に進めた3点ビハインドの6回2死一、二塁も、松山が内角高めの際どいコースへのチェンジアップにバットが出ず見逃し三振。昨年9月11日から3連敗となった左腕に11三振を喫した。 広島は連勝とともに連続2桁安打も「2」で止まった。緒方監督は「6回、相手が苦しんでいるところで(点が)入れば流れが変わるところをしっかり投げ切られた。エラーで失点して反撃ムードにつながらなかった」と振り返った。攻守に精彩を欠き、首位巨人とのゲーム差は2ゲームに広がった。
◆DeNAネフタリ・ソト内野手(30)が、打撃部門2冠に躍り出た。 0-0の3回2死一塁からジョンソンのカーブを捉え、右中間へ先制の2ラン。巨人坂本勇に並び、リーグトップタイの29号。77打点もリーグ1位の数字。「チームの勝利に貢献できたことがうれしい」と振り返った。
◆DeNAは7日、広島との17回戦でアクシデントに見舞われた。 六回の攻撃で2死一塁から打席に立った宮崎はカウント2ボールからファウルを打った際にどこかを痛めた様子で打席を外れた。トレーナーも心配そう駆け寄ったが、宮崎はプレーを続行。再び打席に立ち、次のスイングとなったフルカウントかたのファウルで苦痛に顔をゆがめ、左脇腹をおさえるようなしぐさをみせ、そのまま打席の途中で石川に交代した。 昨年まで2年連続でベストナインに選ばれるなど、チームの中心選手だけに症状が心配される。宮崎は2017年4月に左脇腹を痛めて約2週間、1軍から離れたこともある。
◆DeNAは7日、広島との17回戦でアクシデントに見舞われた。 六回の攻撃で2死一塁から打席に立った宮崎はカウント2ボールからファウルを打った際にどこかを痛めた様子で打席を外れた。トレーナーも心配そう駆け寄ったが、宮崎はプレーを続行。再び打席に立ち、次のスイングとなったフルカウントかたのファウルで苦痛に顔をゆがめ、そのまま打席の途中で石川に交代。試合中に広島宿舎市内に戻り、治療を受けた。 ラミレス監督は試合後、「左手を痛めた。詳しいことは明日の様子をみてから決める」と話し、手首付近を痛めたと説明した。昨年まで2年連続でベストナインに選ばれるなど、チームの中心選手だけに症状が心配される。
◆DeNAの宮崎が六回の打席中に左手を痛めて途中交代した。3球目をファウルした際に苦悶の表情を浮かべ、そのまま打席に立ったが、6球目を再びファウルした後にラミレス監督から交代を告げられた。 ここまで開幕から全103試合に出場してきた。ラミレス監督は「6日にも気にするそぶりを見せていた」と心配そうだった。
◆DeNAのソトが巨人の坂本勇に並ぶリーグトップの29号2ランを放った。三回2死一塁で、フルカウントからジョンソンの浮いたカーブを捉えて右中間席へ先制アーチをかけ「ジョンソンは好投手。数少ない失投を狙っていた」と喜んだ。 前日6日は広島バッテリーにカーブを多投されて9試合ぶりの無安打に終わっていた。やられていた球を仕留めて来日2年目、通算208試合目で70本塁打に到達。ラミレス監督は「シーズン前から、本塁打王争いで彼を脅かす選手はいないと言っている」と2年連続のタイトル獲得に太鼓判を押した。 ラミレス監督(6回無失点で6勝目を挙げた浜口に) 「嶺井とのコンビネーションが良く、直球とチェンジアップの使い方が良かった」
◆広島のジョンソンは打線の援護なく、5回3失点で7敗目を喫した。三回2死でソトに右中間へ先制2ランを運ばれて自身20イニングぶりに失点し「ミスだと思う。風にも乗ったと思うが」とリズムに乗れず、五回にも3連打で無死満塁とされ、犠飛で失点した。 「別に状態は良かった」と言うが、球審の判定にいら立ちを見せ、5回で107球と球数がかさんだのが響いた。 緒方監督 「浜口投手にいい投球をされた。エラーもあっての失点で反撃ムードにつながらなかった」 島内(7月30日以来の登板で2回を投げて5三振を奪い、無安打無失点) 「間隔が空いても、感覚が悪くならないようにブルペンで投球したりしている。問題ない」
◆今季5度目の零封負けで連勝が2で止まり、2位・DeNAとのゲーム差が1・5、首位巨人との差も2に広がった。好投を許した浜口について緒方監督は「チェンジアップとカットボールが決まっていた」と脱帽。打線は今季ワーストタイの14三振を喫し、7月19日の巨人戦からの連続試合本塁打は球団2位タイの16で止まった。 ソトに2ランを浴びるなど5回3失点で7敗目の広島・ジョンソン 「別に状態は悪くなかった。ソトへのボールはミスだった」 7月30日以来の登板で2回無失点の広島・島内 「間隔が空いても、感覚が悪くならないようにブルペンで投球したりしている。問題ない」
◆DeNA・宮崎敏郎内野手(30)が7日、広島17回戦(マツダ)の六回の打席でファウルを打った際に左手を痛めて交代した。 3球目をファウルした際に苦悶の表情を浮かべ、そのまま打席に立ったが、6球目を再びファウルした後にラミレス監督から交代を告げられた。試合中に広島市内の宿舎に戻り、治療を受けた。 ラミレス監督は「昨日(6日から)から気にするそぶりを見せていた。詳しいことは明日(8日)の様子を見てから決めたい」と語った。宮崎はここまで開幕から全103試合に出場。打率・279、13本塁打、44打点の成績を残していた。
◆昨季本塁打王のソトが三回、右中間席へリーグトップに並ぶ先制の29号2ラン。来日2年目、通算208試合目で70本塁打に到達した。77打点と合わせて2冠となり「トップはいいことだけど、チームに勝利に貢献できたことがうれしい」。球宴明けの後半戦は打率.355(76打数27安打)、4本塁打。23打点はリーグトップだ。
◆セ・リーグ2位・DeNAが首位・巨人を0・5ゲーム差でピタリと追走だ。浜口遥大投手(24)が3位・広島を相手に6回4安打無失点の好投。6勝目を挙げ、広島との差を1・5ゲームに広げた。 「(順位争いを)かなり意識していました。順位が入れ替わってしまうと、チームの勢いがそがれると思い、絶対に勝ちたいという気持ちで投げました」 直球は理想の球威ではなかったが、好調時は2段階、3段階にも減速する自慢の"必殺球"チェンジアップが効果的だった。「右打者にも左打者にもカウント球にも決め球にも使えた」と、自己最多に並ぶ11個の三振を積み上げ、同じ左腕の好投手・ジョンソンとの投げ合いにも勝った。 敵地に強い。ビジターでは9試合目の登板(先発8度)で5勝1敗、1ホールドだ。マツダの完全アウェーの雰囲気にも全く動じることなく、「ヒット1本で盛り上がるけど、逆に粘ってやろうと思う。ランナーを出しても慌てずに3つのアウトを取ろうと考えるだけ」とニンマリ。この日も赤く染まるスタンドを力投で黙らせた。 「きょうの勝利は非常に大きい。たとえ明日負けても2位で横浜に戻れるし、1位で戻る可能性もある」。負ければ3位転落だった一戦をものにし、ラミレス監督も満足げ。巨人の"真後ろ"で、抜き去るタイミングを見計らっている。 (湯浅大)
<セ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
巨人 |
54 | 45 | 1 | 0.545 (↑0.004) | - (-) |
43 | 476 (+9) | 407 (+3) | 126 (+2) | 59 (-) |
0.264 (-) | 3.800 (↑0.01) |
2 (-) |
DeNA |
54 | 46 | 3 | 0.540 (↑0.005) | 0.5 (-) |
40 | 429 (+4) | 401 (-) | 114 (+1) | 30 (-) |
0.248 (↓0.001) | 3.560 (↑0.04) |
3 (-) |
広島 |
53 | 48 | 3 | 0.525 (↓0.005) | 2 (↓1) |
39 | 432 (-) | 414 (+4) | 105 (-) | 58 (-) |
0.252 (↓0.001) | 3.390 (-) |
4 (-) |
阪神 |
46 | 52 | 5 | 0.469 (↓0.005) | 7.5 (↓1) |
40 | 374 (+2) | 435 (+11) | 70 (+1) | 70 (+2) |
0.249 (↓0.001) | 3.600 (↓0.07) |
5 (-) |
中日 |
46 | 55 | 0 | 0.455 (↓0.005) | 9 (↓1) |
42 | 385 (+3) | 404 (+9) | 64 (-) | 51 (-) |
0.260 (↓0.001) | 3.930 (↓0.05) |
6 (-) |
ヤクルト |
41 | 60 | 2 | 0.406 (↑0.006) | 14 (-) |
40 | 457 (+11) | 519 (+2) | 115 (+3) | 40 (-) |
0.240 (↑0.001) | 4.590 (↑0.03) |
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